賭ケグルイ第11話「人生を賭ける女」は、豆生田が普段の自分ならしない賭けをしてしまうよう誘導され、自爆した結末だった。
アバンは再び生徒会長のシーンで、親族と無線で会議していたらしい。
それで生徒会長は「あなたがたはつまらない」と塩対応で会議を終わらせていた。
親族はこぞって怒っていた。
生徒会長はどうもそれでも平気な立場に見えた。
一族の中でかなりの権限を持ってそう。
OP後は、豆生田VS蛇喰の3戦目で最終戦だった。
双方とも2枚変えたものの、蛇喰はなんとQのペアを捨てた。
豆生田視点では、普通に考えてブタ狙いと思えた。
蛇喰は10枚レイズし、豆生田は20枚レイズ、更に蛇喰も20枚レイズし、豆生田は10枚レイズ。
これで計71枚。
それで蛇喰は29枚レイズし、これで全額を賭けた。
豆生田は財力を元に30枚レイズ。
ここで鈍い鈴井すら「豆生田が強気でレイズしまくるのは、強い手を持ってるから」と察していた。
でも実際の手は大して強い手ではなかった。
豆生田は蛇喰がブタだと勘違いしてたので、
自分の手を強いと錯覚していただけ。
本当の蛇喰は豆生田が自分をどう見ているか熟知していた。
そして賭ケグルイの女のフリをしていた。
蛇喰の代わりに皇は10枚レイズし、豆生田は10枚レイズと何度も応戦。
最終的に豆生田は100枚レイズし、皇にはもう資金が無かった。
それで蛇喰は何と「人生計画表」を賭けると言い出したw
しかも「全てを賭けましょう」と皇も巻き込んでいたw
アレなキャラなので思わず吹いたw
死ぬまで家畜という賭けに皇は腰が引けてしまい、蛇喰の本質を理解した。
蛇喰はギャンブルという楽しいことを友人に善意で勧めているだけだった。
及び腰の皇に蛇喰は手札を見せて「この手に賭けられないなら野心は諦めた方がいい」と煽っていた。
すると皇は急に態度を変えて、何と自分のつけ爪ごと生爪を剥がしていた。
そして「私の人生をレイズする」と宣言。
ここで蛇喰の股間がもじもじするアップになった。
やはり蛇喰はギャンブルに性的興奮を感じてますね。
しかし豆生田は人生を賭けるのは有り得ないと否定。
またそれを決めるのは生徒会長だと宣言。
これが却って墓穴となった。
蛇喰はディーラーに判断を仰いだ。
するとディーラーはレイズを認めてしまう。
豆生田は抗議するものの、ディーラーは仮面を取って素顔を見せた。
その正体は何と生徒会長だった。
副会長だと思ったのは間違いだった。
となると、実家で親族相手に討議してた方こそが副会長。
生徒会長は皇の人生に100億円の価値を認めた。
豆生田は選択権を手にする為に全人生を賭けるハメに追い詰められた。
生徒会長は追い詰められた豆生田を見たくてレイズを認めていた。
そして豆生田の人生にも100億円の価値を認めた。
蛇喰も皇も何も賭けるものがなくなった。
皇は早乙女や鈴井も人生を賭ければいいとうろたえていたけど、
生徒会長はどちらの人生にも億単位の値は付かないと否定w
早乙女も鈴井も切れそうだったw
豆生田はこれで選択権を得て強い順を選んだ。
恐らく生徒会長も蛇喰の意図を察してた。
そして、蛇喰の罠にハマっていると気付いてない豆生田を死地に追いやってたんだと思う。
豆生田の手は8のスリーカードだった。
蛇喰の手はJのスリーカードだった。
どうも蛇喰は初めからフルハウスだったらしい。
そのうちペアを捨て、ブタ狙いと豆生田を勘違いさせ、
レイズ合戦に誘導し、全人生を賭けさせていた。
この意図を皇も理解し、賭ケグルイの女のブタ狙いに賭けて縋っている哀れな女を演じていた。
豆生田は皇がJのスリーカードという中途半端な手に人生を賭けるとは予想外だった。
豆生田の手は8のスリーカードなので、豆生田も中途半端な手に人生を賭けるという失態を犯した。
豆生田の行動は王道から外れたものだった。
敗北のショックで豆生田は髪が白くなってた。
そして気絶してタンカで運ばれてしまった。
最後は生徒会長と蛇喰が相対して、ギャンブル哲学を語ってた。
ギャンブルを超新星爆発に喩える生徒会長に、
蛇喰は「美しく燃えさかって散る自分」を求めていると返答。
これは恐らく蛇喰の心情でもあり、生徒会長は蛇喰と同類だったという意味でしょうね。

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