一度きりの大泉の話 萩尾望都
再生(仮) 緒方恵美

君の名は。あらすじと感想

君の名は」が話題なので視聴。
首都圏では初のテレビ放送があったらしい。

事前情報は断片的には知ってた。
要は2人の男女の意識入れ替わりネタだった。
ただし、3年前の過去の女の子と入れ替わっていた。
過去と現在の2人の意識の入れ替わりネタはゲームのリメンバー11とかに似てる。
ただし、新海誠監督としては映画「転校生」がヒントだったらしい。


女の子「三葉」が住んでいる糸守には1200年前に彗星が落下してた。
正確には彗星の破片が落下して爆心地みたいな盆地になってた。
この彗星が再びやって来て、同様に破片が落下し、糸守は壊滅して三葉も死ぬ。
それを現在の男の子「滝」が過去のみつはに教え、
糸守の住人を救おうとする話だった。

冒頭で、滝が電車から降りた三葉からリボン(組紐)を受け取ってた。
これは一見、三葉が見てた夢のようだった。
後でわかるけど、実は3年前の滝視点の記憶だった。
起きると三葉は自分の胸を揉んで確認していたw
三葉が学校へ行くと、友人から前日の三葉がおかしかったと言われてしまう。
なので、入れ替わりは少なくとも1回は既に起きていた。

三葉の実家の「宮水神社」は組紐という伝統文化を受け継いでいた。
三葉の父は糸守の町長で、再選を目指して選挙が控えていた。
それで祖母は三葉の父が神社を継がなかった事を愚痴ってた。
町長の地位に拘ったのは彗星落下と関係してそう。
元は神道の学者って設定なんだよね。
世俗的な権力欲とは思えない。

宮水神社には「口噛み酒」という儀式があり、
これは巫女が口に酒を含んでから吐き出した酒。
友人や観光客は「うげっ」とかなり引いてたw
しかしこれが宮水の女が意識の入れ替わる原因。
正確には、社に奉納する事で酒に入れ替わりの力が帯びるらしい。
祖母はこの酒の意味は失われたが、
形だけでも継承すべきという考えだった。
意味が失われたのは繭五郎という人物の失火で古文書が焼失したから。
となると、古文書には意識入れ替わりの説明があったんでしょうね。

翌日、三葉は再び滝と入れ替わっていた。
滝の声優は神木隆之介で、女の子っぽい演技が上手かったw
一方、三葉はチンコを触って確認していたw
もちろん滝も胸を揉んで確認していた。

滝となった三葉は普通に高校へ向かうけど、昨日約束をすっぽかしたと言われてた。
三葉は道に迷ったと返答。
本当は本物の滝がすっぽかしてる。
理由は描かれないままだった。

滝である三葉はバイト中、先輩の奥寺という成人女性にクレーマー処理で助けて貰う。
その返礼に奥寺の破れたスカートを縫うのだけど、女子力高いと揶揄されてしまう。
本物の滝にはこんなスキルはないw
三葉は滝のスマホの画像を見て、奥寺に惚れていると察する。
それでスマホに滝宛のメッセージを残して、
奥寺に告白できるようにアドバイスし始める。

一方、滝も三葉の日記に自分が三葉になってた間の情報を書き残していた。
それで2人はお互いに入れ替わりが起きていると自覚。
ここで30分弱経過して挿入歌が入ってたけど、
テレビアニメの全4話構成の1話のEDってタイミングだった。
なので、元は数話分だったのをまとめて劇場版にしたのかと錯覚した。

ある日、三葉になった滝は「御神体」に向かう祖母に同行。
御神体とは隕石の落下地点に生えた木の下の岩屋だった。
祖母は三葉が入れ替わっていると察してたようで、
「夢を見とるな」と指摘していたのだけど、
その刹那に入れ替わりが終わってしまう。
というか、シーンを飛ばしたんだろうか。
目覚めた滝はなぜか涙が出ていた。
泣いてたのは滝になってた三葉の方だったのかもしれないけど。

