一度きりの大泉の話 萩尾望都
再生(仮) 緒方恵美

ヘルシング第1巻の感想

ドリフターズが面白いので同じ作者の前作のヘルシングを読んでみた。
連載当時話題だったけど、吸血鬼狩りの話と聞いてあまり興味が持てなかった。
楽天koboでクーポンが届いたのも理由。
10巻で完結して無駄に引き延ばしてないのも好感。

内容は、20世紀イギリスが舞台で吸血鬼狩りをする特務機関「ヘルシング」の話。
ヘルシングは「真祖」の吸血鬼アーカードを吸血鬼狩りに使役してる。
なぜ真祖が人間に与しているかは第1巻では不明。

ヴァチカンの吸血鬼狩りとアーカードの戦いの結果、
アーカードの驚異的な回復力を見てヴァチカンが撤退するまでのエピソード。

第1話「VAMPIRE HUNTER」はアーカードが吸血鬼とグールを抹殺する話と、
事態収拾に向かった婦警がアーカードに吸血鬼にされてしまう話。
グール共はその発端の吸血鬼を殺すと全滅するというありがちな設定。
ただし血を吸う相手が童貞か処女だと同じ眷族になるという設定もある。
アーカードも敵も吸血鬼なのでいくら銃弾を食らっても死なない。
そこでアーカードは聖別された銀の十字架から銃弾を作り、親玉を射殺。
人質となってた婦警ごと撃ったので、婦警は瀕死。
それでアーカードに血を吸われて眷族になってた。
アーカードは婦警に「処女か?」と聞いてたけど、
非処女だったらどうする気だったんだろう。

第2話「MASTER OF MONSTER」はヘルシングのリーダーの女インテグラの回想。
父が死んでヘルシングを引き継いだけど、
叔父がその地位を狙ってインテグラは暗殺されそうになる。
地下に放置されてたアーカードの骸にインテグラの血がかかる事で、アーカードは目覚めた。
なぜ真祖アーカードをヘルシング当主が隠してたのかは不明。
第6話では一族が100年かけて作り上げたと言ってた。

第3話「MURDER CLUB」は男女の吸血鬼がなぜか次々に民家を襲撃して皆殺しにしてる話で、アーカードと元婦警が2人を始末。
この2人はカップルだったけど、グール化してないので血を吸われた時点では童貞・処女だったはず。
男女は「(13家族殺すと)もっと強くして貰える」「永遠に生きられる」と言ってた。
後のアーカードの発言から吸血鬼が真祖の血を飲むと本当の不死になれるので、
この男女を吸血鬼にしたのはアーカードと同じ真祖のはず。
ここでインテグラは、何者かが無差別に吸血鬼に血を吸われたグールを増やしていると推測していた。
第1巻での情報からは、ヴァチカンが暗躍してるとしか思えない。

第4話「SWORD DANCER」①~第6話「SWORD DANCER」③がヴァチカンの刺客アンデルセンとの戦い。
ヴァチカンはカトリックでヘルシング(イギリス)はプロテスタントで対立してる。
ヴァチカンはアイルランドを支配下にしたいのか、
アイルランドで発生したグール狩りに乗じてアーカード達ヘルシングを襲撃。
アンデルセンの剣は特殊な魔術を施しているようで、
吸血鬼がそれで切られると肉体の再生が困難になるらしい。
アンデルセンはアーカードの首を切って殺すけど、アーカードはそれでも生きていた。
アーカードは体に蝙蝠のような物が集まって肉体を完全再生していた。
これを見てアンデルセンは「今の装備では殺しきれない」と逃走。
アンデルセンはアーカードが真祖だとは知らなかったようで、
手持ちの装備は普通の吸血鬼狩り用の武器のみだったみたい。
これがハッタリでないなら、ヴァチカンは真祖を殺せる装備を持ってる。
あと、アーカードは瀕死の婦警に「自分の血を飲んで本当の不死になれ」と言ってたけど、婦警は飲まなかったらしい。
それをアーカードは「バカな奴」と怒ってた様子。

巻末はヘルシングの元になった読み切りマンガ「CROSS FIRE」。
二重人格のシスターがテロリストを抹殺するけど、
テロリストはガチのイスラム教徒だったので、そっち方面の抗議は無かったのかなw
まあ日本のマンガなんかムスリムは関心ないか。
二重人格の暗殺者なんてブギーポップや空の境界を思わせるけど、
これ以前に類似のキャラはいたのかはわからない。
検索してみたけど見つからなかった。
案外これが元ネタかもしれない。

HELLSING(1) (ヤングキングコミックス)

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