新アニメ版銀河英雄伝説第6話「イゼルローン攻略前編」元帝国人の連隊

新アニメ版銀河英雄伝説第6話「イゼルローン攻略前編」は戦闘前の艦隊形成フェーズだった。

ヤンはキャゼルヌにユリアンの為にMPの配備を要請。
知人の家に預けようとしたらユリアンが拒否したらしい。
ヤンに「留守の間は留守司令官としてこの家を守る」と言ってたらしい。
何か裏があるのかなと勘ぐってしまう。
ユリアンは実は憂国騎士団と通じてるので、身の危険を感じないのかなと。

副指令艦にフィッシャー、幕僚にムライとパトリチェフが着任。
「ムライえらい変わったな」と言われてた。
旧作知らんので検索すると確かにｗ
左が旧作のムライで、右が新作のムライ。

それとフレデリカっていう女中尉が着任。
グリーンヒルの娘で、前にエルファシルの空港で珈琲を渡した子。
あれから8年と言ってたけど、6話しか見てないし8年経ってる感じがしないｗ
フレデリカはヤンを「絶対的な信頼を植え付けた」と評していた。

ヤンは中年の下士官から若いことを揶揄されていた。
シトレ本部長も嘲られていた。
通りがかったビュコック提督はヤンを擁護。
「大樹の苗木を見て笑ってるのかもしれんぞ」と釘を刺していた。
ビュコックは「若い」とも言われてた。

ビュコックも調べたけど、言うほど若いとは思えなかった。
若作りとも言われてたので、服装の印象に引っ張られてるんだろうね。

ヤンはシェーンコップの連隊に「大変なお願い」をすべく自ら出向いていた。
本来はシェーンコップからヤンと会いたいと要請していた。
フレデリカはシェーンコップが帝国に裏切るとの噂を話していた。
その根拠は13という不吉な数字で、ヤンの艦隊が第13艦隊で、シェーンコップが13代連隊長だったから。
またシェーンコップのローゼンリッター連隊は帝国からの亡命者で結成された連隊だったから。
ヤンはそんな噂を「根拠はないに等しい」と一蹴していた。
キリスト教でもないのに13が不吉なのかとツッコまれていた。
なぜ不吉なのかは13日戦争という核戦争の前例があるかららしい。

シェーンコップの部下はヤンやフレデリカを軽く見ておちょくってた。
フレデリカはそいつをCQCで倒していた。
と思いきやシェーンコップ太佐が制してた。
「悪ふざけがすぎる」と。
わざと投げられてたらしい。
これがからかいとして成立する理由がよくわからないｗ
マゾなのかと。

シェーンコップは「悪い奴」とか「不良中年」と言われてた。
私は原作も旧作知らないのでネタなのか区別がつかない。
でもヤンとの対談ではヤンを信用した感じだった。
何しろ「シェーンコップが裏切ると全ての作戦が成立しない」とすら言ってた。
そこまで言われ、ヤンの尻馬に乗る気になったらしい。
シェーンコップは「ルドルフ大帝以来の詭弁家」ともヤンを評していた。
ヤンはイゼルローン後は退役すると言ってた。
でも物語は続くはずで、キャゼルヌも前に「軍は手放さない」とも言ってた。
ユリアンを脅しのネタに使おうと思えば使えるよね。
ヤン自身の意思で軍務を続けるとは思えない。

帝国側シーンは基本はナレーションで説明していた。
イゼルローンではゼークトとシュトックハウゼンが対立していた。
競って同盟軍を倒して夥しい戦果を上げていたらしい。
と言うことは、それを見越しての人事だろうね。
戦果を上げられるのは同盟軍から何度も侵攻を受けてるって事だし、
イゼルローンはよほど重要な拠点らしい。

同盟の(ヤンの)作戦はシェーンコップ連隊を帝国のスパイにして、
同盟から追われていると嘘の通信を行い
イゼルローンの援軍を誘ってイゼルローンを手薄にする事だった。
しかしオーベルシュタインは同盟の罠と上申。
ここでも声優の諏訪部順一の塩沢兼人っぽい演技は好評だった。

最後は片目を負傷した艦長がイゼルローンと交信。
なぜ片目だけ負傷するのかと疑わないんだろうか。
この作品ではよくある負傷なんだろうけど、
宇宙戦艦の戦闘でそんなレベルの負傷を追うのは不思議。
これが19世紀くらいの戦記物だったらわかるんだけど……。

ゼークトは救援に応じて援軍を派兵。
何と「全艦隊」を出撃させた。
まあ今までの連勝続きだったんだろうね。
それにシュトックハウゼンの艦隊が後ぞなえに付いているはずだし。
それとも「全艦隊」とはイゼルローンの全艦隊なんだろうか。

アンケートでは「とても」が77.0％「まあまあ」が16.1％、計93.1％が「良かった」だった。

とても良かったが低めだけど、トータルでは90％超え。
戦闘シーンには期待してるってコメントもあったけど、次回はそういうエピソードだろうね。