元に戻ると滝は奥寺とのデートに行くハメになった。
これは三葉がお膳立てしたもの。
滝から戻った三葉の方もなぜか泣いていた。
2人が泣いていた理由は不明なまま。
と言うか、滝になってた三葉が泣いた状態で元に戻り、三葉になっても泣き続けていたのかもしれない。

滝はデート中に奥寺に「別人みたい」と言われてしまう。
恐らく奥寺が好感を持ったのは三葉の方。
しかし奥寺は今の滝は別の子が好きと言い出す。
滝はその事を自覚してなかったらしい。
デートは奥寺が途中で帰ってしまい、
滝はスマホの三葉のメッセージ「明日は彗星が見れる」を読んで、訝しがっていた。
明日ってのは入れ替わりの日で、既に戻っているから正にこの日。

三葉側では彗星から破片が落下し、その破片は糸守を直撃してしまう。
これは後からわかるシーンで、実際には彗星から破片が分離する描写だけ。

これ以降、三葉と滝の入れ替わりは起きなくなってしまう。
滝は三葉の連絡先に電話しても繋がらなかった。
と言うか、今まで電話しようとしなかったのか……。

滝は三葉の間の記憶を頼りに、糸守の風景画を描き上げる。
そして何と電車に乗って糸守を訪ねる。
しかし、それを友人の司と奥寺が嗅ぎつけて同行。
滝はメル友に会いに行くと勘違いされていた。
司は「心配」と言ってたけど、好奇心じゃないかとw
奥寺としては、心変わりした滝が好きになった子を、確認したかったんじゃないですかね。

飛騨地方のどこかと見当をつけて糸守を探すけど、
滝が描いた風景の手がかりはなかった。
と思いきや、たまたま立ち寄ったラーメン屋の店主が糸守出身だった。
糸守は3年前に彗星の落下で全滅していた。
滝のスマホに残っていた三葉のメッセージは、その時なぜか文字化けして全て消滅。
この消滅の理由は何も説明がなかった。
ノートの文字の方はどうなんだろうね。
更に滝は三葉の名前をなぜか忘れていたけど、
直前で新聞記事で名前を確認してたじゃんw
と言うか、時代が3年ズレていると気付かなかったのはなぜなのか。
カレンダーとか新聞とかで日時を目にする機会はたくさんあったはず。

翌朝、滝は三葉の幻聴を聞いて彗星の落下地点へ。
そこには宮水神社の御神体に奉納した「口噛み酒」があった。
滝はこの酒を何と飲んでしまう。
滝が三葉と入れ替わってた時に、酒と入れ替わりとの関係を示唆する情報に触れる機会は無かったと思うのだけど……。

実際は飲んでも何も起きなかったけど、
滝が転倒すると意識が再び三葉と入れ替わった。
その際、社の天井に彗星の絵が見えた。
それは恐らく、この社が彗星に関わる社だから。
更に三葉の母が三葉を産んだ時から、
ある程度成長するまでの記憶が流れ込んでいた。
三葉の母・二葉は出産の際の死産が元になって死んだらしい。
父は神主を辞めて神社を去っていた。
でも糸守の町長になってんだよね。
父が糸守に拘る何かがあるはずで、それは彗星に関する事じゃないかと。
あと記憶の奔流から、髪を切った日の午前に三葉自身が東京に来ていた事も知る。
これが冒頭の滝に組紐を渡したシーンに繋がる。

入れ替わりは彗星が落ちる当日だった。
祖母は再び三葉の入れ替わりを察してた。
祖母も母も、かつて入れ替わりを経験していたらしい。
しかしその記憶は薄らいでいた。
なので、滝が彗星落下を訴えても聞く耳を持たなかったw

