アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

FateZero原作とアニメ版との違い

投稿日:2015年7月6日 更新日:

前にFateZeroの原作文庫版全6巻が安売りしてたので、買って読んだ。
アニメではカットされた要素が多々あって面白かった。
アニメでは説明が不足している要素もあるので、以下にそれを列挙してみます。

  • 時臣は綺礼と初対面の時点で綺礼に虚無的なものを感じている。この第一印象を軽視しなければ、後に綺礼に背後から刺されはしなかったと思う。
  • 綺礼が凛に「時臣を守り通すことは難しい」とか「思っていることを口にするのは凛を教育している時臣の品格を疑われる」とか言ったり、凜が拒否すると予想しつつも凛の荷運びを提案したのは、全て凛をからかう為。凜も恐らくその意図に気付いてるので怒っていた。
  • 龍之介がキャスターの魔導書を一目見て人間の皮と気づいたのは、かつて自分も人間の皮でランプシェードを作ろうとしたことがあったから。
  • 遠坂邸に潜入しようとしてギルガメッシュに殺られたアサシンは、死ぬ間際に綺礼の意図を察していた。
  • ギルガメッシュは単独行動スキルで夜な夜な繁華街に出向いている。それを時臣は内心では苦々しく思っていた。
  • 切嗣が教会を監視する使い魔を送るよう舞弥に命じた際に「フリ」でいいと言ってる。つまり教会を疑っている監視者の存在に気づかせることで揺さぶりをかけようとしている。
  • 切嗣は魔術回路の使用時の体温変化を見て魔術師と普通の人を見分けて狙撃していた。スナイパーライフルに暗視装置と共にサーマルゴーグルも装着されているのはこの為。後に龍之介を射殺した際に「魔術師らしき男」と判断したのは体温変化が根拠。
  • 切嗣のコンテンダーは9年間、舞弥が預かっていた。弾込めで「2秒か……衰えたな」という台詞はこのため。
  • 舞弥はイリヤのことを話す切嗣を落ち着かせるために舌を絡めてキスしている。
  • 日本に着いた際にアイリが冬木の繁華街を歩きたがっていて、セイバーがそれを訝しがってる。それはアイリにとって城から出たのは生まれて初めてだからという理由は同じ。アニメだとセイバーがそれを提案してる。
  • ライダーが本屋を襲撃した時、世界地図と同時にホメロスの詩集イリアスを奪ってる。
  • バーサーカーにゲート・オブ・バビロンを使おうとするアーチャーが時臣の令呪で撤退を命じられたのを聞いた際に向いた方角は遠坂邸の方向。
  • ケイネスが冬木ハイアットホテルで苛立っていたのは、室内装飾が高級品で飾り立てただけの、俗物が外見だけ整えたような汚物に思えたのが貴族的なケイネスの神経に障っていたから。また100年前には憲法すら無かった日本のような未開国が経済や技術だけで文明国の仲間入りしたかのように思っている国だから。
  • 切嗣はホテル従業員に魅惑魔術でケイネスが避難したと思い込ませた。アニメでは描写はあるけど説明はない。まあ何となくわかるけど。
  • 綺礼に襲われかけた舞弥がいる地上150メートルのビル内に発煙筒を投げて舞弥を助けた魔術師は、原作でも不明確なまま。もちろん切嗣がやったはずだけど。
  • 綺礼が酒を集めていたのは、心の空虚を埋められるかもと期待していたから。
  • ギルガメッシュが綺礼のことを「退屈を持て余している」と評したのは、綺礼が無断で教会を抜けだして、ホテル爆破の様子を見ていたと知っているから。てことは、ギルガメッシュも見てたんですね。
  • セイバーはキャスターと初対面時に「次は切る」と軽く言ってるけど、実は内心で難敵と直感していた。
  • 綺礼がアーチャーにマスターたちの動機を調べるよう求められて応じたのは、アーチャーを懐柔することで時臣にプラスになるかもと判断したから。
  • 綺礼は切嗣と忌憚のない対話をしたがっていた。ギルガメッシュが私室に来た際にした忌憚のない対話と同じように。ただし、2人が出逢えば必然的に殺し合いになるだろうと諦めていた。
