葬送のフリーレン第4話「魂の眠る地」は
前半は海岸の掃除をする依頼。
後半はアイゼンの依頼を受けるエピソード。
原作第1巻第6話と第7話。
難破船が流れ着く浜で、船の残骸が大量。
報酬はフランメの著書。
フランメの著書は偽物ばかり。
でもフリーレンは引き受けた。
これは自分のためらしい。
3ヶ月も滞在してた。
フェルンは毎日、寝坊したフリーレンを起こしてた。
着替えさせて、髪を梳かしたり、顔を拭いてた。
海岸の清掃は物を浮かす魔法でやってた。
フリーレンの面倒を見て、お母さんみたいとフェルンは愚痴ってた。
フリーレンの寝坊はヒンメルたちとの旅でもしょっちょうだった。
ハイターが舌打ちしたことがある。
フェルン:それ、普通にブチ切れてますよ
清掃が終わると新年になる。
この村には日の出を見る文化がある。
透き通った海岸に日が当たってキレイらしい。
ヒンメルと来たときは寝坊して見れなかった。
宿の主人は今回は是非とも見るよう勧めてた。
以降は清掃作業のダイジェスト。
原作とほぼ同じシーンだった。
海賊の死体を見つけたり。
宝箱からわかめを拾ったり。
原作でこのコマ、ちっさくてフェルンの表情はわからない。
アニメだと笑顔だった。
清掃は新年祭の日の出の前日に間に合った。
フリーレンが起きれるとはフェルンには思えなかった。
フリーレンは徹夜するつもりだった。
ヒンメルたちと一緒に日の出を見れなかった回想になった。
ヒンメルはフリーレンにも見てほしかった。
ヒンメル:ハイターなんてショックのあまり寝込んでしまったぞ
アイゼン:飲みすぎでダウンしてるだけだぞ
フリーレン:ただの日の出でしょ
楽しめるとは思えないけど
ヒンメル:いいや楽しめるね
フリーレン:どうして?
ヒンメル:君はそういうやつだからだ
これはフリーレンの夢だった。
フェルンが起きるとフリーレンが寝てた。
慌ててフリーレンを起こした。
フリーレンには日の出は綺麗でも早起きして見るほどでもなかった。
フェルンはとても綺麗と微笑んだ。
フリーレン:そうかな、ただの日の出だよ
フェルン:でもフリーレン様、少し楽しそうです
フリーレン:それはフェルンが笑っていたから……
……私1人じゃこの日の出は見れなかったな
フェルン:1人じゃ起きられませんからね
後半はアイゼンとの再会。
アイゼンの家族の墓参りをしてた回想から。
墓の形が原作と違ってた。
原作は土を盛って石を置いてた。
アニメだと円盤状の石に丸い石を置いてた。
改変の理由はわからない……。
ハイターは人は死んだら天国へ行くと祈った。
アイゼンは無に還るだけと興味なさげだった。
フリーレン曰わく数千年前は無に還るって考えが主流だった。
今の人類の魔法では死後の魂を観測できない。
ハイターは実在するか、どっちでもよかった。
天国があった方が都合がいい。
必死に生きた人の行き着く先が無でいいはずがない。
だったら天国で贅沢三昧してると思った方がいい。
回想後、フリーレンとフェルンがアイゼンに会いに来た。
弟子を取ったフリーレンにアイゼンは驚いてた。
アイゼンは大魔法使いフランメの手記捜しを手伝うよう頼んだ。
本物の手記がフォル盆地のどこかにある。
ハイターが聖都の記録から突き止めたらしい。
昔、フリーレンはフォル盆地に来たことがあった。
アイゼン:昔ってどれだけ前なんだ……
フェルン:原始時代でしょうか……
フリーレンには心当たりがあった。
まずは大きな樹を探す。
効率よく探すことになった。
フェルンが怒ると怖いから。
お前は変わったとアイゼンは評した。
人の時間を気にするやつじゃなかったと。
ここからはダイジェスト。
原作にないシーンが追加されてた。
湖を低空飛翔して探したり。
大きな樹と思ったら枯れ木だったり。
フェルンが飛翔魔法で遠くにある大樹を見つけた。
フリーレン:なんでフランメの手記を探すことにしたの?
アイゼン:お前とヒンメルが可哀想だと思ったんだ
30年前のあの日、お前はヒンメルを知っておけばと口にした
あの言葉はヒンメルに直接伝えてやるべきものだ
フランメの手記には死者と対話した記録があるとされている
大樹は結界に守られていた。
フリーレンの脳裏にフランメの記憶がよぎった。
フランメが苗木を植えてた。
曰わく、お前はいつか過ちを犯す。
人を知りたいと思うようになる。
そのときはここへ帰って来い。
フリーレンが手をかざして結界を解いた。
フランメの手記が祠に浮かんでた。
フェルン:これがフランメの手記……本物なのでしょうか
フリーレン:本物だよ
フェルン:なぜわかるのです?
アイゼン:フリーレンはフランメの一番弟子だ
フリーレン:フランメって魔法史に出てくる大昔の英雄ですよね
本当に原始時代から生きてるんじゃ……
手記曰わく、北の地オレオールでかつての戦友の魂と対話した。
この発見は魂の研究を飛躍させるだろう。
アイゼン:天国はある……その方が都合がいいだろう?
フリーレン:そうだね、たまには信じてみるか
オレオールとは大陸北部エンデ……魔王城があった場所だった。
アイゼン:オレオールを探してヒンメルと対話するんだ
俺を手伝ってくれるんだろう?
フリーレン:悪知恵をつけたね
アイゼン:ハイターのおかげだな
フリーレンたちは馬車の荷台に乗ってた。
フリーレンは疲れて寝てた。
アイゼンはフェルンに、そいつはよい師匠か聞いた。
フェルンにはわからなかった。
そもそもハイターとの約束を果たして弟子にしただけ。
でも旅を初めて誕生日プレゼントをくれるようになった。
アイゼンの脳裏にエーラ流星群を見た記憶がよぎった。
アイゼン:弟子を取ったりはしないのか?
フリーレン:教えてももすぐ死んじゃうでしょ
アイゼン:人との関係はそういうものじゃない
フリーレン:そういうものだよ
みんなとの冒険も私の人生の百分の一にも満たない
回想が終わってアイゼンは呟いた。
アイゼン:そいついはいい師匠だよ
フェルン:そうですね
アイゼンは同行しなかった。
足手まといだから。
エンデまで勇者一行は10年かかった。
ヒンメル様たちが魔王城を目指したのと同じ道のりになるとフェルンは察した。
たった10年の冒険だよとフリーレンは何気に答えたという引き。
にほんブログ村
Tweet
ショートリンク