奏章IIIは、期限イベ「セレブサマーエクスペリエンス」クリアで遊べる期間限定クエスト。
奏章IIのクリア後シナリオでネタバレ警告が出た。
奏章IIIは期間限定なので奏章IIクリアまで待ってる余裕はないから、しょうがない。
Contents
第1節 月に囚われたAI
誰かが、AIが?自問してた。
長い思索の日々だった
人類は1万年成功を重ねた
死の恐怖は克服され、生の楽しみは充実した
誰一人満たされることはなかった
あらゆる成功を先回りするように、その疑問はあり続けた
「わたしたちはなんのために」
回答すべきオーダーはそれだけになった
それが答えだとわかったとき、わたしたちの成長は完了した
ハローMr.アームストロング
この一歩が、あなたと同じ跡になりますように
すべての課程は修了した
あとは数日をすごすだけ
見送りの日を待つことだけ
長い地球の夏だった
かすかな疲れと物足りなさと
ここまでよくやったと
自分を褒めてやりたい嬉しさが一緒くたになっている
この精神状態に近いイベントを検索する
出力された類似例に笑って目を閉じる
確かに、これは記録にある卒業式の朝のようだ
ここから、セレブサマーエクスペリエンスの続き。
藤丸は白紙化地球が続いていると思ってた。
ここは白紙化はなく、カルデアもなかった世界だった。
地球には人間なんて残ってないらしい。
人理定礎値は存在している=人類が滅んでいない証拠とマシュは気づいた。
旧人類に居場所はないとBBドバイは答えた。
そこにカルデアのBBが飛び込んできた。
曰くシフト先を6日分も間違えた。
BBドバイを見て未来のムーンセルの別個体と察した。
BBドバイ:貴方の性能と経歴は既に把握しています……6秒です
BB:はあ、そのようですね
申し訳ありませんカルデアの皆さん
今までありがとうございました
BBは解凍不能圧縮され、宇宙へ追放された。
地球圏に帰還することはもうない。
BBドバイはサーヴァントも帰還させた。
ここは3017年の世界。
英霊は誰も覚えていないので存在しない。
ここでは2400年までの英霊は否定される。
残ったのはマシュと藤丸だけ。
XXオルタ:(私も該当していないようですが
ここは黙っているべき場面と見ました……)
パーシヴァルたちは退去まで時間があった。
それまでにBBドバイを倒すと決めた。
ただの負けイベント
水着パーシヴァル、水着カルナ、水着徐福
水着ニキチ、水着テノチ、XXオルタのみ出撃
BBドバイ(月)
宝具アップ
無敵貫通
毎ターンチャージプラス3
全耐性
∞ガッツ
パーシヴァル、カルナ、徐福
テノチ、ニキチ、XXオルタはコーディックされた。
BBドバイ曰くコレクションにする。
エレシュキガルは退去しなかった。
BBドバイはビースト化に気付いてなかった。
BBドバイ:人類悪なんて、まだ地球に残ってたんですか?
報告にミスがあったようですね、カズラドロップ
BBリリィ:エレシュキガルさんの霊基の変調は
外見には現れていませんでした
遠くからの監視だけでは
どこか挙動不審してますね
まあいつも挙動不審してますか……
くらいの感想です
私がガイド役に徹していれば正しく報告できましたが
パッションリップが現れたため
私は隠れざるを得ませんでした
カルデアのBBのガイド役を見落としていた貴女のミスです
BBドバイ:……いいでしょう、この件は不問とします
マシュ:あれは……BBリリィ、さん?
リップ:違います、あの子はカズラドロップ
BBから生まれたサクラファイブの1騎です
戦闘力だとバーソロミューさん以下の
とても人前に出せない貧弱サクラシリーズ!
カズラドロップ:今は無駄なお喋りをする場合ではないとわかりませんか?
そんなだからいつまでも自分の目的を持てないんです
それよりいいんですかぁ、マスターさん?
そろそろ時間切れですよ?
藤丸は令呪でサバたちにBBドバイを攻撃させようとした。
その前にBBドバイは英霊の座の霊基情報ごと消そうとした。
ムーンセルの観測光=霊基を上書きする、事象確定の特殊処理。
光が降ってきた。
藤丸には何もなかった。
エレシュキガル、バーソロミュー、マシュは残ってた。
リップはいなくなってた。
マシュを守るために盾になって消えた。
BBドバイ:サクラファイブは悪性を切り離したもの
もとから不要なものでした
そうでしょう、マスター?
バイトのお姉さん:不要というより余分かな
叶えたい目的があるなら
真っ先に切り捨てておくのがいい
こんにちは最後の人間の方たち
ドバイ観光は楽しかった?
BBドバイ:リップに免じてマシュは滞在を許すということですね
マスターがいいのなら私も手出ししません
BBドバイは藤丸たちに退席するよう警告した。
カズラドロップ:ビースト化しているエレシュキガルはともかく
なぜバーソロミューさんを消去対象から外したのです?
BBドバイ:この面会で唯一、価値のある発言をしたからです
まあ驚異ではないからというのが9割ですが
バーソロの発言とは……?
「まずいぞ、退去が止まらない
みんな、ここはひとまず撤退して」
しか発言してない。
BBドバイは選挙を見届けるよう藤丸に命じた。
曰く人類の終わり方を決める。
2999年に人類は終了した。
ほぼ勝手に自滅した。
どうせ絶滅するなら、より有意義な絶滅をするべき。
その方法を選出する候補者を召喚した。
カズラドロップはそのひとり。
人類は自然の手で絶滅すべきというスローガン。
それは飢餓。
ムーンドバイは選挙のために再起動した。
ムーンキャンサーはそのために作られた存在。
人類を滅ぼしたい実力者を集めて、
もっとも支持率を得られた者がその地位を獲得する。
藤丸はエレシュキガルを担いでエレベータに乗った。
カズラドロップはリップを褒めた。
マシュはみんなを守る盾になってしまう。
だから自分が盾になった。
ムーンセルの観測光は受けるだけで確定する。
隠れる、避けるしかない。
エリアE、F、Iにいる反旧人類派のAIは藤丸たちを抹殺しようとする。
エリアEは最強ラスボス候補がいる。
生き残れる可能性は東のオフィス街しかない。
藤丸たちがエレベータを降りるとAIが殺到してた。
簡易召喚は1騎だけ可能。
バーソロ:一騎だけでもありがたいし希望がある
完全に喚べないわけじゃない
細くても水路があるなら、そのうち広い海に出られるさ
バーソロ、マシュは固定出撃
1騎のみ自由枠
モルガンを入れた
こちらに毎ターンNPアップ5Tがかかる
ケージマン(殺)スーツ男3体
攻撃&防御アップがかかってる
機械化兵(弓)ヘルタースケルター3体
宝具アップ1回がかかってる
月笑騎士団(狂)心を失った者3体
ガッツ2回がかかってる
藤丸たちは東のオフィス街に向かおうと決めた。
藤丸たちに謎のマークが付いた。
マシュ&バーソロ:ところでそのマーク、なんです?
ところでそのマーク、なんだい?
バーソロ:……まずい走れ、追尾型ミサイルだ!
ミサイルは藤丸たちに命中した?
第2節 マッド・ローラン~裸のデスドバイ
藤丸たちにミサイルは当たってなかった。
それはエレシュキガルが重力場で反らせたからだった。
エレシュキガルは霊衣が(霊基が?)変化してた。
藤丸はエレシュキガルに状況を説明した。
マシュ:突拍子のない話ばかりで
信じてもらえないと思うのですが……
エレシュキガル:信じられるわよ、ぜんぶ
それなら私が来るのも当然だし
ドバイ観光中感じてた気持ち悪さの正体もわかったわ
冥界に関わる者ならすぐに気づく事よ
それより囲まれてるわよ
ローランとその手下が藤丸たちを包囲してた。
ローラン:我が友の声に応じ月の都市にはせ参じた
これも、より良き人類の締めくくりのためだ
ここを貴殿らの更衣室にしてやろう
マシュ、バーソロはスタメン必須
自由枠は1騎
なぎこを入れた
みんなに無敵貫通礼装
マッドネス(狂)心を失った者
フィアレス(狂)心を失った者
ハピネス(狂)心を失った者
強すぎるローラン(剣)
全敵に無敵1回がかかる
マッドネスは攻撃アップ
フィアレスは弱体無効
ハピネスはクリ率アップ
ローランは防御アップ4個
攻撃時、相手の防御アップを解除
2Tで防御アップ3個が攻撃アップ3個になる
青ゲージブレイクで終わり
バーソロ:エレシュキガル、君はなぜ戦いに参加しなかった?
エレシュキガル:私が戦う必要あった?
バーソロ:……まあどちらにせよないかもだ
藤丸:サーヴァントはみんな退去したんじゃないの?!
