メインクエもなく、限定イベもなく、余裕ができたんで、巌窟王のクエ「監獄塔に復讐鬼は哭く」を進めることにした。
だいぶ前に開放だけはしていた。
遊ぶタイミングがなかった。
第一の扉・黒髪鬼
誰かが藤丸に嫉妬の罪を問い詰めてた。
心を覗け、目を逸らすな。
それは誰しもが抱くがゆえに誰一人逃れられない。
他者を羨み妬み無念の涙を導くもの、と。
気づくとカルデアの廊下。
マシュ:……先輩?
もしや得意のレムレムトランス……立ったまま睡眠を?
会話の途中で先輩が立ち止まってしまったので、もしやと思ったのですが……
藤丸:白昼夢とか?
マシュ:ありえます
魔術的な性質のものかチェックしましょう
ともかくまずは先輩の部屋へ
すぐにドクターを呼んできますから……
藤丸が自室に戻ると、監獄塔に転移していた。
自称「ここにいてはいけない英霊」が藤丸を歓迎した。
巌窟王:第一の塔は楽しめたか?
第二の塔による歓待、せいぜい心ゆくまで楽しんでいくがいい
死霊が現れ、藤丸に襲いかかった。
巌窟王がワンパンで倒した。
藤丸:一撃で……だからここはどこでおまえは何者だ!
巌窟王:ここは地獄、恩讐の彼方たるシャトーディフの名を有する監獄塔
このオレは……憎しみ続けるがゆえにエクストラクラスを以て現界せし者
そう……アヴェンジャーと呼ぶがいい
おまえの魂は囚われた
脱出のためには7つの裁きの間を超えねばならん
裁きの間で敗北し殺されれば、お前は死ぬ
何もせずに7日目を迎えても、お前は死ぬ
ここは狩り場だ、魔術王によって作り出されたある種のな
藤丸:グランドキャスターか!
巌窟王:さあな
7騎の支配者が待っている
第1の支配者はファントム・オフ・ジ・オペラ
戦え、殺せ、迷っている暇はない、なぜなら……
やつは問答無用でおまえを殺すからな!
サポートはNPC巌窟王のみ
スケルトン(槍)3体
スケルトン(槍)2体
シャドウサーヴァント(術)
スケルトン(槍)2体
嫉妬の具現(殺)ファントム
巌窟王はファントムの霊核を砕き、ファントムは消滅した。
藤丸が気づくとカルデアの自室だった。
ファントム:……どうか、気をつけてください
我がクリスティーヌなりし藤丸
ゆがめられたシャトーディフにあって
あなたを守る者はたったひとりしかいないでしょう
藤丸:いまファントムは殺されたんじゃ……
ファントム:私は確かに裁きの間にて殺されたのでしょう
そしてそれは、我が醜さの最たるものでもあったはず
ですが私達は決して……
また監獄塔に戻った。
巌窟王:初見の英霊を使いこなしてみせる
しかも……規格外アヴェンジャーたるこのオレを!
さあ、第2の裁きの間へ向かうぞ
残る6騎の支配者が待っている
藤丸:……待った、本当にここから出られるの?
巌窟王:おまえの疑念にはただ一言を以て返答するとしよう
……待て、しかして希望せよ、だ
呼符
第二の扉・煉獄の悪魔
サポートはNPC巌窟王のみ
藤丸の自室でマシュがシャトーディフの話をしていた。
16世紀に建造された要塞。
政治犯・思想犯を収容していた。
19世紀末には閉鎖された。
大デュマの小説で有名になった。
藤丸が気づくと牢だった。
巌窟王曰く、こことあそこでは時間の流れや空間の概念が違う。
ここでの7日がカルデアでは1日という可能性もある。
肉体と魂の乖離を止めるには6つの裁きの間を越えればいい。
藤丸たちが牢から出ると女性の声が聞こえた。
ナイチンゲール:……助けて、ください……
気付いたら……ひとりで、この暗がりにいたのです
私、もしかして……もう、死んで……
地獄に落ちてしまったのでは……
私は自分の名前を思い出せない
なにか、大切なものを……探して……
求めて……いたような……
巌窟王:ならばおまえはメルセデスと名乗れ
かつてシャトーディフにて、
なと存在のすべてを奪われた男にまつわる女の名だ
藤丸はメルセデスを連れて行くと決めた。
メルセデス:あなたたちは……
見も知らぬ私の事を、助けてくださるのですか?
