劇場版「BLAME」あらすじと感想

劇場版「BLAME」がNetflixで配信されてると気付いて視聴。

2017年5月公開の作品なのに、もう配信されてるんですねえ。
半年以上先かと思ってた。
調べたら公開時点でNetflixがネット配信してたので、
他のアニメの劇場版とは事情が違いますね。
気付かなかった……。

シドニア同様のCGアニメ。
顔のアップとかはたぶん手描き。

冒頭は謎の少女のモノローグ。
これはヅルという少女の孫が祖母から聞いた話という視点で語られていたと、エピローグで判明する。
ヅルが昔出会った霧亥という男の伝説という体裁。

それから、スターウォーズの帝国兵のようなスーツを着た集団が、
メガストラクチャー内部に潜入していた。
「どろどろ」を探しに潜入したらしい。
これは原作の電基漁師一族。
物語全体はこの電基漁師のエピソードが主で、
霧亥はこの一族に旅すがら関与したという描き方だった。
要するに荒野の用心棒とかの西部劇と似たようなフォーマット。

後でわかるけど、この集団のヅル達は「おやっさん」に断らず勝手に装備を持ち出していた。
ヅル達は「監視塔」に感知され、セーフガードに見つかって次々に斬殺。
セーフガードの動きは予想と違ったキモい動きだったw
昆虫の真似をしてる四つん這いの人間っぽい。
人面蜘蛛というか……。

原作のヅルはただの医療従事者って感じだった。
一方、アニメのヅルは歴とした漁師で、しかもリーダー格。
セーフガードの襲撃でも普通に戦ってた。

セーフガード襲撃の生存者はヅルと他2人のみ。
戦闘シーンはCGとは思えない動きだった。

ヅルが逃げた先に謎の人影と遭遇。
これが霧亥だった。
霧亥はセーフガードを例の重力子放射線射出装置で消滅。
放射線の軌跡が熱線っぽいのは想像とは違った。
ビーム状のブラックホールのようなものと想像してたので、
ビームが当たった場所が溶岩のように溶けるのも想像してなかった。
原作だと単に丸く抉れていただけだし。
あと原作のような「ドン」という大威力で後ろに吹っ飛ぶのは無かった。

霧亥はヅルにヘルメットを脱ぐよう指示。
霧亥の話し方はどうも抑揚が乏しい、人工音声的なニュアンス。
ヅルが脱ぐと「監視塔」は無反応。
本来は監視塔が反応するらしい。
無反応だったのは霧亥の能力らしい。
というか、監視塔なんて原作にあったっけ。

ヅルは霧亥の求めに応じてヘルメットを脱いだけど、
なぜか頬がピンクに染まってたw
一目惚れ何ですかね……。
脱いだのはたぶん霧亥も素顔をそのまま晒していたからでしょうね。
霧亥はヅルの瞳を走査し正体を分析。
ヅルはネット端末遺伝子を持ってなかった。
他2人も持ってなかった。
原作の霧亥はサナカンにマイクロマシンを植え付けられ、
機能を回復して瞳の文字の意味を理解できるようになってたので、
この霧亥は機能回復済みって事ですかね。
まあ原作と同じ設定という保証は無いけど。

霧亥は少年くらいのサイズだったはず。
実際、原作でも少年と間違われていた。
でもこのアニメだと「おやっさん」より背は高かった。
調べたら電基漁師一族は霧亥よりも小さいという設定だった。
私の記憶の方が間違っていた。

霧亥は子供にカロリーメイト的な棒状の食糧を無言で渡した。
それを水に浸すと一瞬で何倍にも膨張。
集落の人全員に配給できる程の量だった。
これは原作には無い描写。
もしかして原作の棒も水に浸すと膨張するのかも。

霧亥がネット端末遺伝子を探していると知って、
おやっさんは祖父母から聞いた「腐れ祠」の話を思い出した。
それは集落の下部の事で、シボの干からびた体と人格があった。
集落はシボが作った塗布防電の結界で守られていた。
この設定はオリ要素だけど、塗布防電技術自体はシボのもの。
干からびた体ってのは原作通りの出会い。
原作では生電社の廃棄層で懲役を受けていた。
シボは1752万6千時間(約2000年)待ってたらしい。
となると、塗布防電は2000年も動作し続けていた事になる。
動力源はヘイグス粒子?
初見では霧亥の来訪を予知してたと錯覚したけど、
どうも以前にも霧亥と会った事がある様子。
霧亥の代謝が効率的なので食事はほとんど必要ない事をなぜか知ってるので。

シボが言うには偽装端末でネット端末遺伝子を代用できると。
偽装端末を作るには自動工場に行く必要がある。
そこでシボを担いで自動工場へ。
自動工場は原作のメンサーブの東亜重工内に登場してた。
となると監視塔は東亜重工の警備システムかな。
でも東亜重工内にセーフガードは入れないはずで、
元セーフガードの霧亥が入れるのはなぜなのか。
自動工場は監視塔に守られていたけど、霧亥が傍にいると無反応だった。
それは霧亥の首輪の装置が監視塔を無効化しているようだった。

