終末のイゼッタ第11話「フィーネ」は、ベルクマンが裏切るエピソードだった。
副題はどっちかというとベルクマンがふさわしいような。
アバンはミューラー卿が実家に伝わる伝承を語るモノローグ。
伝説の魔女はゾフィーという名だったらしい。
そしてゾフィーの魔石は捕縛の際に半分に割れていた。
今のゾフィーが持ってるのはその半分で、
ミューラー卿が持ってるのは残り半分だった。
魔石は魔女の寿命と引き替えに力を行使できる呪具だった。
だから今まで魔石の存在を隠してたんでしょうね。
第10話ゾフィーが消耗してたのも同様の理由だと納得。
ゲール側はエイルシュタットの旧王都を占拠。
魔女の間にゾフィーの像が祀られていた。
またゾフィーの墓を発見。
しかしベルクマン少佐は魔女捜索から外されていたのにここへ来ていた。
理由は実は適当な場所でベルクマンを処刑する為だった。
ゲールはフィーネの潜伏先を発見。
そこを急襲し、ベルクマンも同行。
これは指揮官が戦いの最中にベルクマンを殺すつもりだったようで、
意味ありげに腰のピストルを触ってた。
追い詰められたフィーネは指揮官に投降。
指揮官は1人ずつエイルシュタット兵を殺して投降を要求してた。
指揮官はフィーネが投降しても地下壕を焼き払うと宣言。
そこでイゼッタが現れ、ゲール兵を一掃。
魔石の力は絶大でゲール兵の銃弾を全て払ってた。
形勢逆転となり、ベルクマンも指揮官も逃げるものの、追い詰められてしまう。
ベルクマンは自分の抹殺命令が出ていると聞き出し、指揮官を射殺。
そしてエイルシュタットに投降した。
ベルクマンが言うには、エクセリウムの結晶塊を使ったミサイルがあり、
エイルシュタットに落ちるとの情報を伝えてた。
ベルクマンはゲールにはもう戻れず、
保身にはイゼッタに勝って貰わないといけないと。
それとゾフィーは活動限界があり、
2時間がやっとで、魔法の使い方次第ではそれ以下とも。
ベルクマンはミューラー卿に自分と似てると言ってたけど、
ベルクマンの我が身の安全しか頭に無い態度に怒って殴ってた。
国家への忠誠はないのかとも怒ってたけど、
別に今のゲールには忠誠を尽くす価値はないと思うのだよねえ。
仮にフィーネがゲールのように世界征服に乗り出しても、
フィーネに忠誠を持ち続けるんだろうか。
フィーネはイゼッタの命を削って戦い続ける事を拒み、降伏しようとしていた。
イゼッタは怒ってフィーネをビンタし、
今まで死んだ人達を無為にするのかと訴えた。
しかもフィーネと呼び捨てにしていた。
これでフィーネはイゼッタと魔石を主軸に抗戦を決意。
クローンとは言え伝説の魔女で、
ゾフィーの活動限界が勝敗の決め手らしい。
その夜、イゼッタがフィーネを連れて空を飛び、見晴らしの良い高台で月見していた。
これは昼間フィーネをぶったことを謝罪するのと、作戦を話す目的があった。
謝罪のシーンで自分をフィーネと呼び捨てするよう命じるのだけど、
何回もフィーネと連呼して、しかも顔真っ赤だし、なかなか百合百合しいシーンだったw
そこでイゼッタの秘策を語ってたけど、
具体的な台詞はなく、耳打ちするその後ろ姿だけだった。
フィーネにしか話せない内容って事で、
しかもフィーネが反対しない事。
味方を騙して何かをするって事だよねえ……。
正攻法で戦うと思わせて奇襲するのかな。
時間が長引けばエイルシュタットの損害も増えるのだし。
なるべく味方の被害を少なくするには、
奇襲で短期決戦くらいしか思いつかなかった。
ラストはベルクマンを連れて検問に差し掛かり、
ゲールの憲兵がいきなりミューラー卿の手帳を破り捨て、
ベルクマンが裏切ったことを目の前で責めていた。
誰だっけ?と……。
前に特注の戦闘機に乗ってたパイロットかな。
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