三葉(滝)は友人に頼んで糸守の住人を避難させようとしていた。
それは防災無線で偽の情報を流して住人を被害範囲の校庭へ誘導するというもの。
しかし三葉(滝)は父の説得に失敗し、役場を巻き込めなかった。
じゃあ父親は彗星とは関係ない動機で町長になったのかな……。
友人の名取やてっしー達は三葉が言う彗星の落下説を信じてた。
一応、1200年前にも落下してるってのが根拠。

ここで回想が入り、3年前に滝が謎の女の子と電車で会ってたとわかる。
その際に髪を結ってた組紐を貰ってた。
滝は組紐を誰から貰ったか、忘れていた。

三葉(滝)は社に向かい、滝(三葉)を探すけど、なぜかお互いの姿は見えなかった。
本当は時間が3年ずれているので、会えるはずがないんだよね。
しかし「片割れ時」(日の入り直前)になるとお互いの姿が見えた。
この謎も何の説明も無かった。
この時、入れ替わりが戻ってた。
お互いの掌に名前を書いて忘れないようにしたけど、
三葉が書こうとすると時間切れで三葉は消えてしまった。
するともう滝の記憶は薄らいでいた。
でも名前だけなんだよね。
他の記憶は残っていた様子。

一方、三葉は滝の名前を覚えていた。
この理由もよくわからない。
と思ったら、時間差で忘れてた。

三葉達は発電所を爆破し、名取は防災無線を乗っ取って避難を誘導。
と思いきや、三葉達の計画は町長である父にバレていた。
町内放送で訂正放送が為され、三葉達は捕まってしまい、住人の避難は失敗。
彗星の破片は予定通りに糸守に落ちてしまう。
ここでAKIRAみたいな爆発シーンが描かれていた。
ただ、三葉が町長に何かを言うシーンで途切れていた。

エピローグは更に5年経って、滝が就活をしていた。
奥寺はなぜか滝と付き合いが続いていたらしい。
ぱっと見は付き合ってんのかとw
でも奥寺の左手の薬指には指輪があったので違う。
特に何もなく別れてたしw

糸守の住人の避難は実は成功していた。
滝は彗星落下関係の新聞記事を読みあさってたらしい。
それは町長が住人を全員避難させていたからだった。
どうやって三葉が説得したのか謎のまま。
でも町長が糸守に拘っていたのが彗星の件だとすると、
彗星落下を訴えるだけで勘づきそうな気はする。
彗星落下は恐らく二葉も同じ事を言ってたんじゃないかな。
ただ、滝と入れ替わっていた時に信用しなかったのが辻褄が合わないんだよね。

てっしーも名取も彗星のせいで住み処を失ったのか、東京に来ていた。
滝と茶店ですれ違ってたけど、滝は薄らとは記憶はあるような無いような態度。
三葉らしき女ともすれ違ってたけど、こっちは後ろ姿だけなので別人かも。

で、最終的には並走する電車の向かいの車両に三葉が乗ってたのを発見。
三葉の方も滝を見つけて驚いていた。
そして2人とも最寄りの駅で降りて相手を探したらしいけど、とある階段で再会。
「ああこれか」と思い出した。
有名なシーンはラストシーンだったのか。

お互いに名前も知らないし薄らとした記憶が頼りってせいだろうけど、再会直後は俯いてすれ違ってしまう。
しかし、本当に立ち去る前に滝が三葉に呼びかけると、
三葉は泣いて振り返り、2人はお互いの名前を尋ねた。
これがタイトルの「君の名は」だった。

2 Responses to “君の名は。あらすじと感想”

  1. 君の名は。 テレ朝(1/03)

    2016年の映画興行成績トップの250億円を売上、歴代でも 4位に入った大ヒット映画。全編を通して視聴した感想は、3年前に糸守が彗星の落下で壊滅していた。ここで終わったほうが見やす…

  2. 君の名は。ラブストーリーかと思ったらSFだった。

    一般ウケするアニメ→自分には合わないな。なんて思っていましたので、今まで見ていませんでした。実はもう一つ理由があるのですが、後述します。あとタイトルに聞き覚えがありま…

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