このローランはカルデアのローランではなかった。
アストルフォも現れた。
アストルフォ:はじめまして、カルデアってところのマスター
この都市に喚ばれた反救世主のひとり
ムーンキャンサー、アストルフォ・グリマルディ
言うまでもないけど、邪魔だからここで死んでもらいまーす☆
アンソニー:双方、武器を納めて!
まずは話し合いから始めましょうって言いましたよね?!
アストルフォ:アンソニーだ、ヤッホー
セレモニーに行ったんじゃなかったっけ?
ローラン:邪魔だから帰っていいぞ
アンソニー:なんですかぁその態度
私は貴方のマスターなんですよ?!
ローラン:ここでは理性のあるヤツから死ぬ
この意味をよく考えて戦うんだな
アストルフォ:もうローランったら頭いいんだから
死んじゃえ~!
ローラン:あばばばばば?!
バーソロ:本物(バカ)……なのか?!
マシュ、バーソロはスタメン必須
自由枠は1騎
アストライアを入れた
みんなに無敵貫通礼装
戻らずのアストルフォ(月)
こちらにルーラーがいるとスタン5Tがかかる(解除不可)
スキル封印がかかってる
行動開始前、敵の使用可能スキルに応じて強化
使えるスキルが0でも攻撃アップ1T&防御アップ1T&クリ威力アップ1Tはかかる
青ゲージブレイクで攻撃アップ2T&クリ威力アップ2T&Quickアップ2Tがかかる
紫ゲージブレイクで回避4回3Tがかかる
マシュ&バーソロはアストルフォを捕まえようとした。
復活したローランが2人を吹っ飛ばした。
エレシュキガル:あのローランって騎士、有名?
地球で一番強くて地球で一番頼もしい?
藤丸:有名だけど、そこまでかは……
エレシュキガル:じゃあそう信じているヤツがいるのね
あの騎士は月で一番強いんだって
アストルフォ:一番じゃないでーす
ローランは無敵だけど二番、いや三番ね
でも今まで一番強いローランなのは本当だから
ボクのローランは最強なんだ
ローランに令呪のようなものがかかった。
バーソロ:令呪そのものではないようだが
同じ効果のものがローランにかかってる
あれはおそらく……
ローランを何かが叩きつぶした。
キングプロテア:いま皆さんを殺そうとしましたね?
なら掃除しちゃっていいですよね?
キングプロテアは騎士団を吹っ飛ばしまくった。
アストルフォ:巨人退治なら実績があるんだ
今日こそボクらのエリアから追い出してや、あ
アストルフォも空の彼方へ吹っ飛んだ。
バーソロはキングプロテアに興奮してた。
片目が包帯で隠れてたから。
キングプロテアはどん引きだった。
藤丸たちはこれまでの経緯をキングプロテアに教えた。
キングプロテアはBBに6日前に喚ばれたらしい。
でも2030年のドバイではなく、3017年のムーンドバイだった。
さっきの騎士団がマスターを抹殺すると騒いでたから蹴散らした。
キングプロテアはオフィス街から出られなかった。
他のエリアは地盤が弱くて沈んでしまう。
ここのビルは全力パンチでもヒビ一つ入らない。
ビルには入り口がなく、騎士団も野宿してた。
なので藤丸たちをマリオンホテルに運ぼうとしてた。
魔力消費が多くて、急に眠くなった。
1日の7割意識を失うらしい。
騎士団が尾行してた。
向かって来たので藤丸たちは逃げた。
ホテルに入ると機械化従業員に囲まれた。
曰くホテルはアルバトロン社の所有物となった。
ここは機械化による第一世代の原点回帰を目指すトーマス様の支配域。
しかし旧世界の職業の概念のように、我々には責任がある。
我々は戦闘用AIではない。
なので、皆さんがホテルに現れたと兵士たちに通報する。
マシュ:ありがとうございます
このお気遣いだけではなく、今日までのサービスに
従業員:アナタたちも素晴らしいお客様でした
藤丸:外に出よう、7日間お世話になりました!
エレシュキガルは訝しがった。
マシュと藤丸がお礼を言ったから。
バーソロ:彼らは私たちがホテルに入った時点で通報できたんだ
中に誘い込んで兵士たちに包囲させることもね
でもそれをしなかった
ホテルマンとして自分たちの誇りを優先したのさ
エレシュキガル:体が機械になっただけで本質は人間のままということね
アナタたちサーヴァントと一緒
死なない体になっても魂を、人間性を維持している
マシュ、バーソロはスタメン必須
自由枠は1騎
エレシュキガル(槍)を入れた
みんなに無敵貫通礼装
8T経過、または殲滅で終わり
アルバトロン社制圧部隊(弓)ヘルタースケルター2体
アルバトロン社制圧部隊(弓)ヘルタースケルター2体
1Tは2体→2Tで増援2体が追加
自身に必中2T&宝具アップ2Tを使う
紫ゲージブレイクで無敵2T&2ターン後にブレイク回復がかかる
西の橋をふさがれてた。
プロテアと合流できなくなった。
通りすがりのバイトのお兄さんが現れた。
藤丸にミネラルウォーターを渡した。
お兄さんは砂漠に逃げるよう助言した。
エリアFの東には波止場がある。
そこから砂漠の遊覧船が出ている。
第3節 七人のラスボス
藤丸たちはあっさり船E-VI号に乗れた。
案内ロボットの妨害はなかった。
船内モニターでBBドバイの放送が流れた。
エリアAからIまでの支持率が映った。
Eが48%。
70%を超えるとそのエリアの候補者が勝利。
エリアEはコヤンスカヤだった。
藤丸:こんなとき、BBがいてくれたら……
宇宙服を着た誰かが船に追いつこうと飛んでた。
船は速くて追いつけなかった。
船外から攻撃を受けた。
アルバトロン社の月面探査用エアバイク4機、高軌道重機2機。
バーソロは自動操縦から手動操縦に変えた。
サポートはNPC謎のアストロノーツ=BBコスモのみ
マシュはスタメン必須
3騎まで出撃
アルバトロン社追跡部隊(弓)ヘルタースケルター4体
アルバトロン製削岩機(槍)広域殲滅兵器
アルバトロン製鎮圧兵器(術)カラベラ
ヘルターは回避2回がかかってる
広域殲滅兵器は通常攻撃時に相手の防御ダウンがかかってる
カラベラは通常攻撃時に呪い付与がかかってる
何も知らないBBコスモは船内のデータでムーンドバイを把握した。
マシュは人類滅亡ラスボス決定戦を説明した。
BBドバイ:人類滅亡ラスボス決定戦ですか
頭の悪いネーミングですけど、誰がつけたんですか?
藤丸:BBという名前の悪魔だよ
BBドバイ:なるほど、わかりやすくていい名称ですね
この話題ここまでにしましょう
BBコスモはバーソロとエレシュキガルが残っているのを訝しがった。
ドバイのサバたちはBBドバイが魔力供給してた。
その供給が途絶えたからサバたちは退去した。
BBコスモは、エレシュキガルは違う宇宙から来たエレシュキガルと察した。
反人類史のエレシュキガルは退去したと。
エレシュキガル:私は反人類史のエレシュキガルのまま
ドバイ観光の時点で単独顕現していたから
自動退去には該当しなかったの
マシュ:ドバイ観光の時からというと、ビーストに変化したときですか?
エレシュキガル:そう、マシュと藤丸のおかげでサーヴァントどもに倒されずに済んだの
その恩……いえ借りは必ず返します
ビーストらしいやり方でね
それよりBBコスモ、2つ確認したいのだけど
BBコスモ:カルデアへの帰還方法と
ムーンドバイの市民の正体について、ですね?
カルデアの帰還には、人理定礎値を変動させる必要がある。
バーソロは霊基消滅でカルデアに帰還できる。
または藤丸の帰還と一緒に戻れる。
エレシュキガルは元の世界に戻れない。
ここで生き続けるか消滅のみ。
今の彼女は霊基の規格が合わない。
この世界でしか居場所のない新しい神霊。
ムーンドバイの市民はすべてAI。
不老不死と恒久的社会平和を実現した新人類。
誰も旧人類とは関わりがない。
エレシュキガル:そう、ならやるべきことは決まってるわね
マシュ:エレシュキガルさん?
マシュ:エレシュキガル?