藤丸:もちろん助ける
待て、しかして希望せよ、だよ
裁きの間で巌窟王は劣情を抱いたことがあるか聞いた。
フェルグス:むろんあるとも!
獣欲のひとつ抱かずしていかな勇士か英雄か!
俺の在り方が罪だというならば、ふははは良いともさ
俺は大罪人としてここに立つまで!
そこな女よ、俺には分かる
おまえは尊敬に値し、組み敷くに困難な女!
具体的に言うと魅力的だ
特によく突き出た胸が実に良い
メルセデス:わ、私、ですか……?
フェルグス:しみったれた監獄にひとり酒ひとり寝かと肝が冷えたが
重畳、重畳、今宵は最高
俺は!おまえを!戴く!
メルセデス:……っ!
フェルグス:そして藤丸と見慣れるサーヴァント
おまえたちはアレだ、いらん
邪魔だ、殺す
藤丸:冗談ですよね、フェルグスさん
フェルグス:冗談ではない、ケルト的にわかれ
キメラ(殺)2体
煉獄の尖兵(術)
ホワイトキメラ(狂)
色欲の具現(剣)フェルグス
藤丸がカルデアでマシュと話してた。
マシュ:ええと、自覚はありますか?
今、何の話をしていたかは覚えていますか?
藤丸:シャトーディフの話
マシュ:意識はハッキリされているんですね……
昨日の簡易チェックでは何も出ませんでしたが
きっと度重なるレイシフトの負担が……
フェルグス:ちょいと邪魔するぞマスター
おうマシュ嬢もいたか……って何だ何だこりゃ
顔色が真っ青ではないか
青を通り越してもはや真白、いや無色透明の域よ
マシュ:もうドクターを待つより
先輩をメディカルルームに運んだ方が……
フェルグス:メディカル何とかの心配は要らんというか
心配しても意味はないなぁ、コレばかりは
藤丸が気づくと裁きの間だった。
メルセデス:私は、この先どうしたらよいのでしょうか……
藤丸:一緒に行こう
巌窟王:行きずりの女を背負って歩く余裕があるのか?
度量の広さだけは認めよう
絶望したなら、もう戦えないと思ったならすぐに言え
7日を待たずにおまえをオレが殺してやろう
だが、おまえが進み続けるのならば……
藤丸:……待て、しかして希望せよ、でしょ?
巌窟王:その通りだとも、仮初めのマスター!
呼符
第三の扉・螺湮城の怪
サポートはNPC巌窟王のみ
藤丸の自室でロマニが呼びかけてた。
目は開けているのに反応はない。
バイタル、魔術回路に異常はなかった。
マシュが違和感に気づいて、3日経ってた。
時折、魔術回路が励起してる節がある。
ダヴィンチと一緒に詳細な解析を進めるとロマニは決めた。
フェルグスは何か知ってる様子だった。
ここからできることはないという返答だったらしい。
藤丸は牢で目覚めた。
メルセデスが介抱してたらしい。
丸1日眠ってた。
巌窟王は怠惰をむさぼったことがあるか聞いた。
まさに今の藤丸がソレ。
魂と肉体の接続が不安定らしい。
巌窟王:おまえはここで眠ることもできるし
立ち上がり、第3の裁きに向かうこともできる
藤丸は起きあがった。
メルセデスは牢で待機。
巌窟王:アレは牢で待たせておくがいい
裁きの間はおまえだけのものだ
ここはおまえのシャトーディフ
囚われたおまえの魂は、
縁を結んだ魂の欠片を強制的に呼び寄せて舞台へ上げる
時間と空間を超えて
おまえはあの女と縁を結んでいる
もしくは、未来にそうなる
第3の裁き、怠惰を具現した輩が相手となろう
ジル・ド・レェだった。
ジル:神の御前に最高のCOOLを供えてみせましょう
たとえばそう、希望に満ちて歩む勇者の魂を供物として!
藤丸:アレのどこが怠惰なのか!
やる気全開にしか見えないがッ!
巌窟王:アレこそ貪る怠惰の極みであろうが
騎士たる己が身の高潔を忘れ果て
旗の聖女とやらの掲げたモノが何であったかを忘れた男
ただ堕落するままに魂を腐敗させたモノ
ヒトのなれの果てこそ奴だとも!
