アニメ版極黒のブリュンヒルデ第7話「希望のかけら」の感想も原作との違い重視で。
第7話はOPテーマ無しでアバンがそのまま本編に。
ただ台詞の邪魔にならない程度の低い音量でOPが流れてた。
もう尺が足りないのかとコメントでも言われてました。
良太と小五郎の会話で、(魔女は)人体改造された超能力者という説明をしてるけど、
原作では良太の台詞だったのが、アニメは小五郎。
この変更で、小五郎が原作よりも良太の話に乗ってきてるように感じる。
良太はカズミに学校の玄関で殴られて困惑してたけど、
カズミの表情の意味をわかってない様子。
原作のカズミでは爽やかに微笑んでいるけど、空元気にも見える。
アニメだとカズミは照れているように頬が赤くなってた。
その直後にカズミが階段を駆け上がるシーンは、
原作でもアニメでもカズミの顔はちょっと泣きそうに見える。
これは原作だと寧子のカラオケが気になる良太が、
ひとりで様子を見に行ったのをカズミが気づいていたみたいで、
カズミがひとり天文台で体育座りをして落ち込んでいるので、
その後の登校時に良太を見かけて、カズミに振り向こうとしない良太に怒ってたと取れる。
アニメだと殴るのはカラオケの前になってるので、カズミの心情がイマイチわからない。
その前日に佳奈が「良太は寧子を好き」という話をして、
寧子は頬を赤くしつつも幼馴染みが好きなだけと否定するのを、カズミがじっと見てる。
寧子と良太が両想いと察して、ライバル視した感じだけど、
それで良太を殴って照れる意味がわからないw
で、寧子がカラオケに行くシーンはカットかと思ってたら、アニメでも採用されていた。
尺が足りないならカットしても構わない、特に必要の無いエピソードな気がするけど……。
入れるならカズミが殴る前に入れればいいのに。
小五郎からの電話連絡は薬のコピーの話のみ。
原作だと宇宙人の受精卵の話も伝えている。
この受精卵の話は原作ではもっと後の「ドラシル編」に関わるので、アニメではカットしたのかも。
カズミ達が水着で過ごしているシーンで、
良太が小鳥のおっぱいをチラ見すると、
寧子が怖い顔で「なに見てるの?」と聞いていたw
原作ではじーっと見てるけど、怖い顔ではない。
カズミの端末のパーツを買いに行くと決めるシーンで、
アニメの良太はちょっと考えてから秋葉原に行くと話してるけど、
原作だとすぐにその話をしてる。
普通の演出だけど良太はめっちゃ頭いいキャラなわけで……。
九が黒幕に事態を説明するシーンで、
原作では魔女が暴行を受けて倒れているカットがあったけど、
それがキカコなのかは不明だった。
アニメでは九が「キカコを尋問した」とはっきりと言ってた。
寧子を殺そうとしたキカコは、拷問せずとも魔女の情報を吐くと思うのだけど……。
「きついお仕置き」と言ってたので、情報提供と関係なく拷問したのかも。
コピー薬が間に合わないと告げるシーンで、
原作の良太はすぐにその話をしているけど、
アニメはかなり間を開けてから打ち明けていた。
これはアニメの方がいいかも。
これを聞いたカズミがひとりで階段で泣いてるとヒグラシの鳴き声を被せてたのを、
「残り少ない命とヒグラシをかけている」というコメントがあった。
この解釈で合ってるかと。
単にそういう季節ではあるけど、他のシーンで同じ鳴き声は出てないので。
良太とカズミが秋葉原に行くシーンで、
良太との待ち合わせにカズミが来るのが、
原作では9時10分で10分遅れはそのまま。
アニメでは10時10分なのに10分遅れと言ってる。
時計が間違っているのか、台詞が間違ってるのか、
カズミを気遣って10分と言ったのか。
カズミが1時間も遅れるのは、ちょっと違和感。
カズミが必要な部品の値段が4500円だった。
原作では1385円。
良太が「けっこう高いな」と言うシーンなので、
高校生のバイト代から見て高いと言える値段に変えたんでしょうね。
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