  • ウェイバーはライダーが「余のマスターたるべき男は、余と共に戦場を馳せる勇者でなければならぬ」と、ケイネスとウェイバーを秤にかけてウェイバーをマスターと選んだことに心密かに感銘を受けていた。ウェイバーにとって自分を認めてくれた者はライダーが初めてだった。
  • アイリはアインツベルンの出城でキャスター討伐について打ち合わせする切嗣が、自分に見せたことのない冷酷な一面を見せるようになり、切嗣との9年間の思い出が無くなるような喪失感を味わっていた。
  • 切嗣がキャスター討伐の打ち合わせでセイバーを無視していたのは、アイリとイリヤという失いたくない存在が切嗣を変えてしまい、セイバーを受け入れる精神的な余裕が無いほどに追い詰められていたから。冷酷さは表向きの態度に過ぎない。
  • セイバーは戦場で生死の境にあって女を犯したり子どもを殺したり略奪したりと卑劣に落ちる者に、逆境にあっても貴くある姿を見せ、人に誇りを蘇らせて人に戻すのが騎士の努めだと思っていた。なので現実を知らずに理想を語る、ただの夢想家ではない。
  • アイリは魔術結界を城の周囲の森数キロに張っていた。キャスターや綺礼の接近を感知したのはその為。アニメ版の描写では予知能力のようにも見える。
  • ケイネスはキャスター討伐の褒章(令呪)を独占したいが為に切嗣(セイバーのマスター)を襲撃した。またソラウに侮蔑されたことで名誉回復の為に蛮勇を振るう必要があると思っていた。
  • ケイネスは当初、アインツベルンの出城を乗っ取るつもりでいたので、城の破壊を最小限に留めようとしていた。
  • ケイネスはアインツベルンの出城でクレイモア地雷を食らった際に、ホテル爆破倒壊の犯人がアインツベルンの者だと悟った。「そこまで堕ちたかアインツベルン」という嘆きはその為。単に魔術師なのに現代兵器を使っている事を嘆いているわけではない。
  • 切嗣の時間操作魔術は倍速が限度。それ以上は肉体の損傷が発生する。魔術行使によって生まれた体内外の時間差の「修正」が起きて肉体への負担となる。
  • 原作の切嗣はケイネスにキャリコを撃ちつつ同時にコンテンダーを発砲している。これは水銀膜を薄く広げさせたままコンテンダーの銃弾を撃つことで水銀の防御を突破する為の行動。アニメではキャリコを撃ち終わってからコンテンダーを撃っている。これはたぶん、アニメでは順次描かないとわかりづらいから。
  • 切嗣は水銀の斬撃は基底部のみの力で末端部が遠心力で動いているだけと見抜いていた。これは水銀の索敵で切嗣の傍まで水銀の先端が来ていたのに、何の攻撃もしてこなかったことが根拠。
  • アイリは綺礼を切嗣に会わせてはいけないと舞弥も思っていると気づいたことで、舞弥もまた切嗣を愛していると悟った。これが「人間の心って不思議よね」という台詞の含意。
  • 綺礼はケイネスがアインツベルンの出城を襲撃したと知って、切嗣襲撃を焦っていた。ケイネスが切嗣を殺したら綺礼の目的(自分と同じ空虚な男が何の答えを得たのか知りたい)は達成できなくなる為。
  • ナタリアが取り出した切嗣の起源弾は49発だった。アニメでは66発。
  • アイリの容貌はリズライヒ・ユスティーツァという大聖杯を作ったアインツベルンの魔術師に瓜二つ。
  • 綺礼がアイリの腹を刺したのは、駆けつけるセイバーにアイリを治療するか綺礼を追うか二択を選ばせて逃走の時間稼ぎをするのが狙い。
  • 綺礼が首を掴んでいるアイリに憎しみの目を向けられて驚いたのは、ただのホムンクルスが自分の意志で切嗣を守ろうとしたと気づいたから。
  • アサシンがキャスターの工房でウェイバーを狙ったのは、綺礼の命令ではなく功を焦った独断。
  • ライダーが聖杯問答を行ったのは、キャスターの工房の凄惨さの鬱憤を晴らしたくて酒が飲みたくなり、思いついたから。アニメでは説明がないので、工房破壊→聖杯問答の流れが唐突な印象。
  • 凛がコトネを助けに行ったのは、冬木で起きている行方不明事件は警察では解決できないと悟っていたから。原作コトネは行方不明のままだし、凛はあっさり気絶して雁夜に助けられている。
