ピュエラヒストリア「パクスロマーナの恋人編」は、
2023年7月24日から8月4日までの限定イベ。
もう終わってるけど、
FGOの限定イベが始まって、
他のあらすじ記事を書く余裕がなかった……。
火山の噴火で滅亡したポンペイの魔法少女の歴史改変に
ひめな、ミユリ、時雨、燦、はぐむ、みつねが同行するエピソード。
魔法少女の記録を集めてイベクエを進める。
メモリア「知的盤上遊戯の誘惑」+15
メモリア「守りたかった小さな世界」+5
をセットすると魔法少女の記録のドロップが増える。
憧れの遊戯盤を集めて限定ショップでアイテムと交換する。
パーティにアマリュリスがいると限定強化。
BATTLE1は、ネオマギが万年桜に集まってた。
みつねは迷子になって遅れた。
桜子がみつねを見つけて連れて来た。
行く先は西暦79年のポンペイ。
火山噴火で壊滅した街。
大多数の住人は逃げた。
1割、1000人を下らない数は犠牲となった。
この前後に魔法少女となったのがアマリュリス。
時間遡行すると灰色の空間だった。
アマリュリスは一度、歴史改変している。
歴史干渉で時空が不安定になったと、ねむは推測した。
そこに魔女が現われた。
象徴の魔女(光)
BATTLE2は、タイムパラドクスが起きていた。
ひめなが魔女の攻撃を受け、時雨がかばった。
ミユリと燦が魔女の気を引く、
みつねとはぐむが魔女に接近と、燦は命じた。
魔女はミユリ&燦を圧倒した。
……ので、みつね&はぐむは魔女に特攻した。
正面からはダメ、これ以上は保たないと、燦は退却を命じた。
結界の外は時空が歪んだ空間だった。
いろはの本の記録が消えたり現われたりしてた。
アマリュリスの行動がなかったことになろうとしてる。
タイムパラドクスが起きているかもしれないとねむは推測した。
燦、みつね、はぐむの年長組が先に歩いた。
足元が割れ、教官たちは落ちた。
BATTLE3は、ひめなが夢を見てた。
父親が娘2人にマリウスが好きか聞いてた。
ユニアは大好きだった。
コルネリアは恥ずかしくて口ごもった。
将来どちらかがマリウスに嫁ぐと父は告げた。
ひめな、ミユリ、時雨が目覚めるとコルネリアの自宅の庭だった。
夢と同じ場所だった。
燦、はぐむ、みつねはいなかった。
コルネリアは屋敷に3人を匿った。
ここは噴火が起きる前のポンペイだった。
BATTLE4は、パラドクス解消のために歴史干渉すると決めた。
ねむ曰わく、パラドクスを解消すれば、燦たちと合流できる。
歴史干渉は避けたい。
でも矛盾を正常に戻す必要がある。
歴史のどこが狂っているか調べる。
アマリュリスがやってきた。
コルネリアと次の造営官の選挙の話をしてた。
ひめな:なんであの子たちの言葉がわかるわけ?
ねむ:僕を生み出したウワサは、過去で無事に過ごすためのもの
言語や服装の壁も心配する必要はないよ
話が終わり、アマリュリスはコルネリアとルドゥスを遊びたがった。
コルネリアたちは、ひめなが隠れている部屋に来てしまった。
ひめなたちのことを忘れてたらしい。
コルネリアはひめなたちを紹介した。
BATTLE5は、ひめなたちが未来から来たとバレた。
ユリアはコルネリアの双子の妹。
ユリアは幼い頃に養子に出された。
アマリュリスはその侍女。
今日はユニアが実家に来る日。
アマリュリスは手が空いた隙にコルネリアに会いに来た。
コルネリア:ひめなたちは誰と話してるの?
アマリュリス:コルネリア様にはねむ様が見えないのでしょうか?
ねむ:僕の姿を認識できるのは、魔法少女だけなんだ
声だけでも聞こえるよう調整してみよう
コルネリア:女の子の声が聞こえる、姿は見えないけど
ひめなたちもアマリュリスと同じように不思議な力を使うのね
アマリュリス:ひめな様たちも過去を変えるために未来から来たのでしょうか?
