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アニメ視聴記 あらすじと感想

終末のイゼッタ第12話「イゼッタ」魔女の消滅エンド

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終末のイゼッタ第12話「イゼッタ」は、何とイゼッタが自爆技でゾフィーに勝利する結末だった。

アバンはいきなりイゼッタとゾフィーが空中で対峙していた。
空中戦かと思ったら、地上から対空砲で2人がいる空域を砲撃。
ゾフィー諸共かと思ったけど、イゼッタのみを狙ってたらしい。
しかしイゼッタは盾のついた槍で身を守って無傷。

ミューラー側は車を急発進させて検問を突破。
しかしトラックで道を塞がれ、車を乗り捨てて徒歩で逃走。
ベルクマンはドサクサ紛れに一行から離脱。
でもパイロットのバスラーに追いつかれて銃殺されてた。
それはリッケルトが愛国故に死んだと蔑んだのがバスラーの怒りに触れたから。

イゼッタはミサイル基地に近づこうとするけど、
対空砲とゾフィーの迎撃で近づけなかった。
「ミサイルはゾフィーが起動する必要がある」というベルクマンの言葉を思い出し、
イゼッタはゾフィーをミサイルから遠ざける戦いを選んだ。
ゾフィーはミサイル起動の事を忘れ、イゼッタを追ってしまう。
しかしミサイルは予備のクローンが起動していた。

ミューラー卿は囮になり、フィーネ達を逃がした。
しかし逃げた先に若い兵がいて、それがヨハンそっくり。
兵に気付かれる前に撃てたのに撃たず、
逆に兵に撃たれて死んでしまった。
何か甘い男だなあ……と。
ベルクマンに自分と同じと言われたのが影響してるのかな。
自国のヨハンはあっさり殺してたじゃんと。

首尾良くフィーネは会議の場に登場。
イゼッタが戦っていると主張し、ゲールのミサイルの脅しを制していた。
各国代表は、仮にゲールが倒れてもエイルシュタットが魔女を独占すると懸念していた。
フィーネは、イゼッタは地脈を全て吸い上げるので、魔女は地上から消えると主張。
仮に魔女の消滅がなくても、ゲールかエイルシュタットか選ぶなら、エイルシュタットじゃね?と思うのだけど。
現状ではフィーネは世界支配の野望なんてないのだし。
とは言え、それは視聴者視点だからわかるのだけど。

戦いの最中にゾフィが語るには、
マティアス王子こそが裏切りの中心人物だったと。
王子はゾフィの愛が多すぎて強大な力となりすぎた事を恐れていたらしい。
ただしこれは王妃が語ったことで、王子から直接聞いた訳ではない。
王妃が嘘をついている可能性もあるのに、信じるのかね……。

イゼッタVSゾフィーは、エッフェル塔のような鉄塔を粉々にし、上空から降らせたり、
魔力を無制限に使い放題な戦い方だった。
第11話ラストで聞けなかったイゼッタの台詞が回想として出ていた。
それは地脈の魔力を全て吸い上げてゾフィーにぶつけるというもの。
これを行えば地上から魔力が消滅してしまう。
ゾフィーの命も危うい。
本来ならフィーネには了承できない作戦だったけど、
それでもフィーネは泣きながらもその作戦を命じた。
自爆作戦とは予想外だった。
もっと悲愴感のない作戦と予想してた。

イゼッタは全ての大地から吸い上げた魔力をゾフィーにぶつけた。
その時、イゼッタがフィーネを呼びかける声が聞こえ、爆心地から光の柱が上がった。
フィーネはその光を見てイゼッタの死を悟り、号泣するだけだった。
このシーンは初見だと感動的だったのだけど、
Cパートの蛇足を考えると「まあ実は生きてるし」と冷ややかになってしまう。

エピローグはアトランタが参戦し、ゲールは敗北に至るダイジェスト。
負け戦の最中にオットー皇帝は自殺。
戦闘機のパイロットのバスラーは単独で出撃し、消息不明。
バスラーとリッケルトの愛国心はよくわからなかったな。
視聴者はいわば神様視点でゲール側を見れるから、
世界支配を企むゲールの皇帝への忠誠など無価値に思えるんだよね。
2人ともゲールによる世界支配を肯定してたのだから、どちらも感情移入しづらい。

最後はEDに被せてフィーネが郊外の村の民家へ。
そこには下半身不随のイゼッタが療養していた。
これは蛇足かな……。
はっきりとは映ってなかったけど、赤い髪はイゼッタくらいしかいない。
イゼッタも消息不明の方が良かった。
「後は視聴者の解釈に委ねる」系の締め方が好みなんで。

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