魔法少女サイト第12話「私たちは不幸じゃない」

魔法少女サイト第12話「私たちは不幸じゃない」は、おさげとおかめの管理人を殺す結末。

冒頭はおさげの管理人が「不幸」の話をしていた。
これは奴村の回想に見えた。
それから、おさげから「管理人は負のエネルギーを王に献上する」と説明を受けていた。
テンペストとは「負」を克服した世界に変わること。
テンペストで進化できない人類は死ぬと。
更に巨大な目玉が奴村を管理人に認定。
奴村の幻覚かそういう異形の世界なのかわからなかった。

シーンが現実に戻ると彩が銃で潮井達を転送。
彩は1人残って奴村と一緒に死ぬつもりだったらしい。
と思いきや奴村は復活。
しかし目が赤くなって奴村の意識はなかった。
おさげはこうなるとわかってて見守ってた感じ。
奴村は瞳に横線が入ってた。
普通の魔法少女は縦線。
正式に管理人になると他の管理人のように「ガワ」が宿るんでしょうね。

管理人になるには彩を殺して奴村の不幸を消す必要があるらしい。
奴村の不幸とは彩のことだった。
どうも彩に介入したせいで殺人鬼を嬲り殺しにできなくなったのが「不幸」らしい。
奴村はスマホから赤い光球を出して彩にぶつけてた。
しかし間一髪で避けたらしい。
以降、彩VS奴村は校舎内でバトルを始めた。

転送された潮井は治療カッターでさりなの治療を試みるけど、もう死んでるような気配だった。
とは言え、EDではさりなが生きていた。

紗雪は鉄塔に逃げて、落雷でエンチャントし、追って来たオカメの群を一刀両断。
おかめはこれで死んだっぽいけど正体は描かれてない。
まあ元魔法少女だろうけど、死体が描かれないと死んだのか疑わしい。

彩VS奴村は彩が自分に銃を撃って奴村の背後へ転送。
そして奴村を羽交い締めにして自分ごと銃を撃ってどこか人気のない浜辺へ転送。
ここはもう一度来ようと約束した海だった。
何か彩のバトルセンスが成長してるｗ

彩が奴村の光球を海に転送すると、海が緑色に光った。
そして雨のように海水が振ってきた。
奴村は戦意がなくなりその海水を眺めていた。
それで彩は奴村に話しかけるのだけど、奴村は彩の首を絞める。
この辺はさやかを説得しようとしてた杏子を連想した。

彩は首を絞められつつも自分の胸に銃を撃った。
すると彩は、かつて両親を殺された幼児期の奴村の前に現れた。
奴村の心象風景なのか時間遡行かわからない。
彩は奴村に銃で命を転送し、奴村に与えたらしい。

奴村は正気に戻って彩と一緒に銃をおさげに撃った。
命を与えると正気に戻るってのは管理人はゾンビみたいな存在なんですかね。
銃を使って寿命を与えるって機能も突然出てきて、12話で終わらせる為に取って付けた感がある。
原作マンガではその辺、説明があるのかな。
Kindleで無料の第1巻は読んでみたけど、折を見て続きも読もうと思う。

おさげの転送先は電車の正面。
更に奴村は時間停止させていた。
おさげは時間停止中でも意識があり、体は動かずとも会話できた。
奴村達は「もう不幸じゃない」と断言。
奴村は時間を動かし、おさげは電車にはねられて死んだ。
でも今まで管理人って超人的な感じだったよね。
電車程度で本当に死んだんだろうか……。
おさげも正体と死体が描かれてない。
これも本当に死んだのかなと疑う理由。

EDは管理人会議。
彩と奴村が不幸を受容したのが「大罪」と判定。
王は怒っていると言うけど、何かのカプセルに浮かんだままで何も話してない。
何か管理人のリーダーが王の威を駆って操ってる感じなんだよね。

要は刑事の元に監禁されていた。
そこは魔法少女のステッキが大量に保管されていた。
刑事には金髪の妹がいたらしい。
一緒に映っているポートレートを立てていた。

この子も魔法少女だったのかもね。
管理人の中に妹のなれの果てがいるのかもしれない。

ステッキは女の子が使わないと意味がないらしい。
男なのに使った要は「お仕置き」が必要だった。
刑事はなぜか服を脱いで要の背後に迫った。
まさかのBLかと思ったｗ
そして口を開いて牙を見せた。
何が起きたのかは描かれず、要の叫び声だけが聞こえた。
刑事の正体は吸血鬼っぽい印象だった。

最後は奴村と要が2人で一緒にベッドで寝て、手を握り合っていた。
王は「もっと不幸になってもらいましょう」と宣言。
要は俺たたエンドで、彩達と管理人の戦いは続く。
12話なんでしょうがないけど、半端なタイミングで終わった感じ。