新ルパン三世第12話は、イタリアの夢が判明するけど、
なんとそれを破棄してしまうエピソード。
ルパンはイタリアの夢の解読に成功するけど、その結果として謎の夢を見始める。
これは脳科学と心理学を融合した手法で、
暗号を解いた者の深層心理に働きかけて、作者の人格を植え付けるという超科学w
一種の催眠術と考えれば、まあ有り得るかも。
ここで不二子達が「ルパンは夢を見ない」と言ってるけど、そんな設定全然知らなかった。
調べたら「ルパンVS複製人間」という劇場版第1作でそんな設定だったようで。
ルパンはこの夢の中で作者と対話。
作者が言うには、この本の技術を狙って人体実験をしている奴らがいると。
そして「影人間」に命を狙われていると察知し、
自分の存在を残す為に本に人格を写したと。
作者はMI6に自殺に見せかけて殺されたとルパンは推測してたけど、
だったらMI6はもう、この技術を完成させているはず。
未完成なら作者の知識がまだ必要なので殺せない。
または、自力で技術を完成させられる程に研究が進んでいたのかも。
ルパンは夢の中で死んだ作者を昔のレベッカが発見するシーンも見てるけど、
これは作者が書けない内容のはず。
ルパンの脳が勝手にそういうシーンを創造したのかねえ……。
作者は、本を破棄して隠れ家の資料も燃やすようルパンに依頼する。
ルパンはレベッカを連れて、前回の「詩から解読した廃屋」に行くけど、
ここでレベッカの声がトリガーとなって隠し部屋が現れる。
だったらMI6が音響反射などで空間があると見つけていそうなのに。
隠し部屋には作者の研究資料があって、ルパンは火を付けて燃やす。
そこにニクスが現れるけど、MI6側はニクスの暴走を止めろとか言ってる。
ニクスの暴走は家族に関する事と思ってたけど、
どうもMI6側は家族がトリガーだとはわかってないみたい。
ニクスは燃える資料をじっと見て、資料を記憶してたようだけど、
記憶じゃ無くて、見た映像を「記録」してた感じ。
やっぱりニクスはロボットやアンドロイドに思える。
ルパンを銃撃する際にもわざわざ座標を計ってコンピュータみたいな言動たし。
この資料には「ファイルナンバー1026の人物に人格を植え付けた」と記述があるようだけど、
もしかしてこれはレベッカのこと?
レベッカが若い頃の写真を見つけた直後の台詞なんだよね。
作者が研究に使えそうな身近な人物って、レベッカくらいしかいなかったようだし。
ルパンは追ってくるニクスに高周波の音波を出して逆襲。
これは、ニクスの脳がネズミのように何倍もの早さで動いていて、
周りが自分よりも遅く感じると推測して、
数秒の高周波音波を聞かせると、脳内でその何倍もの時間で増幅されると読んでいたらしい。
FateZeroの切嗣みたいw
それはニクスが銃弾を紙一重で回避してた事が根拠だけど、
ルパンも次元も五右衛門も同じ事をやってるんだよねえw
まあ「ルパン達は気配とか直感で察知して回避してるから、ニクスとは違う」と言えるかもしれないけど。
最後はニクスとルパン共にMI6に麻酔銃で狙撃されて捕まって終わり。
なぜニクスも撃ったのかは謎だけど、
高周波音波で苦しむ様子が暴走の兆候に見えたってことかも。

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