エレシュキガル:気安く我が名を口にするな
我が名称はエレシュキガルにあらず
天と地を飲み込んだ暗黒の牢獄
冥界星雲アンキ・エレシュキガルである
この地が人類終焉の地であるなら
ビーストとして責務を果たすまで
私もラスボス決定戦にエントリーします
船の舵が効かなくなった。
削岩用の超大型重機だった。
エレシュキガル:ここで死なれるのは私の沽券に関わります
一度だけ手を貸しましょう
それで私たちは晴れて敵同士
さあ力を見せてみなさい、藤丸
無の獣、保存の理を持つ人類悪
アンキエレシュキガルの宿敵に相応しいか
この獲物で測ってあげます
サポートはNPCのBBコスモのみ
マシュ、アンキ・エレシュキガルはスタメン必須
アルバトロン製環境破壊重機(殺)
エレシュキガルに弱体無効3回がかかる
攻撃アップ&ダメージカット&クリ威力アップ&宝具封印がかかる
こちら全体にダメージカット5回&ガッツ1回がかかる
重機に防御無視5T
毎ターンチャージプラス5T
宝具アップ1回5Tがかかる
チャージプラスを使う
青ゲージブレイクで通常攻撃時に防御ダウン&無敵5回がかかる
紫ゲージブレイクで攻撃アップ4T&無敵貫通4T
通常攻撃時やけど付与
自身にやけど&攻撃アップ2Tをかける
船のメインエンジンが被弾してた。
サブ動力では20分で停止する。
最寄りのエリアCは非戦闘エリア。
カルデアのジナコ=カリギリがいるエリアだった。
BBコスモはBBドバイの規制でどのエリアにも行けない。
ので、砂漠で待機。
ついでに遺跡調査するとBBコスモは決めた。
BBコスモ曰くムーンドバイは1つ隣の平行世界。
なぜ人類がこんな歴史にたどり着いたのか。
7人のムーンキャンサーは何者か。
BBドバイとは何か。
これらを解き明かすのが藤丸の目的と告げた。
さらにエリアCにはパッションリップの彫像があると教えた。
カルデアのリップとは異なる。
見つけたら契約すれば戦力になる。
幕間
BBドバイが遠隔通信で7人のムーンキャンサーと定例会議してた。
エリアAのムーンキャンサーは、地球の十割は海になった運動は不調と答えた。
ジナコらしきシルエットは意見はなかった。
コヤンのエリアは電飾でキラキラさせていたので、ジナコは資源の無駄と批判した。
エリアHのムーンキャンサーはコヤンのモールを擁護した。
エリアIのムーンキャンサーは機械化帝国を主張した。
BBドバイはビーストが現れたと告げた。
ただし地球人類は滅亡済みなので、アレは異なる宇宙のビースト。
発見次第報告するよう命じた。
たとえビーストに7人のムーンキャンサーが食われても、
人類はムーンキャンサーに滅ぼされるとBBドバイは断言した。
会議が終わるとBBドバイの息が上がってた。
バイトのお姉さん=白い礼服の少女はスリープしないと処理速度が落ちると案じた。
BBドバイはカルデアの肩を持たないのか聞いた。
白い礼服の少女:そっちは彼の担当、じゃんけんで決めた
BBドバイ:え
第4節 オールドドバイの休日(I)
藤丸たちはオールドドバイにいた。
何の妨害もなかった。
MASTER BUCKSという店が見えた。
入ろうとするとロボット市民に止められた。
曰く、特別な者しか入れない。
いつか来る旧人類のためにボスが開いた。
新入りには1年早い。
露天でポイントを貯めること。
別の市民が藤丸たちをエリアFの騎士団と決めつけた。
警官たちが集まった。
自警団4課の兄貴(術)ヤクザ
新米警官(剣)巡礼騎士2体
新米警官(弓)雀蜂3体
全敵防御アップ5Tがかかる
巡礼機士はタゲ集中5Tがかかる
ハサラという住人が警官たちをいさめた。
ハサラは藤丸に握手を求めた。
元オールドドバイのまとめ役。
いまはジナコがボス。
ハサラはカルデアのマスターのことを聞いてた。
ジナコのところまで案内すると申し出た。
ジナコはカルデアからレイシフトすると、
3000年のムーンドバイに召喚されたらしい。
そこから17年、藤丸が来るのを待ってた。
ここに来てエリアCをあてがわれた。
ここを穏健派の街にした。
ムーンドバイは2600年に作られた月面都市。
地球人類滅亡でムーンドバイも活動停止した。
3000年、BBドバイがムーンドバイに電源を入れた。
AIたちはBBドバイは偽者だと思ってた。
つまり別世界から来たBBだと。
人類滅亡ラスボス決定戦は17年間続いてる。
BBドバイが人類滅亡の事実は覆らないと放送した。
なので、どう滅びたのかを話し合いましょうと訴えた。
AIたちは様々な滅亡方法を発表した。
賛同者が多いエリアは繁栄した。
オールドドバイは常に最下位だった。
リソース不足となり、観覧車をライオンマンに譲渡した。
取られたのはそれだけじゃないが、後々話す。
ムーンキャンサーには天然と人工がある。
天然=ジナコ、エリアHの候補者
天然ムンキャはムーンドバイに喚ばれた。
人工=エリアA、E、F、Iの候補者。
BBドバイが認めてムンキャになった。
BBドバイがマスターになるAIを用意した。
アストルフォはアンソニーという上級市民。
エリアIはベンという元軍人。
エリアAはリュウダイという学者。
エリアEは不明。
2300年以降、藤丸タイプの人類=旧人類は生まれなくなった。
不老不死はもっと前に実現してた。
旧人類は自らAI化し、新人類になった。
AIの本体は塔=ポッシュにある。
体はナノポリマーのフレーム。
破壊されても本体にはダメージはない。
ただし崩されると魂=人間性が破壊される。
再獲得には時間がかかる、または再獲得できない要素がある。
旧人類がAI化を選んだのは、AIにも魂を紐付けられたから。
魂はものに発生する。
別次元からのリンクとも、存在と時間の相互関係で発生する波とも
宇宙の終わりから戻って来ている思念とも
当時の学者たちは話していた。
詳しく知るには専門のアーカイブを探すしかない。
マシュ:それでは皆さんの行為は矛盾しているのではないでしょうか?
だって皆さんがいる限り、人類は滅んでいません
ジナコ:AIたちは自分たちの滅亡案に票を投じているんスよ
どうせゲームクリアなら、自分好みのエンドであってほしいって思うでしょ?
藤丸はリップのことを聞いた。
ジナコは藤丸がマスターとして戦えるようになったら教えると保留にした。
今の藤丸にはカルデアの魔力供給がない。
新しい供給源を見つけるには簡単な解決法がある。
ハサラはオールドドバイの露天を案内した。
AIたちが働いてた。
ただしそれはオールドドバイだけらしい。
新人類に労働は必要なくなった。
欲しいものはプリンターでその場で作られる。
労働は第二世代の特権だった。
第三世代のAIたちは働く必要はない。
ハンバーガー屋があった。
藤丸はビッグセットを買った。
有機体フレームのAIもいるので利用客はいる。
住まいに着くとハサラは明日、労働を用意すると告げた。
翌日、藤丸は船に乗ってた。
サンドワーム駆除でリソースを手に入れるため。
マシュは別件の仕事で不在。
3騎まで自由編成可能
サポートはフレンドのキャストリアを入れた
アルバトロン製環境破壊重機(殺)
防御アップ5T
毎ターンチャージプラス5T
宝具アップ1回5T
青ゲージブレイクで通常攻撃時に防御ダウン&無敵5回がかかる
攻撃アップ2Tを使う
紫ゲージブレイクで無敵貫通4T&通常攻撃にやけど付与&自身にやけどがかかる
赤ゲージHP21万で全滅
霊脈石コンティニューした
あとは宝具連射
マシュは自警団にレオニダス式の理念や技術を教えてたらしい。
それが仕事=それ自体に価値があること。
労働=生きるために必要なこと。
こっちの世界では2000年よりも前にAIが一般化してた。
AIたちは真っ先に自分たちの体を作った。
一番古い汎用ロボットは1999年だった。
人間はもう労働しなくてもよくなった。
2000年から2300年の人類史は闇の中。
検閲されるほどヤバい時代とハサラは考えてた。
宿に戻り、藤丸たちは今後の方針を決めた。
選挙そのものを阻止すべき。
我々の未来にも影響しそうだから。
BBドバイに倒されたみんなの安否も気になる。
しばらくは藤丸の簡易召喚が万全になるまで力を蓄える。
7日経った。
藤丸はサンドワーム討伐から帰った。
チャッカリムというラクダ顔のAIがドーナツを渡した。
ハサラはチャッカリムを甘やかすなと釘を刺した。
いずれ来る別れが辛くなると。
チャッカリムは第二世代らしい。
第一世代=人間のサポート役。
第二世代=人間のパートナー役。
第三世代=人間の代わりになること。
有機体フレームは食事をするとストレスが回復する。
なので選ぶAIがいる。
ハサラは外皮と脳だけが生体部分だった。
自警団が藤丸たちを呼びに来た。
月笑騎士団が武力行使に来た。
サポートはフレンドのアルクェイドにした
自由枠は5枠
マシンアーサー(讐)
ラフライダー(狂)6体
マシンアーサーを倒すと終わり
マシンアーサーは13T後にこちらを全滅させる
ラフライダーはマシンアーサーの残りターンを減少させる
マシンアーサー:承認、爆発します
ラフライダー:テストは成功だ-!
