ヒストリエ第7巻

ヒストリエ第7巻も読了。
内容は、アレクサンドロスの二重人格の由来と、マケドニア将棋、ペウケタスのエピソードの主に3つ。

ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)
オリュンピアスがアレクサンドロスを洗脳して第二人格ヘファイスティオンを作ったという設定になってるけど、さすがにこんなやり方で二重人格にはならないだろと思う。
二重人格の由来は謎のままでも問題ないと思うのだけど。
アレクサンドロスの子供時代、オリュンピアスが部下の将軍との情事中にアレクサンドロスに現場を見られ、とっさに「助けて!」と口走ったことでアレクサンドロスは情事の相手を殺そうとする。
でも子どもなのであっさり負けてる。
その相手は不倫を隠すために王を殺そうと言い出す。
しかし背後からオリュンピアスに斬られて死んでる。
王位を簒奪するにしても、こんな風に自分が思っていることを口にするかなあと思う。
読者への説明なら内話で足りるし。
この巻ではまた人体切断グロシーンがある。
オリュンピアスは情事の証拠隠滅として男を一刀で斬首しているけど、日本刀じゃあるまいし、こんな簡単に切れるかなと思う。
それと将軍との情事なんて、周囲の者も薄々わかっているだろうに、将軍が寝込みを襲ってきたなんて話が通用するのかな。
まあ情事の証拠も無いのだけど。
ペウケタスという土地の若者がアレクサンドロスの友人を助けた縁で、アリストテレスの学校への入学を特別に許されている。
調べてもペウケタスの出自はわからないから、これも創作だろうね。
でもペウケタスはアレクサンドロスが敵に囲まれた際に、身を投じてアレクサンドロスを守ったということなので、相応の恩義を持つエピソードはあって当然。
貴族でもない土地の若者に過ぎないのに、側近として抜擢されるのだから、そのようなエピソードとして十分だと思う。
マケドニア将棋なるものをエウメネスが考案しているけど、これは創作らしい。
王の命令で作ったらしいけど、その理由は諸国に将棋を流行らせて軍議に割く時間を削らせる、という裏の目的があるということになっている。
最後はマケドニアがビザンティオンへの侵略を始めたところで終わってる。
もう8巻も読んだのだけど、この時点ではビザンティオンを攻め落としたのかと思ってたな。

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