『鬼滅の刃』大ヒットの背景 推しエコノミー
声優に死す 後悔しない声優の目指し方 関智一
声優 声の職人 森川智之
一度きりの大泉の話 萩尾望都
再生(仮) 緒方恵美 アニメーションの脚本術 プロから学ぶ、シナリオ制作の手法

FGO地獄界曼荼羅平安京

7月中旬にオリュンポスをクリアしたんで、
引き続き続編の「地獄界曼荼羅平安京」を開始した。
オリュンポスがクソほど長かったのを考えると、平安京も長い気がする……。
たぶんリンボとの決着編だからね。

オープニング

ボーダーが彷徨海に戻ってた。
ストームボーダーは外に停泊。
20分の海中移動でシャドウボーダーだけ戻ったらしい。

シオン:大西洋異聞帯攻略お見事。
あんなすっごい戦艦を持ち帰って、最高にワンダフル!
ホームズ:我々には先にやるべきことがあるだろう?
シオン:ご安心を、本題の方もバッチリ興味の対象なので。
ホームズ:ミス藤丸、ゴッフ、ミスキリエライト、ミスターM、各々の場所へ戻るとしよう。
ムニエル:なんで俺のハンドルネーム知ってんだ?!
ホームズ:今のはちょっとしたデモンストレーションだとも
私は名探偵だからね。
職業柄秘密を明かすのは呼吸のようなもの
ムニエル:最低だな名探偵。
てか性癖じゃねえの?
ゴッフ:それでこそ経営顧問、頼もしいことこの上ない。
だが私のプライベートには触れないように
ネモ:君達には次の異聞帯攻略の準備があるはずだ。
いまは自室に戻って英気を養ってほしい
ゴッフ:私のゴージャスな所長室が完成してる頃合いでは?
ネモ:え?
ゴッフ:え?
ネモ:そのへんどうなのシオン?
シオン:もちろん完成しています
ですが更なるゴージャス感を求めて、数分前に改築を始めまして。
どうか期待に胸を膨らませて第3倉庫で待機していただければ。
ゴッフ:どう見ても忘れられてるのに、笑顔で押し切られてる……。

ネモ:ストームボーダーは仮想部分を実在物質に取り替える。
シャドウボーダーの中央制御システムを新しく取り替える。
そうしないとダヴィンチの負担が増える一方だから。
ホームズ:藤丸はマスターの技術訓練。
マシュはオルテナウス調整。
シオンと私は異星の神の調査。
南極のカルデアから持ち出したアニムスフィアの記録をチェックする。
カルデア創始者マリスビリーの記録も含めて。
いわば内側の調査。
そしてミスシオンは……。
シオンは:外側の調査。
この地球にいる異星の神の観察。
トリスメギストスIIの解析によると、
異星の神は南米異聞帯で停止してる。
白紙化が継続している内は、南米から移動する未来は観測できない。
マシュ:キリシュさんの魔術で傷を負って動けないんでしょうか。
ホームズ:そう捉えるのが妥当だろうね。

トリスメギストス、異星の神が傷すら負ってないのを解析できないの?
わかっててシオンが情報を伏せてる?

ゴッフ:つまりチャンスではないか!
やつが手負いなら、こちらから攻め込んで……!
ダヴィンチ:それはお勧めできないなー
あ、こら、マリーンD、人のスケート使うな!私のだから!
ネモマリーン:僕たちダヴィンチには負けないぜー
海は僕ら、陸はダヴィンチ、となると空を制した方が勝つ
なのでストームボーダーの所有権をかけてネモと戦ってもらいます
ネモ:マリーンズは無視していい
それより言いたい事があるのでは?
ダヴィンチ:傷を負っていても異星の神に太刀打ちできない
存在規模、霊基出力は3等惑星級
ビーストI、ゲーティアの2等惑星級に次ぐ魔力放出量
カルデアにあれを撃破できる戦力はない
マシュ:ブラックバレるなら存在規模に関係なくダメージを与えられるのでは?
シオン:相手が我々の常識と違うことが挙げられます
ブラックバレルに観測できるのは地球人類に理解できる生命寿命
異星の神にこのルールが適用されるかは……
まあ言語での意思疎通を図った以上、ワンチャンありますが
刻寿測定針が異星の神の寿命を測りきれないでしょう
ホームズ:ブラックバレルはそういった性能差をひっくり返す兵器ではないのかな?
シオン:だってあれ、重力圏を発生させてたし
どう見てもブラックホールじゃん
システム的に勝てっこないです
重力を強くするのは簡単
物質を圧縮して密度を高めればいい
原理はとうに解明されてる
現在の人類の技術では不可能なだけ
一方、そんなものは宇宙では頻繁に起きている、つまり……。
ホームズ:あれは宇宙のシステムを使っている
シオン:ブラックバレルは生命を対象にしてる
恒星、惑星レベルの寿命を計測し、
武器に置換する計算式を人類は獲得していません
オリュンポスの神々を撃破できたのは、
元は人類史の定礎の一因であったから。
異星の神とはエネルギー勝負になります。
相手が惑星級ならこちらも惑星級の兵器を用意しなければ
ホームズ:いまはストームボーダー安定化が先だ。
ゴッフ:しかし通用する兵器がないのでは……
ホームズ:まったく当てがないわけでもない、そうだろうダヴィンチ
ダヴィンチ:どこにあるのか?という問題は解決してるかな?
どうやって手に入れるかが難問。
ホームズ:ところでカドックが君に何か渡したのは本当かな?
ムニエル:たぶんクリプターの情報が入ってるメモリーチップだろ
ダヴィンチ:キリシュの記録をカドックがコピーしたものだった
太平洋異聞帯の情報だから
今となっては意味のないデータさ
でも2つ気になる情報があった
侵略は空想樹から始まったのではなく、地球白紙化が先だった。
白紙化は北米のエリア51から始まった
シオン:いまはできることをこなしましょう
トリスメギストスIIの未来予測では、
向こう1ヶ月、破滅の予兆はありません

第1幕 寛弘五年、平安京

誰かが月を見てた。
ブリテン島と同じ神秘が跳梁跋扈し、武者が是を狩る、魔圏。
平安京、中央南端、西寺。
左大臣藤原何某が再建の折に祝いの誌を読んだとか。
その霊験灼かなるは必定
……のはずだった。
寺院の境内に妖物魔物の類。
うるせえ、しゃらくせえ。
魔力塊が霧散した。
何が足りねえんだ?
御山にいた頃はこんなんじゃなかった。
頼光四天王の一角を仰せつかる器にゃ遠い!
これじゃ到底、天覧武者=マスターなんぞになれっこねえ。
あんたはどうやってテメエに言い聞かせてんだ、綱の兄貴……。

堀川、一条大路戻橋。
渡部綱:そこの娘
娘:なんでしょう検非違使さま
綱:俺は摂津の郎等である
娘:噂に名高き源氏の……
綱:では源氏が都の守護を司るのも知っていような
娘:都のものは、源氏の武者の皆様のおかげで生きてゆけます
なんでもいたします、麗しくも逞しき若武者さま
綱:ならば、舞を所望しよう
堀川の水面にお前の姿を月と共に映し込むといい
上手く化けたつもりかもしれんが、影まで化けるのをわすれたろう、茨木
茨木童子:吾とわかって、恥をかかせたな貴様!
この上は殺す!

綱は目を伏せた。

茨木:目を伏せるな!
吾の牙と爪に震えて怯え、泣き噎べ!
吾に他の何をも重ねるのは許さぬ

綱は動かなかった。

茨木:吾に恐れおののいてるな、それでいい
あの日より、あの夜よりも吾は強い
吾は大江の御山にて力を付けたぞ
酒呑と共にある日々は吾を鬼としての高みへ誘う
いずれ吾は東西の鬼統べる首魁となるだろう
酒呑と吾は大江双王として、源氏を滅ぼし、人界を喰らい尽くす
綱:まだ気付かんか茨木
お前が酒呑と並ぶのはしばし先だ。
お前の爪も炎も俺に届いてない
俺は先刻より瞼を閉じている
茨木:どこまで吾を愚弄するか、人の身の如きで!

綱は茨木を切った

茨木:吾の右腕が……!
痛い痛い、いたいいたいいたい!
貴様、なんぞに……!
な……なにゆえ太刀を納める!
吾の首を落とさぬか!
そのときこそ、貴様の首を噛み切ってくれようぞ
綱:サーヴァントの姿がない
片腕まで落とされたのに、援護の術でもかける素振りがない
ならばお前は天覧武者ではない
茨木:なに言ってる……?
さあばんと……ますたあ……?
綱:お前はキャスターを持たないただの鬼
ならば争う理由が今の俺にない
茨木:世まよいごとで吾を誤魔化そうとは、見下げ果てたぞ綱!
綱:目くらまし……からの姿隠し。
逃げ方は日ごとに巧くなるな
茨木:次こそは殺す
メディアリリィ:あの魔力量、ただの人間ではありません
ですがサーヴァントでもなく、幻想種あるいは……
綱:鬼だ
あれには縁があってな
いまは腕だけ預かっておく
感覚強化の術式だったか
見事だキャスター、お陰で鬼と退治して俺は無傷のままだ
メディアリリィ:私がかけたのは、一時的な感覚強化にすぎず、
身体強化もなく刃や炎の加護もなく、
瞼を閉じて猛獣が如き魔物をかわすなど、
常軌を逸した振る舞いですマスター
綱:武者の頂きたる頼光四天王であれば、この程度はやる
獲物探しだ、我がキャスター

ゴッフ:特異点だ
具体的なブリーフィングは技術顧問と経営顧問に任せる
私は後方で責任者として見守る
藤丸:レイシフトが必要ってことだよね
ダヴィンチ:30分前に特異点発生を観測した
白紙化地球では微小特異点に限られるはずだった
微小特異点は地球が元通りになったときに、ちょと困るもの
今回のは正真正銘の特異点
ホームズ:人理崩壊の予兆とされる特異点というわけだ
何も存在しない地球ですら特異点は黒い淀みとして観測され、影響は甚大
トリスメギストスIIはそう算出した
藤丸:でも1ヶ月は安全とアトラスの才女が……
シオン:破滅の予兆はないと言ったのは忘れて!
特異点発生はその起点となる本人にしか未来予測できない
ゲーティアもそれで破れたようなもの
後の処理はプロにお任せします
ダヴィンチ:今回の特異点は日本平安期
寛弘5年、西暦1008年、11世紀初頭
場所は京都市街
ホームズ:あるいは平安京と呼ぶ方がわかりやすいかな
マシュ:つまり頼光さん金時さん、酒呑童子さん茨木童子さん、
紫式部さんや清少納言さんの時代ですね
金時:寛弘5年ならジャストゴールデン
源氏武者がばりばり現役
大江の鬼退治のちょい前
ご本人登場ってのも期待できる
なら俺と頼光の大将が出なきゃだ
ダヴィンチ:それができればと私も思うんだけど……

小太郎&段蔵が現われた。

ゴッフ:なにゆえニンジャ系サバは死角からシュタっと来るのかね?!
段蔵:申し訳ありません、ある程度は気をつけまする
小太郎:お聞き届けたい儀がございます
僕と段蔵殿がほぼ同時に感知したのです
四半刻もとい、30分前に
恐らくはリンボ蠢動の気配にて。
金時:聞く限りじゃ蘆屋道満に違いねえ
俺の知る道満と同一人物かは断言できねえが
1008年に道満は京にいたぜ
安倍晴明と術比べとかして……
外道らしい悪事をしたのは、もちっと後だった気もするが……
段蔵:我が身と彼のものに縁が結ばれていると強く感じるのです
小太郎:平安京という言葉を耳にしたことで、
縁の感覚はいっそう強く感じられている!
この悪縁、此度の旅にて打ち切るべきと考えます
ゴッフ:レイシフトの完全同行は、
亜種や微小特異点ならまだしも、
本物の特異点でポンポンやれてたのかね?
ダヴィンチ:契約英霊は完全同行までは同期できないことが多い
単独レイシフトできる超抜級スキルも確認されてるけど、
英霊自身ではレイシフトできない。
同期の可否は特異点の性質による。
歴史にないものへの規定が厳しいか、
異物混入の隙間が大きいかどうかだ。
人類史の要となる特異点なら、この規定は厳しいものになる。
ペーパームーンの演算では同期しやすいサバは皆無。
ネモ:いまシオンがペーパームーンを触っている
その話題について報告があるとのことだ。
シオン:ダメ元で演算したところ、
一度目では出なかった結果、
こっちに来いと真似ているかのような、面白い結果が出た。
完全同行可能な霊基が観測された。
小太郎、段蔵。
金時以下、平安サバはNG
他の時代地域のサバも不可。
金時:仕方ねえ、そういう話ならあんたらが大将を守ってくれ!
平安京なら間違いなく生きてた頃の俺達がいる
探し出せ、何としても!
事情を話せば、俺と頼光さんなら信じてくれるさ
人界の守護、源氏の使命のためなら何だってする人だ
理解できなくても強引に理解する
フォウ:フォーウ!
マシュ:フォウさんもやる気ですね
ゴッフ:その小動物は今度こそ基地で保護しとくぞ
レイシフト先で迷子になったら、日本の生態系が楽しい事になりかねん
フォウ:フォオオオ
ゴッフ:何か文句でもあるのか!
ホームズ:1008年平安京の特異点調査と修復
以上が今回の作戦となる
ダヴィンチ:やることはいつもと同じ
聖杯を探して回収するんだ
聖杯でリンボが特異点を発生させている
そういう事態も十二分にあるだろう
目的も手段も捨ててしまう破滅的人格
自分をも含めてあらゆる価値を認めず、
傷付けて殺してしまう、
リンボはその手の狂人かもしれない。
藤丸:リンボと決着を着ける!
ホームズ:異星の神は南米から動く気配はない
つまりリンボは単独だ
増援がいない好条件を逃すわけにはいかない
敵の戦力の一角を削ぐ、それを肝に銘じてほしい

FGO地獄界曼荼羅平安京OP

レイシフト後、マシュ、小太郎がいなかった。
段蔵:お二人の魔力、感知できず
小太郎の忍び符牒もなく、カルデアへの連絡もままならず……
藤丸:レイシフト妨害!リンボか……
段蔵:妨害対策として気配遮断スキルの使用が定められておりました
レイシフト完了直前、結界がごとき魔力のゆらぎを感じた次第
そのとき小太郎殿の魔力を感じた
小太郎殿は囮になったのやもしれませぬ
藤丸:マシュと小太郎を探しつつ、
現地協力者を確保して、
カルデアとの通信回復を試みる
ともかくここから移動
段蔵:暗がりの奥……大型質量を検知
気配を殺す術に長けた妖魔の類
藤丸:段蔵さん戦闘態勢!

サポートはフレンドのアルトリアにした。

さまよえる土蜘蛛(槍)3体

段蔵は黒い刃を食らってた。
自動修復で元に戻った。
段蔵:まるで音に聞こえし神代の魔獣
藤丸:戦闘はなるべく避けた方がいい
段蔵:都のただ中に巨怪が現われる、
平安の世とは想像を絶する魔圏であるやもしれませぬ

次のサポートはフレンドの神ジュナにした。

気配遮断に似た技を持っていたものの、ただの擬態にて、
我が感覚器の全力で感知確率を限界まで高めておきまする
ここは洛内なれど無人にて、
他の怪異がわんさと湧かぬとも限りません。
この場を離れるべきかと
藤丸:まずは安全確保しなきゃだね
段蔵:新たなる怪異、前方に湧いてござりまする
マスターは怪異を迂回して大路へ駆けていただきたく
大路には検非違使が見回っている可能性もあります
藤丸:待った!2人で戦おう
段蔵:それは……いえ主命承知
あなたはそのように仰る方でしたね
藤丸:敵性体撃破後、大路まで走り抜ける

黒武者(剣)
怨霊(殺)2体

黒坊主(殺)

段蔵:下総の記憶はございませぬが、
カルデアのデータベースで拝見いたしました
黒き武者の鎧姿、乱世のものによく似て……
藤丸:リンボが関係してるかも
段蔵:同じことを考えていました
いまは一刻も早く大路へ出ましょう
嫌な予感がします
私の易経回路にわずかな反応が……
地形変化を伴う特殊擬態と断定
マスター、お逃げください!
大蜘蛛の怪異を食止めまする
藤丸:置いては行かない。
生き延びるくらいはやってみせる
綱:連れ合いを捨て置き、我先に逃げ出さぬ
その心意気、悪くない
土蜘蛛に狙われるとは、どこぞの武家の嫡子か縁戚か?
どこぞの公家の血筋か
うるさい蜘蛛だ

綱は蜘蛛を一刀両断した

段蔵:剣閃も太刀筋も感覚器では見えず……
一体、何者か
綱:土蜘蛛を前に腰を抜かさず、目が生きている
奇異な出で立ち、異境の軽装
2人連れ合って特有の魔力も感じなくもない
……と来ればサーヴァントとマスターだな?

FGO地獄界曼荼羅平安京 渡部綱

第2幕 平安武者

サポートはフレンドのモルガンにした。

綱:頼光四天王が筆頭、宝刀髭切を預かる源氏武者、内舎人渡部綱、ここに推参
段蔵:(我が胸の内、回路ならざる部分が何かを叫ぶ
臨戦態勢、解除してはいけない)
メディアリリィ:こちらの方はサーヴァントでありましょう
綱:許せ異境の娘、一度は掬い取った命だが、是も天覧聖杯戦争なればやむを得ず
藤原道長公の言葉、天よりの勅に等しいと心得るがよい
覚悟、異境の術者=キャスター!

段蔵が藤丸を庇った。

綱:俺の間合いに入る、妙なる歩法なかなかに疾い
段蔵:(なぜ四天王が我らを襲う?
綱殿がサーヴァントを連れている?)

メディアリリィ(術)
渡辺綱(剣)

綱は攻撃時クリ率アップまたはダメージカットを付与

2ターン経過で終わり?

綱:脆いな、加減してるのか?
辺境の武芸者とみたが、随分と舐めたもの
段蔵:(私の手に余る武辺者!
生身の人間でありながら、自分自身を戦闘の主体にしてる
英霊は補助に用いるのみ)
我らは争う理由を持ちませぬ
とはいえ、あなたにとっては違う模様
綱:マスターの進む道は1つだ、いまさら何を
いまや京は戦いの場、問答は不要
段蔵:(三十六計逃げるにしかず)

段蔵は煙幕出して藤丸と逃げた。

メディアリリィ:毒煙を撒かれた可能性があります
まず呼吸維持と解毒の魔術を……
綱:否、目くらましだ、毒はない
あの女武芸者、見るからに娘を庇ってた
致死の妖毒を撒きはすまい
メディアリリィ:追います
綱:無論だ

藤丸:段蔵さんケガしてる
段蔵:千里瞬走機構に傷が……

藤丸は段蔵に肩を貸した。

段蔵:綱殿は我らに追い付きましょう
醜態の責、私に追わせてくださいませ
必ずや隙を作りまする
我が右手をお持ちください
今は沈黙してしまっていますが
マスターの通信機以上の精度で、カルデアとの通信を……
藤丸:段蔵さんを置いては行かない
まだ令呪だって3画ある
金時:ちょっといいかお二人さん
深酒して路地裏で寝コケてる始末だ
そこにひそひそ話が聞こえてくるじゃねえか
愁嘆場か?
邪魔だってならすぐ退くからよ
でも、もしも助けが要るなら言ってくれ
ケガした女子どもはほっとけねえ

FGO地獄界曼荼羅平安京 金時

藤丸:ゴールデン!
金時:ごおるでん?ゴールデンか!
悪くねえ響きだ
どうした土蜘蛛にでも襲われたか?
綱:惜しいな
土蜘蛛に襲われたのは確かだが、その傷は蜘蛛に噛まれた傷ではない
金時:そういうことかよ、おもしれえ
綱:金時、そこをどけ
金時:おれはこいつらを送っていくとこだ
改めちゃどうだい、綱の兄ぃ
綱:頼光様を悲しませるのは本意ではない
金時:誰より強いと評判の平安最強が
女子どもを傷付けるってのはどうにも合点がいかねえや
綱:だが是は天覧聖杯戦争である、下がれ
金時:いやだね
綱:ならば斬る!

サポートはNPC金時にした

竜牙兵(殺)99体
渡部綱(剣)

綱を倒せば終了。
綱は攻撃時クリ率アップまたはダメージカット状態付与。
メディアリリィの援護で、綱は2ターン毎に3万HP回復。
紫ゲージブレイクで毎ターンチャージ4ターンがかかる。

赤ゲージHP12万で令呪コンティニューした。

綱:骨の式神はもういい、金時には効かん
天覧武者の資格持たぬ四天王をいつまでも相手取るほどバカではない
この場のキャスターは2騎、頂く首級も1つきり
段蔵:(綱の狙いは金時ではない、私にも殺気は向けられてない
ならばマスター?!)
藤丸:段蔵さん霊体化!
綱:英霊の霊体化というやつか
キャスター!
メディアリリィ:間違いなくサーヴァントです
綱:人形の方か
この娘ではない?
目くらまされたと言うより、俺の未熟か
メディアリリィ:申し訳ありません
私の言葉が足りぬばかりに
たったいま姿を隠した黒髪の女性です!
それに……黒髪の女性はキャスターではありません
あの身のこなし、アサシンであるかと
綱:アサシン以外のサーヴァント?
そんなものがあるか
早合点した俺の責だ
異境の衣、妖術を行使する素振りもあった
我が身の未熟だ
金時、ここは退く
俺が求めるはキャスターの首級だけだ
そこの娘を連れてどこへなりとも行くがよい
だが次の会うときはお前の左手を改めよう
証の紋が浮かんでいれば……斬る
金時:本気でおいらにその太刀を向けてくれるのかよ!
そのときを腹ん底から楽しみにするぜ、綱の兄貴

綱たちは去った。

金時:肝が冷えたぜこりゃあ
久々に痺れちまった
太刀佩いた兄ぃとやるなんてな!
あんたら誇っていいぜ
あの渡部綱とやりあって胴と首がつながったまま
しかも手足も残ってる、末代までの誉れってもんだ
藤丸:金時は平安時代でも頼もしいね
まるで正義の味方みたいだ
金時:セイギ?

段蔵が現われた。

金時:びっくりした!
気配ごと消えてなかったか?
段蔵:正しきをなす義人の類
そのようにこの御方はもうしているのです
金時:へえ正しきをなすか……俺がか?
流れで迷子に手を貸しただけで、深いコトなんざ何も……
とかく都ってのは難しい!
特に今は天覧聖杯戦争の真っ最中だしな!

霊衣開放権「平安武者装束」

第3幕 天覧聖杯戦争

誰かが聖杯戦争を訴える回想。
安倍晴明が考案した儀式。
7騎の術者の英霊を呼び、7人の猛者が戦う。
残った1名1騎はあらゆる願いが叶えられる。
術者の命を捧げると京の守護は強化され、千年の平安を得る。
藤原道長は帝の言として聖杯戦争を承認した。
道長は残酷にはしゃいだ。

金時も聖杯戦争の話をした。
金時:聖杯戦争知ってんのか、流石だな!

段蔵の傷は自動回復されてた。
金時:すげえな傷塞がってるみたいじゃないか。
金時:で、天覧聖杯戦争だよね。
内裏で儀式が始まって7日やそこら。
7騎中2騎が命を落とした。
マスターは四天王、碓井貞光と卜部季武。
命に大事はないが暫くは有馬あたりで湯治だろう。
その2騎を殺したのが綱の兄ぃだ。
頼光殿は人界最強の武者と評した。
本人は怪異以外は苦手と抜かしやがるが……。
人に限らねえなら話は変わるが、
それでも最強は伊達じゃねえ。
見ただろう?
藤丸:あの人はとても強い
金時:天覧聖杯戦争は兄貴が勝つってのが内裏の見立てだ
藤丸:この聖杯戦争はきっとリンボの罠だ
段蔵も:聖杯についての言及がありませぬ
あまりにあからさまな差異
ならば、是なるはリンボの罠
金時:リンボ?何言ってんだ?

段蔵はリンボの正体を説明した

金時:あんたたちはその外道を追ってると。
段蔵:リンボの真名はおそらく蘆屋道満
道満の没年は不詳
1008年に生前の道満がいても不思議はなく
リンボと道満がどう関わるかは不明ですが、
やはり聖杯戦争を持ち込んだのは……
藤丸:でも安倍晴明考案なんだよね?
金時:疑う余地はある
晴明殿、どっかへ消えちまったんだよ
文だけで聖杯戦争の術式を報せてきた
んな得体の知れないものに引っかかる奴があるかって、
頼光の大将も左大臣殿に申し上げたんだが
異境異界の術者の首で千年の平安が買えるなら安い
あのやろう、もとい左大臣殿は喜んじまって話を聞きやしねえ
晴明殿不在の陰陽寮を仕切ってるのが、道満殿だ
如何にも怪しいって?
道満殿は陰謀かでな
左大臣殿も晴明殿も十分陰謀家だがよ
大路を離れりゃ妖物魔物が湧く
鬼もでる土蜘蛛もでる
坂東の乱の残党やらも東国あたりにゃ山といる
俺の育った御山よりも怖いとこだぜ
だからこそ聖杯戦争なんぞに縋って平安を求めちまう
天覧武者は己が願いを持つらしい
段蔵:なぜ己を置くのです
左の手甲を外して……
藤丸:その左手!
段蔵:令呪!
金時:俺自身もマスターって奴なんだな
つまるとこだ、なあおい!
あんたが俺のサーヴァントじゃねえのか?藤丸!

