終末のイゼッタ第9話「ゼルン回廊、燃ゆ」は、エイルシュタットが敗北してしまうエピソード。
不穏な副題通りだった。
アバンは帝国のレジスタンスが輸送列車を止めて襲撃。
列車には砲台を乗せた装甲車両も連結され、、レジスタンス側は手詰まりと思いきや、
そこにイゼッタが空から槍を降らせて列車の装甲車両を破壊。
で、このシーンは新聞の取材班が同行していた。
それを報じられ、世界的に白い魔女として有名となっていた。
この辺は日常回って感じのほのぼのシーンだった。
ゲールはエイルシュタットへの侵攻について手詰まりだったらしい。
アバンの輸送列車についても、地脈の範囲だった。
それでエイルシュタット側は地脈の秘密がバレてないと判断。
一方、西のルーデン湖畔にゲールの軍隊が集まっていた。
西にも地脈があり、これもゲール側は地脈を理解してないと思われた。
ゲールは対イゼッタ兵器を多数用意していた。
それは戦車に対空砲を乗せたような兵器だった。
作戦会議の場でミューラー卿は1人、含みがあるような意味ありげに俯いていた。
このミューラー卿が裏切ってるのかなって印象だった。
前にヨハンって若い兵士を射殺したのもこいつだったはず。
でも、それなら地脈の場所はゲールにバレてるはずなんだよね。
ミューラー自身も地下には入れないので、
地脈の具体的な場所を把握するのはゲールのスパイにやらせたのかねえ。
とにかく、ゲールは魔女の弱点は地脈だと知ってはいた様子なんだよね。
確信が無かったので、スパイを送ったと。
イゼッタ側は、ゲールへの対抗として魚雷を誘導する作戦を実行する手筈だった。
しかし実際のゲールの目的は東のゼルン回廊だった。
ゼルン回廊で魚雷の投擲を行った所、
ゾフィと名乗る魔女が魚雷を迎撃。
ゾフィは何と「白き魔女」をも名乗った。
ゾフィはイゼッタの先祖の細胞を増殖して作ったクローンだった。
作られた当初のゾフィは自我がなく、周囲に何も反応しなかった。
ところが、イゼッタの血液には唯一反応。
更に舞踏会の夜にイゼッタの血を直接啜った事で、自我が身についたらしい。
で、ゲール側の回想が終わると、後半はゾフィーVSイゼッタの空中戦。
個人的には魔女VS魔女ではなく、魔女VS近代兵器の方を見たかったな。
空中戦は地脈の切れ目でもないのにイゼッタが墜落してしまう。
その際、ゾフィーの赤い宝石が反応していたので、
宝石が魔力を吸い上げているんでしょうね。
イゼッタはゾフィーの鎖で拘束されてしまった。
ゾフィーは「この国に裏切られた痛み」と言ってた。
どうも伝説の魔女の記憶か魂がゾフィーに宿ってる感じ。
つまり、妃に地脈の秘密を敵国に売られ、
死んでしまったという伝承の異聞の方が正史だったとなる。
でもゲールがゾフィーに偽の記憶を植え付けただけかもしれない。
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