新ベルセルク第14話「冬の旅路」あらすじと感想

新ベルセルク第14話「冬の旅路」は、
エルフヘルムへの旅を始めた直後から。
でも全体的にはファルネーゼの生い立ち回だった。

冒頭はシールケが白い鷹を小鳥を利用して見てた。
シールケが斎藤千和とは気付かなかった。
意識して聞けば暁美ほむらっぽい。

ガッツ達が野宿するのは原作だとセルピコの回想の後。
ここで、パックが見張りをすると主張してガッツは寝るけど、
ガッツが悪夢を見て目覚めると、パックは魔に乗っかられて気絶してた。
それでガッツが普通のトーンで「信じた俺がバカだった」とあっさり。
あまりに普通のトーンなんで笑ってしまうｗ
ギャグシーン的な演出が一切無かったんだよね。

中間部はファルネーゼの生い立ちをセルピコ視点で回想。

父は忙しくて娘の相手をしない。
母は遊び呆けてるだけ。
要はネグレクトという消極的な虐待をされてたわけ。

ファルネーゼが小動物とかを燃やしてたシーンはカットされた。

ファルネーゼはセルピコと出会う前からわがままだったけど、
たぶん決定的におかしくなったのは古い人形を燃やした時。
燃やせという父の命令だから従ったのではなく、
父が人形の事を覚えてなかったのがショックだったから燃やしたんでしょうね。

許嫁との結婚を命じられてセルピコに全裸で抱きついた際に、
セルピコが後悔混じりに話してたのは、
この時のセルピコの本心は抱きたかったからかと。
でも異母兄妹なので近親相姦になるしねえ……。
でもファルネーゼはそのことを知らないので、
セルピコですら自分を拒絶したと思って傷ついた感じ。

これをきっかけにファルネーゼは聖鉄鎖騎士団に入団し、
邪教徒狩りに執着するようになるけど、
騎士団長は恐らく処女が条件なので、
今後も起こりうる婚約を合法的に拒絶するのと、
幼児期に火刑を見て興奮してたという性欲との両立かな……。

回想の最後はセルピコが自分の母を火刑に処したエピソード。
ここで原作のファルネーゼは必至の形相で松明を渡してるけど、
アニメだとさすがにそこまでの表情ではなかった。

回想はこれで終わり。

最後はガッツが魔に襲われた後、
夜が明けて怯えるキャスカを拘束してロープで引っ張り回すエピソード。

キャスカが逃げ出して孤立して夜盗のおっさんの食事を盗んでたけど、
全裸の女って事で輪姦されそうになり、
覚醒したキャスカに剣で殺されてた。
ガッツは事後に追いついたけど、
キャスカの股間が血塗れになってるので、
恐らくは未遂ではなく、犯された後でしょうね。
アニメだとその辺は黒塗りになってた。
キャスカの筋力で男共をふりほどけるとは思えないし。
事後に油断した隙をついて殺したんだろうと。

その直後、ガッツがキャスカを犯そうとするけど、
バーサーカー化する前に我に返ってた。
そこでキャスカの右胸に楕円の血痕が残ってたけど、
これはガッツが胸を噛んだ痕跡のはず。

最後にファルネーゼがガッツに傅いて旅に同行するようお願いして引き。