  • セイバーはライダーと酒を交わすことも王としての格が問われる真剣勝負だと、ライダーに言われるまでもなく思っていた。
  • アイリとウェイバーは酒宴の最中、共に並んで見守っていた。アニメでは対面に離れて立っていた。
  • ライダーに「そも、王は孤高なりや」と問われたアーチャーは、この点についてはセイバー同様に孤高だと思っていたので無言だった。
  • アサシンが酒宴の場に入り込めたのは、ライダーがゴルディアスホイールで魔術結界を破壊していたから。
  • アサシンは酒宴襲撃には反発していたが、綺礼が令呪で強制していたことで意地になって戦いに赴いていた。
  • 時臣はライダーのアイオニオン・ヘタイロイの威力を知り、ライダーを倒すよりもマスターを倒したほうが良いと思い、マスター暗殺に向いているアサシンを捨て駒にしたことを後悔した。アニメでは実際、ウェイバーの背後をアサシンがとってるし、先手を打ってウェイバーを背後から殺そうと思えば殺せたはず。
  • 破壊された工房を見て慟哭する龍之介と対照的にキャスターが怒らず、冷静に龍之介を慰めていたのは、破壊の跡から襲撃者の威力を知って、留守にしていたのは幸運だったと判断していたから。
  • ウェイバーが書店からの帰りにライダーに食って掛かったのは、前夜の聖杯問答でアイオニオン・ヘタイロイの威力を見せつけられたことで、卑小な自分との力量差を思い知らされたから。このままライダーが勝利しても自分の評価は何も変わらないと悟ったから。
  • 時臣は魔力で視力強化して、バーサーカーが操る戦闘機内で起きていることを見ていた。
  • 未遠川のキャスター討伐で切嗣が乗っていたクルーザーは無断使用だった。
  • 切嗣が時臣と雁夜をスナイピングしなかったのは、単にそのビルの屋上が死角で見えなかったから。切嗣はマスターらしき魔術師は全て撃つつもりでいた。
  • キャスターはエクスカリバーの一閃の光の中でジャンヌと一緒に王子の戴冠式に立ち会った時の思い出を蘇らせていた。そしてその思い出によって「ただ顧みて認めればよかったのではないか?」と、つまりジャンヌの非業の死を受け入れてる。キャスターもまたセイバー同様に、自分が歴史に刻んだ行いの結果を受け入れられずに後悔していた英雄だったと思う。
  • セイバーの一閃を見た後、ギルガメッシュはエンキドゥの死に際の言葉を思い出していた。
  • 綺礼は雁夜を密かに救助したあと璃正に心の中を打ち明けようと思っていたが、その璃正はケイネスに射殺されてしまっていた。
  • 璃正がケイネスに令呪の付与を渋っていたのは、時臣以外に令呪を付与したくなかったから。マスターとして資格が云々と言っていたのは、表向きの理由に過ぎない。
  • 原作の璃正の令呪付与は呪文を唱える描写なしで数分かかってる。アニメの璃正の令呪付与は聖書の一節が呪文になっていて数秒で終わる。
  • 綺礼は父の亡骸を見て、妻が死んだ時と同様の暗い欲望(自分の手で殺したかった)を思い出していた。
  • ランサーがソラウの居場所を魔力源を辿って感知できなかったのは変則的な契約のせいだけど、ソラウと正規の契約関係を結ばなかったのは、ケイネスをあくまでも立てようとするランサーの強情が原因。
  • セイバーがランサーの居所を教えてくれた相手を「マスター」だと言わなかったのは、切嗣のことをマスターだとは認めたくない感情があったから。このせいで、ランサーはセイバーも罠を知ってたと誤解して死んだ。
  • 切嗣はセルフギアススクロールの羊皮紙を気流操作の魔術でケイネスの手元へ送った。アニメでは上手いこと投げただけのように見える。
  • セルフギアススクロールの切嗣の署名が光ったのは魔術の脈動。ケイネスはスクロールの術式と共に署名の脈動を見てセルフギアスが本物だと判断した。
  • セイバーはケイネス達が射殺された直後では、切嗣を殺す覚悟を決めていた。しかし、切嗣の心情吐露を聞いて、真に聖杯を手にするべきは切嗣だと内心で考えを改めていた。光ったままだったセイバーの剣が消えたのはこの為。演出の意味を察知できる人ならわかるだろうけど。
