僕だけがいない街第2巻も読んでみた。
続きが気になるので。
引きを作るのがうまいと思うw
18年前の小学生時代にタイムリープした悟は、
その頃に誘拐殺人の被害者となった女の子・雛月を助けようと奔走する。
何となく、担任の男が真犯人の顔に似ている気がする。
でも1巻で悟母が「容疑者から外したので覚えていなかった」と言ってるから、担任なら容疑者云々とは関係なく、さすがに覚えている気がする。
ケンヤという同級生がいて、この子がなかなか鋭い。
悟が雛月のことを好きなのでアタックしているという振りをするけど、
ケンヤは違う理由で雛月に拘っていると見抜いている。
ケンヤは雛月が書いた作文を読んで、母から虐待されている雛月のSOSを読み取ったらしい。
何となく、ケンヤは雛月のことが本当に好きな気がする。
物語の本筋とは関係ないっぽいけど、浜田という同級生との短距離走で、悟はわざとギリギリで負けたらしい。
悟は走りながら「勝っていいのか?」「勝つべきは浜田だ」とか思ってる。
そして浜田が勝ったものの、浜田に「お前みたいな奴は大っ嫌い」と喧嘩を売られている。
ゴールしたシーンで、見ていた雛月が呆れたように目を伏せているけど、悟がわざと負けたと気づいたっぽい。
回りの友達は、浜田が負けそうになったから切れていると勘違いしている。
浜田は悟がわざと負けたと気づいてると思う。
悟はこの18年前のシーンを思い出し、このことを「失敗を繰り返してしまった」と後悔してる。
つまり、わざと負けるのは間違いだったと。
でもこのことを雛月に「浜田は速かった」と嘘をついてしまい、
雛月と親しくなる為に嘘はつかないと断言したのに嘘をついたことで、雛月の信用を一時失ってる。
でもこのあとで信用を回復しているから、このエピソード要るのかなという気はする。
雛月が失踪する日の前に自分の誕生日会に誘い、失踪を回避できたと思いきや、雛月は変わらず失踪してしまう。
つまりこれは、失踪の原因を把握しそこねている。
前日に夜遅くまで自宅から離すだけでは無意味だったわけだ。
2巻はここで終わり。
巻末のあとがきマンガを読むと、
荒木飛呂彦が推薦文の帯を当初は「四部を手伝ってもらって」と書いていたのを「三部」と書きなおしてもらったらしいけど、
これは作者の名前とのダジャレと言ってるのが面白いw
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