オカルティックナイン第8話「我々のたどり着いた究極の医療なのだ」感想

オカルティックナイン第8話「我々のたどり着いた究極の医療なのだ」は、
八福神の会に迫るエピソードで、再び伏線回になってた。

冒頭は前話の引きで我聞が死体安置所に来たシーンの少し前から。
及び腰の我聞をゾン子が焚きつけてただけ。
今まで伏線だらけで無駄の無いシーンが続いていたので、
伏線と無関係だったのがちょっと意外。
このシーンも電線からカラスが見ていたので、
動物を操って監視してるんでしょうね。

他、サライ、澄風も来て自分の死体を確認していた。
茶店で自分は死んでると語ってたのに、
死体を見てさすがにショックを受けてた。

我聞は街を彷徨って誰か自分に気づいてよと訴えてたけど、通行人は全員我聞を無視。
これは特に伏線ではなさそうｗ
涼風はみゅうの自宅へ来てたけど、みゅうは居留守。
サライの母はテレビのカラーバーを見ながら泣いてた。
もう廃人としか言いようがない表情だった。

ここから3月7日(月)に飛んでた。

白髪少年が同人作家西園に言うには、
スカンジウムを体に打ち込むと死んでも死なないと。
スカンジウムは八福神の会がばらまいているらしい。
西園は自分が見えるのなら、少年も既に死んでいると指摘していた。
また、少年は選民だと主張していた。
このシーンではカメラの手前を蜘蛛が横切っていた。
普通に考えて意味の無い演出はしないはずなので、この蜘蛛も操られてそう。

鬼崎は普通に我聞が見えていたけど、鬼崎も死んでるってオチなんじゃ？
西園は「幽霊が見えるのなら、少年も死んでる」と主張してたし。
でも刑事は鬼崎が見えてたんだよね……。
サイコメトラーだから幽霊が見えるだけ？
鬼崎は我聞の遺品のスカイセンサーを持ち歩いていた。
我聞も同じスカイセンサーを持ってた。
鬼崎は我聞の父が八福神の会と関わりがあったと突き止めていた。
八福神の会の元はスピリチュアルセミナーで、
我聞父はそのカリスマ講師だった。
鬼崎は電話で緊急事態と署に呼ばれ、第8話では出番は終わり。

ムムー編集長は八福神の会と繋がってた。
編集部のモアイ像のようなものに何かを隠していた。
そのPCには橋上教授の未発表論文が保存されていた。
編集長は澄風に気づいてなかった。
編集長が前話で泣いてたのは澄風の死とは違う理由かもねえ。
或いは八福神の計画までは知らないのかな。
澄風はサライに論文のことを教え、サライは澄風に全文を渡すよう要求していた。

八福神の会では第2フェイズが成功と宣言していた。
256人の霊体が「我々の時間」とシンクロしていると言ってた。
このシンクロが第2フェイズらしい。
元はマイクロチップを体内へ埋め込んで人を支配する計画があり、
コストの問題で実行を断念していたものの、
少量のスカンジウムを埋め込んで人を操る計画に移行したと。
永遠の命を餌に「新世界システム」を売り、
その購入者を「選民の皆様」と呼んでいた。
やはり白髪少年は死んでる。
でも購入者ならその事を知ってるはずで、
騙されて実験台にされた子なのかもねえ。
少年は親が金持ちだと言ってたけど、
新世界システムを自分に適用する前に、
子どもで「実験」してみたのかもしれない。

八福神の会の最高指導者みたいな人物が、音声だけで会議に参加していた。
全員、頭を下げて敬服していた。
音声は変調され機械の声のようになってた。
コメントでは我聞の父と言ってたけど、我聞の父は死んだはず。
スカンジウムを投与されたので幽霊となってるにしても、
なぜ音声だけで会議を聞いてたのか意味がわからない。
それにスカンジウムは世界支配の手段で、
支配したい側の父が意識を操作されるスカンジウムを受け入れるとは思えない。

茶店で我聞、サライ、澄風、りょーたす、森塚が集まって情報交換していた。
森塚は別に真相を知ってたわけではないらしい。
知ってると思わせて相手に自白させるテクニックだった。
でも事件当日の夜にサライに「携帯を使わない方がいい」と忠告してはいたので、
ある程度は知ってるんでしょうね。

最後はみゅうの「ちーちゃんの回想」で、
ちーちゃんにタロット占いが当たるのを褒められ、
女子高生占い師として活動を始めたらしい。
そしてみゅうの携帯にちーちゃんを名乗る者からメッセージが届いて引き。
サライも前話で携帯を見て驚いてたけど、
みゅうと同じようなメッセージだとすると、
死んだ人＝橋上教授からメッセージかなと予想。