ねむたちは驚いてた。
今から2年半後に災禍がポンペイを押し潰す。
アマリュリスはその生き残り。
この身をすべてクビウス様に捧げると誓い、
過去の世界へと生まれ変わった。
コルネリア:ひめなたちはどうしてこの町へ来たの?
ひめな:大切な人の足跡を探して
2000年後の未来から来たんだよね
アマリュリス:にに、2000年後ですか?!
コルネリア:アマリュリスよりも遠い未来から来たのね
アマリュリスは3年ほど遡った。
生まれ変わってから何ヶ月か経ってた。
山が割れ、空から火と石が降ると言っても、誰も信じなかった。
アマリュリス:予言を信じてもらえない呪いをかけられた
トロイアの王女カサンドラ様も、こんな気持ちだったんでしょうか
コルネリア:みんな信じたくないのよ
悲劇は終わりと思ってたんだから
コルネリアたちが生まれる少し前、
ポンペイでは62年に大地震があった。
いまは復興のさなかにあった。
その自身は噴火の前兆にすぎなかった。
アマリュリス:でもコルネリア様だけは違いました
初対面だった私の言葉を信じてくれたんです
BATTLE6は、アマリュリスがコルネリアに接触した経緯。
アマリュリスはユニアと同じ家庭教師から教わってた。
ウェルギリウス様の詩から弁論術まで学んでた。
前からコルネリアびいきだった。
好物まで知ってたので、コルネリアは引いたらしい。
以前から、ユニアと一緒に屋敷へ来ていたから知ってたと。
姉妹なのに名前が違うのは、違う家の子になったから。
古代ローマでは姉妹は同じ名で呼ばれていた。
ユニアは小コルネリアと呼ばれてた。
その日、人気役者の芝居の途中で大雨が降って騒ぎになると予言した。
なのでアマリュリスの話をコルネリアは信じた。
ねむ:1人の力で未来を変えるのは難しい
だからコルネリアに手伝ってもらおうと思ったのかな
アマリュリス:よくわかりましたね?!
おっしゃる通りです
ひめな:でも、どうしてコルネリアを選んだの?
アマリュリス:そのことを話す前に、ひとつ伺いたいことが……
あの災禍は2000年後の未来まで語り継がれているんですよね?
ねむ:ひとつの町が消滅した史上稀に見る悲劇としてね
とても皮肉だけれど、町全体が灰に埋もれて
まるで時が止まったようなポンペイの町並みは
訪れる者の心を動かさずにはおかない遺跡となってる
コルネリア:アマリュリスの言葉だけでは実感がなかったけど
もうすぐこの町はなくなってしまうのね
ミユリ:キュウべえにお願いして、噴火をなかったことにできなかったのでしょうか?
ねむ:この時代に人は噴火を神々の怒りと捉えていた
その願いを叶えても、新たな噴火に怯える日々だったろうね
BATTLE7は、歴史の枝分かれに気づいた。
アマリュリス:神々はクビウス様を通じて
3年の猶予をわたしにくださいました
その日が来る前に、みんなで町を離れることができれば!
コルネリア:そのためにお父様たちを動かしたいと思ってるの
アマリュリス:コルネリア様のお父様は町でも有数の交易商なんです
山が吹いたあの日、みんなは災禍が収まるのを待ちました
その判断が間違いだったんです
半日ほど経って、燃える雲が町を襲いました助かった人はほとんどいなくて……
ねむ:ポンペイの人は大多数が避難に成功したはずなんだよ
噴火が始まって致命的な事態に至るまで
半日ほどの時間があったとされる
町の人口の大部分は助かったというのが定説だ
アマリュリス:わたしが経験したのとは違う?
このあと未来が変わって、多くの人が助かるということ?