  • 切嗣はウェイバーのような民家に寄宿するマスターがいるとは想像もしていなかったので、ウェイバーの拠点を見つけられなかった。
  • 原作切嗣は父親を背後から撃ってる。アニメでは対面で撃っていた。たぶん父の驚愕の表情を描いて劇的に演出する為かと。
  • 切嗣は父の死体から魔術刻印の一部を受け継いでいた。これはナタリアが魔術協会と交渉して行った。
  • 切嗣はナタリアが連絡してくるまでは旅客機内のグールを始末できると信じていた。
  • 切嗣がナタリアごと旅客機を撃ち落としたのは、ナタリアがグールを空港に解き放ってでも自分の生存を図るタイプだったから。
  • 切嗣は瀕死のアイリに会うのを自分への最後の試練と考えていた。ここで心折れるなら自分の理想はその程度のものだったと。そしてかつてナタリアを殺した時のように平静を装って会話できたことで切嗣は聖杯戦争の勝利を確信した。
  • 舞弥は戦場で毎晩大人たちに輪姦されていた。出産すら経験があるがその子どもがどうなったかは不明。
  • セイバーはライダーをエクスカリバーで倒すことで聖杯問答で反論できなかった蟠りを精算しようとしていた。また切嗣によるマスター暗殺でライダーに勝ったとしても、そんな「王道」から外れた勝ち方では聖杯を手にすることはできないと思っていた。
  • 切嗣はウェイバーが工房も構えずに敢えて一般人の家に寄宿してた手法を高く評価していた。切嗣はウェイバーは寄宿先の老夫妻をただの駒と思っているだろうし、人質にとってもウェイバーが交渉に応じる可能性は低いと考えていた。(仮にそうしていたら、ウェイバーは交渉に応じていたはず)
  • 切嗣と舞弥はお互いの髪の毛を指に埋めて、どちらかの魔術回路の機能が著しく低下した際に、つまり生命の危機が迫った際には髪の毛が燃えて知らせるように備えていた。アニメでは偽ライダー襲撃時に舞弥が無線で連絡してる。
  • セイバーが、土蔵に倒れて瀕死の舞弥にアイリを追うよう言われて言葉に詰まった際に、舞弥もまた騎士の誇りと似たような心を持っていると思っていた。
  • 舞弥の死の間際に切嗣は「お前の役目はもう終わりだ」と告げた。アニメではこの台詞はない。敢えてこう言うことで切嗣は心が折れずに済んだ。
  • セイバーはサーヴァントにしか駆使できない特注バイクを乗りこなして愉悦を感じていた。
  • 綺礼は璃正の死の責任が時臣にあり、その報復をしたいと嘘をついて雁夜に協力を要請した。
  • 雁夜は父の仇討ちを主張する綺礼が自分に見せる笑顔を、遊戯を楽しむ子どものようだと心密かに怪訝に思っていた。この直感を重視していれば、綺礼に利用されずに済んだはず。
  • セイバーのバイクはゴルディアスホイールを駆使するライダーに追いついた時点で壊れかけていた。
  • セイバーはライダーがアイリを抱えていないこと、ライダーがアインツベルンの出城へ向かおうとしていたことで、自分が罠にはめられたと悟っていたが、戦う意欲のあるライダーと対峙して逃げる機会を失っていた。
  • ライダーがセイバーのエクスカリバーの間合いを知りつつ敢えてゴルディアスホイールで正面衝突を狙ったのは、それでセイバーに勝てればさすがのセイバーも心が折れるだろうと思っていたから。
  • セイバーがエクスカリバーの射出後に早々に立ち去ったのはアイリを探すため。
  • 臓硯は第3次聖杯戦争の結末と、その時に悪霊をキャスターとして召喚したことから、聖杯が狂っていると察している。
  • 慎二は第4次聖杯戦争中、海外に遊学しているので、間桐邸にはいなかった。
  • 切嗣は間桐邸と遠坂邸にそれぞれ数時間かけて結界を解除して侵入してる。アニメの遠坂邸には魔術結界が張られていない(消えている)。
  • 切嗣は魔術的な試薬で時臣の血痕を発見し、その死を悟った。アニメでは血痕がそのままだった。
  • 雁夜は教会で時臣の死体を見つけて激しく混乱し、それを殺した犯人や葵がやって来たことが綺礼の仕業だと気づくことができなかった。
