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原作マンガ賭ケグルイ第5巻のあらすじと感想

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内容は、豆生田戦。
アニメの第10話~第11話分。

Contents

キラリのフリをしているリリカの帰宅

冒頭は本宅に呼ばれたキラリが通信器に囲まれた部屋に入室。
アニメでは分家の当主達と何か討論してたのだけど、
その経緯は原作でも描かれてなかった。
でも本当はリリカがキラリのフリをしていた。
または副生徒会長リリカがキラリのフリをしたのかもね。
原作でも2人の区別はつかない。

豆生田を公式戦に引っ張り出す

夢見弖のライブが終わり、蛇喰が破いたファンレターを見せて黒幕の存在を観客にアピール。
それは豆生田だった。
皇はチケットは正式の会員から買ったらしいけど
その会員が豆生田の息のかかった者と推測。

観客の騒ぎは収まらず、豆生田はやむを得ずステージに登った。
しかし時期生徒会会長候補が同じ生徒会役員を陥れる事はないと反論。
まあキラリが卒業したらそうなってたんだろうか……。

蛇喰はギャンブルで決めようと主張。
それが花王学園のルールだと。
豆生田は拒否したので、蛇喰は家畜の権利「公式戦」を要求。

皇は蛇喰が生徒会長と公式戦をやるつもりと思ってたので、肩透かしw
豆生田はギャンブル狂の蛇喰を計算に入れると公式戦を受諾。
どの道、公式戦を受けないなら生徒会を去るしかない。

チョイスポーカー

仮面の副会長がディーラーをやると申し出て、
2人の賭けは強い順か弱い順を選べるチョイスポーカーとなった。
それを選ぶ権利はレイズで勝った側に与えられる。

ベットとレイズのみ可能でコールやフォールドはないと明言してる。
しかも賭け金は上限無しだった。
よって、資金が多い方が必勝と言える。

蛇喰は1枚1000万円のチップを31枚要求。
内訳は元から持ってた1000万円と、債務整理大会で得た2億5000万円、そして夢見弖に勝って手に入れた5000万円。

豆生田は100枚要求。
この時点で豆生田はまだ資金に余裕があったらしい。
豆生田の方が圧倒的に有利だった。

初戦は蛇喰がブタで勝利

蛇喰はJとKを捨てた。
豆生田の10枚レイズに蛇喰が10枚レイズで計20枚。
結果は、蛇喰のAを含むブタが勝利。

レイズは1枚でも多いとチョイスの権利確定なので、
豆生田は蛇喰が10枚レイズする意味はなかったと思ってた。

豆生田がいきなり10枚レイズしたのは、蛇喰を揺さぶる為。
一方、蛇喰が資金力が上の豆生田を揺さぶっても意味がない。
これは「ギャンブルを楽しみたい」から賭けたんですね。

2戦目は豆生田がワンペアで勝利

2戦目の蛇喰は10のペアを捨てた。

豆生田はブタ狙いと判断し、いきなりフルオープンし、ワンペアと判明。

これを挑戦状と受け取った蛇喰は41枚全賭けしてしまう。
そんな蛇喰の性分を豆生田は読んでいた。
まんまと豆生田の手の内だった。

結果は蛇喰はブタだったので負け、全財産を失った。
ここでは皇が「なにやってんだよ蛇喰」と顔芸やってたw

資金がなくなった蛇喰は皇にも金を出させた。
それで100枚(10億円)のチップが手に入った。
皇はもう蛇喰に賭けるしかなかった。

最終戦もまたレイズ合戦

最終戦も蛇喰はQのペアを捨てた。
ブタ狙いの演出だった。
2戦目は本当にブタだったけど、それはストレート狙いの結果だったと豆生田は気付くべきだった。

恐らく蛇喰は初めからフルハウスになってたと思う。
それではスリルがないので、敢えてQのペアを捨てた。
それに強い手とバレると「弱い順」に変えられてしまう。
カードを1枚も交換しないと豆生田はそう判断する可能性が高い。

蛇喰は結局、手持ちの100枚を全賭けした。
豆生田は更に30枚レイズ。
ここからは皇がレイズ合戦を主導。
結果20億円賭けながらも、豆生田は更に100枚レイズして計30億円となった。

いくら会社社長令嬢の皇でも、もう資金はなかった。
資金のない蛇喰は皇の人生を賭けるよう要求。

ここで豆生田が人生を賭けるのは認めないと拒否。
ところが、副会長が皇の人生を100億円相当のレイズと認めた。
そして仮面を外し、キラリ本人だと明かした。
生徒会長の宣言には豆生田も逆らえなかった。
なので、豆生田も人生を賭けるハメになった。
豆生田の人生も100億相当のレイズと認められた。
と言うことは、豆生田の手持ち資金は30億円だった。

レイズ合戦は豆生田の勝ちで、豆生田は「王道」の強い順を宣言。

結果は蛇喰のスリーカードに豆生田のワンペアで蛇喰が勝利。

手持ち資金を失い、人生をも賭けた豆生田は生徒会をクビとキラリ直々に言い渡された。
どうもキラリはこうなると予見してた気がする。
蛇喰を利用し、豆生田の反意を炙り出すのが狙いだったんじゃ?

蛇喰は、ここで王道とは勝負を降りることだったと指摘。
勝てる手で確実に勝ち、あやふやな手は降りるのが王道だと。
もし、豆生田がそれをやってたら蛇喰に勝ちはなかった。
豆生田は皇を見くびってたので、人生を賭けた皇に対抗してしまった。
また蛇喰をただの「賭ケグルイ」と思い込んでいたのも敗因。
蛇喰は自分の性分を承知で、相手を勘違いさせたりするのに利用してるんだよね。

今まで一番面白い心理戦だった。

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