アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

ガンダムUC第7話の感想

投稿日:2014年5月20日 更新日:

ガンダムUCがやっと第7話で完結。
PSNのレンタルで視聴。
当初第6話で完結するはずが、伸びたんだよね。
第6話は去年の3月に視聴したけど、かなり内容を忘れていたのであらすじと感想を読み返してから視聴した。



ガンダムUC第7話のあらすじ

アナハイム社は箱を突き止めて回収しようとしていた。
一方、袖付きと連邦との戦いは続いていた。

戦いの最中、バナージはユニコーンガンダムに搭乗し、リディはバンシィに搭乗し、戦っていた。
リディはニュータイプへの個人的憎しみからバナージを襲っていたが、バンシィのサイコフレームがリディに反応していることから、バナージはリディもニュータイプだったと気づいて指摘する。
しかしリディは自分もニュータイプだったとは受け入れがたく、バナージに敵対し続ける。

そこへマリーダがクシャトリヤに乗って現れ、バンシィとの戦いを引き受ける。
バナージはメガラニカに向かうが、そこへアンジェロが妨害に現れる。
アンジェロはユニコーンガンダムのサイコミュを封じるべく、サイコジャマーを射出。
ユニコーンガンダムは動きを封じられる。

ユニコーンガンダムの去就が不明となったネェル・アーガマ艦内では、ミネバやマリーダがリディの暴走を抑えてバナージ救出に向かわせるべく、思念を送っていたが、リディはその思念を幻覚だと否定。
それでも2人は思念を送り続けるが、リディはその思念を否定してクシャトリヤごとマリーダを射殺。
そのときマリーダの思念がリディやバナージ、ミネバやジンネマンの脳内へ流れ込む。
そしてマリーダはそれぞれに別れの言葉を告げ、消滅した。

感応力が強いバナージはマリーダの思念に苦しみ、サイコミュが暴走し、アンジェロの精神を追い詰める。
アンジェロはフル・フロンタルの幻覚を見て、フル・フロンタルの差し出す手を胸に抱く。
しかしそれは自らの胸を貫くことになってしまい、アンジェロのローゼンズールは大破する。

リディは突如として自分がしたことの意味を悟り、バナージに自分を撃つよう思念を送る。
しかしバナージは撃たずにマリーダの死を悲しむだけだった。

ミネバはユニコーンガンダムに乗り、ラプラスの箱を回収すべくメガラニカに乗り込む。
そこには宇宙世紀の幕開けに作られた憲章の碑文があり、その碑文には既知の憲章には載っていない「新人類を優先的に政府に参加させる」という条文があった。
ラプラスの箱とは、この碑文を納めた箱のことだった。

連邦はこの条文を密かに消去し、世界に公開していた。
ジオン公国が起こした1年戦争は、この条文の存在を消去したことが発端だった。
条文の消去が戦争を起こしたことから、連邦はオリジナルの碑文の存在を隠し続けるしかなかった。
ビスト財団はオリジナルの石碑を守り続け、連邦との取引に利用していた。

ユニコーンガンダムとラプラスの箱とは、真のニュータイプの感応波をふるい分ける為のシステムだった。
バナージの父カーディアス・ビストは真のニュータイプにオリジナルの碑文を託すために、このようなシステムを作ったという。

100年前のビスト財団創始者のサイアム・ビストは生命時装置により存命だったが、箱をバナージとミネバに託すと言う。
バナージ達は碑文を全世界へ公開することを希望し、それを予見していたサイアムは財団の用意した通信網で公開を手筈を整えるよう指示を下す。
そこへ潜伏していたフル・フロンタルが現れ、スペースノイドの為に箱の秘密を秘密のままにしておくことを要求。
サイアムはフル・フロンタルの主張を認めるものの、バナージ達に託すことを決断。
フル・フロンタルは銃を取り出し、サイアム達を襲おうとするが迎撃システムにより逃走。

フル・フロンタルはシナンジュ(ネオ・ジオング)に搭乗し、バナージはユニコーンガンダムに搭乗し、2人は戦う。
またリディが乗るバンシィもその戦いに加わり、更にロンド・ベル一行も参戦。
戦いの最中に2人は、精神感応が見せる宇宙世紀の歴史を幻視する。
フル・フロンタルは宇宙の時の果てをバナージに見せ、人に過分の期待を持つべきでないと主張するが、そのときフル・フロンタルの周りに本物のシャアとララァを思わせる幻影が現れ、フル・フロンタルは急に考えを改めてバナージに箱を託すことにし、そのまま戦死する。