ゴーレム(狂)2体
アイアンゴーレム(狂)
クリスタルゴーレム(狂)
デーモン(殺)2体
怠惰の具現(術)ジル・ド・レェ
深夜、ジルが寝てる藤丸の自室で謝罪してた。
ジル:申し訳ありません
我が欠片がご迷惑をおかけした模様……
私では今の貴方を助け出すことは叶いません
ですが心配はいりますまい
貴方はいずれ此処へと戻る
その輝きが尽きぬ限りにおいては
もっとも、この私程度では主のお考えのすべてを見通すのは叶わぬのでしょうが
それでも貴方には、きっと我が聖女の加護があるでしょう
呼符
第四の扉・神は語らず
サポートはNPC巌窟王のみ
カルデアの藤丸の自室にジャンヌが来てた。
ジャンヌは1人の男の物語を聞かせたかった。
藤丸が気づくと牢だった。
メルセデス曰く、アヴェンジャーの機嫌が悪いと。
いつもよりテンションが低いと藤丸は感じた。
巌窟王曰く、第4の裁きの間にいるのは憤怒の具現。
復讐譚をおまえたちは好み、愛おしむ。
それを……ヤツは認めようとしない。
第4の支配者の配置されておきながら
さも当然とばかりに救いと赦しを口にし続ける
藤丸:ヤツ?
巌窟王:ヤツだ、人が赦し神が赦そうともオレは赦さぬ
裁きに間にジルドレ(剣)とジャンヌがいた。
巌窟王:サーヴァント・ルーラー!
その真名をオレは知っている……
忌まわしきはジャンヌダルク!
我が道を阻まんとして自ら監獄塔へと入りし女
ジャンヌ:私はあなたを止めるためにここへと至った
かつての昔、導くものとして立った私があなたを阻む
巌窟王:おまえたちを信じ、主を信じ
それらすべてに裏切られ炎に消えた無念の聖女
怒り、恨み、噴き上がる黒き炎こそおまえだ
おまえこそ、第4の裁きにふさわしい
ジャンヌ:いいえ、アヴェンジャー
私には元から憤怒など存在しないのです
あなたです復讐者
私はあなたを救いましょう
聖旗がシャトーディフに在ってもこうして輝くように
巌窟王:それだ、このオレは恩讐の彼方より来たる復讐者
そうあれかしと誰しもが言うのだ
ならオレはそう在ろう!
オマエたちが請い願うままに世界に復讐する
ここに愛しきエデはなく、尊きファリア神父はなく
ならば主さえ我が魂を救えはしない
いいかマスター!
なんと言うがアレは裁きの間の支配者だ
ゆえにおまえは戦い、勝つ他にない
生き残りたければ……聖女を!殺せ!
フランス兵(槍)3体
シャドウサーヴァント(馬)マリー
フランス兵(槍)2体
フランス兵(槍)
聖女に仕えし騎士(剣)ジル
憤怒なき聖女(秤)ジャンヌ
カルデアの藤丸にジャンヌが語ってた。
男はマルセイユの一等航海士だった。
メルセデスと将来の約束を交わした幸せな人物。
けれど男は非道の罠へ落ちた。
長く共にあった友の裏切り。
方を司る者さえ、私欲から敵へ回って。
男はマルセイユ沖の監獄塔シャトーディフへ送られた。
ささやかな導きがあった。
ファリア神父という老賢者。
神父は希望を男に与えた。
神父の死と引き替えに、男は監獄塔を脱出。
病に倒れた神父の遺体と入れ替わり、脱獄を果たした。
投獄より14年経ってた。
神父に託されたモンテクリスト=救世主の山の財宝を得て、男は復讐を始めた。
モンテクリスト伯爵を名乗る謎の男。
世界で最も高名な復讐鬼。
その名は……。
藤丸が気づくと裁きの間だった。
巌窟王:次はおまえだ、欺瞞を口にする聖女、ジャンヌ
ジャンヌ:認めましょう……この場はあなたが勝利を収めたと
だが私は諦めてない
必ずアナタを止める
アナタの企ては全て……
ジャンヌは退去した。
巌窟王:逃げ場はないぞ、いずれおまえはオレに殺される
ここはシャトーディフ
誰も彼も生きてここを出ることは叶わないのだから!