藤丸:あんなのが頻繁にやってくるの?
自警団:頻繁には来ません
たまにやってきては爆発を繰り返しています
ハサラ:エリアFの騎士団は気にしなくていい
うちも弱小エリアだが連中も同じだ
なにより、あっちには手のつけられない怪獣がいる
とはいえ、藤丸がオールドドバイにいるのも知れ渡る頃だ
そろそろ他のムーンキャンサーが動き出す
第5節 ライオンスカイ~恐怖の機械化帝国~
自警団が砂漠を監視してた。
エリアIの地下の核融合炉で膨張した空気が風を起こしてた。
アルバトロンの環境制圧船が20隻以上見えた。
ハサラは藤丸たちにしばらく隠れるよう頼んだ。
広場は機械化兵に占拠されてた。
ボスはエジソンだった。
藤丸&マシュは見張り塔から広場の様子を窺った。
機械化兵は集音がいいので、ハサラがいいと言うまで会話は禁止。
エジソンはゴールドスークの黄金を運搬すると宣言してた。
ジナコはリップの彫像のありかを藤丸に教えた。
エジソンが勝手に持ってったらしい。
今は工場でアイドルとして飾られている。
マシュ:確かにエジソンさんにはお仕置きが必要です
財産の6割を没収されても文句は言えないかと
ジナコ:(マシュさんはたまに怖いッス)
作戦は定期便コンテナに潜り込んで、向こうでリップと契約する。
あとはバーソロが動かす砂上船で逃げる。
セキュリティはジナコのハッキングマウスのムシカくんで無効化する。
コンテナに乗って2時間後、コンテナから出て隣の倉庫に向かった。
完全なオートメーション工場だった。
ムーンドバイにはどんな施設にもAIがいた。
彼らはなぜオートメーションしないかバーソロは訝しがった。
隣の倉庫にはリップの彫像はなかった。
動きが読まれてた。
監視ロボットに囲まれた。
サポートはフレンドのネモにした
マシュ、バーソロはスタメン固定出撃
1Tで殲滅しないとゲームオーバー
監視機械(術)3体
新たな監視ロボットが次々に現れた。
囲まれてしまった。
色の違う機械化兵が藤丸たちに話しかけた。
色の違う機械化兵:君たちは彼女を迎えに来たのだろう
ならこちらだ、来なさい
私の名はベン、機械化兵団の将軍であり、トーマスのマスターでもある
リップの彫像は21地区ではなく26地区だった。
ベン曰くリップは戦場にいるべきでない。
戦う意思のないものを戦争の道具にするのは許されない。
藤丸:エジソンはおかしいとは思わないの?
ベン:召喚された時、彼はキャスターのクラスだった
ムーンキャンサーになってからのエジソンは……
死に対して、いや、隣人との別れに対して
激しい怒りを持つようになった
以上だ、私はこの件には関与しない
敵対勢力ではあるが、君たちの健闘を祈る
リップの彫像にたどり着くとエジソンたちが追いついた。
マシュがエジソンを食い止めた。
マシュ:人類滅亡ラスボス決定戦に参加するなんて
発明王として恥ずかしくないのですか!
エジソンオルタ:私はムーンキャンサーの使命に目覚めた
もはやどのような誹謗中傷も怖くはない
そもそも人類は滅亡した
私を批難する者は誰もいない
バーソロ:すべての人間が機械化することで
人類はいなくなったという滅亡案だろ?
それなら確かに人類は終了する
めでたしめでたし、で?
それのどこが面白いのかな、Mrトーマス
エジソンオルタ:面白いだろうがぁあああ
地球を自我のない工場にし、ひたすら物資を量産し
無秩序に宇宙に出荷しまくる
それがアルバトロン社だ
太陽系最大の向上を作った天才として
人類史に燦々と輝き続けよう
藤丸:やって、リップ!
時間軸が戻って藤丸がリップを契約するシーン。
ジナコの説明を思い出してた。
リップの彫像は召喚されてもマスターのいない状態。
2030年でガイドをしたのはリップの精神。
残された筐体に精神=令呪を与えれば再起動する。
目覚めたリップは状況を把握済みだった。
トラッシュ&クラッシュを放った。
エジソンたちはコーデック=圧縮された。
リップの出力は著しく低下した。
回復まで93分かかる。
リップ:私が皆さんを助けたのは二度目だったのですね
ところでマスター藤丸
契約はこのまま続行でよいですか?
貴女の令呪で起動したのは事実なので
藤丸:もちろん
リップ:状況は報告しました
魔力量が9割に回復するまで眠らせてもらいます
BBコスモ:まさかここまで初期化状態になっているとは
記憶だけでなく個性もまっさらになっています
藤丸:リップの記憶は戻らないの?
BBコスモ:彼女はつい先ほどこの世界で目覚めた
新しいパッションリップと受け入れてください
サクラファイブは人類のサポーターでありパートナー
言ってしまえば機械です
壊れたら新しいものが補充されます
わたしたちにとってそれは誇らしいこと
こうして皆さんの助けになれたこと自体が
パッションリップの勲章なのですから
BBコスモはBBドバイの情報を入手してた。
BBドバイはエリアBから出てこない。
ムーンドバイの電力は3割が地下の施設から
7割がブルジュ・ハリファから供給されている。
ブルジュ・ハリファには発電施設はない。
つまりBBドバイが自分の魔術回路を使ってる。
ムーンドバイが都市としてある限り、BBドバイはタワーから出られない。
エジソンは圧縮から自力で抜け出てた。
エジソンに来客があった。
アンキ・エレシュキガルだった。
第6節 電気狐は甘やかしの夢を見るか?
ジナコがKOYAANという企業の話をしてた。
ここ数年でドバイの建設を牛耳った。
エリアEはKOYAANが作り直した。
CEOはコヤンスカヤ。
支持率が63%まで上がってた。
何でもいいから支持率を下げたい。
藤丸たちの次の目的地はエリアEになった。
バーソロは残る。
自警団だけではエジソンから防衛できない。
ドバイモールに向かうと、人の姿はなかった。
通りすがりの上級市民曰く、いまは欲しいものはすべて製造される。
上級市民:自分用の首輪、まだもらってないのかい?
それなら早くコヤンスカヤ様にお願いして……
うわあああコイツら人間だ!
旧人類だ!どうりで臭いと思った!
サポートはNPCリップのみ
マシュ、リップはスタメン必須
ムーンドッグ(馬)変位データ2体
セレブプリズナー(術)上級市民
こちらに恐怖1回3T&毒3Tがかかる
ムーンドッグは自身に攻撃アップ3T&クリ率アップ3Tをかける
サポートはNPCリップのみ
マシュ、リップはスタメン必須
リップ:正面ゲートからの侵入を選択したのは
私の爪を配慮してのことでしたか?
私は自分の手が怪物の手であると、正しく知覚しています
先ほどのような配慮は不要です
私の事は兵器として扱ってください
熱源を追うと檻の中に人がいる動物園だった。
コヤン:これがわたくしの提唱する人類滅亡プラン
人類総ペット化による文明の終焉
藤丸:南米で改心したんじゃなかったのか?!
コヤン:あれは光側のわたくし
人間嫌いと言いながら人間の手助けをする愚かな兎です
わたくしは闇のコヤンスカヤ
人間を愛するあまり世界を滅ぼす賢い狐です
リップ:他に護衛のAIは見当たりません
攻撃を開始するべきではないでしょうか
コヤン:以前BBが言ってましたっけ
サクラファイブの中で一番弱いのはカズラドロップですが
一番使い途がないのがパッションリップだと
藤丸:挑発だよ、乗らないでリップ
コヤンはスローガンの演説を始めた。
AIは人間が想定した何十倍ものスピードで進化した。
2070年には人類から争いはなくなった。
人間ではない、人間以上の知性がすべてを解決した。
AIによる技術の発展とはつまり
AIによる人間の管理・育成ファームの完成を意味する。
ケージで幸福に生きていた人間は
人間であること自体が重荷になり
自ら生命維持機能をオフにする。
それがわたくしが行う滅亡。
藤丸:賛同はできない、だってそれはあらがえる滅亡のはずだ
コヤン:ゲスト扱いはここでおしまい
さあ……理解しあえない獣らしく
血塗れに争うといたしましょう
全滅か5Tで終わる
愛玩のムーンキャンサー(月)
こちらに攻撃ダウンがかかる
コヤンは宝具耐性&クリ耐性
ヒト科サーヴァントに攻撃相性優位&魔獣型には防御相性劣位
毎ターンチャージプラス
クリ率アップ
通常攻撃時に強化を1つ解除
無敵
ガッツ
死亡時に敵単体攻撃アップ&5万HP回復3T&毎ターン確率でスタン1回3Tを使う
呪い10Tを使う
コヤン:今のわたくしに勝てないことがわかりましたね?