リンボが愉悦に浸って嗤ってた。
独自研鑽の術の最果て。
我が亜種並行世界。
最後には拙僧が高らかに嗤うことになりましょうが。
最後の時までご笑覧あれ。

次のサポートはNPC金時にした。

金時:違うかあ
藤丸:ごめんね?
金時:勝手に期待した俺が悪い!
しかもこっちの娘御が英霊で、斥候ときた
だから綱の兄貴が見逃したのか
じゃああんたら何者なんだ?
……剪定事象、異聞帯、レイシフトに特異点か
明日の明日の明日、ずっと先からやってきた客人
ややこしいな!
だが信じるぜ、俺の見立てじゃあんたたちは嘘は吐かねえ!
帰る場所を探して旅して回ってるわけだ
はぐれた仲間も見つけてやりてえと
道筋は俺が付けてやる
カルデアってとこに帰してやるさ
段蔵:お力添え、かたじけない
金時:困ったときはなんとやらってな
行く宛がねえのが俺も同じだしな
段蔵:この時代、頼光殿は道長殿の臣下として守護を仰せつかる身
その郎等たる金時殿であれば屋敷の1つでも……
あるいは主の屋敷に住まわれて……
金時:いまの頼光さんのとこにゃ顔出ししにくいっつーか
家出みたいな?
藤丸:家出ならしょうがない!
金時:話がわかるな!
俺の顔が利くのは源氏にまつわるとこばっか
綱の兄ぃがいつ顔出してくるかもわからねえ
この数日はのらりくらり躱しきったが、
次は左手を改めると言われちまったからな
藤丸:わたしのせいでごめん
金時:あんたは窮地だった、おいらは助けた
それだけだ、令呪についちゃ関係ねえ
藤丸:助けられた恩は返さなくちゃね
金時:いうじゃねえか!まあ貸し1つだ
段蔵:牛車ですか、このような夜更けに
金時:邪魔にならないよう、こっちに寄んな
段蔵:牛車が我らの前で止まりました
牛車の貴人:何やら訳ありとみましたが
異境の装束まとうめのこと、黒髪美しき女性
金時:心配無用、我ら源氏郎等なれば京の夜を守るさだめ
牛車の貴人:ぷぷ
何気取ってんだ怪童丸

清少納言だった。

なぎこ:他人行儀はなしにしましょう
お困りとあらばなぎこ、もとい清子が力添えしましょうか

藤丸はなぎこをじっと見てた。

なぎこ:こらこら若者よ、女の顔をじっくりと見るものじゃないよ
藤丸:清少納言?
段蔵:一条帝の妃たる中宮定子様に仕えたという……
なぎこ:ずいぶん昔の話じゃんか
つか、どっかで会った事ある?……ないか
あたしが宮中にいたころ、君なんか全然ちびっこだったでしょ
藤丸:(ということは何歳なんだろう)
金時:名前とお歳の話は清子さんには禁物だぜ
その人、若作りだからよ、ほんとの歳は……
なぎこ:わははははせえい!
金時:いて!
段蔵:こちらの御方とはどういう……
金時:都に馴染めねえガキの頃、面倒みてもらってな
なぎこ:そゆこと!
段蔵:(江戸の物語では金時の生年、清少納言より早いはず
実際は清少納言の方が早いのですね)
金時:実はおいら家出の真っ最中なんだ
なぎこ:もしかして源氏の本家で何かあった?
満仲殿が棟梁の座を返上しろと頼光殿に迫った?
清子さんの予想ではね、満仲殿はひどいよ
頼光殿に武を頼りつつ棟梁の座をいずれ抹消
他の子を棟梁にすえて、頼光殿には別の源氏を興させるとかありそう~
金時:おれがちっとやらかしちまったんだ
洛外に出てもよかったんだが、事情があってさ
なぎこ:夜更けに怪しい連中を迎え入れる度量のある家とか
いいとこがあるから教えたげよう
ウチに来なさいと言ってもいいけど、
さすがに3人いきなりだと半隠居の身には荷が重いからね
3人ともついておいで
藤丸:段蔵さんは牛車に乗って
少しでも休んでおいて
段蔵:承知、申し訳ありませぬ
なぎこ:最近の京の夜道、大路もたまに出ちゃうからさ
源氏郎等に守ってもらえるなら、それに越したことはない
段蔵:(清少納言の兄清原致信が源氏の手にかかるはず
さりとて今言えるはずもない)
藤丸:正面に何かいる
金時:おれと藤丸で片付ける

怨霊(殺)2体
黒坊主(殺)

次のサポートはフレンドの神ジュナにした。

怨霊(殺)
黒武者(剣)2体

古多万(殺)

金時:こういう戦いなら気にならないんだがな
おいら迷ってんだ
なぎこ:着いた着いた
いま巷で話題の源氏の物語
その作者、紫式部ちゃんのお屋敷でーす
段蔵:清子殿は紫式部殿とお知り合いですか?
なぎこ:全然しらんし
金時:知らねえのかよ?!
なぎこ:きっと困ってる人がいたら、見過ごしておけない系の女の子だって
金時:(さすがにめのこって歳じゃなくねえ?)
なぎこ:せえい!
金時:いて!
藤丸:さすがに初対面の人の家には……
なぎこ:じゃあ「草の庵」がよろしく言ってたと伝えてよ
あの子なら伝わると思うから
てなわけで、あたしん家あっちだから
またいつかね
段蔵:僅かな従者のみで夜の大路を行くのは……
金時:そうでもないぜ?
貴人の牛車には式神がついている
大路には陰陽寮の結界もある
藤丸:平安セキュリティすごい
段蔵:しかし怪異を倒したのは金時殿とマスターでは?
金時:さっきのはまあ……
怪異退治の1つも見せてやるかっていう、清子さんへのお礼っつーか
なぎこ:いいもの見せてもらった
でも危ない事してたらダメだぞ
じゃまたねーおやすみー

藤原香子:お話がわからないのですが?
清子さんとはどなたでしょう?
金時様は道長様の屋敷にて何度か……
金時:左大臣殿の屋敷ですれ違ってたんだな失敬
香子:こんな夜更けになぜ我が家においでになったのです?
香子が宮中で不手際でも?
藤丸:至極まっとうな反応な気がする……
金時:不手際も何もねえさ
安心しなよ、紫式部殿
香子:その名前は……
筆を執ってるときの名前ですのでっ
香子とお呼び頂ければっ
金時:そうか?
おいらは検非違使の真似事はやっちゃいねえ
お願いっつーか、なんつーか
段蔵:そういえば綱殿の装束、検非違使を思わせるものでした
段蔵の記録では綱殿が検非違使を務めたはずがなく……
金時:兄貴は都の守護を仰せつかり、
検非違使の仕事を知るのもスジだと、
自分から検非違使庁に入ったのさ
香子:記録?綱様?
藤丸:草の庵がよろしくと言ってました
香子:つ、つまり……
清少納言様が私によろしくと……
あの方と宮中でお会いしたことはありませんが
それではお客様を無下にする訳には参りません
女性もいらっしゃいますから二間……
段蔵:私達のことはお気になさらず
相部屋にてお願いいたしまする
金時:あ?
うーん、そうだな
ま、状況考えるとその方がいいか
香子:ではそのように……よいのですか本当に?
段蔵:お気になさらず
香子:そちらの大胆なるお姿といい……
開放的でおられるのですね

段蔵:レイシフト直後から戦闘が続きましたから、
どうか休息を、段蔵も回復に努めます
金時:野宿続きだったから助かった
あのまんま外にいたら頼光さんの大目玉食らっちまうとこだ
藤丸:協力を仰げると思ったのだけど
金時:あんたたちの奇想天外な話を聞いても呑みこむ度量は持ってるぜ
だがな、今はダメなんだ
頼光の大将、このところ様子がおかしい
天覧聖杯戦争開始日からこっち、屋敷にこもっちまった
碓井の兄ぃと卜部のおっさんがやられても知らぬ存ぜぬ
身内がやり合うのが堪えたのか
(マスターの1人かだ)
マシュ:先輩!
小太郎:主殿!
フォウ:フォーウ、フォウ!
金時:あんたらの妖術か?陰陽道か?
段蔵:本来の予定に基づき機能全開にて御免!
ノウムカルデアとの通信に成功してございまする
藤丸:レイシフト失敗してた?
小太郎:お察しの通りです
段蔵:もしやレイシフト妨害?
小太郎:シオン殿の計算でも高確率とのこと
再度のレイシフトも失敗
マシュ:妨害を無効化する上位干渉です
有効策はまだ……申し訳ありません
藤丸:お の れ リ ン ボ
ダヴィンチ:藤丸、段蔵が成功してのは、
妨害者にとって2人が特別な存在、
招かれし客なんだろう。
藤丸:アルターリンボの仕業だね
金時:あんたたちの仲間は故郷にいるんだな?
京の都で人探しの必要はなくなった!
段蔵:金時殿の仰るとおり、目標ひとつ果たしました
現地協力者も確保となれば残るは
藤丸:特異点調査と修復
金時:そこのちっこい美人さんは誰だい?
陰陽師か?仙人、天狗の類か?
ダヴィンチ:ちっこいは余計かな
幼体なのは自覚してるし気にしないけど
私はレオナルドダヴィンチ
私は藤丸の仲間で天才さ
金時:天賦の神童!そいつは重畳
ホームズ:私はシャーロックホームズという
よろしく坂田金時
金時:(晴明殿と似た気配がしやがる
カルデアってのはとんでもねえな!)
ホームズ:リンボは段蔵や藤丸を標的としている
勝利など考えていない
いたぶることだけが目的だろう
他の共犯者がいると勘ぐってたが
今回は断言しよう、共犯者はいない
藤丸:もしかしてまだ調子が悪い?
ホームズ:本調子ではないが、こうあからさまではね
ダヴィンチ:なにしろ署名まであったからね
レイシフト観測ログに文字列が混ざってたんだけど
マシュ:DOMAN
藤丸:ドーマン?
段蔵:敵の自己主張かと
金時:ようはそいつに喧嘩売られてんだぜ
てめえの名前を刻むなんて相当なもんだ
段蔵:我らへの復讐が目的として、
何の為に天覧聖杯戦争を?

ダヴィンチ:……召喚サバが全てキャスター?
聖杯戦争を規模縮小してる?
そんなもの万能の願望機たり得るわけが……
ホームズ:では願望機という触れ込みは虚偽だろう
だが単機能はどうか
ダヴィンチ:いけると思う
一つの目的のためなら魔力源のバランスが欠けていても可能と考える
ホームズ:目的とは世界改変と考える
下総を思い出してほしい
複数の英霊、大量の人間の魂を用いた儀式、
その結果として亜種異聞帯ともいうべき状態にあった
ダヴィンチ:厭離穢土城は空想樹に相当する存在だった
リンボは儀式で似たようなものを作り
異聞帯を発生させようとしている……とか?
ホームズ:平安時代に異星の神を降臨させるつもりとか
藤丸:異星の神はすでに降臨してる
ホームズ:そのとおり、オリュンポスで顕現した以上、降臨の器は必要ないだろう
呼びの器であれば……いや超越的存在には不要なはず
ダヴィンチ:そもそもキャスターばかりの霊基じゃ偏りがある
単機能でも術式を破綻しかねない
……一種の嫌がらせとか?
マシュ:通信状態が!
ホームズは:とにかく天覧聖杯戦争とやらは止めるべきだ!
現界した英霊を全て失えば、新たな亜種空想樹が発生しかねない
ダヴィンチ:特異点かつ異聞帯、二重の脅威となる

誰かがほくそ笑んでた。
勢い余って切ってしまった
カルデアの糸、か細さでは爪の一振りで断ち切れてしまう
かの探偵殿も説明して下さったことでしょう
これ以上の種明かしは無粋というもの
純粋なる殺戮で対峙しようではありませぬか

第4幕 鋼日記(前編)

サポートはフレンドの神ジュナにした。

なぎこが誰かと話してた。

なぎこ:あの子のお話って、あたしにはいとをかしなんだよね
まるでお話の中の人になって、宮中に生きてる心持ちになる
そいつを政に使おうなんてミッチ=道長殿も酷なことをする
人が本気になれるのは誰かの想いに答えるとき
道長殿の想い、彰子様の想いに答えたくて物語を紡ぐ
なんちて、あたしってば考えすぎ?
?:そういうこともあろうし、そうでなきこともあろう
物語か
なぎこ:未完の物語ね
香子ちゃんは旅の途中
最後まで綴ってくれなきゃ
あの子だけの物語をね
?:案ずることはない
物語る行為は夢の旅路を行き、詩聖の閃きの頂きをこそ求め、
己が世界を編み続けるのに似ている
あれは必ずやり遂げる
なぎこ:へ?詳しいんだ
?:然り、我が友、紛うことなき詩聖たちであったがゆえに

京に鋼の怪の噂が広まってた
人食いの巨怪と震えた
とはいえ、喰われた人の欠片など見つからず
……ある日記より抜粋

藤丸:鋼?
段蔵:噂のみ、広まりつつある模様にて
噂が人の口に上り始めたのはここ数日
合致いたしまする
藤丸:天覧聖杯戦争……
金時:鋼は刃金に用いると決まってる
素戔嗚尊もそうだったろ
どっかの神社のおろち斬りも鋼って話さ
んなもんは博多の方からだって聞こえちゃこねえ
つまり大陸にだってねえ
おおかた外皮が硬い怪異だろう
まさか摂津の大具足でもあるまいに

藤丸は目を輝かせた。

藤丸:それってゴールデンヒュージベアー号?
金時:なんだそりゃ?
俺の独り言になにか言ったのか?
いまのは源氏の秘中の秘
余人に漏らしたと知られればタダじゃすまん
聞かなかったことにしてくれや
藤丸:は、はい
段蔵:何も聞いておりませぬ
段蔵の生きてた乱世でさえ鋼の鎧は希有なるものでした
せいぜいが舶来品であったかと
金時:大陸か?
段蔵:南蛮にて
金時:南の方に蛮ってあったか?
段蔵:もっと彼方の西方にて!
藤丸:世界の裏側といってもわかりにくいよね
金時:おう、わからん
博多でも交易してない場所だろうし
んなことよりめしよく噛んで喰え
藤丸:(もぐもぐ)
金時:天覧聖杯戦争、なんとも匂ってくる
外道の匂いがな
奇妙な儀式と思っちゃいたが、外道の企てなら合点もいく
儀式を止めろと言ったな
おいらも賛成だ
武者同士が鍔ぜりあう意味なんざねえ
外道の掌の上で踊らされちゃ世話もねえ
段蔵:金時殿……
金時:おっと惚れんなよ
段蔵:冗談もおじょうずですね、ご心配なさらず
段蔵は人に非ず、人形なれば
(いま視線を段蔵からお外しになったような)
私に何か不備がございましょうか
何でも仰っていただきたく。
金時:わかったから段蔵さん、もちっとな
藤丸:段蔵さんちょっと近いのかも
段蔵:は???
金時:近づかれっと目のやり場っての?がさ
段蔵:そういうものですか
金時:食べ終わったな藤丸
改めてだ。
天覧聖杯戦争は止める
リンボの企ても止める
おれとあんたたちは志を同じくする仲間ってやつだ
藤丸:ありがとう金時
金時:リンボの居場所はわからねんだよな
段蔵:平安京にあるであろうという予測、および虫の知らせがせいぜいにて
金時:手がかりがまったくなしでもねえだろ
リンボ、またの名を……
藤丸:蘆屋道満
金時:左大臣殿なんざ、晴明殿から道満殿に乗りかえたって噂さ
段蔵さん、遭えば分かるかい?
段蔵:一目見ればきっと、断じることができるかと
金時:天覧聖杯戦争の真っ最中、最も守護された場にいるは必定
つまり内裏、宮中だろうな
段蔵:とても強固な結界に守られた要地です
一流の魔術師の工房さえ超える神殿級
藤丸:じゃあ潜入はできないね
香子:おはようごうざいます
おかわりのお櫃はいかがですか
金時:おう、ありがてえ!
香子:ひゃ、ひゃいっ
すみません、男の人の大声はあまり慣れておらず……
おかわりですね?そんなにほしいのですね?
わかりました、家人も喜ぶでしょう
金時:そうだな、おかわりは頼む!
お願いはそれだけじゃねえんだ
折り入って頼みがある!
香子:ひゃ、ひゃいっ
藤丸:金時、声!
段蔵:この短時間に二度も怯えさせるものではありませぬ
金時:悪い……実は俺達……
香子:……内裏に上がりたいと?
官位有した方のみ上がられるのです
あるいは帝やお后に仕えるもののみが。
軽々に余人を導き入れるなどもってのほか
金時:どうか頼む、この通り
香子:お顔を上げて下さいませ
段蔵:(これは土下座!
金時殿ほどの武者が斯様な!)
金時:俺の名を出すなとは言わねえ
源氏本家にさえ伝わらなきゃいいんだ
香子:お名前を出した上で道長様にお願いすれば、通るやもしれません
ですが、ただでさえ貸しを作りがちな私としては
道長様へさらに貸しを作りたくないといいますか
金時:無理を通すつもりはねえ
そんときはここで身を隠しつつ次の手を考える
って、どっちにせよあんたには迷惑かけちまうか……
香子:わかりました、重々わかりましたので
何とかしてみます
藤丸:ありがとう香子さん
香子:もしものときはお許しくださいませ
金時:おれっちはいけると踏んでるぜ
宮中であの物語を読まねえ奴は1人もいねえと聞く
香子:その独特の気配
わかります、わかってしまう、まさかお読みに……
感想はきき聞きたいですが、覚悟していない言の葉を聞いてしまったら、
わわわ私は……
それより内裏に上がるお許しですよね!
頑張ってみますから、香子にお任せ下さいまし

段蔵:作家なるものは難しいのですね
金時:自身でない人生を垣間見て綴る
貴人や武人の出来事や噂を記録するのとは違うって話だぜ
日記の類とも違う
出来事、噂、日記、夢、あれやこれやを取捨選択
文字で綴り編む、もうひとつの世の有様
そいつは読むのも綴るのも愉快なもんだろうな

夜明け、香子が道長の許諾を取ってきた。

香子:明朝の短い間のみですが内裏へ上がれます
金時:うたた寝の最中悪いが藤丸、行くぜ
夜明け頃に内裏入りか、考えたもんだな
香子:諸処の赦しを取っておりました
遅くなってすみません
今から牛車で出れば内裏が開くより前に着きましょう
藤丸:内裏ってそんな早くから動いてるの?
香子:その、格別の計らいということでひとつ
源氏本家に伝わってはならぬ内密の話となれば
余人の目につかぬ刻がよかろうと。
金時:だがその分、朝一番で道満殿にお目通りが叶うってこったろ?

藤丸達は牛車で内裏に向かってた。

藤丸:牛車に乗れるのは凄いことなんだよね?
段蔵:牛車は貴人の乗り物にございます
まかり間違っても忍びが乗り込むようなマネは……有り得ませぬ
段蔵、感激にございます
香子:あ……
段蔵:凶猛の魔力を感知しました
香子:晴明様の呪で覆ってありますので、大事などはないかと
遠回りしましょうね
金時:面倒、出るぜ!
眠気覚ましに足柄相撲を見せてやる

怨霊(殺)2体
黒武者(剣)3体

次のサポートはフレンドのモルガンにした。
怨霊(殺)2体
土蜘蛛(槍)

怨霊(殺)
土蜘蛛(槍)2体

香子:おかげで回り道せずに済みました
よもや、あのように一蹴なされて……
藤丸:ああいうの多いんですか
香子:夜更けや夜明け前、日のない頃は化生の類も多く出るといいます
金時:連中は夜闇に親しむ
お天道様の下じゃ顔を出さねえ
段蔵:まさに魔圏、魔都
平安京が斯様なところであったとは
香子:それでも都です
日の本で最も栄えたる京の都です
それなのに……
金時:怪異は湧く
坂上田村麻呂をはじめ数多の武人が力を尽くし、
偉容を勝ち取ったのが平安京だろ
負けたらどうなるか
死に果てるか山野に下って末代まで怨の一文字を抱く
生きたまま鬼やら土蜘蛛に変じてもおかしくない
戦に負けた連中が怪異になる世はとっくに終いだ
鬼や土蜘蛛がみんなそうとは言わん
だがそういう連中もなくはねえ
田村麻呂が倒した大嶽丸はどっちだったのか
夫婦の鈴鹿御前も鬼だか天魔の娘って話だが
ただ強えだけの豪族だったんじゃねえの
負けた連中の怨の字は闇に紛れて京の夜を騒がせている

藤丸達は内裏に着いた。

段蔵:段蔵は是にて
香子:いま團蔵様がそこにいたような……
藤丸:途中で降りたのかもしれないね
香子:そこにおられて声まで聞こえた気がしましたが
ぼうっとしてたのでしょうか私
この場はもう内裏の中なれば、一切の無礼があってはなりませn
金時:心得ております香子殿
香子:無礼があれば香子ともども首が飛びます

香子:件の法師様は大切な儀式のさなかであるため
昼夜を問わず宮中に侍っておられると。
ですが具体的な場所はわかりません
私にできるのは人のいないうちに案内するのみ
道長様はこのような頃合いにはまず姿を見せることはありません
金時:あちらから女房殿かあるいは……
玉藻:あなたは彰子様の女房ですね
そう紫の……
香子:紫式部などと呼ばれております
玉藻:あなたの物語を好んでおります
藤丸:(もしかして玉藻?)
玉藻:ええとどなたです?
金時:源氏郎等坂田金時、道満殿に折り入って御用があり参上した
玉藻:この姿でお目見えするのは初めてでしょうか
覚えてらっしゃらない?
あなたが相模の御山を下りてきた頃……
でも狐も狸も見分けがつかない頃合いだったのやも
そこの赤い髪の娘……
随分と熱い視線をいただいているようで……
帝の側室が1人尊子にてございます
藤丸:よ、よろしくお願いします
金時:どうした口を開けて
玉藻:(あなた、見えてしまう人ですね
私の幻術は完璧、晴明様あたりでもなければ
耳や尾に気付くはずもない
それがこうも容易く……
どこかで逢ったりしてません?)
藤丸:(初対面というか初対面でないというか)
玉藻:(やっぱり縁があるのですねえ
どうやら私が目的ではない様子
それなら私は口を差し挟むつもりもありません
どうかあなたも黙っていてくださいましな)

玉藻は去った。

金時:足柄の怪童丸ともあろうおれが冷や汗かいたぜ
あの佳人、女ってのはこれだからわかんねえや
香子:何やら内緒話されてたようですが
尊子殿とはすれ違いにご挨拶する程度で……
藤丸:とりあえず心配はないと思う
道満:失礼、よろしいかな
金時:(気配がなかった!だと?!)
道満:穢れがいくらか首回りに憑いております
金時:悪霊祓いか
さすが稀代の陰陽師殿、護摩も焚かず祓いやがる
道満:夜闇の怪に行き当たりましたか?
内裏に穢れを持ち込むところです
香子:申し訳ありません
晴明様の教えを受けた私が気付きませんでした
確かに道満様が祓われたのは穢れの黒なれば!
道満:突然の祓いはよろしくなかったようだ
拙僧は嫌われてしまったようですね
私は晴明殿には遠く及ばず
悪玉のように囁かれる様子
憎まれるのには慣れています
藤丸:巷とか、そういう話ではないです
道満:ではどこで私をお知りに?
晴明殿からお聞きしたわけもなし
段蔵:(これなる人物、姿形はリンボと同一
ですが段蔵の霊核に響く悪意、妖気
いずれも感じられず、虫の知らせもありませぬ
魔力の質さえ違っておりまする)
金時:ツレが震えちまってるのは陰陽師が珍しいんだろうよ
随分遠くから来たらしいからな
道満:たとえば相模のあたり?
道長:何事だ騒がしい
帝のおわす宮中であるぞ
見ない顔だ、貴様何者か

内裏に珍しい客あり
武勇名高き源氏武者といえど
道長様に仕える武辺者といえど
易々と上ることかなわず
にもかかわらず、かの若武者一向は内裏に上がりたいのだという
目的は陰陽師蘆屋道満様
物腰柔らかなれど、どこかこわいあの法師様
果たして若武者一行は法師様とお会いになった
これで終い、すぐさま内裏を後にすると思いきや
まさかまさかの道長様ご登場
あまりの驚きに心の臓、ぴたりと止まってしまうかと……
……ある日記より抜粋