ビスト財団は連邦との共犯関係であり、箱の去就を伺ってたものの、フル・フロンタルの敗北を知り、箱の秘密を葬るべくコロニーレーザーでメガラニカごと消滅させようとした。
そのときアルベルトがリディが宙域にいることを訴えたが、すでにレーザーの射出機構は作動済みであとからは停止できず、メガラニカはそのレーザーの直撃を受ける。
しかし、バナージとリディはサイコフレームを開放してレーザーからメガラニカを守り、それぞれのモビルスーツは半壊したものの、2人もメガラニカも生き延びる。

ミネバは碑文のことを世界に公開すべく演説を始める。
それを見届けたサイアムは、息を引き取る。
アナハイム社のマーサは箱について連邦に逮捕される。
アンジェロはフル・フロンタルのコクピットを発見するが、フル・フロンタルの死に気づいて絶望する。
バナージが乗るユニコーンガンダムは暴走して飛び続けるが、リディがそれを追い、意識を取り戻したバナージと共に帰還する。


ここから感想

リディがバンシィに乗った動機ってどんなだっけ?
あらすじに書いてなかったので、覚えてない……。

リディはマリーダを救出する為にバンシィに乗ったのに、マリーダの思念を否定しようとするのはよくわからない。
まあマリーダ救出はバンシィに乗るための大義名分に過ぎなかったのかもしれないけど。
なぜそこまでニュータイプを否定したいのか、よくわからないんだよね。
小説版を読めばわかるのかねえ。

ミネバとマリーダ、バナージの思念に説得されるのかと思ったリディが、結果はミネバに拒否されたときの記憶が蘇ってマリーダを撃つのは意外だった。
マリーダには死亡フラグが立ちまくってたけど、それはこの場面の緊張感を高める演出かと思ってた。
マリーダを射殺した直後にリディがニュータイプの感応力を認めるのも不思議。

ロンド・ベルがバナージに「俺達がケツを支えているってことを忘れるな」と念押ししたのは、バナージが自己犠牲的に暴走することを不安視してたのかな。
またミネバも「必ず戻ってきて」と念押しするのも、同じ意図に思える。

ラプラスの箱がオリジナルの碑文にすぎなかったのは、ちょっと面白くない。
碑文の条文を消去したことが戦争の発端となったことも、何か納得行かない。
このネタを数年引っ張ってたのかと。
一度に7話を続けて見れば、別に納得行かないことは無いのかもしれない。
待った時間が長い分、どうしても何か大掛かりな物を期待してたんだよね。

シナンジュとユニコーンガンダムとの最後の戦いは精神戦って感じで期待してたのとはちょっと違った。
最後に急にフル・フロンタルの気が変わるのは、どういう理由なのかよくわからない。
フル・フロンタルについて調べると、シャアの残留思念がフル・フロンタルに取り憑いたとか。
その思念がフル・フロンタルから消滅したので、素のフル・フロンタルに戻ったのかねえ。
そのことがネオ・ジオング崩壊の引き金となった理由もよくわからない。

マーサは連邦に捕まったけど、リディのオヤジはレーザーの射出を命じたのに、何の罪にも問われないの?
大量虐殺だよねあれは。
殺されたのはもっぱら袖付き側だったので、戦闘行為ってことになるのかねえ。
それでもメガラニカも狙われたのだし、殺人未遂が成立しそうではある。

そもそもアルベルトがもっと早くにリディのことを教えていれば、ローナンもレーザー発射を思いとどまっただろうに。
なぜレーザー機構の作動後に言い出したのか。

マーサがアルベルトに「箱の魔力は失われた」と言われてあっさり引き下がるのも、よくわからない。
アルベルトに労うように肩に手を置いて立ち去るのも、どういう心情なのかわからない。
調べたら、近親相姦関係らしいね。
伯母と甥という関係だけど。
このシーンの直前ではマーサが、活動家の主張を誰が理解できるのかとか、政府が認めなければ問題ないとか言ってたけど、アナハイムにとっても箱の秘密は重要だったわけだよね。
それがアルベルトの一言であっさり諦めがつくのかねえ。
2人はアンチビスト財団で組んでたわけだよね。
でもビスト財団の権力の後ろ盾だった箱の秘密は公開されたので、ビスト財団の権力も失われた。
つまり箱の魔力は失われたとは、ビスト財団の権力も失われたことと同義。
ビスト財団が落ちぶれるのと引き換えにアナハイムが落ちぶれても、本望ってこと?

最後にユニコーンガンダムがどこかへ飛び去るけど、始めは消滅したのかと思ったので泣きそうになったけど、実は意識を失って暴走していただけで、「何だ……」と醒めたw

まあすっきりしなかったので、そのうち小説版を読んでみようと思う。


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