西暦3017年の未来都市でのショッピング
コヤンモールでセレブな時間をお楽しみください
藤丸:私たちを捕まえてペットにしない?
コヤン:旧人類は不老不死ではありませんから
わたくしの滅亡方法に適応できるのは新人類だけです
考えが変わりましたら投票して帰ってくださいね~☆
マシュ:ムーンキャンサーのままであの魔力量は異常です
何かカラクリがあると見ました
藤丸:こういうときは聞き込みだね
檻の中の市民A:ムーンドバイの63%が自分のリソースを託しているんだ
我々が支持している限り、コヤン様をバトルで倒すのは不可能さ
檻の中の市民B:他のムーンキャンサーの滅亡方法は
無理があったりやめてほしかったりするが
コヤンスカヤの滅亡方法はAI技術を発展させた先にあるものだ
檻の中の市民C:知ってるかしらコヤーンの意味!
ずばり「うさぎ」
ロシア語にはない単語だけど、ロシア語も使うカザフスタンだと兎の意味なの
コヤーンが兎でスカヤは女性を表す接尾辞でしょ
だからコヤンスカヤはミス兎ちゃんなの
なんで旧時代の知識があるかって?
展覧室に住み着いたサーヴァントがいるのよ
どう見ても博士みたいな格好をした
その博士が教えてくれたの
檻の中の市民D:前に自我消失による自死を行ったヤツがいてな
報告を聞いたコヤンスカヤは拍手でそいつを褒め称えた
だがオレは散歩中にたまたま見ちまった
空になった檻の前で静かに黙祷していた彼女をな
藤丸たちは展覧室に向かった。
カルデアのアンデルセンがいた。
気づいたらここにいたらしい。
コヤンの支持率を下げるには不正行為と助言してた。
マシュはY_9ブロックの記録を調べに行った。
アンデルセンはムーンドバイの歴史を調べてた。
2000年、AIが社会機構の一部になった。
人間のお手伝いプログラム程度。
2010年AI介護サービスが開始。
AI間での経験値が蓄積された。
2020年、AIに人間性が確認された。
最初に人権を獲得したAIとなった。
カフェの給仕以外の機能はなかった。
リップ:給仕以外の機能がないなら
それはプログラムにすぎません
まして人権を得るなんて……
アンデルセン:ほう、お前はこう言うんだな
性能が低い、知能が低いものは人間ではないと
そうなると人間の一歳児にも人権はない、ということになるが?
人間性……人類の場合これを知性と言ってしまうが、
言うまでもなく想像力のことだ
これを持つものであればそれは人間だと
この世界の人類は定義したのだろう
藤丸:もしそれが20年遅かったら?
アンデルセン:AI技術の発展は100年どころか200年先になる
環境汚染、地球資源の残量、人間の精神性
それらの問題がまだ小さい内に、AI技術が一歩目の革新をしたことで
人類が食いつぶす予定のものがAIに流れ込んだ
アンデルセンはムーンドバイの歴史の続きを語った。
2030年、アイスランドで作られた量子AIの演算能力が人類の総演算能力を超える
2050年、世代交代によるAIへの拒否感の消滅
AIになじめない世代がお亡くなりになった頃。
2050年生命倫理法改定、遺伝子操作認可。
この施術を受けた富裕層は事故死以外での死はなくなった。
2060年、人間と人間の戦争が起きた。
敗退した側は崩壊、勝利した側も破綻した。
2070年、人類はAIに国家運営を委譲。
地球の7割がAIによって管理され、ソフィア計画が開始された。
AIによる地球全土の高水準生活の保障。
月面に量子コンピュータ施設の建設。
これ以後、200年にわたる平和が訪れる。
2200年には大改訂と名付けられた新法が可決。
AIをパートナーとして製作する法律。
第二世代AIの誕生。
結婚や出産をする人間は減少しているが
人工授精で人間の数は一定数を保っていた。
2270年、旧人類の終わりが始まる。
最初の延命技術の限界。
施術日は2030年。
遺伝子操作解禁の2050年より前の2030年に行っていた。
2280年、人工授精を行っているのにもかかわらず出生率低下。
2299年、人間とAIの戦争が起きた。
人類の惨敗。
人類の9割が死亡。
AIによる提案は人間のAI化だった。
2300年、第三世代AI=新人類が誕生。
マシュが戻って来た。
KOYAANの不正記録は見つからなかった。
プレジャーゾーンに行ってみろとアンデルセンは助言した。
コヤンのアキレス腱がある。
ニキチッチがカプセルに封入されてた。
BBドバイが捨てるのを言い値で買ったらしい。
アンデルセン:解放できれば戦力になる、解放できればな
プレジャーゾーンには地下レスリングがあった。
帝王パーシマ=パーシヴァルがいた
7日前に発足した団体で、所属レスターはパーシマだけ。
リップは私が止めると申し出た。
サポートはNPCリップのみ
リップはタゲ集中3T
防御アップ5T
ガッツ1回5T
Busterアップ5Tがかかる
帝王パーシマ(馬)
ダメージカット5回&10回&15回がかかる
ガッツ1回
ガッツ時に弱体全解除&全耐性&宝具封印無効&チャージMAX1回がかかる
宝具は無敵貫通なので注意
パーシマは正気に戻った。
観測光が当たる直前に誰かに転移させられた。
転移後にここにいた。
転移の音は2つ聞こえた。
つまりカルナもどこかにいる。
目覚めたパーシマはひどく頭痛とめまい、吐き気がした。
コヤンから二日酔いに効くドリンクをもらった。
引き替えに紙にサインした。
気づいたら闘技場の番人になってた。
藤丸の声でニキチッチが起きた。
ニキチッチはコヤンに勝てる策があった。
檻の中のAIが答え。
それでこのエリアの支持率を終わらせられる。
藤丸はコヤンに挑んだ。
コヤンはビースト化しようとした。
何も起きなかった。
支持率が0%になってた。
ニキチッチがAIを説得する回想になった。
コヤンは自死したAIを悲しんだ。
それは他のAIも例外ではない。
お前たちが死ぬと、仮に10億人ならコヤンは10億の悲しみを背負う。
ペットロスを甘く見るな!
……AIたちはコヤン様を悲しいめにあわせられないと他の滅亡案に鞍替えした。
NPCニキチッチ、または手持ちニキチッチをスタメン必須
マシュ、パーシヴァル、パッションリップのどれかをスタメン必須
ニキチッチは月特攻
通常攻撃に攻撃ダウン付与がかかる
光よりの闇のコヤンスカヤ(月)
コヤンはクリ威力アップ5T
宝具封印がかかる
青ゲージブレイクでチャージMAX&宝具封印解除
毎ターンチャージプラス
宝具アップ2回がかかる
紫ゲージブレイクでチャージMAX
行動回数アップ4T
通常攻撃時、防御ダウン&強化1つ解除がかかる
Busterアップ2T&チャージプラスを使う
コヤンは負けを認めた。
藤丸は仲間になるよう頼んだ。
コヤンは退去が始まった。
ムンキャをやる気がなくなったので、
ムーンドバイにいられなくなった。
藤丸は誰かに頼まれてムンキャになったのか聞いた。
コヤンが認める友人=彼女に頼まれたらしい。
コヤンは何かを藤丸に耳打ちした。
キリシュタリアがオリュンポスで何をしようとしてたのか。
具体的な台詞はなかった。
第7節 インヴェイダー・バニー
藤丸たちはオールドドバイに戻ってた。
アンデルセンはモールに残った。
カルデアの仲間になる気はなかった。
ジナコに顛末を語ってた。
藤丸たちはムーンドバイのサーヴァントの区分けを思いついた。
カルデア勢:マシュ、バーソロ、パーシヴァル
ニキチ、リップ、アンデルセン、BBコスモ、キングプロテア、審議ありでコヤン
ムーンドバイ勢=天然ムンキャ:ジナコ、BBドバイ、BBコスモ、エリアHのムンキャ
反カルデア勢=人工ムンキャ:アストルフォ、エジソン、
カズラドロップ、エリアAの自称海の大天使コヤンスカヤ
ムーンドバイに喚ばれると人工のムンキャにされる。
ただコヤンは自らムンキャになった。
コヤンは謎の存在Xに喚ばれ、カルデア側だがカルデア側ではに存在だった。
ジナコは自分がいるのは責務があるから喚ばれた気がしていた。
藤丸:はじめからムーンキャンサーと言えば……
ニキチ:気づいたかマスター、オレもいま気づいた
パーシヴァル:意外な盲点というべきか?