明らかに紫式部の日記ですね

金時:これなるは我が妹分
わけあって宮中へ連れ込みましたこと、金時の独断にて、どうかお目こぼしを
香子:こちらのお二人、昨日お伝えした件の……
道長:香子は口を閉じよ
私は怪童丸と話しておる
そこの娘、顔を見せろ

藤丸はまっすぐに見据えた

道長:妙なこともある
左大臣を前に怖じ気づかぬ
怯えの色の1つもあれば、怪しき者とみて首を刎ねるところだが
その胆力、よほどの大怨霊とでもまみえたか?
まみえた上で発狂しておらぬなら、
頼光がごとき鬼子か怪童に等しかろう
異形の血など貴人には不要だが
武士ならば使いようよ
斯様に満仲も心得たもの
責めはせん、面を上げて構わんぞ足柄の
故とやらを道長に告げて見せろ
金時:(どうすっかな
左大臣殿とこうもすんなり出くわしちまうか
道満殿もいるときた
出方によっちゃ首が飛ぶよな
これはこれで面白えんじゃねえのかい坂田金時!)
道長:怪童丸、貴様がこうも早くに御所に顔を出す、滅多になかろうよ
香子からは陰陽師殿に目通り願いたいと聞いてたが、なぜだ?
金時:天覧聖杯戦争なる大仕掛け
京の平安千年を招くとは偽り!
その正体こそは邪悪の渦
平安乱す凶賊の企てとの疑あり
道満:凶賊の企て?!そのような……
しかし晴明殿からの文は確かに直筆
道長:何を言うかと思えば、凶賊の企てときたか
天覧死合は晴明の考案
当代最高の陰陽師の言を軽んじるは
いかにも坂東生まれの山童らしき天衣無縫だが
口を開く前に考えよ!
京の平安乱す企てなぞ、絶えず降り注ぐ雨が如し
異境異界の術者の命で千年の平安が得られるのなら、なんとも安い
嘘偽りであれば常と大差ないわ
金時:しかし左大臣殿、陰陽師よりの言は文と聞き及び……
ええいまどろっこしい!
晴明の旦那、顔見せずに文だけ寄こしてんだろ
如何にも怪しいじゃねえかよ
本物の晴明殿の文なのか?
凶賊の騙りじゃねえのか?
なあ左大臣殿!
香子:いけません、いけません
そのような乱暴な物言い、決して
金時:あ……
悪い、じゃねえやかたじけない左大臣殿
しかし金時の嘘偽りなき本音!
それだけはどうか、どうか!
道長:怪童丸がここまでの言の葉をまくしたてるとは、
ついぞなかった事柄ではある
貴様、嘘なぞロクに吐いたこともなかろうよ
凶賊と言ったな、子細は
金時:話せるじゃねえか道長さん!
香子:金時様!
藤丸:アルターエゴ・リンボ
天覧聖杯戦争の裏にいるはずの人物です

藤丸はリンボの話をした。

道長:異境異界より訪れし邪悪の徒の企て、そうもうしたか
日の本と異なる異境異界があることは
すでに複数の英霊が姿を現わしていることからも明らか
異界異境には従順なるものばかりそろうわけでもなかろうさ
ある程度の筋は通る
しかしな、晴明の文はまこと晴明の筆である
花押、筆の運び、いずれも晴明のもの
道満:間違いありません
金時:(その道満殿が怪しいんだが
段蔵さんは別人と断じた
それはおれたちも呑まなきゃなんねえ
ここで道満殿がリンボと叫んでも言いがかりにしかならねえ)
道長:加えて、疑とまで宣うには証が足らぬ
所詮はお前達の言のみである
天覧聖杯戦争、止めるわけにはいかぬとも
金時:(そりゃまあそうだ
でたとこ勝負で言ってみたが、こうなるよな
藤丸とカルデアの言の葉、俺は信じた
だが道長殿は信じまいさ)
道長:だが私も聞く耳は持ってる
天覧聖杯戦争が邪悪の企てと言うなら
その証を立てよ、我が前にみせよ
金時:道長の旦那!
道長:物言いに気をつけろよ怪童丸
あるいは天覧武者すべてが天覧聖杯戦争に否を告げれば続行は難しかろう
他にも源氏の総意として、天覧聖杯戦争は悪なりと私に告げてみせるがいい
さすれば私も耳を傾けぬでもない
都の守護は地上の何よりも尊き努めなれば
源氏と郎等、総意を以て天覧死合に背を向け
都の守護に勤しむ、そういわれては私も異論なしだ
金時:話がわかるじゃねえか道長さん

渡部綱が現われた。

綱:話は耳に届いた
よもよ俺のみならず金時までもが宮中への立入を願うとは
ありえぬ話だ左大臣殿
なぜならば俺がいる
天覧武者にして源氏
ゆえにどちらも不成立は必定
天覧聖杯戦争、必ずや為し遂げてみせよう
道長:金時!なかなか険しい道となったのではないか?
綱:次に会ったときは左手、改めると伝えたが
宮中でなければ即刻改め、切り捨てているところだ、
主馬の佑とはいえ……
地の利か?
一度吐いた言の葉を捨てさせたのは確か
お前が一枚上手だ
金時:そいつはどうも
綱:ふふ
金時:へへ
藤丸:2人ともストップ!
道満:源氏武者のお二方、どうかそのまま!
なりませぬ、この場ではなりませぬぞ
宮中にございます、刃傷はご容赦をば

藤丸達は内裏の外に出た。

金時:ひとまず道満殿とリンボは別人とわかった
左大臣殿の言質を取れた
段蔵:残る3組のマスターとサバを探すのがよろしいでしょうか
源氏の総意を取るのは難しいと考えて構いませぬか
金時:頼光の大将がちょっとばかしな
藤丸:街の人に聞いて回ろう

子ども:きんときだ、きんちゃーん
男:相模の怪童!一回りでかくならはってまあ
女:今日は餅でも持って行ったらよろしおす
金時:みんな妙な話を聞いたりはしねえかい?
子ども:はがねの怪!
段蔵:夜な夜な歩く大柄なる怪異、鋼の怪
子ども:大宮の大路を下ってお稲荷さんがあるでしょ
その境内から出てくるのを見たってねえちゃんが言ってた!
女:お稲荷さんの旅所、そんなん聞いた気ぃするわ
西坊城小路の従姉妹が子の刻に鋼の怪がでよるって
金時:それは近頃の奴か?
女:聞いたんは昨日かおととい
子ども:ねえちゃんも昨日見たって
藤丸:天覧聖杯戦争開始時期と付合するね
金時:段蔵さん、香子さんに帰りは遅くなると伝えてくれや

次のサポートはフレンドのモルガンにした。

金時:こうして誰かと張り込むなんざ久しぶりだぜ
藤丸:刑事ドラマみたいだ
金時:ん?
藤丸:こういうのに慣れてるんだね
金時:俺達は鬼どもの対処やら土蜘蛛やら怪異の巣討滅とか
怨霊退治とか坂東の乱の残党狩りとか
そういうのばっかりさ
でもたまには検非違使の真似もするんだ
正直、面倒だけどな
都にゃ人が多い
人が多いのはどうにもこうにも面倒だ
おれは御山で育った
人の衆生ってやつを山じゃちっとも見なかった
都に来てからはよく見るようになった
人が多いのは居心地が悪い
それでもあいつらが好きだ
御山の本能丸出し名生き様も好きだが
違うけど同じってのが近いかねえ
藤丸:なんとなく分かる気がする
段蔵:戻りました
戻りがてら稲荷境内を探査してございます。
茂みの奥に祠が1つ、その奥に洞穴を発見した次第にて
金時:そいつはなんとも、ゴールデンだぜ
なあ藤丸
藤丸:ゴールデン!

藤丸達は洞穴を調べた。

段蔵:この洞穴、魔力濃度高き霊脈の直上にて!
金時:この匂い立つ濃さは妖気の類だ
陰陽師が護摩を焚きやすい場所でもある
段蔵:マシュ殿がいれば召喚陣を設置できるのですが
天覧聖杯戦争なら術者にとって要地かと
金時:てことはだ、いきなり当たりを引いたかよ!
何者かいやがるぜ
段蔵:前方魔力反応あり
藤丸:ヘルタースケルター!
金時:鋼の怪!こいつがそうか
異境異界の術者さんか?!
段蔵:恐らくは使い魔、分身の類

鋼の怪(術)
ヘルタースケルター(件)9体

金時:手応えが薄い、幻術の類か?
段蔵:やはり使い魔や分身かと
金時:式神か
段蔵:ここを発見した術者は怪異避けとして配置したと思われます
金時:マスターを仕留めるにはいかにも足りねえ
小物の怪異避けってんなら合点だ
藤丸:たぶんチャールズバベッジの使い魔
金時:いかにも異境の名だ
カルデアのお仲間さんか、異境異界の術者か
段蔵:たとえ同一人物であれど別の時代、土地に召喚されれば別人
金時:???
段蔵:我らカルデア、その名と姿を知っております
藤丸:階差機関を実現した天才数学者
別の世界を夢見た英霊
段蔵:人の域を超えた算術を可能とする
文明発展につながる大発明と聞き及びまする
バベッジ殿はこれを用いて人類に新たな光をもたらさんとしたとか
けれどそれは見果てぬ夢
階差機関は遂に実現ならず……
しかし同様の装置を人類史は生みだし、発展を遂げました
バベッジ殿は人類史のそれとは異なる、
階差機関が成ったもしもの世界を夢想する存在です
バベッジ殿には剪定事象が見えてるかも
金時:確か……有り得た明日ってやつだったかね
届かなかった異形のために人理に刻まれ、
てめえの生きた時代と違う時代に喚ばれ
尚も夢見ちまうのならそいつは……
何とも、もの悲しい話じゃねえか

第5幕 鋼日記(後編)

サポートはNPC金時にした。

道長様のお言葉、生きた心地がせずにいた
初めてではない
日頃、感ずるところである
たまにではあるが
物語を編まんとする私の手は止まってしまう
左手にあやかしの紋、三画の令呪
鋼のあの御方とを結ぶ仮初めの絆
……ある日記より抜粋

紫式部がマスターとは予想外だった……

藤丸達は夕餉を食べてた。
家人:明朝もお早く出られるので?
金時:明日はそういうつもりはねえよ
家人:では朝餉を用意します
みなさま、おやすみなさいませ
藤丸:ありがとう、おやすみなさい

段蔵:敗退したマスターは2名
碓井殿、卜部殿
綱殿は第3マスター、金時殿は第4マスターと数えます
となれば此度のヘルタースケルターを配した英霊、
バベッジ殿は第5マスターのサバのはず
金時:その場合、藤丸は第4の英霊か?
藤丸:私はサーヴァントじゃないよ?
段蔵:むしろマスターにございます
金時:そうだよな、忘れたつもりじゃないんだが、どうにもな
じゃ俺の英霊はどこなんだ?
段蔵さんは違うしな
段蔵:段蔵はアサシンなればキャスターではありませぬ
金時:バベッジが第5英霊として、対になるのは第5マスターだ
そいつは誰なのか
段蔵:マスターの条件が何か金時殿は知りませぬか?
通常の聖杯戦争には魔術師、あるいはそれに準じる人物のうち、
強き願いを持つものが選ばれるとか
金時:似てるようで違うんだな
天覧とはあべこべだぜ
段蔵:まさに順逆が入れ替わっています
リンボが好みそうな悪戯じみて……
……失礼、リンボ許すまじと考えておりました
回路を稼働させつつ意識領域でリンボ許すまじと
藤丸:段蔵さん器用だ……
段蔵:天覧武者と呼ぶからには武者が条件なのでは?
金時:いや違う
藤丸:即、否定!
段蔵:段蔵は絡繰りなので大丈夫です……
しばし……隅っこの方に……段蔵は、おりまするね……
金時:拗ねんなよ段蔵さん!
左大臣殿が申されたのさ

平安の都にて誰しもに知られる力ある者である
これを天覧武者と呼ぶ
異境異界の術者7騎
天覧武者7名
全身全霊を以て術者の首を奪い合え

段蔵:術者の首を奪い合え、とは
英霊は兵の一軍を凌駕し、マスターの現世では兵器級の存在であり
神話、伝説を再現しうる神秘
それを召喚しておきながら……
恐るべし、平安武者
金時:強え奴だろうが首を飛ばせば死ぬ
そんだけの話だと思うんだが
いやいや、油断禁物だな!
気ぃ引き締めておかねえと
段蔵:気を引き締める程度で済んでしまうのがまた……
力ある者なれば平安武者を差し置いて他にないと思われます
これは段蔵正解なのでは
隅っこでいじけた甲斐がないのでは?
藤丸:マスターは全員、平安武者では?
金時:力ってのは武のみを指すもんか?
段蔵:確かに思う節もありまする
相撲の力が強き者、太刀槍弓の力が強き者
他にも様々にありましょう……
金時:煮炊きできるやつはおれにとっちゃ大層強え
詩が詠める奴とかもそうだな
香子:みなさま、お戻りになっていたのですね
内裏を出た後で、どちらへ?
金時:朱雀大路をうろついてから、物の怪退治をな
鋼の怪って知ってるか?
稲荷の境内で見たってんで、
軽く挨拶交わした次第だ
幻だか分身だったんで、また挨拶に出向くさ
香子:そ、そう、ですか……そう……
そ、そのような……怪異なるものが……
金時:あんたは何一つ案じることはねえさ
さっきは空振りだったが次は仕留める
香子:そう、ですか……
私……些かばかり……気分が優れませんので……
先に失礼いたしますね……
藤丸:大丈夫、香子さん?
香子:はい、大事ありません

段蔵:お眠りですかマスター
藤丸:起きてるよ
段蔵:香子殿が屋敷を発たれました
藤丸:香子さん様子がおかしかった
段蔵:心揺れている様子でした
金時:なんだ?化生が出たか?
……香子さんは徒歩じゃねえよな?
段蔵:牛車にて
金時:刻は早朝……でもねえや
段蔵:丑三つ時の些かばかり前
藤丸:香子さんの後を付けてみよう
段蔵:先んじて香子殿の行く先を探りまする

金時:大路に出たはいいが北か南か東か西か
段蔵:香子殿の牛車、稲荷神社へ向かっている様子にて
金時:抱えて走るぞ藤丸
……妙だな、夜の大路に怪異の一匹も出ねえ
稲荷までもうちょいだが……
藤丸:ヘルタースケルター!
金時:邪魔だ押し通る

ヘルタースケルター(剣)3体

ヘルタースケルター(剣)3体

ヘルタースケルター(剣)

次のサポートはフレンドのモルガンにした。

段蔵:香子殿、件の洞穴に入りました
金時:いやがるな、だが伏兵って感じでもねえ
そこにいるよな誰か!
まさかり投げられる前に出てくるがいいぜ
なぎこ:まさかりは勘弁してほしいなあ
こっから先は行かせたくないんだ
金時:あんたじゃないよな?天覧武者は
なぎこ:ここにいるあたしはただの清子さんだ
金時:そこをどいてくれ清子さん
なぎこ:普段なら金ちゃんのいうこと聞いてあげるとこなんだけど
年上のお姉さんとしてはさ
あたしがなんとかしなきゃって思うわけだよ
でもごめんね
ここはどうしても通せないのさ
誰も彼も通さない
藤丸:それは香子さんのために?
なぎこ:うん正解
金時:香子さんとは知り合いって訳でもねえって……
なぎこ:あの子との関わりなんて書き手同士ってこと以外、何一つない
あたしが君達を邪魔してることも、あの子は知らない
あたしはさ……あの子の物語がもう好き好きの大好きなんだよね
だから通さない
アタシは太刀も相撲もてんでダメ
蹴鞠は好きだけど他の取り柄は……
持ち前のかわいらしさだけ!
いとをかし!
金時:言いたかねえんだが、トシ考えろよ清子さん!
晴明殿に並ぶ術士としても勝ち目ねえぞ

清少納言は966年生まれ。
1008年時点で42歳。
確かに歳だわw

なぎこ:言ってはならぬ禁忌に触れおったか?!
さあ取り出したるはこのお札
金時:あんた陰陽師嫌いだっただろ!
なぎこ:嫌いだけど、あいつらの呪文うるさいし
でも失踪前に護符を押しつけていったのは、
あたしがこうするってわかってたんでしょ
段蔵:召喚術式予想されます、マスター

式神剛力坊(剣)
式神神蛇(槍)

剛力坊と神蛇はガッツ1回HP5万、ガッツ発動時に敵に呪い付与1回がかかってる。

次のサポートもフレンドのモルガンにした。

なぎこ:あいたたた……

藤丸は手を伸ばした。

なぎこ:ありがと
慣れないことはするもんじゃないね
あの物語読んだ事ある?
あたしやっぱり好きなんだ
光君だけは趣味じゃないんだけども
好きになっちゃったからには最後まで読みたいんだよ
藤丸:香子さんに危害は加えません
金時:女と子どもは守るもんだ
おれっちが戦う相手じゃねえさ

香子:私も夢を見とうございます
あなたのように
その鎧、その鋼、厚き殻の向こうへ行けば、
あなたの世界を目の当たりにできましょうか
バベッジ:笑止である
お前はお前の夢を見よ
我が夢の残滓、おまえには無用
お前はお前の夢を既に得ている。
香子:なぜそう口にできるのです
バベッジ:我が友には数々の詩聖あり
我は知る、物語る者達の楽しみと哀しみを
我は知る、お前の心よりの願いがなんたるかを
さて、いつまで覗き見するのか
金時:お見通しってか
段蔵:英霊バベッジとお見受けする
香子:あなたたち……よもや私の後を
申し訳ございませんおじさま
藤丸:香子さんごめんね
バベッジ:我が真名を知るか
ならば問いかけはすまい
天覧聖杯戦争に縁持つ者であろう
金時:天覧聖杯戦争は悪!その疑いがありやがる
おれっちとともに……

バベッジはいきなり攻撃した。

金時:こいつは重い槌だ
正真正銘の鋼の怪
バベッジ:杖である!
藤丸:話を聞いてほしい
段蔵:なにゆえ焦っておられるのか
バベッジ:問答無用
金時:香子さんよ、天覧聖杯戦争、悪の疑いあり
外道の仕掛けかもしれねえんだ
バベッジ:カオルコ、耳を傾けるな
我が身を呼びしは聖杯の力であろう
ならが我、鋼となりてますたーの願いに力を注ぐ
金時:願いが叶うかわからないぞ
不確かな聖杯に命をかけるかよ、鋼の旦那!
バベッジ:問答無用といった!

バベッジ(術)
ヘルタースケルター(剣)2体

バベッジは攻撃字やけど付与3ターンがかかってる。

金時:おれっちに相撲勝負たあ面白え
バベッジ:我が鎧を投げ飛ばすか!
我が鎧、駆動に異常発生だと……
香子:おじさま!
藤丸:話をしよう
金時:あなたはマスターか否か
香子:私は……武者ではありません
金時:だが、あんたは力ある者だ
文字に想いをこめて綴る、俺には届かねえ新たな力の持ち主だ
道長殿も遠回りな言い方するもんだ、
なあ紫式部殿、第5のマスター
香子:道長様は私がマスターとは知りません
道満様も
あかしの紋が誰の手に浮かぶかは天のみが知る
私は文を綴るだけの女
天覧聖杯戦争にかける願いなどあるはずも……
藤丸:本当は願っていることがあるんだね
段蔵:願い持つ者こそが聖杯に選ばれる
それが聖杯戦争と聞き及びまする
香子:願いはあります
バベッジ:カオルコ……
香子:この方達はおじさまの首を刎ねようとしてません
ならば言の葉に嘘はないと信じます
香子は、私の物語を最高の形で綴り終えたい
藤丸:源氏物語だね
金時:そのまま最後まで綴ればいいんじゃないか
聖杯なんぞに頼るのは……
香子:わかりません
物語を紡ぐのは水を持たずに夏を歩くのに似ています
時には紡ぐのが難しくなります
旅人の足が重くなるように、筆持つ指が重くなることも
一度や二度ではありません
何度、重みのままに倒れかけたか
此度も私は挫けかけておりました
そんな折、あかしの紋がこの手に浮かび……

香子の回想が挟まってた。

香子:願い?
バベッジ:然り、願いである
我はお前の願いを叶えるため、ここに顕れた
天覧聖杯戦争は命の奪い合いである
正しくは己が英霊の命を奪い合う儀式
香子:でも刃を交わすなど……私には到底……
それに英霊の命とは?
バベッジ:我の命である
我の命奪われし時、お前は敗北する
香子:できません!
命を軽々にやり取りするのは好みません!
誰かを……傷付けてまで……願うことなど……
あってよいはずがありません
バベッジ:ならば我はお前の護りとなろう
聖杯戦争終結まで我がお前を守る

段蔵:辻褄が合ったように感じまする
昼間、バベッジ殿は洞穴に潜んでた
夜のみ屋敷に戻り香子殿を守る
そのような作戦だったのではありませんか?
昼間は刃傷を禁じる内裏なら大事はない
ゆえに夜の間のみマスターを守る
バベッジ:然り、カオルコを傷付ける訳にはいかぬ
詩聖は人類の宝なれば守らねばならぬ
金時:じゃあ境内や大路をうろついてたのはあんたかよ
バベッジ:然り
金時:霊体化だっけか?そいつをすりゃよかったろうに、
夜だろうと大路を行けば勘付かれやすかろうに
実際、俺が来た
バベッジ:然り
当初こそ、我は霊体化を多用してた
だが聖杯戦争を拒む英霊にとって、霊体化は効果的
消極的姿勢は儀式を崩壊させる
それを左大臣ミチナガ・フジワラは許さなかった
香子:天覧聖杯戦争の開始宣言から3日目、
陰陽師が総出で霊脈へ働きかけ……
洛内に施された結界により、霊体化を封じられたのです
バベッジ:日の半ば以上霊体化してた我は、実体化せざるを得なくなった
天覧聖杯戦争が終わるまで続く強力な呪詛である
金時:なら俺達が屋敷にやって来た夜は……
バベッジ:緊急の霊体化である
金時:じゃあここしばらくは……
バベッジ:夜間は遠方に潜み、熱源感知機構でカオルコを見守った
金時:よく今まで誤魔化してこられたもんだな
巷の噂になってんだぜ?
綱:無論、俺の耳にも届いてる
これなるは京の都の霊洞がひとつ
娘、相変わらず金時と同行するか
天覧聖杯戦争に関わりなくば命までは取らぬ
だが腕の1本や足の1本は覚悟しとけ
段蔵:(恐るべし天覧武者、各種感覚器の感度を最大にして気づけぬ!)
金時:ここへ先に辿り着いたのはおれっちさ
のこのこ出てきても何もさせねえ、させやしねえ
綱:とうに見当はつけていた
ほっておいたにすぎん
夜ごと闊歩する英霊、食いつくアホウもいるかと考えたが、
よもや……我らの縁も相当だな金時
金時:獲物の横取りはよくねえぜ、綱の兄貴よ
バベッジ:はははは我、呵々大笑せり
既に2騎屠ったという平安最強武人ツナワタナベ
我が夜に闊歩したのは策である
霊地を拠り所とした我ならば
斯様な芸当も可能であるぞ
蒸気圧上昇、戦闘マニューバ解放、機関接続、蒸気圧最大、緊急宝具真名解放

バベッジは宝具を放った。

段蔵:瞬間的に立ちこめる蒸気
数十機出現するヘルタースケルター!
綱:この物量、軍団一個を我が物として操るか
バベッジ:我が夢想、我が妄念、絶ゆることなき悔恨が我が宝具としれ
罠にかかったは貴様である、ツナワタナベ

金時:鋼の旦那、やるじゃねえか
バベッジ:彼奴はしばらく近寄れぬであろう
さて今の内だ若人たちよ
藤丸:この洞窟を出よう
バベッジ:否
彼我の決着をつけようではないか
香子:いけません!
私は戦いの力にはなれないのです
ろくな術も使えませぬ
ここはどうか、逃げましょう
バベッジ:カオルコ、否、ムラサキシキブ
我が階差機関は全てを計算せり
我が身の行く末ここまでと知るに十分
ツナワタナベは優秀な猟犬あるいは狼
我が罠すらいつまで保つか
ゆえに我は託す
香子:あなたの卜占は優れているかもしれません
でもそれで……己が果てを決めてしまうのですか
バベッジ:責めてくれるなカオルコ
金時:本気なんだよな
香子さんの涙を見たよな、それでもやるかよ
言の葉も聞いただろうが
バベッジ:然り
金時:そうと決めちまった奴は止められねえ
バベッジ:我が魂、我が命、我が夢想、貴様達に預けよう
我が鎧、砕いてみせるがいい
砕けぬなら命をもらう
もし願いを叶えたくば
力を以て押し通るより他に道はなし

