ダンジョン飯もだいぶ前に無料配信か割引キャンペーンで買ったはず。
もう忘れたけど……。
内容は剣と魔法のファンタジー世界で、
モンスターを倒して調理して食うという、異色のグルメマンガw
主人公ライオスは戦士で、そのパーティはダンジョン深くのドラゴンと戦い全滅しそうになってた。
そこでライオスの妹ファリンが犠牲を払って仲間を全員テレポート。
引き替えにファリンはドラゴンに食われたらしい。
ドラゴンの襲撃はライオスが道に迷ったのが遠因で、
もうついてけないと仲間が2人離脱。
荷物も迷宮内に置いてきたままで一文無し。
今の装備を換金するとダンジョンを探索する不安が残る。
そこでモンスターを調理して食費を浮かせるという案で、
ファリンを助けに向かうという導入。
初めはちょうどキノコの魔物が通りかかったので撲殺。
キノコだけでは足りないのでサソリの魔物もザリガニみたいに釣ってたw
魔物の調理は初めてで、煮てみるとマズかった。
そこで偶々通りかかったドワーフのおっさんが割り込んで、調理法を伝授してた。
何しろ10年も魔物を食ってたらしい。
で、初めてのダンジョン飯は「大サソリと歩き茸の水炊き」だった。
想像付かないけど、サソリはカニっぽい質感に見える描き方。
キノコはそのまま現実のキノコと同じ。
あとスライムの天日干しも食ってたけど、干瓢みたいだったw
ドワーフはセンシという名前でドワーフ語で探求者の意味。
ずっと前からレッドドラゴンを食べてみたかったらしく、
ライオス達と利害が一致してパーティに加わったw
ライオスは魔物の調理法をろくに知らないので、
こういうキャラがいないと話が進まないものねえ。
それにパーティに残ったのは、
魔法使いのマルシルと、盗賊のチルチャックのみだった。
これでは戦力が心許ないだろうし。
次の調理は食人植物に生っている実をもいだタルトを作ってた。
実はピーマン的な外見で「魔物を調理してる感」は薄い。
3つ目の食材はバジリスクだけど、要は大きな鶏でしかないw
普通に鶏肉料理の調理法と同じシーンで、
内臓を抜いて、内部に香草を詰めて、丸焼きにして食ってた。
バジリスクは別のパーティを襲ってたので、
その1人が蹴爪の毒を受けて瀕死の重傷。
しかし毒消しを香草代わりに使ってたので、
バジリスクの丸焼きを食って回復。
助かった戦士らしき男はライオスにお礼を言うけど、
その後、食人植物に挑んでパーティが全滅したらしいw
このパーティが後でライオス達に関わるのかと思った矢先に、1コマであっさりだった。
4つ目はマンドレイクとバジリスクの卵のオムレツ。
マンドレイクは引っこ抜くと叫び声を上げ、
その声を聞くと気が狂ってしまうという植物で、魔物とはちょっと違うw
しかしセンシは抜いた直後にマンドレイクの首を切って叫び声を封じてた。
マルシルは魔導書に載ってるやり方に拘って、
かつ自分も役に立つ事を認めさせたくて、
大蝙蝠に紐を付けてマンドレイクを抜かせていたけど、
声を聞いて狂った大蝙蝠はマルシル目がけて突進。
それでマルシルも叫び声を聞いてしまい、一時的に気が触れていた。
しかしこのおかげで、マンドレイクを叫ばせた方が味がよくなる事を発見。
結果的にマルシルが望んだ形ではないけど、センシから感謝されていたw
5つ目は宝箱の罠の煮えた油を使って、
マンドレイクの掻き揚げを調理。
これはチルチャックが活躍してた。
実質、チルチャックが主役。
罠が発動するスイッチを探したり、
宝箱の罠を外して、センシが大鍋で煮え油をキャッチ。
ドワーフなせいか、180度の油に指を突っ込んでも平気っていう熟練の料理人かよとw
最後は動く鎧を調理。
鉄の鎧をどうやって食うのかと思ってたら違った。
ダンジョン飯の動く鎧とは、鎧の隙間に入り込んだ軟体生物の事。
軟体生物が群体となり、空の鎧を動かしていた。
その姿は丸で貝のようだった。
というわけで、実質的には貝料理の話となっていた。
ただ味はキノコっぽいと。
頭部は丸ごと蒸し焼きにしたせいで、
カビの味が染みついていたとオチをつけてた。
動く鎧には剣の柄の部分にも軟体生物が寄生していた。
しかしライオスはその事を黙って剣を拾っていた。
今後、非常食にするのかなと予想w
全体を通して見ると、現実にも存在する食材を魔物で再現って感じのマンガだった。
読む前はもっとゲテモノが出てくるのかなと想像してたけと違った。
毎回ギャグ入りだし、そこそこ面白いけど、そこは残念なポイント。

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