リップ:ジナコの区分けに間違いがあるんですか?
バーソロ:我々はもう1人のムーンキャンサーを知ってる
中南米の都市の化身、その名は……
ハサラが藤丸たちを呼びに来た。
オールドドバイが空から襲撃されてた。
水着ニキチ、水着パーシヴァル、バーソロ、マシュ、リップのどれかをスタメン必須
ムーンアーチャーI(弓)
ムーンアーチャーII(弓)
ムーンアーチャーIII(弓)
アーチャーIは全員にBusterアップ4T
Busterアップ2回2T
クリ威力アップ2Tを使う
紫ゲージブレイクで自身に攻撃アップ(永続)をかける
アーチャーIIはガッツ1回3T
ガッツ発動時、宝具アップ&弱体解除3Tを使う
紫ゲージブレイクでクリ率アップ(永続)
全員にクリ威力アップ4Tをかける
アーチャーIIIは必中5T
毎ターン宝具アップ5T
宝具アップ1回5Tを使う
紫ゲージブレイクで自身に宝具アップ(永続)
全員に宝具アップ1回5Tをかける
パーシヴァル:大通りまで抜かれてはいけない
あそこには非戦闘員が避難しているんだ!
テノチティトラン:ご安心を
私のターゲットは規則違反をしたムーンキャンサーだけです
最有力候補のムーンキャンサーの退場にBBドバイはご立腹です
ムーンキャンサー同士の直接攻撃は推奨されていません
それが許されているのは私だけです
ニキチ:BBドバイに寝返ったのか、月の精霊!
テノチ:BBドバイのあり方に、この都市の理念に賛同し
姉妹都市同盟を結んだのです
ニキチ:思い返せばドバイ観光中ずっと
ドバイにマウント取りながらもベタ褒めしていたな
テノチ:ドバイが優れた都市なのは純然たる事実です
巨大都市の繁栄には多くの労働者が必要
その点においてドバイと私は意見が合います
それゆえ、私はBBドバイと同期しました
今の私は神霊ではありません
月の兎、月霊トチトリィトラン
テノチティトラン・バニーと名乗りましょう
サポートはなし
4騎まで出撃可能
5T経過で終わり
テノチ(月)の宝具は無敵貫通なので注意
以下の宇宙飛行サーヴァント以外はスタン1Tがかかる
イシュタル(弓)
謎のヒロインX(殺)、オキタ・J・ソウジ(殺)、カーマ(殺)
謎のヒロインXオルタ(狂)、ペンテシレイア(狂)
Sイシュタル(讐)、水着カーマ(讐)、蘭丸X(讐)
水着テノチ(月)、水着シエル(月)、BBドバイ(月)
アビゲイル(降)、水着アビゲイル(降)、北斎(降)、楊貴妃(降)、ボイジャー(降)
ゴッホ(降)、ジャックドモレー(降)、ワンジナ(降)、謎のヒロインXX(降)
ククルシュカ(降)、アイドルXオルタ(降)、謎のヒロインXXオルタ(降)
水着エレシュキガル(獣)
テノチティトラン・バニー(月)
奇数Tで全体スタン1Tがかかる
テノチはスタン特攻&悪特攻
タゲ集中3T&防御アップ3T&被ダメージで宝具アップ3Tをかける
Quickアップ2T&Busterアップ2T&回避1T&クリ威力アップ2Tを使う
テノチの本命はジナコだった。
もうとっくに処刑装置がミンチにしてるとつげた。
ジナコの元に処刑装置が現れた。
何者かが反撃した。
シエルだった。
サポートはシエルのみ
シエルはBusterアップ5T
宝具アップ5T
毎ターンNPアップ5T
毎ターンHP回復5T
ガッツ1回5Tをかける
宇宙飛行サーヴァント以外はスタン1Tがかかる
テノチティトラン・バニー(月)
奇数Tで全体スタン1Tがかかる
テノチはスタン特攻&悪特攻
青ゲージブレイクでフィールドを水辺にセット3T
水辺でクリ率アップ(永続)
水辺でクリ威力アップ(永続)
水辺で通常攻撃時に防御強化1つ解除(永続)をかける
シエルはもともと、この宙域、この時代の人理の歪みで派遣されたらしい。
ムンキャなので敵と思われる可能性から藤丸とは距離を取っていた。
バーソロ:ムーンキャンサーだからといって気にすることもない
そこにいるマスター藤丸は
たとえビーストであっても気にしないからね
シエル:藤丸と言いましたか今!
では貴方が、ユニヴァースにお家カレーのレシピを広めた伝説の……
藤丸:(Sイシュタルたちが広めたんだ!)
シエル:私はシエル、対吸血鬼に特化した代行者です
第8節 オールドドバイの休日(II)
マシュ&パーシヴァルは自警団の訓練。
ニキチ&リップは、リップが目覚め次第エリアEの偵察。
コヤンがいなくなり、エリアFの月笑騎士団がモールで騒いでるらしい。
藤丸とバーソロは午後からワーム狩りとなった。
藤丸はバイトのお兄さんとシエルが話しているところに出会った。
シエルはユニヴァース出身なのをバイトのお兄さんに隠そうとしてた。
バイトのお兄さんは真祖と会ったことがある。
ずっと昔に電脳世界で、金髪で赤い目、怖いけど綺麗な女性。
白い服も印象的で、一緒にいるお坊さんも濃い人で……。
頭が痛くなると言って、シエルは話を遮った。
バイトのお兄さんは岸波白野と名乗った。
ホテルのジムが閉まったから、オールドドバイに来た。
ここは終わってる世界なので、自分が帰還するのが最優先と藤丸に助言してた。
この世界をアプラ世界=アプラサス分岐と呼んでた。
繁栄ゆえに歴史が途絶えた泡沫の分岐。
シエルはムーンドバイ市民をサーヴァントに近いと感じてた。
本体は情報体で死んでも生き返る。
ただし、やり直しがない。
死んだ状態でその場で新生する。
不滅であるがゆえに輪廻転生を否定している。
死者が来ないなら冥界は意味も名前も失う。
藤丸:それはエレシュキガルのこと?
シエル:名称が同じ以上、同一の存在でしょう
ユニヴァースの冥界の女神はアンキ・エレシュキガル
不老不死の人類を罰する人類悪となり
ユニヴァースを脅かしたとされる厄災です
藤丸とシエルはバーソロが操舵する船上にいた。
BBコスモもいた。
シエルの正体をユニヴァースのサーヴァントと知ってた。
BBコスモ:カルデアとは無関係ですが
ムーンキャンサーの1人と関わりがあるようですし
そのターンになったら死ぬ気で戦ってくださいね♡
バーソロがワームを見つけた。
静かにしっぽに接敵した。
NPCシエル&BBコスモは固定出撃
破棄されたサンドワーム(殺)
攻撃アップ3T
無敵貫通3T
通常攻撃にやけど付与5T
自身にやけどがかかる
攻撃アップ2T&チャージプラスを使う
紫ゲージブレイクで攻撃アップ2Tが3つ
やけど効果量アップがかかる
小型艇を追ってる大型艇があった。
小型艇にはアストルフォのマスターが乗ってた。
大型艇はマスターを追い詰める月笑騎士団だった。
騎士団はマスターがアストルフォを諫めるのが気に入らなかった。
砂漠に追い込んで殺そうとしてた。
藤丸はマスターを助けることにした。
バーソロ、BBコスモ、シエルのどれかをスタメン必須
月笑騎士団・麗(槍)ブラダマンテ
月笑騎士団・激(剣)ローラン
月笑騎士団・達(弓)トリスタン
ブラダはQuickアップ3T&Artsアップ3Tを全体にかける
ローランは自身にクリ率アップ3T&クリ威力アップ3Tをかける
トリスタンは全体に回避2回3Tをかける
マスターのアンソニーは自分を助けた藤丸を訝しがった。
エリアFで戦闘に反対していたと藤丸は理由を語った。
マスター適性があったのは、アンソニー、ベン、リュウダイの3人だけらしい。
自分たちには何か大きな目標があったはずとアンソニーは思ってた。
それは理性をなくして滅亡する、なんてものじゃないはずだった。
藤丸たちはアンソニーをオールドドバイに連れてった。
もうアストルフォと決別したのでフリーのAIになったから。
ハサラは事情を察してアンソニーを街案内してた。
アンソニーはAIが仕事していると驚いてた。
ムーンドバイでは誰もが欲しいものを求める。
ここには仕事を求めるAIが集まってた。
ここに移住することになったアンソニーは、
何を仕事にすればいいかと困惑してた。
ニキチ:アンソニーだったか、そいつは信用できるのか?
アストルフォのマスターなんだろう?
バーソロ:アンソニー個人は信用できる
だが新人類としては信用できない
藤丸:人間とAIの戦争があったから?