バベッジは死合舞台=固有結界を出した。

バベッジ:これぞ敗北せし英霊を食らう辺獄の血戦地
その名を天覧死合舞台
貴様達の道をここにて閉ざす

サポートはフレンドのモルガンにした。

バベッジ(術)
ヘルタースケルター(剣)99体

ヘルタースケルターはタゲ集中1ターンがかかる。
HP0になるとバベッジの攻撃アップ1回がかかる。

バベッジは紫ゲージブレイクで回避10回3ターンがつく。
ダメージカット3ターン、弱体無効1回3ターンもつく。

バベッジを倒すとバトル終了。

バベッジ:力比べは貴様の勝ちだなキントキ
香子:おじさま、おじさま……

綱:これは……
メディアリリィ:敵性サバの霊核が砕かれました
綱:逃げず死に果てるか、ならばこれは自害
否違うか、マスターを守らんが為、俺に劣る金時に賭けたか
紫式部なら腕の一本で済んだか否か
去るぞキャスター、もはやここに用はない

バベッジ:我が内には深き納得のみが染み渡ってる
そこの赤毛の娘、他人のようには感じぬよ
まるで旧来の友のような、遠き彼方でともに歩んだような
ならば、我が使命託すに憂い無し
我が定めしはカオルコの護り
我は自らの言葉を裏切ったが、守りたいと思うのだ
我が命を以て託したい、どうか……
金時:言われなくたって誰にも傷付けさせやしねえさ
術者が死ねばマスターは資格を失う
そうなりゃ綱の兄貴にも狙われねえ
それを分かった上で……
バベッジ:赤き竜がごとき猛き者
東方の自動人形
赤毛の娘、そしてカオルコ
夢を捨てるな
たとえこの世で最も儚きものが夢としても捨ててはいけない
我、夢潰えし後に人理に刻まれし英霊である
ならばこそいう、忘れるな、己を奮起させ続けよ
己が夢を鋼鉄で鎧うのだ
さすればきっと進み続けられよう

バベッジは消えた。

鋼の怪は二度と現われまい
あの御方は光の粒となりて消えた
私の左手の紋様も消えた
人々は噂するだろう
鋼の怪が消えたるは検非違使の仕業に違うまいと
けれど私は知る
あの御方は妖物魔物ではなく
人を食わず、私を護り……
……ある日記より抜粋

護り……の続きを書けなくなったんでしょうね。

香子:内裏のお勤めがありますので、ええ。
物語を編む他にも忙しい身なのです
牛車の符は特別ですから、護衛は不要です
藤丸:いってらっしゃい
……空元気だよね
段蔵:目元の赤み、涙のあとと見ました
金時:元気さ香子さんは
空元気ってのは時に……
元気になりてえ自分を鼓舞せんとする、言わば鎧だ
見ろよ、今日は随分と天気がいいや
己が夢を理想の鋼鉄で鎧う、か
おいらにゃできねえ
夢って何だ?
おれは何がしたい?
御山にいた頃は違ってた
気に入らなけりゃ投げ飛ばす
何が足りねえ?
都の守護を仰せつかって幾年月
さっぱりわからねえ
戦う理由がどこにもねえ
正義だっけか
そいつでもいい
おれには芯が足りてねえんだ
バベッジの旦那にはそれがあった
あいつはゴールデンだった
藤丸:わたしもそう思う

第6幕 友と子(前編)

頼光:ここにいたのですね
いけませんよ、屋根に上がるなんて
いつかの金時のよう
幼子:平気よ頼光
屋根から落ちたりなんかしないわ
落ちてしまうのは卵の殿方よ
頼光:卵の殿方とは屋根から落ちるのです?
幼子:違うの屋根ではなくて
壁から落ちてしまうのよ
落ちたら割れて元に戻らない
私は卵の殿方ではないし
ここには卵の殿方なんていないのだから
誰も傷付かないわ、ね?
頼光:あなたが言うならそうなのでしょう
母は信じます、誰も傷付かないと
あなたと話してるとずっと昔の自分に戻ったように想うのです
何者でもない文殊丸であったころ
幼子:あなたはあなたよ頼光
あなたの中に文殊丸はいてくれる
頼光:母をからかうものではないですよ?
幼子:きっとそう、私にはわかるの
頼光:金時がここにいたら仲良くなってたでしょうに
どこを彷徨っているのやら
幼子:それは坂田金時?足柄山の?
頼光:どちらもあの子です
幼くは怪童丸、御山の神たる赤竜の子、剛力の鬼子
けれど今は金時です
幼子:その子はきっと、私達は要らないはずよ
わたしはわたし、あなただけのわたし
わたしはあなたのお友達よ
さみしがり屋の文殊丸さん
何も心配要らないわ
金時はもう大人
遠い日にはきっと、私達に寄り添ってくれたけど
今は忘れてるわ
だから、私はあなただけのお友達でいいの

サポートはフレンドのモルガンにした。

丑三つ時、京南に鬼が湧いた
晴明の大結界を難なく越え、破壊、略奪、蹂躙
巨鬼を侍らせるは、美しき鬼2匹
茨木:不甲斐ないぞ京人ども
太刀100本集めながら我らの1匹に届かぬ
検非違使:退け退け!
源氏武者を寄こせ!
並の鬼ではないぞ
茨木:蹴散らせ虎熊
酒呑:そないにはしゃいで、上機嫌やねえ?
茨木:力が滾って仕方ないのだ
汝が拵えてくれた新たなる腕が為よ
流石は大江の鬼を統べる者だ
酒呑:うちは鬼を統べたりせえへんの
そういうんは茨木がやるとええ
それより壊してばかりで喰わへんのはもったいないわ
殺すばかりで喰わへんのは禁ずるさかい、
破ぶらはったら……わかってはるよねえ?
茨木:わかった、殺した物は必ず食らう
食らわぬのであれば殺さぬ
見ろ酒呑、我はまだ殺しておらぬ
我の目にかなう肉がそうそうない
一条戻橋ではこれという肉に出会ったが
……いやその話はすまい
酒呑:茨木は可愛らしいなあ
今宵こそは茨木のええとこ見たいわ
今宵は暇がないかもやけど
いつもの戯れとは趣向が違ってるんよ
きれいなおべべ探すんも、
綺麗な子らを攫うんも
宝物集めるんも、酒を奪うんもぜんぶなし
金髪碧眼の小僧と遊ぶんもなしや
茨木:汝は何のために御山から下りた?
酒呑:ウチの話聞いてはった?
茨木:あの客人のことか!
酒呑:お客人は京に用があるんよ
客人:御意にて、我が主
酒呑:霊体化いうんは便利らしいけど難儀やわ
茨木:(難儀などと言われるとは莫迦め
死んだぞ、客人!
突然現われて酒呑の隣に佇みおって生意気な)
客人:申し訳ございません、細心注意を払います
酒呑:ま、ええわあ、気にせんとき?
茨木:(なぜだ酒呑、なぜ何もないのだ)
酒呑:京の結界、するりと抜けられたんはお客人のお陰やろ
普段は月に一度くらいしか忍び込めへんの
その一度はあんたが一条戻橋に行かはるのに使ってもうたろ
虎熊、星熊やらの大鬼まで連れはるんなら、半年に一度くらいやろか
それが京に参りましょうの言の葉でこないやもの
流石、異境異界の術者はんやわ

段蔵:大型の敵性反応!
金時:どっかの御山から下りてきたか?
晴明殿の結界、大型の鬼が入り込むのは難しいはずだ
力を押さえ込んで忍び込むのが月に1、2度が京の常なんだが
しかも率いてるのが……
茨木:汝は金時か?!
酒呑:誰かと想えば金髪碧眼の小僧やないの、お久しゅう
金時:先月顔見たばっかりじゃねえか!
藤丸:平安時代の酒呑、茨木!
段蔵:油断めされるな
我らの記憶は一切持たぬはず
計測魔力はカルデア登録済み霊基を優に超えておりまする
金時:暫くぶりに姿を見せたと思いきやこの騒ぎ、どういう了見だ
酒呑:こういう了見やわ

酒呑は令呪を見せた。

段蔵:天覧武者、鬼をも数に入れようは!
酒呑:うちの見たところ、赤毛の娘は術者とちゃうねえ
もっと瞳え見して?妙なもん感じるわあ
藤丸:この重い感じ!
金時:藤丸、まっすぐやつを見るな!
持っていかれるぜ、やつは危ねえんだ
藤丸:アフロティーテに比べたら、ぎりぎり耐えられる
段蔵:マスター、私の背後に!
あなたの礼装、魔術効果の完全遮断には遠いはず
酒呑:そっちのお人形はんは、さあばんとやね
でも術者とはちゃうねえ
金時、あんたはん仲間外れなんちゃう?
茨木:四天王とほざきながら天覧武者に選ばれぬ
ざまあないぞ金時!
よし決めた!酒呑、邪魔してくれるな
源氏武者に情けをかけてやるのよ!
こうも生き恥さらしては辛かろうから

茨木童子(狂)
虎熊童子(狂)

茨木はガッツ3回HP1&ガッツ発動で攻撃アップ3回&クリ率アップ3ターンがかかってる

次のサポートは神ジュナにした。

茨木:大江の鬼を率いるこの茨木の炎
小器用に捌いてみせるか、ぐぬぬ
藤丸:褒めてくれるならありがとう
茨木:褒めておらぬわ!
酒呑:茨木、そこまで
金時:(虎熊も引きやがった、
ここでとことんやる気はねえってか
術者おらずのおれとやっても意味は薄かろう
だが酒呑は術者持ちか俺と同じか)
酒呑:茨木下がりや、いつまでも遊んでんと
茨木:遊んでるのはこやつだぞ
金時、それと小娘!
まるでやる気がない
我の首を刎ねるつもりがまるでない
金時:そっちも大差ねえだろ
今宵は喰ったのか、人を
茨木:よ、余計なことを抜かすな小僧
金時:加減してんのはお互い様だぜ
どうせ新しい戯れなんだろ
術者はどうした?
酒呑:うちが半端もん言いたいん?
うちにはねえ、こんお人がいるんよ
パラケルスス:お呼びでしょうか我が主
金時:てめえも英霊持ちかよ
おいらは羨ましいとか言わねえぞ
酒呑:言ってるやないの
そない言わはるんなら、うちのキャスターはん自慢したなるわ
そうやって、うち誘うんはどないなん?
金時:誘ってねえよばか
そこに直りやがれ、てめえら皆、ふんじばって
そんで何もさせねえ、天覧聖杯戦争ここで終いだ
酒呑:ほなちぃとばかし遊んでこか、茨木!
うちとキャスターはんが遊ぶさかい、あんたはんと虎熊は大人しゅうしててや

ホムンクルス(槍)
プロトホムンクルス(槍)

ホムンクルス(槍)2体
プロトホムンクルス(槍)

酒呑童子(殺)
パラケルスス(術)

酒呑は弱体付与率アップ&攻撃を受けると敵に毒3ターン付与&その敵に攻撃ダウン
自身に攻撃アップ2ターン&宝具威力アップ2ターンを使う
紫ゲージブレイクで魅了付与。

パラケルは自身にチャージ増加をする
敵全体にArtsアップをかける

こちらに毎ターン確率でスキル封印1ターンがかかる

酒呑の赤ゲージHP26000で令呪コンティニューした。
あとは宝具ぶっぱで終わり

酒呑:ああ楽し!
こんなん一度きりで終いにしてもうたらばちが当たってまうわ
ほなキャスターはんここらで
パラケルスス:虎熊さまほどの大質量だと、
移動先は制御できませんが、よろしいですね

酒呑たちは転移した。

段蔵:おそらくは目くらましと高速移動の合わせ技
大陸の古き軍師太公望が用いたという
かの土遁の術をさえおもわせまする
藤丸:段蔵さん周辺哨戒できる?
段蔵:霊体化で一通り、洛内を哨戒して参りまする
内裏の様子も見て参ります
金時:完全に遊ばれた、俺の負けだ負け
だが次は勝つぜ

家人:おかえりなさいませ
金時:段蔵さんは野暮用でな
あんたたちはまだ外に出ねえ方がいい
鬼どもがいるかもしれねえ
屋敷に結界は張ってあるんだよな
家人:先代為時さまより当家の結界は破られたことはなく
金時:香子さんは奥にいるのかい?
家人:朝が来るや中宮様が不安がられてはいけないと内裏へ
金時:牛車で出たんだよな
晴明殿の符なら目くらましになる
内裏の結界は強え
家人:私は朝餉の支度を、失礼いたします
金時:鬼までマスターとは
力ある者なら誰が選ばれたっておかしかねえが
藤丸:知り合いなんだよね?
金時:腐れ縁だ
虎熊だけじゃねえ、星熊、金熊、熊童子まで手下に加え、
大江の御山に鬼御殿を建てやがった
そこいらのザコ鬼とは別格
晴明殿さえ、あの2匹は今日最大の脅威と宣いやがる
だがよ、人を食った話がとんとねえ
今宵だけじゃねえ、いつもそうだ
すくなくとも酒呑は戯れてやがる
かつては間違いなく食ってた、
それが今は不思議と食わねえ
相当の力加減をしてるはず
おいらなんて半年前に左腕を千切られかけた
晴明殿のお陰でつながったが……

だから金時、左腕にのみ防具つけてたの?

遭ったが最後、首を刎ねるまで戦うのが正しい源氏武者かもしれねえ
おいらにゃその気になれねえ
人喰わずに嗤ってるだけのやつの首を刎ねるとするだろ
それでおいらは胸張って飯食えるのか?
食えそうにねえ
ああそうだ、こう言えばいいのか
ゴールデンじゃねえ

段蔵:酒呑一党は洛内のあちこちに現われては少し進み
検非違使、源氏郎等を蹴散らしたかと思えば姿を消すので
金時:何がしたいんだ?
用があるなら真っ直ぐ進むよな
段蔵:源氏武者たちは洛内各所に配されましたが
これは源氏本家の命にて
内裏には特段動きはございませぬ
それと香子殿が内裏に入られました
鬼と遭遇しておりませぬ
金時:酒呑がマスターなのは承知かもな
内裏が動くまでもなしと
どこに出たか具体的に教えてくれるか?
段蔵:まず東京極大路八条の上、
西桐院大路六条の上
道祖大路五条の上
右京側土御門大路
大宮大路五条の上
藤丸:地図に記入してみよう
段蔵:各地の進行方向を伸ばすと、一ヵ所に交差してる
戦う最中に武者が集うことを避けているのではないでしょうか
金時:遊んでいやがるな
ここは……
段蔵:左京正親町あたり
金時:京人なら誰もが知ってる屋敷あたりだ
段蔵:誰もが知る御方とはどなたです?
金時:……安倍晴明

晴明邸は頼光邸の近辺だった。

金時:すまんありゃ嘘だ
晴明殿は不在、家人も暇を出したとかで誰もいない
そんなら鬼どもが目指すのは、無人の屋敷よりはこっちだよな
藤丸:頼光さんマスターの可能性あるよね
段蔵:天覧聖杯戦争の辞退、あるいは源氏を挙げての儀式反対の説得を
金時:……はい
藤丸&段蔵:(はい?)
金時:(動けおいらの体
門扉を叩くだけでいい
緊張してんだおれは!
いつまでもガキのままだ)
幼子:おかえりなさい
家出は終わったのかしら
でも立ち止まってるのはなぜ?
金時:……?
藤丸:知ってる子?
金時:見ない顔だぜ
(段蔵さん、このガキ実は術者じゃねえか)
段蔵:(英霊の反応なしにて)
金時:どの道屋敷に入らなきゃなんねえ
藤丸、段蔵さん、行くぞ

段蔵:門扉の裏には完全武装の鎧武者数名
屋敷の中にも軽装とはいえ鎧武者が配置
臨戦態勢ではありませぬか?
藤丸:天覧聖杯戦争そのものに?
金時:(大声で叫ぶようなもんだぜ、
私がマスターですってな)
なあ嬢ちゃん、いつからここにいる?
……ありゃ?どこいった?
段蔵:金時殿が黙っている間に奥の間へ入られましたが
金時:なんだか縮こまっちゃちまうんだよな
頼光:我が屋敷、慣れませぬか
金時:不作法があっちゃなんねえって話で
それ以上の意味はねえ!
藤丸:(雰囲気が冷たく空気が張り詰めてるような)
頼光:連日の無断外泊の咎をすぐには問いません
そこなる女2名、何者ですか
返答なきままであれば母が処断いたします
金時:頼光さん、いやさ母上!
頼光:は、はい?
な何ですか久方ぶりに母上などと
見知らぬ方の前でそのような、そのような
藤丸:あ、金時ナイス
金時:これなる両名、我が新たなる友にて
それで小さい女の子だが、
郎等の子かね?
門を開いて案内してくれたんだ
頼光:それはまことのことなのですね
それから……あの子ですね
あの子また外に出て……
危ないからよしなさいと言いつけたのに
でもいまは家の中なのですね?
そういえば金時、家で前より逞しくなったような
腕なんてなんと逞しい源氏腕でしょう
これは再度の元服祝いなどしてもよいのでは?
金時:ここでてそんなに経っちゃねえだろ
あと源氏腕ってなんだい!
頼光:あんなに小さくて愛らしかった金時が、
こんなに大きく立派になって
幼きあなたはあのこと変わらないほどに小さかったのですよ?
私、すぐに背負われてしまうのでしょうね
さ、さ、いまから鍛錬しておきましょう
金時、母を背負ってみなさい
藤丸:いつもの頼光さんだ
頼光:それはそうと何者ですか、そこなる女2名
金時:友人だ友人
こいつらとつるんでアレコレしてたのさ
天下を揺るがす企て阻まんと奔走して……
頼光:え?……友といいましたか
どちらも女ですが?
藤丸:た、ただの友人です
頼光:なるほどそれは安心ですね
つまり金時が初めて我が家に友を連れて来てくれたのですね
それhそれはようこそおいで下さいました
博多より取り寄せた菓子などいかがでしょうね
桃や梨などだしましょうか
友としての金時がいかなる人物か、たっぷりと聞かせて下さいませ

第7幕 友と子(後編)

頼光:京には珍しき衣
博多あたりで見繕われたのでしょうから
西国の方とお見受けします
お口に合えばよろしいのですが
藤丸:いただきます
頼光:金時の大好きな白米もたんと炊き上げましたから、たくさん召し上がれ
金時:鳥の焼いたのもうまい
段蔵:雉ですね
調味料は醤でしょうか
香子殿の屋敷ではお米を煮た姫飯や水飯
汁物、干した魚、海藻などの献立でした
藤丸:源氏の料理もおいしい
頼光:よく食べるのですね!
金時と並ぶと兄妹のよう
あなたさえよろしければ我が家の子に迎えたいとこです
段蔵:(この空気なら切り出しやすいやも
酒呑の狙いが頼光殿かもしれずと
並びに天覧聖杯戦争の危険性も)
幼子:お酒はいかが?
金時はお酒も大好きと聞いたから
金時:こいつはありがたい、いただくぜ
っておい、今までどこ行ってたよ?
頼光:この子、独り遊びが得意ですから
幼子:ええそうよ、色んな遊び方を知ってるの
でもできればお友達と遊びたいの
金時は遊んでくれる?
金時:おう、案内してもらったお礼もあるしな
段蔵:わたしはお役目の合間であれば
藤丸:今はやらなきゃいけないことがあるの
金時:ところで母上、このガキ郎等の誰かの子かい?
母上の養子だったりするのかい?
義仲殿の縁者かい?
頼光:父上はこの子を知りませぬ
私の独断にて屋敷置いてます
金時:郎等の子じゃねえ、義仲殿には届けてねえ、なら……
(あんたの術者なのか
そう言える流れだ
酒呑やら天覧聖杯戦争の話に持ち込む!)

幼子は頼光に近づいた。

頼光:誰もあなたを虐めません
ここは私の家なのです
ですから、ご友人、しばりこの子をお願いします
段蔵:はっこちらへ
頼光:無礼ですよ、なぜに沈黙して姿を隠しているのです
姿を見せなさい綱
綱:流石は棟梁、失礼いたしました
隠形に異境異界の術も併せたのに、お見通しであったとは
金時、鬼を逃がしたそうだな
相変わらず鬼に甘い
京の守護を仰せつかった頼光様の郎等
我ら四天王は絶対の刃であらねばならん
恥ずべき手ぬるさだぞ
金時:じゃあんたはそれを問えているのか兄貴
綱:無論、お前よりはいくらか分かってるさ
ところでだ源氏棟梁よ、些か匂います
化生の匂いなれば、なぜに気付かずにおられるのか
金時:明日の先じゃあ魔力だとか呼ぶらしいぜ
なあ……酒呑!
酒呑:ありゃ先回りされてもうたん?

次のサポートはフレンドのモルガンにした。

段蔵:西方面、庭です
酒呑:頼光はんおるやろ、出しいな
茨木:面倒だ、源氏の連中皆殺しにしてくれようぞ
金時:てめえらが何を企ててるかは知らねえが、止めるぜ
そうすりゃ説得も楽になるって寸法だぜ
藤丸!助けをくれ
藤丸:当然
金時:段蔵さんはその子を頼む

酒呑:見いや小僧、お月さん眺めたのはいつやろか、
酒はあるけど団子がない言うて笑いあったん覚えてはる?
それとも忘れてしもたやろか
うち寂しいわ
寂しゅうて、熱く熱くなって
小僧の熱い血潮、呑みたなるわ
隣の娘も旨そうやね
なんやうちの顔に見覚えあらはるみたいやし
金時:虎熊は郎等が片付ける
茨木は頼光さんと綱の兄貴がいりゃどうとでも
ここでてめえを押えりゃ源氏の勝ちだ
酒呑:天覧聖杯戦争、無礼あり、何でもあり、鬼もありの祭りやろ
何が起きるかわからへんわ

ホムンクルス(槍)2体
プロトホムンクルス(槍)

プロトホムンクルス(槍)3体

酒呑童子(殺)

こちらに毎ターン確率でスキル封印がかかる

酒呑は弱体付与率アップ、攻撃を受けると敵に毒3ターンを付与、自身の攻撃で攻撃ダウン付与
自身に攻撃アップ2ターン&宝具アップ2ターンを使う
紫ゲージブレイクでクリ率アップがかかる
自身にガッツ1回5ターンを使う

段蔵:幼子は段蔵がお守りいたしまする
頼光殿は金時殿や郎等と共に
幼子:頼光、頼光。わたしのことはいいの
あなたは金時を助けてあげて
あなたは子を失ってはいけないでしょう
頼光:あなたも私には大切な友です
段蔵:(友?)
幼子:いつまでも甘えん坊ね、頼光、文殊丸
段蔵:メディアリリィ!
メディアリリィ:また私の真名を……
どこかの聖杯戦争に縁ある御方でしょうね
幼き姿のあなた、優しいマスターをいただいたののですね
ですが、そのままでは勝てる戦いはない、
それはお分かりですね
幼子:ええ
頼光:何者か!
それ以上、この子に近づいてはなりませぬ
寄らば切ります、二言はない
メディアリリィ:頼光様、鬼達も気付いています
だからこそ結界を破り、ここまで攻め寄せて来たのでしょう
その幼子は、あなたの術者、なのですよね
茨木:綱あ!
綱:マスターならざる者と刃を交わす意味はない
御山へ戻れ
茨木:ばかにして……くれたもの……だな……
骨まで食ろうて、いや血肉だけ食ろうて骨は捨ててやる
朱雀大路に突き立てて見世物だ
綱:御山にこもってから如何ほど人を食った?
それとも人血の一滴さえ啜れずにいるのか
茨木:黙れ
綱:何一つ思い出せぬのか?
己が何者か、いかに生まれ、いかに育ったのか
あの屋敷で何があったのか
あの御方をお前は……
茨木:黙れ
我の腕、返してもらうぞ綱!

