賭ケグルイ第3話「糸目の女」は「公式戦」の「生か死か」という賭けがテーマ。
今回もイカサマを見破るエピソードだった。
前話で放課後の賭場に向かった直後からの続き。
「公式戦」とは家畜となった生徒に一度だけ生徒会役員と対戦できる権利のこと。
掛け金は青天井。
家畜から抜け出すには公式戦で多額の金を得る必要があり、
たいていの家畜は公式戦に挑むらしい。
早乙女が参加していたのは、
壺に刃を入れてかき回して伏せるという丁半博打のような
その刃が刺さった数を当てるというルーレットのような賭け。
結果は壺の中で刃が逆向きに立ってた「死」で、これはマイナス30倍。
で、早乙女はボロ負けで4000万円の借金を背負ってた。
糸目の女とは早乙女の相手の生徒会役員で伝統文化研究会会長「西桐院ゆりこ」。
さっそく蛇喰も参加し、初戦は引き分け。
蛇喰はなぜか西桐院が早乙女を唆してこの賭けをさせたと煽ってた。
「ヤミ金のようなもの」とか「糞のようなもの」と。
これは蛇喰の作戦。
カッとさせてから確実にイカサマをするよう誘導するのが狙いだった。
初めからイカサマを確信してたらしい。
と言うか、この学園のギャンブルはイカサマが前提なんでしょうね。
西桐院はかなりプライドが高い様子。
西桐院という家柄は京都の古い家柄らしい。
それでイカサマを決意した様子だった。
2戦目で壺が伏せられ、
西桐院が24を含む5箇所に賭けたのを見て
蛇喰は24に全額を賭けていた。
で、あっさりと蛇喰はイカサマのカラクリを語り出した。
それは振り子の手に磁気を帯びたピアスがキモだった。
磁気で刃を固定し、狙った穴に刃を刺していた。
その手の位置が24の位置だったらしい。
24に刺さっていたら、21億7000万円で蛇喰の勝利だった。
蛇喰が賭けたのは4000万円で、その30倍は12億円。
どういう計算なのか理解できなかった。
こんな借金は西桐院でも払えないらしい様子で怯えていた。
この怯えはイカサマが事実と認めているのも同義。
追い詰める蛇喰は例の狂人のようなイッてる顔芸w
ただ、西桐院は研究会の部員が家畜に落ちないように
上納金を生徒会に納める為にイカサマをやってた。
ただしこのイカサマは不確実なイカサマで、必ず刺さる訳ではなかった。
それが対戦相手の早乙女にイカサマの方法を見抜きづらくさせていた。
蛇喰が勝つと思われたけど、蛇喰はボロ負け。
それは「穴熊」のイカサマだった。
24に刃は刺さっておらず、イカサマとは無関係な7に刺さっていた。
これは単純に西桐院の幸運。
それで蛇喰は3億円の借金を背負ってた。
穴熊とは賭場の床下に仕掛け人が潜み、
サイコロを針で突いて賭場に有利な目に変えるという手法。
本当は24に刺さっていたはずで、
床下から磁石の反発で24の刃を飛ばしたらしい。
ここで生徒会長の金髪女が乱入して西桐院が賭けから降りないよう脅してた。
つまり西桐院は床下の穴熊を知らなかった。
穴熊を指示したのは生徒会長のはず。
蛇喰はどうも相手の心理を読むのに長けているようで、
それ故に相手が知らないイカサマは見抜けない訳ですね。
床下のスペースは学園建設時点から計画していたと推測してた。
それは生徒会長が企んだものとも。
この学園ってそんな最近に出来たんだっけ……。
蛇喰は「ミケ」となってしまった。
これは家畜扱いとなる女のこと。
他の生徒から嘲笑されてたけど、
蛇喰は化け猫のふりをして呆れさせてたw
ここでも嘲笑する同級生の顔芸w
あまりの顔芸っぷりに却って笑ってしまう。
最後は早乙女と蛇喰の「人生計画表」を生徒会長が読もうとするシーンで引き。
金の力で人生計画を押しつけるんですかね。
この学園は政治家が多数通っているので、
適当な政治家への賄賂として女をあてがうみたいな。

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