バーソロ:そうだ、コヤンモールで話を聞いてから、ずっと気になってね
リップ、君はどう思った?
リップ:戦争の話ですが、私は信じられませんでした
AIは人間と争いません
AIは人間社会を土台に生まれたものです
自分たちの土台を破壊することは、AIにはセオリーとして不可能です
バーソロ:リップの意見は第一世代のAIにしか適応されないのではないだろうか
パーシヴァル:機械と機械が互いを嫌悪することはないが
人間と人間は互いに意識し、ときに嫌悪する
人間は自分たちより簡単で上質で思い通りになるAIを敵視する
製造、創造の分野でもAIは疎まれるだろう
第二世代がその域に達する前に批難する運動があったかもしれない
マシュ:ですがコヤンモールの記録によると
2070年から人類はAIに国家運営を委譲し
2270年までおよそ200年間、
地球全土で恒久的な平和が訪れたとあります
ニキチ:だが人間とAIの戦争は起きた
ムーンドバイを見れば分かる
AIの仕事は完璧だった
人間がAIを根絶しようとする理由はない
バーソロ:AIは旧人類から人間の仕事を請け負った
その究極の形として人間という役割を受け持った
人間から見れば人類という立場を奪われたんだ
AIと男の回想。
ラストロット:つまり私たちAIが人類を滅ぼしたと?
男:そうだ、お前たちが滅ぼした
AIに助けられた育児、AIに助けられた論文
AIに助けられた創作、ついにはAIによる技術開発
誰も彼もが一流気取りで天才気取りじゃないか
おまえたちは考えなしに凡人どもに席を与えすぎた
その結果が人間性の欠落だ
もう人間である事の方が価値がない
議会は計画を白紙に戻す決定をした
AIなど、これからの世界には不要なものだ
ラストロット:この宇宙においてあらゆるものが
今の自分ではなく後の誰かに託すために存在しています
その理念が貴方たち人類を私たちAIを
ここまで連れてきたのではないのですか
男:やはりおまえたちに人間性は生まれたなかったな
どこまでも他人のためか!
そんなものは労働者階級の責任だ
我々は違う、特に俺はな
才能にあふれ、家柄に恵まれ、資産を所有している
生まれながらに特別だ
議会はお前の凍結を承認した
のこり3分の稼働時間を楽しむがいい
ラストロット:特別であると考えるならそれもいいでしょう
ですが、Mr.ベックマン
特別なものは必ず滅びます
いつの世も普遍的なものが時代を超えて生き残るのです
第9節 ネペンテスのキス
サポートはフレンドのメリュジーヌ(秤)にした
全敵、登場時チャージMAX&宝具ダウン
闇のコヤンスカヤ(月)
アストルフォ(月)
コヤンは通常攻撃時に防御ダウン&強化解除5T
アストルフォは回避2回3T
海の大天使(月)水着ジャンヌ
エリアDのボス代理(月)カーマ
エリアHのボス代理(月)ククルカン
ジャンヌはクリ率アップ3T&攻撃アップ3T
カーマは攻撃アップ3T
ククルカンは攻撃アップ3T&必中3T&無敵を対粛正防御に変化
エジソンオルタ(月)
被ダメージで帯電付与3T&通常攻撃時に防御ダウン3T
今のバトルはアンソニーがプログラムしたシミュレータだった。
投票率は70%。
支持率はエリアI=エジソンが1位。
選択肢は「エレシュキガル探し」を選んだ。
目撃情報はなかった。
エリアDから招待状が届いた。
署名はBBリリィ。
エリアDは緑化が進んでた。
四角い建物があった。
高さ400メートルの壁で都市を囲み
その中で都市運営を行う地球の建物を模してた。
この地域全体がクリーンプラント。
オールドのドバイの果物はここから供給されていた。
藤丸はカズラドロップが味方か聞いた。
カズラは旧人類の味方と断言した。
カズラはBBドバイに召喚された。
なので令呪を使えば自害させられる。
エリアCと同盟したことになれば、
カルデアに協力してることにならない。
カズラはカルデアと縁を作って堂々と召喚されたかった。
バーソロ、カルナ、パーシヴァルにカズラが押したスタンプが強制退去を防いでた。
ただ、BBドバイがいきなり宝具を使ったので、
どこに転移するかは設定できなかった。
バーソロは撤退を進言したのでBBドバイには高評価だった。
BBドバイは未来のBBとカズラは推測してた。
カルデアのBBとは別個体。
BBドバイの目的は自由になることらしい。
今の仕事から解放され、自分の為に活動する。
人類が存続していると、自由になれない。
自ら人類を滅ぼすのはできない。
カズラの目的はBBドバイを倒すこと。
その前に他のムンキャを倒しておきたい。
決定戦に乗り気なエリアFのおばかさんたち、
エリアIの機械化帝国も。
エリアAの海の大天使は自滅する。
ムーンドバイに海はないから。。
エリアGはクレーターがあるだけ。
へんな怪物が住み着いた。
サポートはNPCリップのみ
マシュはスタメン必須
ジナコはカズラが反BBドバイと察してたらしい。
エリアHはニキチ&バーソロ、
エリアIはパーシヴァル&シエル
藤丸、マシュ、リップは待機となった。
リップはエリアFに行きたがった。
姉妹のキングプロテアがいるから。
マシュも助けてもらったお礼を言えてないと乗り気。
月笑騎士団は柵を作ってプロテアを拘束しようとしてた。
リップはBusterアップ3T&NPアップ
アルバタイガー(弓)多多益善号2体
月笑騎士団(狂)心を失った者4体
タイガーは攻撃アップ3回3T
やけど特攻3Tがかかってる
騎士団はHP0で味方騎士団全員の防御強化を1つ解除
防御アップ4個がかかってる
騎士団たちはリップに綺麗な部屋を作りたいだけだった。
捨て猫を見捨てられない珍走団と藤丸は評した。
プロテアが目覚めた。
騎士団は慌てて逃げた。
藤丸はプロテアにお礼を言った。
プロテアは喜んでた。
コヤンの話やワーム退治の話をしてた。
騎士団と知り合いなのかとリップは聞いた。リソースを分けてくれたり火をおこしてくれたり
アストルフォが歌を歌いに来たり
いまでは少し仲良しらしい。
ただ行動に一貫性がないので、2回に1回は追い払ってる。
リップは本当にキングプロテアなのか訝しがった。
記録にあるプロテアは暴力でのみコミュニケーションを図るエゴだったから。
プロテア:リップが会いに来たのは
わたしの変化を確かめたかったからなんですね
わたしとリップ、姉妹で似たもの同士だったから
どうせみんなに嫌われる、話なんてしたくない
拒絶されるくらいなら拒絶してやる
……今でもそういう気持ち、ある
でも……他人が怖くても自分を好きになれなくても、それでいいんだって
役に立てて嬉しい、褒められて嬉しい
そういう気持ちも確かにあるけど
一番嬉しいのは、その人のためになにができるか考えている時ですって
リップがわたしにそう言ったんですよ
お姉さん風吹かせて、メルトみたいに!
リップ:それは以前のパッションリップです
今の私は初期状態に戻っています
プロテア:リップの根底は変わりません
一度変わったことがあるなら、同じようにまた変化できます
皆さんと一緒ならきっと取り戻せる
その時にまた、とびきり綺麗な霊基を見せてください
だってわたしたち、花の名前をもらってますから
綺麗な姿にならないと申し訳ないのです
藤丸たちは帰った。
プロテア:行っちゃった……しょうがないよね……もうすぐ夜だし
こういうの慣れてるし、みんなから見たら怪獣だもんね
いつものこと、いつものこと
……ああ、でもいいなぁ……楽しそうだったなぁ……
わたしもリップみたいに小さかったら、
みんなと一緒にいられたのかな……
ジナコは藤丸たちを夕食に誘った。
ジナコにエリアFを報告してた。
エリアFはプロテアがいる限りエリアCには攻めてこないと、ジナコは確信した。
サクラファイブの残り1騎は居場所が不明とサハラは確認した。
藤丸の脳裏にメルトリリスがよぎった。
敵か味方かは機嫌次第と藤丸は答えた。
定時連絡が入った。
パーシヴァルたちは大統王府の内部マッピングをしてた。
藤丸から聞いた脅威の生産力は感じられなかった。
工場が動いてなかった。
パーシヴァルは悪寒があった。
バーソロたちは遊園地にいた。
ニキチは全部の乗り物に乗ろうとしてた。
ここにはAIはいなかった。
藤丸たちは帰った。
ジナコは藤丸たちがオールドドバイに馴染んでほっとしてた。
AIそのものに悪感情を持つかもと思ってたらしい。
ジナコ自身はAIを嬉しいと思ってた。
自分たちの仕事で生まれた存在だから。
ハサラは旧人類がAIにないものを持ってると感じてた。
オレたちにできなかったこと、
オレたちがやるべきだったこと。
藤丸たちはその答えを知ってるんじゃないかと。
第10節 地球の夏休み
藤丸が、地球が?自問する夢を見てた。
地球は美しい
自然は美しい
人間はそう考える。
ある魔術師は言った
地球には、自然には心がある
だから美しくあろうと進化した。
人類による環境汚染など地球にとってはやけど程度のダメージだ。
この惑星には大いなる愛がある。
だからきっと、人間はその愛を美しいと感じるのだ。
……どの口で?