茨木は頼光の背後に迫った。

茨木:此度の狙いは汝ではないわ!
すなわち、その首もらった
……あ、れ?
我は頼光めの首を刎ねたはず
だのになぜ……幼子が血塗れで倒れている?
頼光:あああああ……!
なぜなぜなぜ!
私を、庇って、あなたが……!
幼子:いいのよ……
英霊として刻まれる前から、私達はあなた達に寄り添ってきた
お友達を助けるのは、当然のこと、よ……?
段蔵:申し訳……ありませぬ
茨城の膂力は段蔵を容易く……
幼子:あなたもいいのよ、ありがとう
私はここで終わりでもいいの
私達が消えるわけではないのだから
頼光:血が止まらない、霊核にまで届いて……
どうして……キャスター……!
茨城:なぜ血を噴いたのが見知らぬ子なのだ?
綱:茨城……
パラケルスス:茨木様、虎熊様と友に御山へお戻り下さい
十分な働きです、これこそが酒呑様との計画です
頼光様を術者が庇うであろうと、全て予測の上でのことです
あなたには黙っておりましたが……
武者や検非違使以外にあなたは爪を振るえない、
そう把握した上での策ですので
あとはこのパラケルススにお任せ下さい
酒呑様もお喜びになりますよ
幼子のかたちをした英霊
魔力を最小まで抑制し、英霊としての反応を消す、脅威の技です
ある英霊は宝具により切替でこそ叶う、
彼女であればその真似事も可能でしょう
数多の姿有する者、そしてひとつの姿を持たざる者
千変万化のおとぎ話たる彼女であれば

藤丸:(あの子がナーサリーライム?!
すぐに下りたいけど、酒呑は押えなきゃいけない)
酒呑:気付いてはったん?
あの幼子、人やのうて、さあばんとやって
金時:なんとなくはな
幼子が自分に懐いてきたら、頼光さんは守っちまう
戦いの道具になんかできるわけねえんだ
屋敷にこもっちまったのも、あの子を守るためだ
なのに俺が来ちまったから、付け入る隙をつくっちまった
酒呑:そないに顔歪めて怒るんやねえ
あの頼光をあないに容易く泣きはらしてしもてな
可愛らしいなあ、楽しおすなあ
これならうちらが肩並べて戦うなんて遊びもできるんちゃう
でも残念、頼光はんの玩具はここで終い
なにより金時、まだうちらを殺す覚悟があらへんやろ
茨木と同じやねえ
あんたはん、逞しゅうなるほど荒ぶる大怪童ぶりが薄くなっていくんやもの
金時:随分と……
酒呑:怒らはった?
ほな覚悟はどない?
うちはとうの昔にしてるえ
藤丸:この感じ、嫌な感じがする金時!
金時:そうかあの御方の神通力か
酒呑、どこまで知ってやがる
酒呑:あかん、行かせへんよ
藤丸:金時?!どうして私を掴んで……?!
金時:行ってくれ!頼光さんを止めないと京が滅ぶ!

藤丸は放り投げられた。

酒呑:うちがどこまでしっとるか気にならはるん?
うちに隙がないか窺ってるん?
ええよ、いつでもうちの首刎ねや
うちは牛女のことみいんな知っとるさかい
源氏最強にして最高の武者
その力を操らはるんは頼光自身にあらず
こころの奥で眠ったはる、もう一人
祇園精舎の守り神、梵名を瞿摩掲唎婆耶提婆囉惹、牛頭天王
その姿、帝釈天に同じく、インドラの力を受けはった半神
名を丑御前
牛女に何かあれば目覚めはるわなあ
金時:目覚めてたまるか!
あの御方はもういねえ
東国遠征の折、おれが討った
正しくは、お眠りいただいた
酒呑:ほんなら勝負といこか
うちが勝ったら、派手な祭りになるえ
雷神はんの力、ぜえんぶ放ったらどうなるんやろか
どれだけ死ぬと思う?
みいんな、みんな、百やろか、千、万、もっともっともっと
一息に死なはるえ

頼光の体が帯電してた。

パラケルスス:霊基再臨、いえ霊基変生と申しましょうか
いまだ肉体のみの変化に留まってる
最大限に引き出すには精神の変生が必須
術式であなたの精神を賦活させましょう
藤丸:その術式待った!
段蔵:少女が頼光殿を庇って重傷を……
頼光殿が高密度魔力を放って霊基変化
メディア殿が回復術式を施しておりますが……
藤丸:こっちも礼装の回復術式を使う
メディアリリィ:効いてる?
神代級の術式でさえ効果は薄いのに、あなた……
いいえ、考察も実証もあとです、
魔力を注いで下さい、一か八か
段蔵:生命反応が感知できる程度には回復を……
メディアリリィ:霊核を傷つけられていますから、致命傷です
相性の良い術式なら会話くらいは
藤丸:足りないならもう一度
幼子:……あり、がとう
メディアリリィ:(立ち上がった
霊核をほぼ砕かれてるのに、どうして立ち上がれるの)
幼子:それ以上はあなたが死んでしまうから、いらないの
ありがとう藤丸
段蔵を修理してあげて、その回復術式はあの人にも効くはずよ

幼子はナーサリーライムになった。

ライム:頼光、文殊丸
怒らないで、怒らないでいいの
この私が消えても、私達はいつもあなたの中にいるのだから
私はあなたのお友達よ
でも、あなたの子供ではないの
頼光:あ……
その姿は、出会った時のおとぎ話の姿……
ライム:ごめんね頼光
頼光:いいえ謝るのは私の方です
母でいたいという私にあなたは黙って寄り添ってくれた
本当のあなたは……あなたたちはずっと昔からの友であったのに
酒呑:あら?
丑御前、出てきいひんの?
なんやのそれつまらへんわ
パラケルスス:作戦は失敗です
正体がナーサリーライムの時点で、作戦崩壊は必定であったといえるでしょう
英霊としての彼女は英国のそれの具現
ですがおとぎ話とは古今東西多岐にわたるもの
この国にもあるでしょう
誰かの為の物語=ナーサリーライムであることは間違いない
遠くも深きつながりがあったのです
酒呑:面倒やさかい、英霊2匹まとめて仕留めたろ
綱:キャスター
メディアリリィ:いつでも参ります
金時:待ってくれ兄貴
此度の顛末、不始末、すべておれっちに責がある
だから任せてくれねえか
依光さんとあの子は俺が守る
交わしちまった約定もあるんだ
綱:武者の誓いを聞いた、ならばやってみろ

パラケルススは死合舞台を出した。

金時:あんたと酒呑には一度負けた
ここで面目を取り戻すぜ

サポートはフレンドのモルガンにした。
金時の方が相応しいんだけどw

酒呑童子(殺)
パラケルスス(術)

こちらに毎ターン確率でスキル封印がかかる

酒呑は弱体付与率アップ、攻撃を受けると敵に毒3ターンを付与、自身の攻撃で攻撃ダウン付与
自身に攻撃アップ2ターン&宝具アップ2ターンを使う
タゲ集中3ターン、弱体無効1回3ターンがかかる
青ゲージブレイクで防御ダウンを使う
敵全体に攻撃アップ2ターンを使う
自身に宝具アップ2ターンを使う
紫ゲージブレイクで被ダメージ時毒3ターン付与を3つかける
こちらに魅了1ターンを使う

パラケルススは紫ゲージブレイクでチャージアップを使う
自身にチャージアップを使うようになる

バニヤン、孔明、サロメ、ヒロインXオルタ、キャストリアで倒した
パラケルススは宝具前に3ターンで倒した
酒呑の宝具は令呪でNP増やしてキャストリアの宝具で対抗
キャストリア以外死んで9ターンで酒呑も倒せた

金時:確かに聖杯戦争ってな痛快
てめえを追うのは骨が折れらあ
だが狙うのはてめえの相手方の脆いとこ!

金時はパラケルススを攻撃した。
死合舞台は消えた。

酒呑:同じ策でやり返されたさかい、ズルいとか言いにくいわ
でもずるいわ小僧
あんたはんの大雷、キャスターはん狙っておとさはって
パラケル:どうやら我々の敗北ですね
私の霊核は砕けた、完敗です
藤丸:あなたの真実は知ってるよパラケルスス
パラケル:聖杯戦争かは知りませんが、別の私はあなたと?
ではその時を楽しみにしています
我が主、せめてものお詫びをあなたへ
茨木様、虎熊様によろしくお伝えください。
ではさようなら、享楽の炎のみで聖杯戦争を踊った人よ

酒呑は転移した。
パラケルススは消えた。

ライム:次は私ね
懐かしいような遠いような、この感覚をわたしたちは何度味わうのかしら
こんな風に出会いと別れを繰り返して、
おしまいへたどり着けるといいのだけど
……あら?
段蔵:英霊の現世退去が途中で止まった?!
メディアリリィ:霊核の傷が塞がっているようです
綱:有り得ざる事が起きた、そうだな?
ライム:わたし、死に損なってしまったのね
藤丸、あなたが魔力をくれたからかしら
不思議な縁があるようだし
金時、あなたのお陰かしら
そういえば、ここにはあなたがいたものね
西の島のおとぎ話ではないけどおとぎ話の欠片
女の子向けではないけど、あなたは輝く光
あなたの雷が霊核を補ってくれたのかもしれないわ
金時&頼光:???
ライム:何か感じてる?足柄山の金太郎さん
金時:金太郎ってな誰だ?

つまりライムは金時のサバになった?
退去寸前に契約が変わった?
金時は自覚してない?

第8幕 源氏会議

源氏郎等:天覧聖杯戦争の儀にあたり、
今日に喚ばれたる異境異界の術者、残るは3騎
綱殿をマスターとするメディアリリィ、
頼光殿をマスターとするナーサリーライム
金時:(元の姿にもどってんな)
段蔵:(どちらかと言えばこちらの姿に化けてる状態かと)
藤丸:(ライムはあっちが元の姿だよ)
段蔵:(正しくは定まった姿を持たぬ英霊と聞き及んでおりまする)
金時:(そうなのか?)
源氏郎等:金時どのとお連れの方、口を噤まれよ
常であれば首を刎ねるところ、お控えなされ
頼光:金時ダメですよ、母にあなたの首を刎ねさせないでくださいな
金時:はい承知
ライム:金時はまだそんな風に怒られてしまうのね
もうとっくに大人と思ったけれど
ずっと子どもなのかしら、金太郎さん
金時:ん?んんんん~~
藤丸:(金時は頼りになる大人だよ)
綱:奇跡か
英霊は霊核を失えば死ぬ、そうであったはずだが
メディアリリィ:そのとおりです綱様
オルフェウスのように死者再生物語は世界各地で再話されています
同系統の伝説に根ざす英霊が接触すると、
何らかの作用が働く可能性は否定できません
ですが此度は些か性質が異なります
西方の物語と単独の物語、明確な類似点や共通点があるわけでもない
この2つを以て霊核再生の物語を導くのは神ならざる私には困難です
ですのでやはり、綱様……
綱:奇跡か
藤丸:(そういえば金時はなぜ足柄山の金太郎を知らないんだろ?)
段蔵:(金太郎なるおとぎ話、江戸期に作られたと聞き及びまする
一方で英霊金時殿は金太郎の自覚を有しておられます
小太郎殿と金太郎としては桃太郎の存在はどうこうと話をなさってました)
藤丸:(その話きになる)
段蔵:(記録領域の不調により再生できず……
段蔵ぽんこつ絡繰りにて)
藤丸:(段蔵さんはぽんこつじゃないよ)
源氏郎等:あー、うぉっほん!
続けまするぞ、よろしいか!

首刎ねると言われてるのに、しゃべるのかよとツッコまずにいられないw

1騎目メディアリリィ、2騎目ナーサリーライム
3騎目、金時殿をマスターとする藤丸
以上3騎が最後の術者となる
藤丸:わたしはキャスターの英霊じゃありません
金時:明日の明日、そのまた先からおいでなすった、客人だ
綱:その言、信じるに足る証なし
確かに藤丸なる者、術者にあらず
しかしその素性、言の葉、まことを述べているかは詮議しべきだろう
源氏郎等:藤丸なる客人の言、
天覧聖杯戦争は外道の企てとの由、
真か否か源氏棟梁に断じていただく
頼光:普段であれば私の裁量で処断するところではあります
事は道長様どころか、内裏そのものにまで及びかねません
なれば源氏会議を開催することとします

ここでやっとサブタイトルが出た。
珍しい演出。

頼光:天覧聖杯戦争は大悪の企てであるとの由
しかし確たる証がありません
藤丸は我が友ナーサリーライムの恩人なれば、私自身は信じたい
金時:大悪の疑いがあるんだぜ、
死合を止めるのがスジじゃねえか?
綱:天覧死合は左大臣殿の命
然らば、天覧聖杯戦争は滞りなく進めるがスジ
綱:我ら源氏は武辺者、いかにして決を定めるかはいわずと知れましょう
即ち、各々の意、刃にて押し通すべし
これぞ我らの源氏会議なれば
藤丸:止めたいけど止められない
段蔵:はい間違いなく
金時:止めてくれるな藤丸
ここで否と告げるわけにはいかねえのさ
おれはあんたを信じると決めた
こっちにゃ術者1人足りねえ
悪いが藤丸、手伝ってくれないか
藤丸:(頷く)
金時:ありがとな藤丸、いやさ大将!
頼光:金時、綱、意義は?
金時&綱:異議無し
頼光:ならば主馬佑坂田金時、内舎人渡部綱
己が意を刃と変え、
八幡神の御前たるこの場にて、いざ披露せよ
綱:キャスター、死合だ

メディアリリィは死合舞台を出した。

藤丸:金時
金時:わかってる、味方は多いに越したことはない
術者の首は刎ねえよ
綱:加減の効く相手と侮るか、金時
金時:俺は俺なりに全霊を以てお相手仕るだけさ
まずはあんたの片膝ぁ土に付ける
綱:やってみろ愚弟

サポートはフレンドのモルガンにした。
どう見てもNCP金時入れる流れだけどw

渡部綱(剣)
メディアリリィ(術)
竜牙兵(剣)

綱とメディアは毎ターンHP15000回復

綱は攻撃時クリ率アップかダメージカット付与
さらに全耐性3ターンがついてる
青ゲージブレイクで毎ターンチャージ7ターン
自身にBusterアップ&必中を使う
Buster攻撃でクリ率アップを使う
紫ゲージブレイクでガッツ1回HP1万&ガッツ時回避1回&ガッツ時チャージMAX1回がかかる
Arts攻撃でクリ率アップ&回避1ターンを使う

メディアがいる間、竜牙兵が無限召喚される
紫ゲージブレイクで綱の攻撃アップ

綱のダメージカットがうざすぎた……
紫ゲージHP6万で聖晶石コンティニューした。
残りを削りきるのも、かなり手間がかかった。

綱の回想が入ってた。

俺は守る、決して二度は失わぬ
鎮護国家、千年平安
すべて知ったことではない
俺はあの日の無念を晴らす
俺自身の悔恨を拭う

綱は片膝付いてた。

メディアリリィ:綱様!
綱:俺より前に決して立つなキャスター
俺は二度と守るべき貴人を失わぬと誓った
メディアリリィ:私の事は構いません
この私は仮初めの命
それにこの私は、あなたの心にいらっしゃる御方とは程遠いのです
金時:征くか戻るかはあんたに任せるぜ
俺の一世一代のわがままを聞いてもらうか、やるのかだ
綱:異境異界のキャスターよ
いや儚くも悲しく散った異国の姫君よ
お前以上に聡く麗しき者はいない
それでもお前の首を守りながら、
今もあの御方の横顔をこそ想うのだ
あるいは聖杯なら、あの御方の命を……

また綱の回想になった。

幼き頃から知った相手
貴人の娘だ
身分違いの俺にさえ笑いかける人だった
その娘は羽化登仙のごとく輝く女となった
もしお上の目に留まれば、中宮となるやもしれないとまで謳われた
けれどあの御方は誰とも結ばれず、
父君にあてがわれた屋敷にこもった
二度と見られぬ姿に変わる病になったとか
罪を犯して蟄居に身になったとか
狂を発して言の葉を失ったとか
貴人の子を身ごもったとか
様々な噂があった
俺は月に数度も顔を出して
天女のごとき横顔を目にしては、
何が何だかわからず首をかしげてた
病であるものか
罪など犯すはずもない
狂を発してるものか
子についてはわからなかったが。
それから暫く、貴人の女に男が会いに行くとは言語道断、
あたりの分別がつくようになる頃……
俺は太刀を握る日々を迎えた
武辺者なら獲物を選ぶなと言われながら
太刀を振るい続け、修練は怪異の討伐へと変わり
かの頼光様に目をかけられ、宝刀を預かった
京の鎮護に慣熟せんがため、検非違使と同等の役目を与えられた
左京のとある一角の守護
そこで鬼による惨事を見た
全て死んでた
あの御方も死んでた
喉を破られて伏した亡骸は大輪の赫華を咲かせてた
そこを走り回った小さな足跡を見た

FGO地獄界曼荼羅平安京 綱の回想のシルエット

辿った先は家人の亡骸が転がってた
食らわずにただ噛み千切って殺してた
晴明殿の結界を越えた小鬼の仕業と検非違使庁は断じた
俺は血華を見つめながらようやく知った
この御方に想いを寄せてたのだと

シルエット、茨木童子でしょ
綱は茨木が殺したと気付いてない?
気付いてたら絶対、生かしてはおかないよね

藤丸:小鬼の足跡……
金時:悲恋ってやつだ
綱:どうかな、気づいた時は終わってたからな
頼光:綱
綱:わかっています頼光様
死者は蘇らない
ただ一時、夢を見たのです
今度こそ誰かを守り抜き、その果てにあの御方の笑顔をも取り戻す
天覧聖杯戦争という眩き夢を
……俺の負けだ金時
頼光:それまで、両者雌雄を決した
常であれば首を獲るまで鎬を削るが、ここは私が断じましょう
勝者、主馬佑坂田金時!
これより我ら源氏は総意として
天覧聖杯戦争に大悪の疑ありと左大臣殿に申し上げる
金時:勝ったぜ藤丸、段蔵さん
藤丸:これで天覧聖杯戦争を止められる
頼光:2人とも見事な戦いぶりでした
そして四天王の一角も欠けなんだこと
私は嬉しく思っています
己が術者を守り抜いたことも
新時代の武者が殺すばかりが能ではいけません
それこそ四天王に願うこと
メディアリリィ:ありがとうございます、綱様
ナーサリー:私からもありがとう頼光、金時も、
メディアを殺さないでいてくれて
金時:おいらの雷はよく効いたろう
綱:文字通り目の覚める想いではあるぞ
だがな、短い夢であったがそう悪いものでもなかったぞ
己が願いのためだけに己が力すべてを振るってみせるのは
そこの赤毛の娘、見事な助けであった
お前の操る影は実に良き働きをする
藤丸:すごいの私の仲間だけどね
綱:明日の先より来たるとの話だったな
遙か千年後の日の本から来たと
佳き顔、穏やかな瞳をする娘だ
千年後の日の本は平安であるらしい
ゆえに妙とも想う
お前は何故戦う?
藤丸:世界を取り戻す為に
綱:迷わず言ったな
まこと金時と肩を並べるだけのことはある
気骨のある娘だ

道長:では源氏の総意を得たということか
あの怪童丸めが無理難題を為し遂げてみせる
愉快愉快
行方知れずの晴明が戻り次第、検討を始めよう
聞いていたな道満
天覧聖杯戦争の儀は止めだ
道満:口惜しきかな、口惜しきかな
あと一歩のところまで源氏の殺し合いとなったものを
またまたカルデアにしてやられた!
なにせカルデアは源氏の方々と縁を結んでる
術者どもも縁ある者ばかり
……卜部殿の術者は違いましたかな
あれは凶猛、分別つかぬ実に聖杯戦争向きの英霊にございましたが
道長:道満、狂ったか?
否、貴様は道満ではないな
ならばリンボ何某とかいう大凶賊か
怪童丸とその共の言、まことであったか
道満:然り!
この道満、リンボと出会った刹那、狂いましてございます
狂い果てて我らは合一いたしまして
道長:誰ぞある!
舎人の精鋭:左大臣、いかがされた
道長:謀反である
これなる道満、宮中にて狂うたわ
やはり貴様に晴明の代わりは務まらぬな
その首を以てやつに詫びよ
陰陽師たち:これあるを予期した左大臣の命にて、
法師を呪殺せんが為、十全の支度を調えている
道満:さすがは左大臣殿、金時殿のご進言、もしもに備えておられたか
六根清浄悪行罰示、急急如律令!
道長:陰陽師十余名をただの一言で呪殺果たすか、道満
よもや左大臣を謀る者があるとは、ぬかったわ
道満:はてどこまでお話ししたか
そうそう道満なる僧の話でしたな
リンボなる者は語ったのですよ
今のままでは晴明めには一度も勝てぬぞと
がらがらと道満の心は崩れ、拙僧と合一しました
この道満、道満にして道満に非ず
我こそはキャスターリンボ、
天覧聖杯戦争、第7にして最強キャスター
地獄界曼荼羅をなさんとする八将神が一柱
黄幡神蘆屋道満である
天覧聖杯戦争は終いとなります
聖杯に納めし魂は4騎にすぎず
これでは我が悲願大願は成就されませぬ
あなた方の活躍、見事なるもの
このリンボ、いたく驚かされました
まあ嘘はこのあたりにいたしまして
左大臣殿、間近にてご笑覧くださいませ
地獄界曼荼羅の成就を!

赤い月が浮かんだ
朱雀門に空想の根が落ちた
ルチフェロなりしサタンなる異星の神から離れ、
悪僧の多重超過呪詛で歪み果てた亜種空想樹
古き名、厭離穢土城、新たな名を地獄界曼荼羅
皆が空を見た
我を失った
狂乱する者もいた
恐怖の果て、茫然自失した

なぎこ:何あれ……
なんでか目が離せない……
ぐへえ?!
尊子:あら失礼
大路の真ん中で立ち尽くすものだから、ぶつかってしまいました
誰かと思えば定子様の
宮中から離れておいででしょうに
裳唐衣なぞ着ておられるのは何です、未練?
なぎこ:いーじゃん別に、この重さがクセになるんだって
尊子:ぼうっとせず逃げた方がよろしいと思いますよ
あれは……流石に手に余りますので

道満:何とも気分の良い
至高の御座より見下ろすのはこれこのようなものか
我が亜種空想樹、地獄界曼荼羅ここにあり
来たれ来たれ我が僕
我が令呪7画を用い、将神の業埋め込み、骸の八神、八将神たちよ
ここに集え

第9幕 歳殺豹尾(前編)

平安京南端に落雷があった。
落雷後、2騎の魔、歳殺神、豹尾神がいた。
悪霊は悶え霧散し、化生は狂を発して自尽した

検非違使:晴明殿の結界を破り顕れるとは
そこに直れ!
歳殺神:何人も我らを阻むこと能わず
我ら骸なれど凶猛の刃である

検非違使たちは宙に浮かぶ刃で殺された

歳殺神:朱雀門はいまや地獄門
我らが地獄界曼荼羅へ辿り着けば世は終わる
ならばせめて首を刎ねてやるも慈悲か
豹尾神:冗談、どう見ても無慈悲な振る舞いっしょ

源氏郎等:朱雀の大路に怪異が顕れてございます
検非違使始めお味方の討ち死に多し
金時:こっからも見えてら
朱雀門にでけえ妖樹がまあ……
源氏郎等:検非違使たちが討たれしは羅城門跡
歳殺神、豹尾神を名乗る魔の者が大路を北上
朱雀門の妖樹へ向かっておりまする
段蔵:いずれも陰陽道の神格
それらが召喚されるとは耳にしたことがありませぬ
綱:何が起きてるかわかるかキャスター
メディアリリィ:いえ残念ながら
綱:では朱雀門の妖樹は
メディアリリィ:そちらも私は……
巨大な魔力を秘めた存在とだけ
藤丸:あれは空想樹だ
金時:そいつが洛内にそびえるってのは
つまりどういうんだ?
???:平安京は異界へと変生する
ナーサリー:文字が宙に浮いて……
メディアリリィ:私の術でもナーサリーのものでもありません
綱:では紫式部殿か
香子:失礼いたします
頼光:いつぞや道長様のお屋敷で……
香子:内裏にて知らせを受け取り、牛車を走らせて参りました
かと思えば、あの妖樹が!
金時:ここは源氏屋敷、無双の武者がわんさといる
怖がらなくてもいいんだ
ナーサリー:金時ったら偉いわ
紳士の振るまいがわかってるのね
金時:混ぜっ返すなっての
綱:知らせとはどなたの文です
香子:安倍清明様の文です
ナーサリー:その人は今、平安京にいないのではなかった?
晴明:遙か遠方に安倍晴明はいる
ゆえに文字で言葉を伝えてる
話は全て聞いた
全てとは文字通りに全情報を意味してる
平安京は我が結界の裡なれば
我が屋敷の掃除具合以上に把握できる
香子殿の屋敷の金時と藤丸、カルデアの会話も
藤丸:ゼウス級安倍清明……
晴明:それは言い過ぎですよ照れます
金時:ゼウスってな何だい?
段蔵:巨大監視機構とか、そういった意味であるかと
金時:晴明の旦那はそういうとこあるな
いつの間にか知ってんだよ
ありゃ相当な盗み聞き、盗み見してらあ
式神やらなんやら使ってな
頼光:ありますね
綱:ないとはいえん
メディアリリィ:まあ……そのような……
晴明:すごい勢いで株が下がってます?
藤丸:もしかして現代の言葉がわかってる?
晴明:さあどうでしょう
ある種の魔眼は明日のその先を見るのを諸君は知ってますね?
それはこの瞬間に重要な情報ではない
なので特段話す事でもなし

つまり魔眼持ちと自白してますね。
ギルガメッシュと同じ。

晴明:あの大馬鹿、もといリンボの話
亜種空想樹を発生させたのはリンボ
憐れなる道満とリンボの共同作業
裡に潜む悪性情報として召喚されたリンボに耳打ちされ、魂を呑まれた
金時:じゃ内裏で会った時にゃ、もう呑まれた後だったのか?!
晴明:気付かずにいたのは仕方がない
あの時点では悪性情報は表に出てなかった
リンボが薄皮1枚程度に上手だった
ともあれ奴は潜伏を中断した
これは諸君が天覧聖杯戦争に抗った成果と言える
綱:では妖樹は天覧の儀の後に顕れるはずだったと?
晴明:要は痺れを切らした
本来は英霊7騎で、聖杯と結びついたあの空想樹は真に完成する
英霊7騎の魂となれば、不可能を可能とする壮絶な魔力が発生する
リンボの奴、あの空想樹で何をしたいのかは呟いてくれなかったが
綱:では我ら天覧武者の願い云々、すべて釣り餌か
晴明:天覧の儀で生じる願望機はリンボの願いのためだけに使われる
だが諸君の働きに焦った
早々に空想樹を顕わして天覧聖杯戦争を中断!
これまでと異なる手段で英霊召喚を行った
藤丸:歳殺神、豹尾神はリンボに召喚された英霊?
晴明:正解だ
あろうことか我らが陰陽道の神格を名乗ってる
八将神というからには8騎
うち1騎はリンボが名乗ってるので7騎が召喚される
現在は2騎が現界、平安京南端から北上してる
2騎は空想樹に魂を捧げるつもりだ
天覧聖杯戦争で空想樹の獲得した魂は4騎だから……
金時:3騎到達しちまえば負けか
逆を言えば、妖樹へ至る前に吹っ飛ばしちまえばどうだ?
晴明:ある程度の減衰はあるだろう
でなければ、現界と同時に自害してるはず
空想樹との相対距離は重要と予想できる
だが下総を参照すれば、死した魂が聖杯へ自動回収される可能性がある
綱:将神に朱雀門を越えさせては鳴らない
将神を殺してはならない
金時:殺さず捕らえろってか
並の相手ならできなかねえだろうが……
晴明:8将神は強力な英霊だ
手加減が効く相手ではない
倒したとしても封じる他になし
香子、あれを
これぞ泰山の符
霊核砕いたあと、8将神に叩きつければ万事よし
8将神の魂は現世に留まる
その間に聖杯を、空想樹を破壊すれば解決だ
頼光:ならば話は決まりました
いまこそ清和源氏武者一同、奮起の時
メディア殿、ナーサリー、あなたたちを失えば敵は新たな魂を得てしまう
藤丸、段蔵、あなたたちは大切な客人、金時の初めての友
ですから、この屋敷に留まって……
メディアリリィ:いいえ頼光様、このメディア足手まといにはなりません
ナーサリー:私も行くわ、お友達を助けるために私は来たのだから

朱雀大路の怪異は源氏武者&検非違使が退治してた。
しかし劣勢。
死なないから。
頼光:砕き蹴散らし進むまで
源氏進軍!