藤丸:キミは誰だ、アヴェンジャー
巌窟王:……なにを今更
オレはおまえの魂を導くモノだ
おまえにオレが与える行き先は恩讐の彼方ただひとつ
その時、おまえは果たして生還するのか、それとも……
永劫に囚われ続け、絶望し、狂い、死に果てるのか
そうだ、こう言うべきだったな
……待つがいい、しかして希望せよ
呼符
第五の扉・月光無情
サポートはNPC巌窟王のみ
藤丸が気づくと巌窟王がいなかった。
メルセデス曰く外に偵察に出たらしい。
メルセデス:アヴェンジャー様は言いました
ここに集うのは何かに囚われた魂なのだと
英霊……ヒトを越えたすさまじき魂さえ
私はそんな風に立派なものではありません
英霊だなんてありえない
でも私も……今はシャトーディフにいるのだから
囚われた魂、きっと何か
罪の具現として選ばれたのかもしれませんね
藤丸の自室にカリギュラがいた。
カリギュラ:嗚呼、ネロ……
我が妹アグリッピナの生き写したる愛し子よ
どうかどうか、ささやかでも構わぬ
おまえだけは幸福であれ
……すまぬな、おまえに言葉を告げるはずが
この唇はひとりでに姪への愛を紡ぐのだ
フォウ:フォーウ、キャウ、キャーウ
カリギュラ:そうだな、時が惜しい
ゆえに藤丸、余はおまえに告げねばならぬ
……すべてを食らわんとしたコトはあるか
余にはある、いいや、それこそが余であったのか?
暴食の罪、即ち我がローマの悪性
我が生は悪であったかもしれぬ
月の女神が我を弄んだのかもしれぬし
そも、我は悪として生まれ落ちたのかもしれぬ
だが、我が魂は反英雄ではなく
英霊として人類史に刻まれた、それは……
我が胸にほんの僅かでも、愛が残っていたゆえなのだと信じてやまぬ
ゆえにこそ……
藤丸が気づくと、巌窟王とシャトーディフの廊下にいた。
次は暴食の具現。
カリギュラだった。
ホムンクルス(槍)
プロトホムンクルス(槍)
プロトホムンクルス(槍)
キリングドール(殺)2体
プロトホムンクルス(槍)2体
暴食の具現(狂)カリギュラ
カリギュラ:……ゆえにこそ、
僅かな愛の残滓を信じるからこそ
反英雄に相応しき身で英霊としてあるからこそ
余は狂気なる叫びの中に、せめてもの想いを込める
藤丸よ、この余でさえそうなのだ
ならば愛を知るヒトが墜ちるはずがない
信じているぞ、歩み続ける子よ
呼符
第六の扉・復讐するは……
次の支配者は強欲。
巌窟王曰く、彼以上に強欲な生き物を見たことがない。
藤丸:楽しそうに話すね
巌窟王:……楽しい?だと?
はじめに嘆きと涙、つぎに苦悶と苦悩ありき
やがて彼は強欲と称されるべき大願へと辿り着いた
成し遂げられることはなかったが
それは世界で最も高潔な復讐劇ではあったろう
それを指して……楽しげ……とはな
だが否定はすまい、オレはおよそ善性のすべてを捨てた
確かにおまえの言う通りかもしれん
何であれ……ある種の敬意さえ抱いているのだオレは
裁きの間にジャンヌと天草がいた。
ジャンヌ:怒りは藁にともった灯が如くして
きっと煌々と燃え盛ってしまう
けれど……憤怒を胸に秘めたとしても……
同時に、赦しと救いを想うことだって叶うはずです
なぜなら……あなたも一度はそれを経験したはずでしょう?
巌窟王:オレは違う!
我が恩讐を語るな、女!
オレはモンテ・クリスト
人類史に刻まれた悪鬼の陰影、永久の復讐者である
藤丸の自室に戻った。
ジャンヌが語ってた。
シャトーディフの復讐鬼。
真名をエドモン・ダンテス。
地の復讐に耽りながら、彼は自らをこう名乗りました……モンテ・クリスト
それは復讐の為だけに生み出された悪魔の名。
また塔に切り替わった。
天草:この世の地獄を知るものならば
真に尊きものが何であるかも同時に知ったはず
魔術王の策謀にも貴方は乗らなかった……ならば
巌窟王:オレは世界を救う手伝いなぞをした覚えはないぞ?
