第23話「女教皇」その1感想

残念なことに、今回もまた前回のダイジェストから始まってました。

女教皇は、アブドゥルが買った潜水艦でエジプトを目指す途上でスタンド使いに襲われるエピソード。
紅海を渡らない場合は、かなり大回りしないといけないので、これは当然の措置でしょう。

冒頭で潜水艦内から電話をかけてスージーQと話すシーンがあるんですが、
これはアニメオリジナルだと思います。
あとでジョセフが気絶し、承太郎がかわりに電話に出るシーンもオリジナルなはずです。
どうせ尺稼ぎならこういうシーンを入れて欲しいんですよね。
ここでのジョセフとスージーQの会話が、2人の最後の会話なはずです。
ネタバレですが、エジプト編でジョセフはディオに殺られてしまうので。
もちろん描いてないだけで裏では何度も電話しているのかもしれませんが。

ハイプリエステスの声は想像よりも若い感じでした。
原作では中年の女性というイメージだったんですが。
この声優が何と久川綾。
セーラーマーキュリーで有名な人ですね。
こんな声を出せるんだなあと驚きでした。

承太郎がひとり部屋に残り他のメンバーは隣の部屋に逃げるのですが、
その時の承太郎は皆を逃がすために自分がハイプリエステスが追ってこないよう牽制していたんだと思います。
アブドゥルは承太郎がひとりで戦うつもりと見て承太郎を諫めますが、
アブドゥルは勘違いしていると思います。

最後にジョセフがひとりで酸素ボンベを背負えないと承太郎に訴えるものの
「自分でやれ」と冷たくされるシーンもオリジナルだと思います。