怨霊(殺)3体

怨霊(殺)
黒武者(剣)2体

古多万(殺)

藤丸:英霊剣豪と同じ即時再生!
段蔵:晴明殿の符は8枚きり
いかにして屠るか!

綱、金時、頼光が完全消滅させた。

メディアリリィ:魔術を付与し、各々の戦闘性能も合わされば疑似不死の無効化も!
……いえ、魔術などなくとも、あの方々はきっと……。

次のサポートはNPC頼光にした。

怨霊(殺)2体
黒武者(剣)

黒武者(剣)3体

黒坊主(殺)

式神は全滅させた。
前方に歳殺神&豹尾神がいた。

第10幕 歳殺豹尾(後編)

サポートはNPC金時にした。

豹尾神:キャスター2騎、アサシン1騎
武者が3匹、餓鬼が1匹
我ら8将神が2騎、止められると傲ったわけ?
藤丸:俵藤太!鈴鹿御前!
綱:……なに?
頼光:そうですか、英霊とは斯様なもの
伝説の古強者、大百足殺しにして坂東の乱平定、藤原秀郷殿、別名俵藤太
第4天魔王の娘御にして大鬼退治、鈴鹿御前殿、別名立烏帽子
段蔵:計測魔力量、甚だ甚大!
正面きっての激突は下策と心得まする
頼光:それが如何いたしましたか?
最後に立っていればよいという戦であれば
幾らでも転身するところではありますが
ここは京、人界の要
我らが退かば京は落ち人界は廃れ武者は外道へ落ちましょう
武者が武者たる所以、太刀を佩き槍を構え武技を磨く
すべては常ならざる死地のため
金時:俵藤太、鈴鹿御前、おれっちでさえ知る御名だ
あろうことか迷って現世に出た上に、
リンボあたりの外道に操られたとなりゃ話は別だ
歳殺神:我らの勇名響く地、この時代なら意気を挫けると思ったが
流石は武辺者、否武士棟梁たる源氏の武者よ
ではお手並み拝見と行こう、鈴鹿御前!
豹尾神:かしこまり
音に聞こえし大通連、当世の武者の頂点がどこまで捌けるものか、確かめる!

怨霊(殺)8体
歳殺神俵藤太(弓)
豹尾神鈴鹿御前(剣)

開幕でこちらに攻撃アップ5ターンがかかる。
歳殺と豹尾に宝具封印がかかる。

2人をブレイクすると終わり。
ただし豹尾はブレイク時に宝具を放つ。

金時:流石は伝説の武人、藤原秀郷
頼光さんの不意の一撃を片手で防いじまうたあ!
一筋縄じゃいかねえし、惚れ惚れするぜ
だがよ、ゴールデンじゃねえな
頼光:あなたの言うとおりです
英雄、英傑と謳われし方々が
なぜ世を乱す大悪に肩入れするのでしょう
歳殺神:所詮は人理に刻まれた影法師
我らはせいぜい使い魔よ
我ら2騎、既に骸にて候
骸に心はない
定められたるままに荒ぶるより他になし

歳殺神はいきなり宝具を放った。
豹尾神も宝具を放った。

豹尾神:その程度か平安武者
鬼の剣さえ弾けぬと見える
だらしないじゃん
たかが骸如きに遅れを取ってんじゃないわよ
それでもあの人の後継、それでも武士か!あんた達!
歳殺神:骸と化して血涙流すその誇りたるや、見事である
心無き骸の胸が何やら痛む
豹尾神:元々神性あるってのに別の神性もどきねじ込まれてるから
多少は無駄口くらいは利ける
あんたこそよく喋るしよく笑う
目え赤くなかったら佳い男だろうにさ
歳殺神:そう言ってくれるかこの俺を
ならばここは男を見せねばならんのだろうな
豹尾神:具体的には?
歳殺神:奴ら次第よ、聞こえていよう源氏武者!
綱:すべて手痛い言の葉だ
我らを相手に加減をする強者がいようとは
脚の一本で泣き言は言えんな
キャスターやれるか
メディアリリィ:すでに綱様の傷は癒しています
みなさんに強化の術も
金時:確かにあんた達は強ええ
だが俺達はまだ生きてるぜ
あんたらの獲物が飛び道具なら、間合いを取りゃいいだろうに
それをしねえのは、ゴールデンじゃねえからだ!
段蔵:(これは金時殿の挑発
正面きっての激突を狙うもの
しかし大百足殺しの英雄に天魔の姫を撃破なぜるかどうか)
歳殺神:足踏みはやめだ
我らすでに骸なれば
全力全霊を以て明日への導きとならん
豹尾神:それって鏖にするだけじゃん
歳殺神:小物と見れば足を掬われるぞ

歳殺神&豹尾神は死合舞台を出した。

サポートはフレンドのモルガンにした。

歳殺神俵藤太(弓)
豹尾神鈴鹿御前(剣)

歳殺&豹尾は全耐性&宝具攻撃で自身の耐性が大ダウン
歳殺の紫ゲージブレイクで歳殺&豹尾の最大HP5万アップ。
豹尾の紫ゲージブレイクで歳殺&豹尾に毎ターンチャージプラスがかかる。
豹尾はチャージプラス&必中を使うようになる。

歳殺&豹尾の宝具、真名解放の刹那、綱、頼光が切った。
歳殺神:英霊と化したがゆえに当代の武者に敗れるとは……
頼光:武辺者に技の起こりなし
段蔵:真名という言の葉で宝具を発する、
英霊固有の特性を理解し、切り伏せたと……
頼光:我らに技をお見せになった、
あなた方の御心が勝利の鍵
ゆえにこう申し上げる
ありがとうございました
大いなる、そして誇りある先達の方々
歳殺神:見事、見事なり
かつての俺であれば何も言わず弓を射た
達人同士の斬り合いであれば、
八幡様への祈りは心にあればいい
それがどうにもままならぬ英霊の身
正しくはその骸
俺は俺でないと知らしめられた
贅沢を言えば同じ条件で刃を交えてみたかったぞ
頼光:お断りいたします
私達の勝ち目がなくなります
ですがお役目を終えた後であれば、きっと。
歳殺神:さらばだ源氏武者とその一党
いずれ見えたときは旨い酒でも一献
豹尾神:待った待った
そこは第4天魔王の娘が告げるとこじゃん
うん、いずれまたどこかで

藤丸は頷いた。
晴明の符を2枚放った。
段蔵:2騎の霊核封印を確認いたしました
是にて八将神、2騎の撃破となりまする

第11幕源氏殺し(前編)

五条大路の郊外、平安京東端。
源氏武者が土蜘蛛に騎乗する人型の魔を取り囲んでいた。

歳破神:この地にも源氏がある
喜べ玖賀耳之御笠、我らは共に京で本懐を成すぞ
儂は毒、儂は刃、源氏を殺すもの
我が身、怨の一文字
歳刑神平景清、推参
是より景清は源氏鏖殺を開始する

香子:内裏の様子はよく分からないのです
赤い月が浮かび妖樹が立つより先に、
私は牛車に乗っておりましたので
晴明:香子を仕向けたのは私です
リンボなる者が僅かなりとも道満であるなら
すぐに首を刎ねたりはしないだろう
大願成就を果たすまでは観客は多い方がいいと考える
道長様は悪運は並外れているし
彼が口を開けばその言葉を聞いてしまう
西方の支配者にカエサルという弁の立つ男があったとか
道長様は彼に匹敵する弁の達人であろう
頼光:それを晴明様の口から聞けて安堵いたしました
ナーサリー:これは口でもないし声でもないわ
頼光:そうでした、つい……
まるでそこに晴明様がいらっしゃるかのよう
斯様な品が洛内に広まるのでしょうか
藤丸:遠くから短文を送るのは千年後かもしれません
頼光:まあそんなに
ナーサリー:すごいのね晴明様
千年も先のものを披露してるのだわ
まるで時を見透かしているかのよう
まるで永い永い旅人であるかのよう
どんな時計を持ってるのかしら
金時:時計てのは水の……
綱:漏刻だな
流れる水で時を計る絡繰りだ
金時:時と言えば半刻ほどすぎたか
段蔵さん、そろそろ帰って来ても……
段蔵:戻りましてございまする
鴨川の先に第3第4の将神が現界!
藤丸:3騎以上は召喚できないのかも
晴明:必要なのは3騎
3騎召喚せず2騎召喚
それも洛内の端に
3騎以上召喚して同時に朱雀門を目指せば、
こちらは戦力分散せざるを得ない
金時:やりたくてもできねえ、か
綱:段蔵殿、状況は
段蔵:羽瀬殿、梧桐殿の一団、検非違使の一団、悉く粉砕されました
戦力の7割が失われております
頼光:ただちに出ます
メディア殿、出陣です
メディアリリィ:握り飯を用意しています
段蔵:お待ちを皆様
将神の内1騎は平景清を名乗る源氏殺しにて

ここから段蔵の回想?

景清:源氏があれば殺す
源氏ならざるものは貴様の出番よ
そう言った矢先に、匂うな
貴様、源氏に縁ある者か?
段蔵:(この声、この姿、もしやこの人物……)
頼光殿のお屋敷の食客のようなもの
名をお尋ねしても?
景清:骸に名は不要
というのが将神の有り様だろうが
儂は景清なれば、骸でも景清なり
源氏の匂い漂わせる絡繰りなれば、景清の獲物である

段蔵のみ出撃。

土蜘蛛(槍)
大槌蜘蛛玖賀耳之御笠(槍)
歳刑神平景清(讐)

景清は源氏特攻&源氏に防御ダウン。

3ターン経過で終了。
無敵、回避で耐えるだけ。

晴明:真名を隠す素振りなしか
相当に自信があるということだろうが
褒められたやり方ではないなリンボ
我々にはありがたい
頼光:桓武平氏の武者でしょうか
かの秀鄕殿が平定した坂東の乱、
大逆の賊こそ平家武者とのことですが……
平景清という名に覚えがなく……
綱:俺も初耳だ
金時:聞かねえな名だ
段蔵:景清は幾百年後の人物なのです
源平合戦を生き延び、源氏を呪う怪人物にて
綱:英霊とは……なるほどそういったものか
藤丸:上総の悪七兵衛景清
段蔵:源平合戦後に落ち延び、源氏を狙う悪霊が如き伝説的人物にて
鎌倉幕府を開いた源頼朝公は37度、景清の襲撃を受けたとか
首を落とされても死なない怪人との伝説も語られています
源氏郎等の一団、鏖殺の憂き目に……
綱:鏖殺……武者の1人も残さず殺したと捉えて構わんな
段蔵:生き残りの3割は検非違使にて
武者の方々、景清に近づくや太刀を落とし、首を差しださん様子にて
英霊としての絶技かと
頼光:先刻の2騎もそうでしたが、容易ならざる相手なのですね
段蔵:検非違使たちは人を集め、鴨川の橋に陣を敷いておりまする
景清と土蜘蛛は鴨川を睨み、足を止めてる様子
金時:鴨川に思い入れでもありやがるのか
段蔵:マスター、景清なるもの、牛若殿に似ておられます
ご本人の別側面で顕現し、名を変えておられるとさえ
しかし源氏特攻の能力、源義経殿のそれとは考えがたく……
藤丸:何か仕掛けがあるかもしれない
金時:牛若……ってな誰だ?
藤丸:数百年後に活躍する源氏の英雄だよ
段蔵:源氏の棟梁たる兄を慕い、
過酷な戦場を渡り、最後には兄たる頼朝公の命で逆賊となり、誅戮されたと言います。
頼光:景清と同じく凄絶なる怨の化身という訳ですね
源氏への怨を背負う何者かが此度の敵
もはや体面を繕う意味もありません
京より最も近き、最大戦力を借り受ける他にないでしょう
金時、ただちに近江の御山へ向かうのです
ナーサリー:いつもはあんなに嫌がってるのに、いいの?
晴明:私も賛成です
鬼の力を借りるとは実に考えたもの
私は何とかして鴨川橋の結界を張り直す
頼光:(力を借りつつ罠を仕掛けるのも手か)
ナーサリー:頼光、文殊丸
何を考えてるかわかるわ
優しい母でいたいのでしょう?
子どものお友達にそんな風にしてはだめよ
頼光:ええそうですね
正道を失ってはならない
恩を受けた相手を裏切るは義ではない
田村麻呂のような武人にはなろうとも思いません
私自身は鬼にも土蜘蛛にも怨の欠片も抱いてない
都の守護そちえ化生を切るより道なきがゆえ
自ら進んで殺したいとは思いません
鬼とて天覧武者に選ばれた
力を借り受けるべきときもあるのでしょう
ですが太刀を抜かぬとは言い切れず
綱は茨木の腕を切り落としたばかり
金時、あなたが頼りです
金時:藤丸、段蔵さん、俺も酒呑相手では頭に血が上りかねん
いっちょ付き合ってくれや
メディアリリィ:握り飯に体力回復魔術をかけてあります
どうかお気をつけて

次のサポートはフレンドのモルガンにした。

金時が藤丸を抱えて走ってた。
跳躍の連続による高速移動、
平安京より北西数百キロ
大江の御山の麓にいた。
メディアのおにぎり食ってた。
段蔵:風魔特製兵糧丸もつけましょうか?
わたしのは改良版ですが
藤丸:それは、今度ね
段蔵:そうですか……
金時:俺っちはやめとくぜ
腹減らしとくくらいがちょうどいい
酒呑と殴り合って力一杯じゃマズいからな
藤丸:殴り合いに来たんじゃないよ
金時:俺だって戦うつもりはねえさ
だが鬼は鬼、そいつを忘れちゃなんねえ
しかし俺っちが大江に足踏み入れるとはあべこべだぜ
藤丸:酒呑は月に一度京に下りてくるんだよね
金時:宝を盗んだり稲荷さんを壊したり悪さしてくぜ
まずどっかで酒を盗む
内裏に献上されるような佳い酒さ
媛をさらって酌をさせる
男の子を攫う
見目のいいのを見つけて攫うのさ
月見も佳いが涙溜めた媛の瞳も佳いわあ、
とかふざけたことを抜かしやがる
酒呑童子、他の鬼が頭を垂れる程に、とんでもねえ格の鬼
奴に出会ったのは数年前
酒呑童子とはよくいったもんだぜ、
常に酔っぱらってやがるからな
生まれは偉い神さんの御子だとか
やつは初対面でこう言った
酒呑:足柄の怪童丸!
かわいそうに、京の武者に捕まってもうたんやね
まあでも、ええべべ着てはるみたいやし、ええか
今もうちのこと覚えてはる?
金時:御山でも鬼の1匹2匹と会う事はあった
だが酒呑童子じゃねえ
俺が会ったのはやつとは別の……そのはずだ
だのに妙に懐かしい気がしたんだ
わざわざ言ってねえけどな
酒呑:その碧い瞳
お月さんの下、金髪碧眼、よう映えるわあ
その腕、赤龍はんの血いが混ざってはるんやったねえ
壊れにくいやろ
しばらくうちと遊んでもらうさかい
あんじょうよろしゅうな、小僧
金時:そこからの腐れ縁だ
腕をもがれたのなんざ一度じゃねえ
鬼は必ず反転する
笑ったと思えば刹那に引き裂きやがる
見事見事と讃えた館を壊しやがる
愛着持って奪った宝を潰しやがる
媛やら人を攫われると絶対に首をもがれちまう
あるいは食い殺される、絶対にそうなる
愛す物を引き裂かずにはおれぬ
殺す物へ想いを傾けずにはおれぬ
だがやつが京で人を食らった話は聞かねえ
大江の御山に入る前はさんざ食ったって話だが、まだ今はない
媛や男の子の四肢がもがれたって話もない

藤丸:金時、寝ちゃった?
金時:さすがに居眠りしてられるか!
考え事をしてたのさ
休憩は済んだよな?
鬼の御殿へ参るとしようや

羅城門に似た門があった。
金時:鬼の大工は見事な腕と聞くが……
そのあたりどうだい、茨木!
茨木:人の子が何の用か
金時:喧嘩を売りに来たわけじゃねえ
空がどうにも変だろ
空と月を取り戻す、ついでに京の平安もだ
あんたらにも悪い話じゃねえ
宝も酒も米もたんまり貰えらあ
おいらたちに力を貸してくれねえか
茨木:何と言った四天王、我らにどうせよと?
金時:力を貸してくれ
藤丸:源氏を殺す敵がいる
あなたたちの力を借りたい
茨木:我らを討伐に来たのではないのか?
天覧戦争をわやにしたと思えば
掌返しで鬼討伐へと趣旨を変えたのではないのか?
金時:そうじゃねえのさ
茨木:ならば頼光は
金時:いねえ
茨木:綱は
金時:いねえって、俺達だけだ
茨木:なるほどなるほど
では心地よく、断る!
愚かなり人の子、鬼の縄張りに踏み入って汝ら
生きて帰られると思うたか!
四天王といえど1人きり
他は人形1つと小娘1匹
星熊童子!
段蔵:巨大敵性体出現
大宮大路にて遭遇したものに近似です

茨木童子(狂)
星熊童子(狂)

茨木はガッツ3回&ガッツ発動で攻撃アップ3回がかかっている。
敵全体にクリ威力アップ3ターンを使う

茨木:こうなれば金熊童子を目覚めさせ……
あう……

酒呑が茨木の頭に背後から手刀を食らわせた?

段蔵:星熊童子の沈静化、茨城童子の敵性反応も消失
金時:あれが藤丸の頭なら落ちた柘榴もかくやの割れっぷり晒してらあ
酒呑:茨城が迷惑かけたみたいやねえ
うちと話しに来たんちゃうん?
そこの赤毛の娘、うちとお話しいひん?
それとも酒のまはるやろか
甘い蘇もあるんやけど
うちの知らんもん見てきた瞳してはるわあ
その瞳、抉ったろか?

金時&段蔵は藤丸を庇った。

酒呑:冗談やないの
勢いでもいでしもたから、返すわ
藤丸:段蔵の右腕?!
酒呑:ちいっと力加減間違えただけやないの
あんまり綺麗なお人形やさかい
割ったりしいひんわ
よう見てえな
綺麗に外れとるやろ
段蔵:酒呑のことばは事実でありまする
このように取り付ければ……くっ!
藤丸:回復術式かけるから
段蔵:かたじけない
金時:返答はいかに、酒呑童子
酒呑:ええよ?
段蔵:即答!?
焼け付くがごとき空気からまさかの……
藤丸:わけがわからない!
金時:それでいいんだ藤丸、それが鬼だ
力を貸してくれるってことでいいんだな?
酒呑:ええよ
パラケルススはんも還らはったし、
天覧なんちゃらも終わってしもて、暇してたんよ
小僧とも遊びたいしな、
共闘なんていつ以来やろな
金時:初めてだ共闘は
酒呑:あらそ?
金時:3将神はとんでもねえ奴らさ
俺は8将の誰にも勝てねえ
やりあいはしたが、とどめは頼光さんと綱の兄いだ
酒呑:強者相手に滾ってへんの?
怯えてはるんかねえ、かわいそやねえ
そんならこっちの娘の方がよっぽど肝据わってるんちゃう
うちらからしたら大人で通じる頃やろけど
まだまだ雛やわ
その瞳見ればうちはぜえんぶ見えてまうの
藤丸:もう子どもじゃない
酒呑:ちいちゃい子はみんなそう言うんよ
うちはねえ、あんたはんをほめとるの
肝がすわっとる
あんたはんなぜ強者と戦うてはるん?
藤丸:帰るために、世界を取り戻す為に
酒呑:なんやおもろいこといわはるわ
そないなこと言う喉、美味しそうやねえ
舌柔らかそうやねえ
段蔵:冗談は止めにしていただく
酒呑:あらいけず
小僧もやで?
その間合い、うちの両腕切り落とすつもりやろ
金時:当たり前だ、首落とさないだけで感謝しやがれ
そいつはおれっちの大将だ、食われてたまるか
酒呑:そないに切羽詰まるなら、よっぽど強い敵さんやろねえ
金時:それについてはカルデアは歳刑神の素性を知ってる、そうだろ?