さあ往くぞマスター
おまえとオレは最早一心同体だ
あらゆる救いを断たれたシャトーディフにおいて
しかして希望し、生還を真に望むモノは!
導かれねばならないのだよ!
おまえを!導けるのは!このオレだけだ!
ワイバーンエビル(術)3体
ワイバーンオリジン(馬)
ワイバーンオリジンは無敵1回1Tを使う
天草四郎(秤)
ジャンヌ(秤)
ジャンヌはスタン1Tを使う
天草:復讐は人の手に余るのです
予言でも預言でもなく、私はあなたにこう言おう
その黒炎はあなた自身をいつか滅ぼすだろう、と
巌窟王:オレが永久の復讐者である事実は主さえ書き換える事は叶わぬ
それを知ってなお言うか?
ジャンヌ:……永久の者などありません
それが悪しくものであればなおのこと
巌窟王:甘いな、甘い、なんという甘さだ
その甘さゆえに、おまえたちはこの塔で
憤怒や強欲の化身なぞ押しつけられたのだと知れ!
ルーターが真に正しく現界していたならば、こうもたやすく……
いいや言うまい、別の地獄で会おう
憤怒を抱くことなく許したもう聖女
悪たる世界に立ち向かわんとした強欲の聖者よ
……さらば
ジャンヌ、天草は退去した。
藤丸:彼らを本当に倒すべきだったの?
巌窟王:さあな?
連中が戦う目的はオレだった
連中の目論見が果たされた時、おまえはどうなる?
救われたかもしれん
ただただ、ここに囚われ続けただけかもしれん
どうあれ、おまえはオレをしんじる他あるまいよ
呼符
第七の扉・巌窟王
サポートはNPC巌窟王のみ
誰かが巌窟王を語ってた。
モンテクリストであることを捨てた彼の名は、エドモンダンテス。
凄絶の復讐鬼となりはてるも、愛を取り戻した男。
復讐を捨てて旅立つ彼の隣には
彼を愛する異国の姫の姿があった。
けれど、今の彼は……。
気づくとマシュとフォウが藤丸の自室にいた。
先輩は明日にも目を覚ましてくれると待ってた。
また牢に戻った。
巌窟王がメルセデスがいないのを訝しがってた。
裁きの間の準備が整ったらしい。
藤丸は巌窟王が監獄塔に詳しいのを訝しがった。
巌窟王:オレの在り方ゆえだ
ここは本来のシャトーディフとも幾らか異なるが
むしろ在り方はオレに近づいている
消えぬ怨念が伝説の監獄塔をねじ曲げている
裁きの間に誰もいなかった。
藤丸:準備が整ったって言ってなかった?
巌窟王:ひとつ昔話をしてやろう、暇つぶしだ
ある男が罠に落とされた。
シャトーディフに囚われ、14年。
監獄塔から生還した男は復讐鬼となった。
男は復讐に耽ったが、最後の1人を見逃した。
自らの悪を捨てたのだという者もいる。
最後の最後に善性を取り戻したのだと。
……愛を得たのだと。
藤丸:……何をそんなに怒っているの?
巌窟王:男は復讐鬼たる自身を愛し続けた寵姫とともに
どこへなりとも消え失せた
藤丸:その話、確か、どこかで
巌窟王:……だろうな、たちの悪い小説家目の所行で
遍く世に広まった話ではある
男は人類史へと刻まれた
英霊と化した男の魂は、魔術の王が焼却せんとする頃になって……
メルセデス:……エクストラクラス
ひどく特異なサーヴァントとして現界した
それがあなたですね、アヴェンジャー
私自身のことは何も思い出せませんでした、でも
分かるんです、どうしてか、あなたのことは分かるの
藤丸:まさか第7の……
メルセデス:私は未だ分からない……
私がなぜ、ここにいるのか……
でも力を貸してくれるモノたちが在る
死霊:……チカラ、ヲ、カソウ……オンナ……
……ワレラ、英霊タリエヌ死霊ナレドモ……
……貴女ヲ、片時モ、ワスレタコトハ、ナイ……
テラーゴースト(殺)5体
エンシェントゴースト(殺)
恩讐知る魂の群(殺)
恩讐は無敵1T&クリ威力アップ4Tを使う
藤丸の自室にメルセデスがいた。
曰く、私は本来の第7の支配者。
何らかの理由で記憶が失われた。
彼の言葉は欺瞞に充ちているけど、
あの一言だけは胸に残っている。
……待て、しかして希望せよ。
また塔に戻った。
巌窟王:届かなかったぞ、女
おまえの刃はあまりに優しすぎた
メルセデス:私は決して本当のメルセデスではないけど……
あなたの道にも光りがある事を祈ります
アヴェンジャー……いえ、エドモンダンテス
メルセデスは退去した。
巌窟王:それは無辜の罪で投獄された哀れな男の名!
