新アニメ版ベルセルク第16話「獣鬼の森」は、魔女の館に辿り着くエピソード。
前半は旅の合間の閑話休題的なエピソードで、
ファルネーゼが家事を何もできないので落ち込んだり、
イシドロが両手を使って戦う事を思いついたり、
いつもの夜の魔との戦いがあったり。
ファルネーゼが落ち込んでるシーンでは、
帝都に戻るか尋ねたセルピコに「帰るものか」と返答する。
原作だと「初めて私は私を見出したのだから」
と内心の言葉があるけど、アニメではカットされていた。
この台詞が無いとなぜファルネーゼが同行するのかわからないんじゃ……。
まあキャラクターの心理を想像すればわかるのかな。
私はそういうのは得意ではないので、
台詞が無いとわからなかったかもなあ、と。
このシーンは川辺だったけど、川の流れはさすがにCGで綺麗だった。
イシドロが旅の商人から食糧を盗むのはカットw
ガッツとの模擬戦後に、故郷の村を出た回想もカット。
原作だと、今までずっと手持ちの駒でやりくりしてきたとガッツに言われ、
確かに村から出てずっとそうしてきたと思い直して、
これからはガッツを利用してやると腹黒い決意をするw
セルピコがガッツを殺したいと語るのは、
このまま旅を続けるとファルネーゼが危険だから。
でもアニメはこの台詞はカットしてたので、
前に戦った時の遺恨で敵視してるようにしか見えない。
あと「ファルネーゼが死んだら、覚悟してもらう」と宣言するのもカット。
なので、セルピコはガッツにずっと敵意を秘めてるように見えてしまうw
で、道中「トロール」と遭遇してキャスカをイシドロが守るけど、
魔女のシールケが割って入ってトロール達を撃退。
イシドロはどの道自力ではトロールの群れを撃退できなかったくせに、
シールケが邪魔したと思ってるのかシールケに絡んでた。
ここでずっこけてシールケの胸を触ってしまうという、
昭和のラブコメみたいなシーンがw
後半は魔女の館に到着して、護衛のゴーレムと戦うシーン。
ガッツは死霊だと勘違いしてた。
ただ原作だと「何かが違う」と違和感はあるけど、
アニメだとこの台詞は無いので死霊だと思い込んでる感じ。
イシドロもゴーレムをいなしてるけど、
原作だといつもの「夜の魔」と同じ感覚で戦ってるとわかる。
台詞やシーンカットで、アニメではたいして長いこと戦ってない。
最後に出たフローラが島本須美とは驚いた。
どこかで聞いたことあるなあとは思ったけど。
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