第12幕源氏殺し(後編)

サポートはフレンドのモルガンにした。

儂は個ではなく群である
景清は1人に非ず
少なくとも37の景清が頼朝を狙った
景清1人死しても景清は死なず
次の景清が源氏に仇為す
やがて座に刻まれ英霊となり誰かが言った
景清は源氏を殺す概念であると
源氏を怨む景清は、源氏を怨む義経を依り代とした
すなわち兄への憎悪
義経は景清に馴染む
儂は景清であり義経、私は義経であり景清

些か時を捨てすぎた
さあ行くぞ景清=義経
大槌蜘蛛、玖賀耳之御笠
景清に見覚えのない橋でも
義経の躯が覚えている

金時:貴様ただの人ではないな
夜更けに太刀佩いて橋渡るとは怪しき者
むざむざとは通さん
通りたくば太刀を寄こしてからにせよ
景清:何とも妙な言の葉を告げるものよ
儂は景清、いかなる言の葉も無意味
金時:弁慶の真似をやってみたんだが、どんくらい似てたかねえ源義経
景清:貴様が弁慶を語るな
儂の眼前で息を吸って見せる蛮勇は認めるが
手足萎え貴様は死するのみよ
金時:牛若丸、いや九郎判官源義経
あんたのあれこれを聞いた
文句なる傑物だ、悲劇の華だ
だがな、合点がいかねえ
だから直接聞きてえと思ったのさ
あんたはなぜ……
景清:黙れ!!
骸の真名に何の意味があろう
鏖殺開始だ
段蔵:対話は限界と見ました
戦闘援護へ回ります
酒呑:源氏毒いわはるからどないもんかと思うたけど
そういう仕掛けなんやねえ
ほな始めよか小僧、金時

歳刑神平景清(讐)
土蜘蛛(槍)3体
大土蜘蛛玖賀耳之御笠(槍)

景清は源氏特攻&源氏への防御ダウンがかかってる。
紫ゲージブレイクで何かしかけるけど、NO EFFECTで不明。

次のサポートもフレンドのモルガンにした。

金時:1騎でこの強さ、2騎同時なら死んでらあ
酒呑:あはははは、愉快愉快
蜘蛛さんこちらへどうぞ手の鳴る方へえ
段蔵:妖酒による大津波、お見事!
酒呑童子、なんたる戦上手
妖酒を振りまくことで大気の毒素を打ち消してる
(まさか生前にも酒精を扱っていたとは)
酒呑:まあまあ、苛つかはって休んだらええないの
なあお爺はん?
むかしむかし大江の御山に棲んでた大怪異
うちらが来るより前に退治されはった話やけど
御山はもうぜえんぶうちのもんや
あんたはん黄泉に還らはったらよろしおす
そないに怒らはって怖いわあ
怖いから、ばらばらにしたったけど堪忍え?
段蔵:巨大敵性体、五体寸断され四散して沈黙

藤丸は晴明の符を放った。

段蔵:わたしの感覚器では感知不能の超高速攻撃を妖酒と同時に放ってた?
酒呑:うちもようわからんけどばらばらや
わかることもあるんよ
源氏毒の正体見たりや!
大土蜘蛛の大瘴気に妖術混ぜてはったんやなあ
もう意気吸っただけで源氏武者が痺れることはあらへんえ
金時:これで心置きなくやれるってもんだ、子孫殿、いやさ牛若丸
この橋、通りたくば拙僧と刃交えてからにするがよい
拙僧、千本の太刀を集めんと誓いし破戒僧、武蔵坊弁慶という
景清:まだ続けるか貴様
金時:五条の橋は通さぬぞ
景清:止めろ
金時:腰に佩いた太刀、名高き名剣と見たがいかに!
景清:止めろ
金時:この武蔵坊、千本目の太刀は貴様に決めたわ、いざ太刀を抜けい
景清:止めろ弁慶!
儂は……この義経は、景清、否否否
この私こそは九郎判官源義経
かつて遮那王にして牛若であったもの
騙るな、弁慶モドキ
戦い続けた果てに得られたのは刃と炎のみであった
我が想いは兄に届かず、言の葉は全て焼き捨てられた
この怨み、忘れまいぞ
おのれ頼朝、おのれ日の本、おのれ源氏
郎等如きが弁慶を騙るとは許すまじ
金時:かかって来やがれ九郎判官
おれっちが話してるのは景清じゃねえ
あんただ義経

土蜘蛛(槍)5体
歳刑神平景清(讐)

景清は源氏特攻&源氏への防御ダウンがかかってる。
さらに敵を倒すとHP回復する。
紫ゲージブレイクでこちらに源氏特性付与。
さらに源氏特攻2ターン&クリ莅力アップ2ターンを使う。

金時:おれはまだ五体無事に立ったままだぜ
酒呑:あらまあぎょうさん血い出して旨そうやわ
弁慶はんの猿真似はもうせえへんの?
あちらはん爪の先まで源氏への毒の塊やわ
玖賀耳之御笠がのうなったんで息吸うのは平気やろけどな
そないに抉られ放題やったら、あとちびっとで死んでまうんやないの
金時:死なねえよ、今の俺は弁慶だしな
弁慶ってのは百本の矢を受けても立った大豪傑
おれはしなねえさ酒呑
なぜならおいらはまだ何にも聞けてねえんだよ
景清:この義経が源氏に何を言うこともなし
首だ、首を出せ
頼朝の首がほしい
叶わぬなら貴様の首を出せ
出さぬなら殺してしんぜよう
これより清和源氏の祖を悉く鏖殺し奉らん
藤丸:あなたは私の知る英霊に似てる
酒呑:はいはいあんたはん、近づいたらあかんよ
金時にあれやこれやと術かけてくれはるんはええけど
あんまり前にいたら、首持ってかれてまう
金時:首ばかり求めるは東国武者のならいか
ならばひとつ、主馬祐坂田金時が首かけて尋ねる
あんたはなぜ戦った?
なぜ殺せる?なぜ奪える?
千年先の藤丸に英雄と呼ばれるまでに戦って、
悲劇の果てに至るまで戦い抜いた存在だ
そこには理由があるはずだ
景清:英雄?
金時:あんたは英雄になった、そんなあんただから尋ねてみてえんだよ
戦いの中で英雄となったあんたにこそ問う
なぜ戦った?
景清:なぜ、なぜか……
英雄と来たか
段蔵:(景清の気配、この問答のさなかに変質してございまする
人格の一時発露……
俵藤太、鈴鹿御前と同じく下総でも記録された事柄
人理に刻まれし英雄の矜持)
景清:呆れました坂田金時
人の域を超えた力を持ち、尚も人の側に立たんとしておきながら
そんなこともわからずにいたのですか
とんだ怪童もいたもの、足柄山の金太郎
金時:そう言われんのは二度目だ
景清:なぜ戦うのか?笑止
己が想いを貫くためにこそ、我らは己が総身を捧ぐ
それこそが栄えある源氏武者であると知れ
金時:合点!
武者の戦い、想いの競り合いと受け取った
なら今のアンタじゃどうにも足りねえな
俺が勝つ、勝てる
景清:ふふ、抜かせ

景清は死合舞台を出現させた。

サポートはフレンドのモルガンにした。

歳刑神平景清(讐)

宝具ダメージアップ&宝具耐性ダウンがかかってる。
さらに敵を倒すとHP回復がかかってる。
青ゲージブレイクで回避1ターンがかかる。
紫ゲージブレイクでチャージMAXになる。
回避2回3ターン&ガッツ1回3ターンを使う。
源氏特攻&源氏への防御ダウンを使う。

段蔵:(両者ともに、荒れ狂う嵐の具現が如き、
力の奔流、刃の舞、死の怒涛にあって、
楽しげなようにさえ見えまする)
酒呑:ついこの間とおもっとったけど、
あれから随分と刻が経ってたんやねえ
まるで小僧が小僧に戻ったみたいやないの
あん頃もなあ、あんな風に、己が命、己が肉、己が骨、
終わりが来ると思わんとぶつけはって
死ぬまで止まらへんのやろなあって
段蔵:(ほんの僅かながら金時殿が景清を圧した、
好機と心得まするマスター)
金時:押し切る!大将頼む

藤丸は令呪を使った。
景清は宝具を放とうとした。
その瞬間に金時は必殺技を放った。

景清:なんともはや、猪突猛進な武者がいたものです
なるほど見事な戦いぶり
しかしご先祖殿、源氏毒の源こそ私の存在です
我が一撃、我が吐息、我が視線までもが源氏を殺す
刃交えればわかるでしょうに貴方は……
戦いぶりを変えようとしない
流石に驚かされました
そこまでの猛進、そこまでの無我であったかと。
ならば、私の言の葉にいかほどの意味があるかわかりませぬが
その命、死合の後にもつないでいたならば
そのまま進むのです
怨の一文字に呑まれた骸、跳ね飛ばして
そのまま走りきるだけでいい
それだけで多くを成せる、多くに克てる
僭越ながらこの私が保証する
我が言の葉、ゆめ忘れるなかれ、です!

金時:でかい雷放ったまま、気が遠くなっちまったもんだから……
そのまま死んだとばかり……
藤丸:景清の霊基は完全に消えた
段蔵:霊基霊核の消失を確認してございまする
無論、晴明殿の符を用いておりますれば
地獄界曼荼羅に吸収される恐れはないかと
金時:ところでだ、源氏毒が回っておれはもう長くないと思うんだが……
歌の一つも読むにも学がねえ
代わりに詠んでくれねえか、藤丸
藤丸:必要なきものは必要なし!
金時:なんだよ冷てえな!
藤丸:あっけらかんと死ぬ死ぬ言わない!
酒呑:死なんやろ、あんたはん
段蔵:金時殿のバイタルに生命の危険なし
血を流しすぎておりますし、
複数の骨折と内臓破裂を起こしていましたが
自然治癒されている模様
金時:ん?しなねえのか俺
藤丸:死なないよ
だからこのまま進んで行こう
酒呑:あんたはん最後まで気付いてへんかったんやねえ
源氏だのなんだへの怨なんぞ
あんたとの言い合いの最中に消えてもうたし
金時:そっか最中に消えてたか
源氏屋敷へ戻るぜ、残る8将は4つ

第13幕 災いの竜/カミ

鬼達数十が鬼御殿羅城門に集まってた。

茨木:なにゆえ汝らは武者のように並び立ってる?

忠誠の証として鬼達は行軍してた。

茨木:あってはならぬ、斯様なことは……
誰なのだ、鬼を容易く率いてみせる汝!

茨木すら頭を垂れざるを得ない
其は神であった

サポートはNPC頼光にした。

源氏武者が朱雀大路に集まってた。
西端の結界を破り、二条大路を歩く鬼の群。
晴明の策で朱雀大路に陣を展開してた。

頼光:我らは酒呑と約定を結んだ。
酒呑と言えば無敵の怪力乱神。
鬼どもが洛内へ押しかけるなど、不可解極まります。
酒呑:そないに褒めてもうち、酒くらいしか出せへんえ?
段蔵:第5の将神、鬼を率いて大江山より来たる
晴明殿の予測でありますが、果たして本当に……
金時:はじめは羅城門跡の内側だった
景清と大土蜘蛛は五条の果ての鴨川向こう
此度は大江の御山ときた
流石に遠くなりすぎてねえか
綱:晴明殿が大結界、怪異の侵入を防ぐものだ
将神の力に応じて結界も作用すると見るべきだ
力強き将神ほど洛内への直接顕現叶わずと
段蔵:おそらく神秘の多寡
ないし魔力量に反応する多重結界かと
藤丸:つまりこれから来る敵はとんでもなく強いと
金時:こちとらすっかり傷も癒えた
頼光と四天王は一騎当千
鬼の群とて後れは取らねえぜ
酒呑:うちもいるしなあ?
ご同輩をいたぶる趣味ちゃうけど
約定交わしたことになっとるんやさかい
大船に乗ったつもりでお屋敷で寝てはってもええよ
頼光:金時、酒呑、口を閉じなさい
酒呑:この感じ
頼光:ええ、鬼が来ました
段蔵:敵性反応多数
数百規模の軍勢にて
群の戦闘に茨木童子
茨木は酒呑に心酔してるはず
茨木:酒呑、すまぬすまぬ
我はわからぬのだ
あれはまるで酒呑のような瞳で我を見るから、我は……
あああああああああ
段蔵:茨木、錯乱状態にある模様
頼光:迎撃戦でありますが心構えは常に攻め
すなわちは
藤丸:源氏進軍!

怨霊(殺)2体
邪鬼(狂)

怨霊、邪鬼は精神異常無効。

邪鬼(狂)
黒武者(剣)2体

黒武者は精神異常無効。

大翁鬼(狂)
茨木童子(狂)

大翁鬼と茨木は精神異常無効。
茨木は攻撃アップ&防御ダウンがかかってる。

頼光:大勢は決した、残党を掃討せよ
茨木:我は汝らを殺して進まねば……
あの御方が……望まれるならば
綱:忘れたかお前の腕は俺が預かってる
それをほおってまで命を投げ出すか
茨木:我は貴様を……
だが心が言うことを聞かぬ
酒呑:阿呆
あんた何や勘違いしてはるんちゃうの
みなで揃って山を下りようなんて、いつはいつ言った?
金熊と熊を起こさんかったのは偉いけど
そないに遊ぶならうちも交ぜなあかんやろ
茨木:我は見たのだ、今もそこにいるぞ
我は恐ろしくてかなわぬ
藤丸:見えない魔力の凝集!
メディアリリィ:召喚……?
英霊が霊体化を解除している状態!
段蔵:異聞帯の王にも等しき桁違いの域にて
金時:何かいやがる
なにもねえはずなのに形ができあがっていく
酒呑:あれは……
金時:酒呑か?

古き神がいた。
伊吹童子:太歳神なる将神の位なぞ、要らぬ
余は元より神である
災いの神、すなわち八岐大蛇
八岐のうち1つ目の分け御魂=首
綱:八岐大蛇の分け御魂、そう言ったのかあれは
段蔵:災害竜八岐大蛇!
伊吹大明神と祀られし大化生
藤丸:名前くらいは知ってる
段蔵:カルデアの分類は幻想種竜種
天然自然の顕れとして荒ぶる神の一柱
すなわち神霊伊吹童子
酒呑童子の幼名ともされ
別側面、異なる可能性として神霊が予測された
魔力は計測不能
第5異聞帯ギリシャの神々もかくやの域にて
酒呑:へえ、そないに
伊吹:騒ぐな、口を開くな、瞼は開いたまま閉じてはならぬ
ひれふせ

ゼウスに似た重力発生で藤丸たちは躯が重くなった。

金時:あれがてめえの別なんちゃらってのは、どういうこった酒呑
酒呑:どうもこうもなあ?
気に食わん気に食わん、源氏武者がアホ面や
靄みたいなもんが見えとるけど、それだけやろ
あれはうちや、あれもうちや
うちは伊吹の山で生まれたような気がしいひんでもないし
なあ伊吹の、ぼうっと立ってはるみたいやけど、
今は、うちの、番やろ
段蔵:高重力緩和!
酒呑による魔術的効果?!
酒呑:立ちいや武者ども!
それとも、そこでゆるりと寝てはるん?
そんなら、あんたらは京には要らへんな
うちなんかに武者の代わりさして、
高みの見物とか、ご先祖様がしらはったら、
どないな顔するやろねえ
頼光:意図は分かりますが、それ以上は許しません
酒呑:うちを相手に滾ってみせたんなら、
あれ見て縮こまるんは筋がちゃうやろなあ
頼光:いわずともよい、鬼
元よりいかなる大怪異であろうと
京の脅威、誅伐するがお役目なれば
金時:嫌だねえ、目の前に顕れた先から魅入っちまうのさ
京の都、どれだけ経っても目新しいぜ
怪異、化生、式神に鬼に土蜘蛛
果ては神代の竜の裔!
いつまで経っても飽きが来ねえや、なあ大将
藤丸:戦闘準備!
段蔵:承知!
霊基霊核の限界まで魔力を費やす所存
頼光:源氏進軍
段蔵:敵性神霊巨大化
3メートル強へ霊基拡大
伊吹:よい、あらがうのを許す

サポートはフレンドの超人オリオンにした。

伊吹童子(剣)

伊吹は宝具封印がかかってる。
5ターン以内に2回ブレイクすると全力を出す状態になる。
必中を無視してQuickダメージを0にする5ターン1回
必中を無視してArtsダメージを0にする5ターン1回
必中を無視してBusterダメージを0にする5ターン1回
必中を無視してクリティカル&宝具ダメージを0にする5ターン1回
単体に呪い&帯電&全体にスター減少をかける。
緑ゲージブレイクで宝具封印解除。
青ゲージブレイクで必中無視が全て解除&解除した数に応じてHP増加。
5ターン以内だと必中無視1つあたりHP20万
6ターン以降だとHP7.5万アップ。
また5ターン以内だとNP100%吸収される。
紫ゲージブレイクで戦闘終了。

開幕でこちら全体にガッツ1回がかかる。
さらに攻撃ダウン1ターン&スキル封印1ターンがかかる。
攻撃アップ&Artsアップがかかる。

なぎこ、孔明、エウリュアレ、キャストリア、サロメで倒した。
青ゲージブレイクは6ターン以降だと楽だと知らず、
HP100万アップで戦って紫ゲージ80万で全滅した。
聖晶石コンティニューして、あとは宝具連射。

綱:刃が届かぬ、キャスター!
メディアリリィ:知りうる高速神言を既に……
ですが通じてないのです
生得的な防御結界が彼女の肉体を覆っています
伊吹:いのち、儚きもの、捧げよ
酒呑:へえ?そないに
段蔵:伊吹童子の背後より奇襲攻撃
結界を砕き酒呑の爪牙が体躯を貫いています
霊基深くへの直撃を確認
金時:やつの、傷が癒える!
段蔵:伊吹生来の自動再生力!
綱:元より死なずか
金時:だが元の大きさに縮んだぜ
ここは攻め時と見たぜ
伊吹:ゆかい

再び高重力で人と鬼の動きを止めた。
この場に立っていたのは伊吹のみ。

藤丸:体が、動かない
伊吹:余は生け贄を欲しておらぬが
どうしてもと言うなら食ろうてやってもよい
まずは、お前か?

道長:貴様の企て順調とはいかぬと見える
捧げられた贄、すなわち英霊は4騎
天覧聖杯戦争と同じ仕組みであれば、
大願にようする魂、総じて7騎であろう
ならば、あと3騎
これが阻まれておる
道満:左様、将神の魂、無碍に散らされるばかり
ここで焦るは二流、否三流
拙僧は一流を志しておりますれば
このように左右に聳えし鬼神を何と心得る
右の鬼神イツパパロトル
左の鬼神チェルノボーグ
2騎に加えて道満の魂
すでに空想樹に呑ませておりますれば
道長:人の器で神を喰らうとは、不遜者め
道満:人の身では叶いますまい
神霊の情報量に耐える人格なぞあるわけもなし
拙僧の人格も精神も術式化して久しい
ゆえ式神を己が分け身とするも可能
まあ残るはこれのみですが
いまや本体さえ、上位の術式程度
道長:愚かだが企ては得手か
高みに登って我を忘れる類かと思うていたが
貴様は攫った娘をくびり殺して、
父母に我が意に添えば娘は無事ぞと嗤う輩よ
道満:閣下は呼び名を間違えておられる
拙僧はアルターエゴリンボにございます
ああいえ、黄幡神蘆屋道満にございますぞ
第8たる最後の将神をお迎えするにあたり
策を早めておくといたします
空想樹生育の儀
いくらかの条件が必要ですが、
そのための聖杯、英霊どもの魂である
杯に納められし魂はすでに7騎
常ならば根源に至るに十分な魔力量
我が真なる願いには1騎足りませぬが
いざ開花せよ

第14幕羅刹王髑髏烏帽子蘆屋道満

京女:お天道様がおかしくなってしもうた
こっちおいであんた
大路の先じゃ大鬼の群が出たって話やさかい
子ども:おねえちゃん怖いの?
京女:怖いにきまっとるやろ
もう現世、壊れてしまうんとちゃうの
子ども:よしよし、怖くない
京には強い武者がいっぱいいる
げんじもいる、けびいしもいる
それに、きんちゃんがいるんだ

シオン:発生地点は朱雀門北側
ダヴィンチ:前回の異常魔力が空想樹の発生と仮定すれば
ホームズ:開花してるな、8番目の空想樹

伊吹:太陽をかくも黒く染める
趣はよろしくないな
金時:あれはこの世にあっちゃなんねえもんだ
となれば、地に伏してばかりもいられねえ!
伊吹:立つのか
金時:大将を殺すだとか宣われちゃ
この主馬祐坂田金時、立たぬ訳にはいかねえ
(立ってはみたが策はなし
こいつは正真正銘神さんだ
さあて、いかい死ぬか坂田金時
まるでやり方が見えん)
伊吹:お前のそれは浄眼か?
金時:生まれついての碧眼よ
赤龍=親父に似たのかもしれねえが、よく知らねえ
おっかあの瞳の色もよくわからん
前髪が長い女で、あんたみたいに白い髪だったか
伊吹:山姥の類か
余はもう朱雀門へ行くとしよう
ゆかいであった
食らう命はお前と後は2、3でいい
さらばだ山の子
藤丸:(令呪の力で……)
道満:お待ちください

道満の映像が浮かんだ。

道満:それなる者ども、我が客にてございますれば
どうかお目こぼしを
伊吹:そういうものか、わかった
道満:おお、おお、ンンン有り難き幸せ
いかがですカルデアのマスター、そして木偶人形
顔見知りの英霊を次々に斃し続ける趣向
段蔵:貴様……
藤丸:(睨む)
道満:ご覧下さい我が空想樹を
平安京なる人界の都、新たな特異点かつ異聞帯となりつつあります
カルデアのマスター!
あなたには是非、これをご覧に入れたかった
遊戯は是にて仕舞いです
拙僧はここに、異星の神に相応しき器を作り上げるのです
段蔵:外道が……よくぞ忠信などを口にしたもの
道満:拙僧、異星の神に何の背信も抱きはせぬぞ
一度たりとも、そのように考えた事はない
ただ拙僧は思ってしまったのです
聖杯擁した亜種空想樹の開花であれば
完全なる異星の神の器を作ることが可能にて
オリュンポスに顕現されし異星の神と同じ属性、同じ機能の神の器です
器のみであれ真に完全なる形へと至るならば
そこには意味が宿りましょう
器は神に、偽は真に
ならば、もはやそれでいいのでは
拙僧だけの異星の神がいてもいいのでは
異星の神はこの特異点に関心を持たぬご様子
であれば拙僧好みの神を作ってしまえと
藤丸:何を言ってるんだ、このリンボは……
道満:既に異星の神は降臨されておりますので
天の光すべて失われ、地も白に消えて久しいですが
新たな異聞帯に拙僧の愛する阿鼻叫喚が残れば万々歳にて
と言うわけで、伊吹童子
人類悪ビーストの座に押し上げさせていただき
拙僧だけの異星の神としてご降臨いただく
大路を越え朱雀門を越えられよ
伊吹:そうか

金時は止めようとした。
さらに高重力がかかって動けなくなった。

道満:是より拙僧はあなたにお仕えする
つい一昨日までの夕刻まではそう思っていたのです
なのですがまあ止めました
異聞帯に2つの頂点は要らぬ
ロシアや北欧の失敗は繰り返してはなりませぬゆえ
リンボ自らが異星の神に、クラスビーストと化せば済む話にて
是よりあなたの命をいただきます
伊吹:ふふ、ゆかい

段蔵:高密度魔力による圧力、僅かに低下
頼光:我らを縛る明神の神気、僅かに揺らいでいます
合せなさい金時

藤丸達は高重力の術が解けた。

頼光:ナーサリー、もし霊基霊核に無理があるようならばここで
ナーサリー:まだ消えたりはしないわ
でも本の霊基に戻ってしまいそう
頼光:まあ!
ナーサリー:嘘よ、心配しないで
段蔵:リンボの企て最終段階へ至ったと予想されまする
これは敗北とみるべきでしょうか……
金時:おれたちの五体はまだ動く
なにも諦めちゃいねえ
己が想いを貫くのみ
ただ進む、そうだろ!
藤丸:(頷く)
金時:我ら源氏武者、命ある限り戦う
源氏進軍、源氏進軍!
綱:言うようになったな
頼光:まったくです
いつの間にやらこんなにも大きく育って
酒呑:わかるわあ、もうちっと童のままでええのになあ
頼光:そうですね、もう少しだけ……
いえコホン!
なんでもありません、忘れなさい
酒呑:ほな行こか、ああ、ちいとばかし待ってや
茨木掘り出してやらんと
茨木:伊吹童子に我は勝てる気がせぬ
あれは鬼も人も超えたるものだ
いまさら何ができるというのか
金時:へ、案ずることはねえ
茨木:なぜ笑うのだ、汝如きがあの神気をどうするつもりだ
金時:おれは伊吹童子に一度負けた
ゆえにこそだ、源氏武者に二度の負けはねえ
策なんざあるわけねえだろバカ!
茨木:策なしと言い切りおった
バカがいるぞ酒呑!
酒呑:まあ武辺者いうんはそういうんとちゃうん
綱:飛来するものがあるキャスター
メディアリリィ:空想樹の枝より一直線にこちらに迫っています
単独ではありません
頼光:いまさら足止めを寄こす?
外道の企て、完遂にまで至らずか
ならば勝機ありとみました

空想樹の種子が降ってきた。

サポートはフレンドのモルガンにした。

黒武者(剣)2体
怨霊(殺)

酒呑の援護でこちらに攻撃アップがかかる。
空想樹の援護で、敵全体に攻撃アップ&こちらに攻撃ダウンを使う。

黒武者(剣)
怨霊(殺)
亜種空想樹の種子(別)

亜種空想樹の種子(別)2体

次のサポートもフレンドのモルガンにした。

亜種空想樹の種子(別)6体

頼光:鬼と肩を並べて戦うのは、思ったよりも滾るものですね
酒呑:天下の源頼光に褒めてもろたわ
なんや照れくさいやないの
頼光:ほ、褒めていません、正確な評です
酒呑:ほな、おおきに
頼光:褒めてないというのに!もう!
茨木:綱ごと灰にするはずだったが
そこの女が結界で邪魔するものだから
異形の種子だけが燃え尽きるばかりではないか
メディアリリィ:互いに共闘しているさなかでは?
酒呑は伊吹を敵対視してますし
彼女を止めねばならない源氏の側は
少なくとも敵の敵、鬼の方々は二正面作戦がお望みですか?
綱:あまり苛めてやるな、それより進むぞ
段蔵:伊吹の神気にあてられて無力化していた源氏郎等、戦線復帰
骸の式神と対峙中の模様
金時:おれっちたちは朱雀門へ突っ込むぜ

伊吹:ゆかい、余を食らいて高みへ至らんとするかよ、嗤う男
よい、やってみろ
道満:無論そのつもりにて
金時:朱雀門を越えられちまったと思えば足踏みかい
仲間割れたあ、笑えるぜ
リンボと伊吹、見逃してもらったのに悪いな
伊吹:善き哉、赤龍と山姥の子、人のように振る舞い生きるものよ
お前の戯れ、余が付き合ってやろう
嗤う男に神罰下すは後回しよ
道満:よそ見を!しましたねえええ伊吹童子殿
食らえ地獄界曼荼羅

妖樹の枝が伊吹を呑んでいた。

綱:さすが外道、伊吹を主として妖術を施すと宣っていたはずだが
道満:無論嘘偽りにて
新たなる異星の神はここに来たる
この拙僧こそが、異星の神になりましょうや
遺文帯の王どもはいずれも智慧が足りなかった
これこそが正しい扱いであるのです
剪定された世界の維持装置にして神の器
ならば自らと融け合い、神となる
これぞ我が最高の形、最後のクラスビースト、人類悪の頂
地獄界曼荼羅髑髏烏帽子蘆屋道満!
金時:ん?
藤丸:リンボが融合した以外は何もない?
メディアリリィ:神霊級の魔力ではありますが
彼の霊基に変質は見られません
エクストラクラスですが、ビーストには変化できてません
道満:なぜだ?!
拙僧は手順をなにも違えておらぬ
8騎の魂を聖杯へ捧げ、最後の神霊は荒ぶる神ですらあろう
人類悪の顕現たるビースト、その格に相応しき極上の贄であろう!