そして恩讐の彼方にて、
奇跡とも呼ぶべき愛によって
救われた男の名であり……決してこのオレではない
……話は終わりだ
このシャトーディフも役目を終える
7つの裁きは破壊されるのだから
シャトーディフを脱獄したものはいない
そう、ただ1人を除いては
幾億の怨念を伴って再構成された此処も同じく
やはり、出られるのは1人のみ
藤丸:そんなことだろうと思ってはいたよ
巌窟王:残される1人は、当代のフィリア神父となる
オレはオレの好きにするさ
おまえを第2のフィリア神父としてオレは生きる
だがもしも……おまえが歩み続けると叫ぶならば
……オレを!殺せ!
傲慢の具現……第7の裁きの間の支配者を!
エドモンダンテス(讐)
巌窟王:気分は悪くない!
そうとも、オレは一度でも味わってみたかった……!
かつてのオレを導いた、ただひとり
敬虔なるファリア神父……あなたのように
藤丸:エドモンダンテス……
巌窟王:その名で呼ぶのか、おまえも、オレを
認めよう、おまえはオレを殺してくれた
おまえはオレに勝利を導いた……
復讐者として人理に刻まれながらもオレは……
最後には救われたエドモンだったがゆえに……
復讐を成し遂げられず
勝利の味を終に知らぬままの巌窟王を持て余し続けた
勝利なき復讐者であるままのオレに
おまえは導き手としての役割と勝利を与えたのだ
オレたちの勝ちだ
魔術の王とて全能ではないということだ
藤丸:やっぱり、これはソロモンの……?
巌窟王:莫迦め、魔術の王と口にするのはいいが
その真名をおいそれと口にするな
その名は呪いそのもの
言の葉に乗せれば呪詛の1つもかけられる
ロンドンであの男と視線が合っただろう?
邪視というヤツでな
その時に致死の毒は盛られていたのだよ
あの時おまえは見逃されたのではない
もう終わるものと見捨てられたのだよ
だが……はは、ははは!
結果はこの通りだ
残念だったな魔術の王よ
オレなんぞを選ぶからだバカ者め
魂の牢獄から解き放たれて……おまえは
いつの日にか世界を救うだろう
藤丸:……キミは永遠に消えるの?
巌窟王:……再会を望むか、アヴェンジャーたるオレに?
ならばオレはこう言うしかあるまいな
……待て、しかして希望せよと
藤丸は自室で目覚めた。
マシュ、フォウ、ロマニがいた。
ロマニ曰く自力で回復したらしい。
マシュ:先輩、おはようございます
……無事に戻って来てくれましたね、良かった……
藤丸:ただいま、マシュ
マシュ:はい……おかえりなさい、先輩
伝承結晶
虚ろの扉・七罪来たりて
7waveの敵を倒すだけ
本編のサーヴァントが総攻撃
スケルトン(剣)2体
嫉妬の具現(殺)ファントム
ファントムは全体Quickダウン5Tを使う
ホワイトキメラ(狂)
色欲の具現(剣)フェルグス
デーモン(殺)
デーモン(馬)
怠惰の具現(術)ジル
フランス兵(剣)
憤怒なき聖女(秤)ジャンヌ
聖女に仕えし騎士(剣)ジル
ジルは全敵チャージプラスを使う
プロトホムンクルス(槍)2体
暴食の具現(狂)カリギュラ
カリギュラは自身にクリ率アップ4T
攻撃アップ2T&防御アップ3Tを使う
天草四郎(秤)
ジャンヌ(秤)
天草は自身にチャージアップを使う
ジャンヌは自身にクリ率アップ2Tを使う
エドモンダンテス(讐)
エドモンは自身に弱体解除を使う
呼符3枚

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