  • ウェイバーはマッケンジー翁に暗示を見破られ、自分は暗示魔術すらろくに使えないのかと自分を惨めに感じていた。そんな身の丈も知らずに背伸びしていた自分を道化のように感じていた。そして自分を笑っていた時計塔の魔術師達の気持ちを理解した。またマッケンジーに命を賭す程のものはこの世にないという人生観を聞き、自分にはそれがお似合いなのかもと一種の喪失感を味わっていた。
  • 切嗣は遠坂邸と冬木教会に爆薬トラップを仕掛けていた。
  • 原作では柳洞寺で張っている切嗣の元にセイバーが報告に来た際、セイバーのことを「アレ」とは言っていない。アレ呼ばわりはアニメのオリジナル要素で、切嗣らしくて面白いw
  • 綺礼はかつてキャスターが工房を構えていた地下貯水槽に隠れていた。それはライダー側は同じ場所を探さないだろうと推測したのと、切嗣は地下貯水槽を把握していないと推測したから。もし切嗣が知ってたら早期に龍之介は死んでいたはず。
  • ウェイバーは最後の夜にケイネスと戦うことを覚悟していた。これはケイネスとランサーが敗北したことを知らなかった為。
  • ウェイバーはライダーVSセイバー戦を思い返して、自分が傍にいたせいでライダーがウェイバーを守るためにエクスカリバーを回避せざるを得なかったと考えていた。その為に、最後の決戦にライダーと一緒についていくのを諦めていた。
  • ライダーはブケファロスがゲート・オブ・バビロンに殺られて、いつの間にか自身の足で疾走していたことに途中で気づいた。
  • アーチャーはウェイバーを殺す気でいたし、ウェイバーもその殺気を感じて目をそらすと殺されると感じ、アーチャーをじっと見据えていた。
  • ウェイバーはアーチャーに殺されずに生き残れたことを自分が初めて手にした勝利だと感じていた。
  • 原作の切嗣は綺礼に撃った起源弾が不発だった理由がわかっていない。アニメでは黒鍵を魔術強化していた令呪が消えただけと把握してる。原作ではそれは、地の文の読者向けの説明で終わり。
  • 綺礼が切嗣に間合いを詰めて心臓を破壊した際に急接近したのは、八極拳「活歩」を使ったから。アニメでも何かの技を使ったらしき描写ではあるけど。
  • 綺礼がコンテンダーの直撃を右腕で防げたのは、令呪2画で魔術強化していたから。
  • 綺礼が目の見えない左からの切嗣のナイフ攻撃を防げたのは、八極拳の「聴勁」という音で間合いを察知する技を使っていたから。
  • セイバーはバーサーカーの正体を知って戦意喪失していたので、防戦一方だった。アニメではバーサーカーが「覚醒」して圧倒的な剣技故にセイバーが防戦するしかないように見える。
  • ラーンスロットがセイバーを恨んでいたのは、死後も続く王妃の悲しみを晴らしたかったから。
  • セイバーはラーンスロットにこそ、自分の王道を正しいと認めて欲しかった。アニメのセイバーがラストで嗚咽していたのは、恐らくこの為。
  • バーサーカーは雁夜の刻印虫が死んだことで魔力供給が立たれ、しかも宝具の真名を解放していた故に予備魔力を10秒で消耗し、動きが停止した。そこをセイバーに刺された。アニメだとセイバーに刺されたから動きが停止したように見える。
  • 綺礼は聖杯を破壊して大災害を引き起こした(と思い込んでいる)切嗣を、敗残者と見ていた。実際は、大災害が起きたのは綺礼が願ったことを聖杯が汲みとったから。切嗣は災害の原因を勘違いしてる。
  • 綺礼は自分と目が合っておきながら自分を無視した切嗣に対して、屈辱に感じていた。
  • ウェイバーは旅に出ると決めたことをマーサから「アレクセイさんみたいなことを言い出した」と言われ、内心喜んでいた。
  • 凛が父の葬式の場で綺礼に邪険にしてたのは、綺礼が父を守れなかったから。
にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村

ショートリンク

-FateStayNightシリーズの感想, FateZero感想

Copyright© アニメ視聴記 あらすじと感想 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.