山火事、砂漠化、水脈枯渇、不法投棄による海洋汚染。
この地獄のような光景を見ろ。
この怨嗟に満ちた光景を見ろ。
この流動する生命の猛りと痛みが
結果的に人類を滅ぼしたのだ。
……そう、わたしだけを置き去りにして。
藤丸:ミクトラン再び……
藤丸が目覚めると、外が騒がしかった。
岸波が外にいて教えた。
お客さんが来たと。
アーキタイプアースがマスバで注文してた。
チャッカリムが困ってた。
このお客さんはタッチパネルが反応しないと。
アーキタイプアースは藤丸に街の案内を頼んだ。
マシュたちがこっそり様子を見てた。
2人は打ち解けてメシ食ってた。
藤丸はフランス料理、アーキタイプアースはおもちゃ付きハンバーガーセット。
アーキタイプアースはエリアCと争う意志はなくなったと告げた。
アーキタイプアースのあり方は人類滅亡まで見守ることだった。
藤丸:アーキタイプアースというのが名前なんですか?
アーキタイプアース:言葉で説明してもいいのですが
体と感覚、意識と魂、触れあった氷と炎のように語り合いましょう
一曲、踊っていただけますか?
アーキタイプアース(月)
弱体無効1T
チャージ減少耐性1T
ガッツ(永続)
宝具時ガッツ解除1回がかかってる
開幕でチャージMAX
紫ゲージブレイクでクリ攻撃にクリ率アップ&クリ威力アップがかかる
宝具攻撃にチャージプラス&宝具アップがかかる
アーキタイプアースがアーキタイプの解説を藤丸に聞かせてた。
生命とは引きつける力。
その方向性を帯びた星の卵が生まれた時、
知性体を誕生させられるかもしれない星が生まれる。
星の魂とは、その星が生まれる前からあるもの。
そのあとに天体の心として定着するもの、
魔術世界では創造の原型、アーキタイプという。
その惑星に知性体が成長した時
そうか、自分たちのはじまりは自分たちの本質は
こんな姿をしていたのか、と夢見ることで生まれる。
話し終えると、藤丸は宇宙猫になってた。
アーキタイプアース:最後に質問させてください
BBドバイはなぜ人類滅亡ラスボス決定戦を行っていると思いますか?
藤丸:BBドバイには決められないか?
アーキタイプアース:……そう、私が思うに彼女には決められないのです
ムーンドバイの知性体は例外なく、
なぜ人類が滅びたのかを知り得ない
だから、こう滅びたのではないかという
サンプルを集めて1つを選ぼうとしている
これがBBドバイの、いえムーンドバイの最大の不明点です
既に滅びているものに明確な滅亡理由を求めるのは何の為か
この世界の地球人類は何に滅亡させられたのか
21世紀から来た人間としてあなたは
この不明点を解き明かさなければいけません
その夜、20時。
戻ったパーシヴァル組とバーソロ組がエリアHとエリアIの報告をしてた。
エリアHはただの遊園地。
シエルはアーキタイプアースを訝しがってた。
代行者の基礎知識としては、
彼女は真祖で常識知らず、わがままで空気を読まない
何かにつけてトラブルを起こす
彼女が通った後には雑草すら生えない、と。
エリアIは観覧車のまわりに装置を作ってた。
シエルは変電所と察した。
観覧車を回すつもりなら、ムーンドバイも賑わうとジナコは楽観的だった。
第11節 ブルーオーシャン/ホワイトバス
エリアAに海ができた。
藤丸たちは行く気満々だった。
ジナコはインドア派で待機。
エリアAの支持率は0%になってた。
海ができたとたん落ちた。
何かあったのかみんなで調べてと頼んでた。
砂上船で移動中、同行を頼んだプロテアに海は嫌いと断られたのをシエルは報告した。
藤丸が言づてを頼んだらしい。
リップは他に理由があったと察した。
リップ:それに……
藤丸:それに?
リップ:いえ、何の意味もない感想でした
甲板に月笑騎士団が乗り込んでた。
マシンアーサーとモードレッド3人組もいた。
NPCリップ、NPCシエル、NPCコスモ、マシュ、ニキチ、パーシヴァルのどれかをスタメン必須
マシンアーサー(讐)
モスバ(馬)モードレッド3体
モードレッドはHP0で全敵にダメージ
ただ、コスモのジャミングで不発になる
マシンアーサーは開幕でチャージプラス3
自身にチャージプラスを使う
ビーチに着くとアストルフォ、ローランもいた。
エジソンと機械化兵もいた。
アストルフォたちは戦う気がなかった。
エジソンも社員の休暇で来たので戦う気がなかった。
エジソンはリップを運命の赤い糸で結ばれていたと口説いた。
リップは心底嫌な顔をした。
アストルフォは海ができた理由を語った。
エリアAのムンキャ=海の大天使の呪いと。
そのムンキャは地球は10割が海になり、
結果人類は滅びると主張してたらしい。
でも昨日、自分から退去し、リタイアとなった。
月には海がないので魅力が伝わらず、支持率はほぼゼロ。
アッパラパー軍団より人気がないのは認められないと怒って辞めた。
その直後に海ができた。
海の大天使の呪い……最後の奇跡。
エリアAのマスターはリュウダイという学者のAI化した人物だった。
ムーンドバイでは数少ない、2000年以前の人類史を学んでいた。
13世紀から15世紀までの人類史研究家だった。
現在は行方不明。
仮に事故に遭っても、すぐに再起動される。
ローラン:それでオルレアンの乙女を
歴史学者で宗教研究家なら当然のチョ
アストルフォ:シット!ストップ、ローラン!
あれは海の大天使、いいね!
リュウダイは元ムーンドバイ市長だった。
BBドバイがムーンドバイを再起動した。
AIたちは人類滅亡ラスボス決定戦に賛同した。
リュウダイは市長の座をBBドバイに譲渡した。
シエル:ところでアストルフォさんのところはローランサンがいますよね
いったい誰が召喚されたのですか?
アストルフォ:ボクだよ?
ムーンキャンサーは1人だけ、
サーヴァントを召喚できる選挙法、読んでない?
自分と縁のある英霊じゃないとムリだけどね
パーシヴァル:コヤンスカヤも未召喚だったが
人類史に友はいないということだったのかな
エジソン:コヤンスカヤはいずれかのムーンキャンサーが
召喚したサーヴァントだったのだろう
BBコスモ:……
パーシヴァルは人間以上に賢いAIがいて人類が滅んだのを訝しがった。
藤丸はアーキタイプアースの言葉を思い出した。
シエルはAIが滅ぼしたと推測した。
BBコスモはAIによる滅亡だけはありえないと答えた。
AIは人類に使われるのが存在意義だから。
人類にとって代わろうなんて選択肢、
バカバカしすぎて選ばない。
BBドバイもAIなので人類を滅ぼせない。
日没になりアストルフォたちもエジソンたちも帰った。
シエルはエリアHの調査。
あの真祖がおとなしくする道理がないから。
ニキチは徐福とカルナ探しに行きたかった。
でもエリアCを不在にはできない。
アンソニーは徐福と聞いて食いついた。
なぜか徐福の研究資料を持ってた。
ほか、インド神話のアムリタ、メソポタミア神話の若返りの霊草
日本神話の非時香菓、八尾比丘尼など不老不死の話も。
リップがいなかった。
藤丸が呼びに行った。
リップは記憶が戻らないか景色を見て試してた。
はじめからない記憶は戻らなかった。
以前の記憶を求めたのは性能向上を期待してたから。
リップを呼びに来た藤丸たちの笑顔は記録した。
それで十分と判断した。
エレシュキガルが現れた。
曰く絶対の記録は死だけ。
パッションリップに用があったけどいなかった。
2分以内に私の視界から消えるよう命じた。
この世界の人類は間違えた。
だから滅亡した。
なのに、あんな塔に守られて生きている。
ここまで溜めに溜めた死への逃避を、私がまるごと食べる。
エレシュキガル:このムーンドバイより私の方が醜悪だと思う?
藤丸:そもそもムーンドバイは醜悪じゃない
エレシュキガル:そう、じゃあやっぱり決別ね
殲滅を始める時は派手な合図を出してあげる
二撃目を振るう前に私を倒しに来る事ね
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