ジョジョの奇妙な冒険第4部第20話「山岸由花子はシンデレラに憧れる」は、
由花子が康一と付き合うきっかけとなるエピソードだけど、
この2人のエピソードはこれで終わりで、
その後どうなったかは原作でも描かれないまま。
今回はOPもEDもカットして1話にまとめてた。
山岸由花子が「シンデレラ」というエステ屋に入るきっかけが、
原作だとジョセフに教えられて関心を持ったという成り行きだけど、
アニメは偶々お店の看板を見つけただけ。
ジョセフをカットしたのはエピソードの順番を変えたからでしょうね。
原作だとシンデレラ編の前に「吉良吉影は静かに暮したい」が描かれていて、
ジョセフと仗助がボタンの手がかりを探している最中に由花子と話してるので。
このエステ屋から出てくる女をコメントでアンジェロ女とか言ってたw
あと「サクラ臭」「イモト臭」とかw
だからこそ由花子も不審感があったんだろうけど。
エステ屋に入る由花子を見つめていた金髪男(吉良吉影)はオリ要素。
持ってた袋は昼食用で、次回のエピソードと被ってますね。
辻彩のアルフォンスミュシャみたいな背景はオリ要素。
演出の意味はわからないけどw
シンデレラが顔のパーツを入れ替えるシーンはカット。
その直前で暗転するだけになってた。
康一が由花子を探すのは、原作だとジョセフに言われてだけど、
アニメだと煉瓦亭で偶然しょげた由花子を目撃してという理由。
アニメの康一は自発的な分すでに由花子が気になってるように見えるんで、
アニメの改変の方がらしい気はしますね。
2回目のエステ屋で辻彩が由花子の胸を揉むシーンのSEはおかしかったw
実は辻彩は敵か、由花子をハメようとしている詐欺師みたいに聞こえる。
康一がシンデレラのメイク後に由花子と再会した際、
原作だと由花子に後光みたいのが輝き続けるけど、
アニメだとそこまでのキラキラ感は無かった。
メイクをしても康一と上手くいかないので、
「あのエステ屋殺してやる」と独り言を言ってたけど
コメントではサイコパスとか言われてたw
そりゃいきなり殺すって発想だからねえ。
これはエステの効果が切れかけてたから岸部露伴と出会ってしまい、
口紅でエステの効果が戻ったから康一を押す事になるジョセフと出会った、
と解釈しているコメントがあって面白かった。
康一が由花子とちゅーしたと聞いて、
仗助が窓から落ちるのはオリ要素。
億泰のスタンドが仗助を引っ張ってたり細かいw
原作だと落ちそうになるけど自力で復帰する。
億泰が泣きながら「康一のやろーごとき」と言うのは原作通りw
おっさんの声で幼稚園児みたいに泣くのは笑ってしまうw
由花子のエステの効果がなくなってたのは、康一とキスした時点。
原作だとその時点で時間が30分経ってたと由花子が内心で語ってる。
アニメだとその台詞がカット。
辻彩は口紅を塗るよう念を押したのにと言ってるけど、
塗らなかったらどうなるか事前に何も説明してないので、
説明しない方も悪いとは思うのだけど、これは原作通りの展開。
由花子の衝動的直情的な性格から言って、
詳細な説明も聞かずに立ち去ったとも考えられるけどねえ……。
辻彩がシンデレラの本をずっと持ってるのはオリ要素。
シンデレラの話をする際に持ってたのは原作通り。
最後までずっと持ってた意味はわからない。
スタンドの名前にしてるくらいだし、
辻彩にとっては聖書的な思い入れがあるんだろうけど。
最後に自分の目を傷つけてとまで言った康一に免じて、
黙って魔法使いのルールを曲げたのは粋な計らいですよねえ。
2人は辻彩の考えを知らないのだから、
康一がホントに正しいパーツを選んだと思って、
それが更に2人の絆を確信させるだろうし。

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