自動工場ではカロリーメイトのような棒状の食品を生産。
莫大な量の食糧を一瞬で生成していた。
極端すぎでちょっと吹いたw

シボはシステムをハックしてたけど、急に無言になった。
ハックがバレて今度は大量のセーフガードが生成されてた。
一同はセーフガードに囲まれるけど、
霧亥はセーフガードに1発撃って、それっきりだった。
どうも重力子放射線射出装置は霧亥の生体エネルギーが動力源っぽい描写。
装置を撃たなかったのは「電池切れ」のせいかな。
あと、原作にも無いナイフでセーフガードを刺殺するシーンもあった。

シボは新しい体を手に入れてセーフガードに応戦。
無言になったのは人格を新しい体に転送したから。
セーフガードから逃げる途中、タエという子が遅れた。
ヅルが戻ってタエを救出したけど、
実はこの時点で既に本物のタエは死んでいた。
仲間はタエをセーフガードに潰されたと言ってたんだよね。
これは比喩ではなく本当の意味で潰れてた。

シボは軌道車輌を操作して自動工場から脱出。
この際に霧亥がアンプルを撃って充電し、
追って来たセーフガードを重力子放射線射出装置で一掃。
そしてエネルギー切れで意識を失っていた。
この時、霧亥視点で網膜に「充電」らしい文字が出てた。
BLAME重力子放射線射出装置の充電シーン
アンプルを首に刺すことで一時的に瞬間充電し、
重力子放射線射出装置を使えるようになったという描き方だった。

一同は集落に戻って食糧を配給。
束の間のパーティ感があったけど、
その量は持って数ヶ月程度。
自動工場には戻れそうになかった。

ヅルはどうも霧亥に惚れたっぽい様子。
これも原作には無い設定。
寝ている霧亥にここに残るよう話しかけてた。
そこにシボが来て霧亥に額を近づけると、
光が額か瞳から出てデータ通信してるような描写。
そして霧亥は目覚めた。
やっぱり霧亥と以前にも会った事があり、データリンク済みって感じ。
意識不明の霧亥を寝ているだけと訳知り顔で話してたり。

タエは実は上位セーフガード「サナカン」が変装していた。
ここでタエが殺されてサナカンがタエの複製を作る回想が出てた。
露骨な描写は無いけど、グシャってタエが潰される音が聞こえた。

サナカンは集落の防電装置を突破すべく、タエに偽装していた。
そして集落の塗布防電装置を漁師の銃で破壊。
更に重力子放射線射出装置らしき銃で次々に漁師達を殺してた。
でもこの後のシーンで
「重力子放射線射出装置の使用許可を求める」
と言ってるので、この銃は違う。
でも重力子放射線射出装置と描写が区別つかないw

で、霧亥がサナカンと戦うのだけど、サナカンの方が強かった。
格闘戦の最中にサナカンは霧亥の右腕を切断。
霧亥は銃を腕ごと落としてしまう。
そしてサナカンは重力子放射線射出装置を床の構成材から生成していた。

サナカンは霧亥を「盗まれた個体」と表現。
元セーフガードってのは原作でも示唆されていたけど、
盗まれたというのは無かったはず。
原作だと「密使」。

シボは偽装端末遺伝子でネットスフィアに接続。
その試みは結局は失敗していた。
サナカンは「違法接続」を感知し、シボを熱線で殺害。
しかしシボはネットスフィアの電子界にいて、
電子界では現実とは異なる時間が流れてるので、
現実のシボが死んでも電子界ではまだ死んでなかった。
ネットスフィア内でシボは廃棄層の座標を入手。
原作と同じ描写だけど、原作ではセーフガードを停止させていた。

ヅルが霧亥の右腕から銃を拾い、階下の霧亥に投げ渡してた。
その銃を拾った霧亥は例のアンプルを刺して充電。
最大パワーで撃った重力子放射線射出装置は、
サナカンの左掌のバリアを突破してサナカンを破壊。

エピローグは腕に人格(脳)を移していたシボが、
腕だけで動く小型ロボットのようになってた。
そして漁師達を廃棄層に誘導すべく昇降軌道へ。
ここも監視塔が不法居住者を認識してた。
数秒後にセーフガードのダウンロードが始まった。
しかし霧亥は昇降軌道に乗ろうとしなかった。
そして首に付けていた装置をヅルに投げ渡し、漁師達と別れた。
最後の台詞も「俺はネット端末遺伝子を探している」で〆。
以降、ヅルたちは霧亥と再会してない。
シボがどうなったのかは不明。
霧亥が乗らなかったのは廃棄層は下にあり、
霧亥は数千階層下から登ってきてるので、
下に戻るわけにはいかないからでしょうね。

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