アニメ版極黒のブリュンヒルデ第3話「鎮死剤」の感想も原作との違い重視で。
アニメの良太は寧子が包帯を巻いてたり、学校へ来ない理由を察してない。
単に「何かあった」としか思ってない。
原作だと、寧子は薬を飲むか注射しないと死ぬと推測してる。
これは前に寧子の隠れ家に行った際に、
寧子が「薬を取ってくる」と言ってたのを思い出したから。
やっぱりアニメ版の良太はちょっと鈍感。
火事の時に良太が佳奈をおぶって逃げる際に、
佳奈に「キーボードが無いと静かだな!」と憎まれ口を聞くのがカット。
面白い台詞だと思うのだけど……。
薬が無くなって佳奈が「私を殺して」と訴えるシーンで、
原作だと鼻血が出るけど、アニメだと口から血が出てた。
鼻血だとシリアスなシーンが台無しだから?
でもそういうシーンで敢えて鼻血を選ぶのが、この作者の特徴なんだけどねえw
良太が薬の工場へ行けばいいと説明するシーンで、
原作はすぐにそれを思いついているけど、
アニメではちょっと間が空いていた。
パッと思いつく原作よりもアニメは頭の回転が遅い印象。
カズミがこの回で初登場。
原作では寧子との会話でカズミの名前と能力が出る。
この直前シーンで画面左端に足が浮いているとコメントの指摘があったw
ホントに足みたいな模様の正体不明の何かがあった。
良太がカズミとの取引は鎮死剤と聞いて、
原作では「自分の命を切り売りしているのか?」と驚いて尋ねている。
これに寧子が「(人を助ければ)私たちの命は何倍にでもなる」と答えてる。
アニメでは良太の台詞は内話のみなので、寧子の反応は無し。
工場襲撃の手紙にも類似のメッセージがあるんで削ったのかも。
カズミが一般人を巻き込んだと責めるシーンで、
良太が返事するのになぜか妙な間があいていた。
ここも頭の回転が鈍いような……。
良太がカズミの能力を聞いて、原作だと素因数分解できると察するけど、
アニメだとそこまでは察してない。
これも頭悪い感じ。
良太が寧子の黒子に気づいてからモノローグが続くシーンは、
原作では気にならなかったのだけど、台詞付きだと長いw
刺客の沙織はすぐに寧子を殺す勢いだったのに、
なぜか良太のモノローグ中ずっと立ち止まってる。
原作だと頭の中でパッと思ったことに見えるけど、
それを全て発話してるので、長く感じる。
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