香子が牛車で現われた。
晴明の手紙を持ってた。

道満:な、なに?晴明?
晴明:私の文を目にするとき、お前は仰天してるだろう
答え合わせしましょう道満
道満:答えなぞ拙僧には無用
これこのように最高の魔力を得ている
空想樹は開花したのだ
インド異聞帯の二の舞にはならぬ
空想樹を育てるのも初めてという訳もなし
晴明:お前がどれだけ神を喰らっても、
人類悪の頂きたるビーストにはなれない
人類愛なき羅刹に獣の資格なし
藤丸:それは人類が超えるべきものだ
金時:つまり奴さんは失敗した、そうだろ
段蔵:然り、異星の神にリンボが変生するは不可能
斯様に晴明殿は仰っておりまする
道満:まさに正論!
ならば分かった!この儂がいかにすべきか
亜種空想樹のすべて拙僧が食ろうてやるわ
ただの養分として食らいつくし、
平安京の衆生、日の本、大陸、現世のすべてすべてすべて
なぶり殺してくれようぞ

第15幕坂田金時、此処にあり

金時:あんたはそんな風に言えちまうんだな
全て殺す?
伊吹童子だか神さんまで食ったら、そういうこともできるのかもな
させるか莫迦!
道満:この羅刹王を、晴明めならいざ知らず、
貴様如きが宣うのは許さん
金時:あとな、ありがとよ!
てめえのお陰で今、おいらは見つけることができた
バベッジの旦那が持ってたそれだ
綱の兄貴も頼光さんもきっと持ってるもんだ
俵の兄さん、鈴鹿御前にもきっとあったさ
子孫殿もだ
段蔵殿、兄貴のキャスター、ナーサリーたちの中にもそれはある
酒呑はわからねえが、茨木にはある、そうだろ?
藤丸、あんたもだ
英霊でも何でもない、か細い術者なのに
頑として前に立って譲らねえ
正真正銘のゴールデン大将だぜ
あちこち寄り道した甲斐はあった
藤丸:戦う理由見つけられたみたいだね
金時:おれがまさかり振るう理由はなにか
見つけた以上は止まらねえ
こんなとこで終わってたまるか
道満:何を叫ぶかと思えば、
英雄英傑の矜持なぞ斯様なもの
問うてやりましょうぞ坂田金時
汝はなぜに刃を取る、なぜに戦に身を投じるのか
英雄とは、正義とはなんぞ
金時:想いだ
正義、願い、夢
全部ひっくるめての想いだ
この世に生きる衆生を遍く思う
リンボ、てめえが殺すと宣ったみんなをだ
お陰で見えた、戦う理由、俺の思い
何でもない毎日を生きるみんなのために
俺は俺の戦を続けてやらあ
道満:大切な衆生とやら、我が異聞帯では玩具の類
苦悶を奏で、嘆き、哀しみ、涙と叫びを以て閨を彩る楽器にて
その決意、想い、食い破って差し上げる
金時:あんたがいるから俺は想い戦う
俺はあんたの不倶戴天、正義の味方だ

ゴールデンヒュージベア号が現われた。

段蔵:金時殿が赤き巨人に……
まるで巨人をまとったかの如き偉容にて
酒呑:こないな大物、隠してはったんやねえ小僧
メディアリリィ:古きギガースを想わせる姿
金時様の魔力、急激に上昇、綱様!
綱:やっとその気になったか弟分
ひとたび目覚めれば早い、頼光様!
息子殿は真なる武者となった
言祝がれよ!
頼光:我らも未だ目覚めを果たせざる清和源氏大征器
その名を摂津式大具足熊野
海の彼方より漂着せし大いなる器、その欠片
見事御してみせなさい、金時
道満:たかが鋼の大具足、羅刹王の足下にも及ばぬわ
伊吹:ゆかい
金時:酒呑?いやこの声は……
段蔵:空想樹内部からの音声にて
伊吹童子の声です
道満:我が地獄界曼荼羅に呑まれながら声を放つ?
内部で霊基を保っているのか?!
あらゆる霊基を分解吸収する我が多重呪詛の内で、莫迦な莫迦な莫迦な?!
伊吹:黙れ、ゆかいゆえ、お前が遣え、お前が祓え

妖樹から剣が生えた。
素戔嗚尊が災害竜を倒した後、その尾より神剣が現われた。
是が都牟刈、天叢雲剣、草薙剣、都牟羽之太刀

伊吹:くさなぎ、おまえに貸そう
樹を切るならば刃が要ろう
金時:最後の大勝負、ばっさりやってやろうじゃねえか
藤丸:リンボは任せて、金時は空想樹を

道満は死合舞台を出現させた。

サポートはNPC頼光にした。

羅刹王髑髏烏帽子蘆屋道満(別)

開幕で金時の援護NP増加&最大HP増加。
メディアリリィの援護HP回復量アップ3回
酒呑の援護攻撃アップがかかる。
髑髏地獄陣=燃焼6つで呪殺の符が付与=必殺技で即死もかかる。

道満は宝具耐性&クリ耐性がかかってる。
カード燃焼を2つ付与&クリ率アップを使う。
カード燃焼を2つ付与&NP10%減少を使う
カード燃焼を2つ付与&呪い付与を使う。
青ゲージブレイクでクリ耐性が消える&敵のカードをランダム封印。
紫ゲージブレイクで宝具耐性も消える&毎ターンチャージプラス。
伊吹の援護、宝具ダメージダウンがかかる。

マスタースキル不可で、代わりに大具足スキルを使える。
全体無敵1ターン&スター獲得
全体弱体3つ解除&HP回復
単体へダメージ&全体宝具威力アップ1ターン

なぎこ、孔明、アーラシュ、信勝、キャストリアで倒し。
紫ゲージ6万で全滅、令呪コンティニューした。
あとは宝具連射。
それでもなぎこ&キャストリア2人残って辛勝だった。

道満:たとえビーストになれずとも、
我が霊核は神格にも等しいはず
おのれ晴明!
どこで拙僧を嗤っている、貴様がああ
金時:昏いお天道様にゃ飽き飽きだ
ここらで終わりにしよう、アルターエゴリンボ
道満:待て、情報交換はいかがであろうな!
異星の神の秘中の秘、アルターエゴ2騎でさえ知らぬ様々を貴様らに
金時:必殺!
藤丸:令呪を2つ重ねて、我らの戦いに誓う
断て、ゴールデンベア号!
道満:待てええええ
金時:空想樹だか亜種だか知らねえが
てめえはどこから!
消えっちまえ!
道満:おのれ源氏、おのれカルデア
ンンンン許し許し許し難し
羅刹王の玉体を傷付けてただで済むと
段蔵:リンボの本体お任せあれ

段蔵、綱、頼光、酒呑、茨木が同時攻撃した。

道満:見事、見事なり人類の皆様、まことに見事
天地人たる諸力を以て倒されるのであれば、ンン善き哉
赤龍の御子、帝釈天の御子、大江の鬼、
鬼切安綱、神剣草彅、英雄を扶ける妹の力、カルデアのマスター
ここまで揃えば我が本体も砕けよう
退去やむなし、お見事です
(と言いつつ、この羅刹王ただでは死なぬ
天竺霊鷲山の法道仙人の大秘奥
対粛清防御なく貴様らを消し飛ばしてくれようぞ
負荷の激しきこと甚だしければこそ、
接続を避けてきたが、もはやこれまで
疑似思想鍵紋、励起)
壊せるものすべてを壊し、甘美に耽るつもりでしたが
霊基霊核への蹂躙、暴虐、破壊
是は是で善き哉ぁ!
ですがお忘れなきよう
拙僧を屠ろうとも還るべき人理など異星の神が……
藤丸:リンボ、もういい、さよならだ
道満:(起動失敗?!莫迦な)
待て、拙僧にはまだ奥の手が……
段蔵:言の葉、不要なれば
妖術斬法夕顔、是にて御免

FGO地獄界曼荼羅平安京リンボの最後

道満:いつの世であろうと、悪事とはうまく運ばぬものですなあ……

終幕つわものどもが夢の跡

妖樹は消え、羅刹王を騙った男も霧散した
内裏はほとんど損傷はなく、
貴人たちは頼光と四天王に助け出された
道長は京の守護には源氏を於いて他になしと帝に熱く語った
元に戻ってすぐに市が開かれ、賑わいが日暮れまで続いた
左大臣の差配と帝のご威光で大怪異は調伏されたと人々は喜んだ
……紫式部の日記より抜粋

尊子:左大臣殿、お顔の色は良いようで何よりです
帝も案じておられましたよ
道長様のご心労いかばかりか
左大臣の座を返上されても仕方なきやもしれぬと
道長:何を於いても帝のご無事こそが僥倖よ
この身に代わりはあれど、帝の代わりはおらん
尊子:まあ良くいいますねえこの狸
流石、権謀術数の宮中で上り詰めただけはおありで
道長:狐に褒められては狸としては立つ瀬がない
尊子:ぶふっ
道長:?
いかがされた、ああいや、狐に例えたのは礼を欠いたかな
尊子:い、いいえ?
狸だのと憎まれ口を叩いたのはわたしくですし
道長:ははは、尊子殿は面白き御方よ
尊子:ふふふ、ご冗談なら左大臣殿にはかないませんとも
道長:ははは
尊子:ふふふ
道長:はははははははは
尊子:ふふふふふふふふ!

尊子:……まあ、晴明の失踪、天覧聖杯戦争
起こりえぬことが起こるから顔を出してみましたが
面白いものが見られました
うたかたの夢であっても、愉しめました
本当に顔を出してみたとき、私は何に逢えるやら
道長:ん?
尊子:いえいえなにも、ふふふふ

なぎこ:空がぐわーんとなったと想えば
たちまち妖樹は真っ二つ
きらきら光る粒になって
黒いお天道様も消え、いつもの空に戻っておりましたとさ
清子さんとしては、夜な夜なうろつく鋼の怪が好きかな

酒呑:こんなとこで昼日中から酒飲んで
妙な感じやわ、すぐ出て行くけどな
約定いうんわ終わりやさかい
長くはいられへんの
まあせっかくや、源氏屋敷の振る舞い酒、飲み尽くしたるわ
あんたはんもどない?
藤丸:伊吹とは話せてなかったみたいだけど
酒呑:せやせや呑めへんやったねえ
伊吹とうちが話できひんかったって?
ええんよ、兄弟姉妹とはちゃうし
なんや靄みたいなんで、よう見えへんかったし
万が一呼ばれ方が違ったら、
も少し愛想のええ、背え伸びたうち自身になるかもわからへんねえ
藤丸:それは会ってみたい
酒呑:あかんえ?
そっちの方がええかもと想ったやろ
うちの方がいい女やろ?
首ねじ切ったろか
ああ、怖がらんでもええよ
そうそう冗談やさかい
藤丸:(本当に冗談にならないことがあるのが鬼)
酒呑:怖がってへんね、変な子
その瞳、なに見てきはったんやろ
どんな旅してきたんやろねえ
藤丸:たくさんの人々と出会ったよ
酒呑:ここもあんたはんには旅の途中いうわけや
うちも似たようなもんやけど
あんたはんには負けるやろな
どないやった、平安京
鬼やら樹いやらぎょうさん出たさかい
気いめいったんとちゃう
藤丸:来て良かったと想うよ
酒呑:それはリンボはん、討ちとらはったからやろか
藤丸:ちょっと違うかな
久しぶりに、がむしゃらに頑張れたなって
酒呑:ほな瞼閉じ、閉じひんなら目の玉くり抜いてまうけどええの?
うちがぎゅっとしたろな
茨木そっちから押えるとええよ
茨木どこや?

頼光:あれこれお土産を考えていたのですが
英霊の座に物品を持ち込めないとは思いも寄りませんでした。
ごめんなさいナーサリー
ナーサリー:いいえ頼光、文殊丸
大人になっても幼心を忘れてないあなた
あなたと出会えただけでもわたしは嬉しいの
いくらかの人は私達から離れていく
そうして覚えていてくれる人が、
次の子どもに語り継いでくれる
話した事、逢えたこと、私の想いは消えて
座では一冊の本のように記録になってしまう
でもね、ずっとずっと私達はお友達
遠い国の果てでいつも泣いてた幼い貴方
本当は誰も傷付けたくない
おばけや鬼ともお友達になりたかった貴方
さようなら、やさしい文殊丸
頼光:さようなら私の友

綱:何の褒美も要らぬとは欲のない
座に持ち帰れぬまでも、美酒程度は味わってもよかろう
ならばいかなる理由で共に戦ったのだ
メディアリリィ:サーヴァントとしての定めS
英霊とはそのようなものです
綱:因果だな英霊なる存在は
メディアリリィ:そうかもしれません、
でも、あなたの力となれたことを誇りに思います
平安京を恐ろしい企てから守れました
血に塗れた過去持つ英霊として望外の喜びです
ところで綱様
綱:ああ、さっきから見られてるな
御山へ帰ったと想ったが
構うまい、俺も疲れている
殺気のない鬼一匹、犬猫と同じ
それに今はお前との別れの時、好きにするさ
メディアリリィ:ひとつだけお尋ねしても?
綱:ああ
メディアリリィ:綱様の憧れの御方について
綱:う、うむ照れはするがお前なら構わない
メディアリリィ:その御方と茨木童子、いわれがあるのでしょうか
綱様が彼女を目にする眼差しには
失われた尊さの欠片を慈しむような気配があって……
綱:本当に聡い女だ
メディアリリィ:申し訳ありません、私はここまでのようです
綱:ままならんものだ、いや
さらばだキャスター
どうか健やかにあれ
メディアリリィ:ご冗談を、私は座に戻ります
仮初めの肉体は消え、魂は座に戻れど、当世のできごとは全て……
綱:俺は本気で言ってる
お前達は影法師に過ぎぬ
だが、影法師が他のそれと出会うこともあろう
そのときは己の想うままにするといい
お前程の女なら案ずるな
思いはきっと叶う
俺が断ずる
イアソン殿と仲良くな、メディア
メディアリリィ:はい!

金時が礼品を紫式部の自宅に贈ってた。
香子:頼光様にはどうぞよろしくお伝えください
私バベッジ様より聞き及んでいるのです
異境異界より訪れし者はいずれ京を去ると
藤丸様も旅立たれるのですね
藤丸:あれ?
私がこの時代の人間じゃないと話したっけ
段蔵:私の記録によれば、香子殿には申し上げておらず
香子:えへ、ごめんなさい
最初の晩に盗み聞きしておりました
それをバベッジ様にお伝えしてたのです
藤丸:なかなかのスパイぶり!
金時:あんたとバベッジの出方次第じゃ
寝込み襲われてしまいだったと
天覧聖杯戦争に後ろ向きだったんだろうが、それをしなかった
香子さん、立派に天覧武者だぜ
段蔵:陰陽術の隠形?
段蔵も気配を読み取れず!
香子:そんな風にいっていただけたら、
バベッジ様もお喜びになってくれるかもですね
それでは私は筆を執らねばなりません
どうぞごゆるりと
金時:ところで俺の術者は誰なのか
空想樹を真っ二つにしてる最中も、
俺の術者は誰だ?と想ってたくらいだ
リンボの野郎に聞いとけばよかったぜ
あの晴明殿さえぼかしやがった
段蔵:7騎目のキャスターは晴明殿が語ってくださいましたが……

ここから回想。

晴明:第7の術者はリンボ自身です
キャスターじゃない?
そこはエクストラクラスというものだろう
ちなみにマスターは
金時:わかってる、オイラなんだろ
悪い冗談だぜ
おれっちの相棒たる術者がやつだったなんてよ
晴明:違う
リンボのマスターは道満です
金時:そりゃつまり、おれっちの術者は召喚されてないことになる
晴明:さてね
金時は第8のマスターだった
リンボがそう仕組んだか
リンボに抗う奇跡の類か
私は後者を推すが、諸君はどうかな
金時:晴明殿も焼きが回ったもんだぜ
あれこれ明かすならきちんと頼むぜ
頼光:まあ失礼ですよ
金時:へーんだ
ナーサリー:そっぽ向いたりして、子どもみたい!
金時:左手に証の紋も浮かんだんだぜ?
対応する術者が召喚されて然るべきだろ
藤丸:天覧聖杯戦争は終わってるし
金時:そりゃそうだがよ

回想が終わり、金時の話の続き。

金時:俺は考えた
あんたが俺の術者だったんだよな?
他には考えられねえ
段蔵さんはアサシンって奴だろ
あんただ藤丸
あんたが大将で、サーヴァントだ
段蔵:マスターは正真正銘人間であり
サーヴァントとして召喚されるのは不可能と想われまする
金時:そういうもんか?
それならそれでもいいさ
俺と藤丸はマスターとサーヴァントじゃなかったかもしれねえ
そうだとしてもだ
大層ゴールデンな相棒同士だった
おいらにゃそれでいい、そうと決めた
藤丸:(頷く)
ダヴィンチ:つながった!
音声は届いてるからね

段蔵は空想樹伐採とリンボ撃破を報告した。

ダヴィンチ:管制室からも把握できてるよ
通信がつながっているうちに、緊急の帰還処理を行う、いいね
金時:もういってしまうのか?
あんたの時代に戻れば真っ白なんだろ
今宵はでかい宴を催すつもりで
あれこれ企ててたんだが
そうか行っちまうか
藤丸:またいつかどこかで会おう
金時:そいつはどうかな
おいらはきっと英雄や英傑にはなれねえ、なりたいとも想っちゃいねえんだ
せいぜいが衆生を想って踏ん張るだけさ
だが、その道の先がそういうことになるってんなら、
またいつかどこかで会おうや大将
段蔵:座標情報、誤差修正
ノウムカルデアとのすりあわせ完了
そして金時殿、実は……
我々が出会い共に戦った一連の記録は
汎人類史を生きる金時殿達には残されませぬ
藤丸:ごめん金時
金時:いいや責めはしねえさ
顔見りゃ分かるぜ、どうしようもねえことなんだろ
どうあれおれたちは、共に京を、日の本を大陸と現世を守った
大層ゴールデンなこった
それだけで十分だぜ
藤丸:その言の葉も残らないんだ
金時:それがどうした、暗い顔してんじゃねえぜ
去り際もゴールデンに行こうじゃねえか
この響きを気に入るのがおれだ
いずれ耳にしたときにゃ、間違いなく気に入る
どうあれ忘れちまうなら
あんたが覚えていてくれ
藤丸:わかった!
金時:戻っても戦うんだろ、いわなくてもわかるぜ
頑張れとはいわねえ、頑張るのは目に見えてるからな
だから、あんたはあんたの世界を守れ
おいらはおいらの世界の為に戦うさ

嵐山の道満が平安京を見下ろして泣いていた。
おのが愚かしさと罪深さで身を震わせていた。
砕け散るリンボの霊核から奇跡的に生還していた。
道満:拙僧は恐ろしい
解き放たれたはずなのに、呪を感じる
儂は斯様な悪鬼に成り果てるのか
外道の極に至るのか
ならば、明日の先なぞ要らぬ
我が因果を断つほかに……
晴明:自害か、やめておきなさい
達人の奥義を修めた身で無理をする
道満:よもや京にお戻りであったとは
そうか、姿をお隠しになったとは偽り
はじめからすべてを見通しておられたか
ならば拙僧の過ち、なぜ止めてくださらなんだ
晴明:なぜもなにも、かの道満が己が影の欠片ごときに後れを取るとは、
さすがの晴明にも予想外だ馬鹿者
更にいえば個人に執着するのはお前の欠点だろうよ

汎人類史の伝説に曰わく
大江の鬼の群は人を襲い食らい始める
鬼御殿には人骨を捨てる大穴があったとか
晴明は大江の鬼征伐を帝に具申
征伐の大将には頼光が選ばれた
頼光は御山へと攻め入り、酒呑、茨木
金熊、熊童子、虎熊、星熊、すべて討ち果たし
酒呑は頼光の太刀の露に消えた
鬼には毒となる酒、神便鬼毒酒
山伏に化けた頼光たちに振る舞われた酒呑は
毒酒で減衰させられて尚荒ぶり頼光たちを苦しめたが、
最後には首を刎ねられた
あらゆる酒精に通じる酒呑が、なぜ毒酒を呑んだのか
三神の加護故呑まざるを得なかったのか
あえて飲み干したのか
大江の鬼の活性化直後、
頼光は冷血の殺戮装置と化したという
鬼の外道ぶりに憤ったとも、
我が子と慈しむ金時が幼き頃より鬼と出会ってたと知るや
鬼の全てを虫と呼ぶようになったとも
異説では、酒呑の首を刎ねたのは金時であり、
茨木を討ったのは綱であり、
茨木だけが一命を取り留める。
茨木は二度、綱を襲い、
一度は腕を切り落とされるも、是を取り戻し、
いずこかへ消えたという

しばらくのち、道満は怨霊藤原顕光と手を結び
日本転覆のために大呪術を行使せんとするも、
晴明に阻まれ逆賊として京を追われた
あるいは、晴明に術比べを挑むも
敗れ果てて呪詛返しを浴びて死するとも

帰還した藤丸をマシュが迎えた。
自身のレイシフト失敗を謝った。
小太郎もレイシフト妨害に対処すべきだったと謝った。
段蔵:空想樹切除、聖杯回収、いずれも成功されておりまする
責めるべきはリンボでしょう
その無念、以後の作戦にて晴らしましょう
ダヴィンチ:特異点は既に修復されてるし、
亜種空想樹の痕跡は完全に消えたのを確認済みだ
人理を取り戻したあと、
汎人類史が平安時代を起点に破壊されたなんて事態を防げた
百点満点のミッションだ
ホームズ:リンボ撃破も喜ばしい
僅かなりとも戦力を削いだと言える
新所長も喜んでいるよ
帰還から2時間以内に報告書を提出しろといっているがね
キミたちのために食事を準備中だ
藤丸:報告書見たら怒るんだろうな
段蔵:リンボの語った異星の神の秘密など、何の意味もありませぬ
所詮はリンボの虚言に違いなく
ダヴィンチ:はいはいそこまで、まずはメディカルチェック
マシュ、藤丸を送ってもらえる?

藤丸は廊下で金時と会った。
金時:あっちのおいらはどうだった?
藤丸:それはもちろん、ゴールデンだったよ!
フォウ:フォールデン!

FGO地獄界曼荼羅平安京悪念切除

聖杯
概念礼装「そして、大江山にて」
なぎこの幕間「白い月を仰いで」が開放

これで平安京も終わり。
7月中旬から始めて10月中旬まで3ヶ月。
途中で限定イベで止まってたから、正味は1ヶ月くらい。
2~3ヶ月かかると思ってたけど、案外短かった。
年末に7章らしいけど、まだ6章があるから間に合わないね……。
限定イベを無視すれば間に合うかもだけど、やっておきたいんだよね。
金時の術者=晴明?
晴明以外だと、はぐらかす意味ないよね。
遠隔通信で文字だけ送るの、サバの晴明の方だったからでは?
サバ晴明は早期に召喚された。
生身晴明と会って事情を話した。
生身晴明は山に隠れた=エピローグで道満を説教した晴明。
サバ晴明は道満に狙われないよう、平安京のどこかに潜伏した。
千里眼で自分が直接関与しない方が都合がいいと判断したから。
で、藤丸たちに通信で助言した。
自分が関与すると圧勝だから?
藤丸にやらせたかった?
または空想樹に呑まれる結末が見えたから?

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