ねむ:最初の噴火のあと、大多数は逃げ延びたはずだよ
アマリュリス:すべての命が救われるのではないのですね……
ねむ:今の話でつながったかもしれない
いま2つの歴史が枝分かれしている
アマリュリスが経験した歴史A
アマリュリスが改変した歴史B=お姉さんの記録と一致する歴史
ところが本の記述が揺らいでいる
歴史Bを僕らが妨害してしまったんだろう
ひめな:待って、他の可能性もあるとヒコ君が!
私チャンたちが近づいたことで
別の存在を刺激したのかもって
時雨:あの魔女……
ねむ:その魔女が引き起こした事件で
アマリュリスが変えた歴史が不安定な状態になってしまった
西暦79年を目指していた僕たちが
西暦77年に着地したのも
ここより先の未来が明確に定まってないせいかもしれない
はぐれた3人は時空の狭間に囚われてしまったんだろう
ミユリ:やはりタイムパラドクスを解消して
歴史Bを取り戻せば燦様たちと合流できると?
ひめな:とりまアマリュリスを手伝って
町のみんなが避難できるようにがんばればいいんだよね
時雨:具体的には何するの?
アマリュリス:コルネリア様が幼なじみのマリウス様と婚約できるように
各方面に手を回していきます
最大のライバルは双子の妹ユニア様
本日、マリウス様のお屋敷で行われる晩餐会が勝負です
BATTLE8は、晩餐会に向かう途中、アマリュリスが知る歴史Aを語ってた。
ひめなたちはコルネリアの侍女として晩餐会に同行することになった。
アマリュリスがメタモルフォセスの魔法で
コルネリアの侍女長になりすまし、
侍女たちに言い含めておいた。
なりすました間の言動は
多少は辻褄が合わなくても怪しまれない。
大詩人オウィディウスの転身譚を愛読してた影響らしい。
ねむ:原題はメタモルフォセス……変身をモチーフにした傑作だ
アマリュリス:後世にも読み継がれているのですね……感動です!
アマリュリスはユニアに置いてかれてしまった。
なのでコルネリアに同行することになった。
道中、作戦の主旨を確認してた。
コルネリアの父とユニアの義父は昔からの親友で
ともにポンペイの有数の豪商だった。
マリウスの家は都市参事会で絶大な発言力がある。
ユニアとコルネリアの父はワイン交易をする大船主。
ユニアの義父はワイン醸造で財を成した大地主で大商人。
2人の父を持つユニアがマリウスと婚約すれば3つの家が結びつく。
しかし2年半のちに、このことが仇となる。
ユニアとマリウスの婚約後、
マリウスの家はワイン醸造を中心に町の復興政策を強く支持する。
参事会は山が火を噴いても避難に消極的だった。
復興した町を捨てられなかった。
コルネリアの家は交易商なので、他の港に拠点を移すこともできる。
今日の晩餐会でマリウスとユニアがお似合いという話になる。
ユニアが本命の方向で婚約話が動き出す。
ねむ:この時代、大きな家同士の結婚は
大人たちの思惑で決まるとどこかで読んだけど
本人たちの愛称も考慮されるんだね
アマリュリス:結婚と愛情は別と割り切って
正妻以外の女性に愛を捧げる男性も多いと聞きますが
ひとりの相手に注ぐ愛情しか
持ち合わせないという方もいらっしゃいますし
ユダヤの王女様と恋に落ちたローマ執政官ティトゥス様も
そのような方とのお噂……
マリウス様も婚約が決まったあとは
ユニア様を誰よりも大切になさいましたし
時雨:その相手がコルネリアだったら?
アマリュリス:当然コルネリア様を大切にされるはずです!
コルネリア:私もユニアもマリウス様とは家族ぐるみのつきあいだから
どっちも妹みたいに思ってると思う……
アマリュリス:最近のマリウス様
コルネリア様に少し優しいと思うんですけど
それにコルネリア様もマリウス様が好きですよね
コルネリア:でも……ユニアにも幸せになってほしいし……
ひめな:(そこでためらっちゃう子なんだね
夢で見たのと一緒……)
アマリュリス:甘いです!
かのオイディウス様も「恋の技法」でおっしゃってます
恋は戦争であると
それに未来を変えなければみんな……死んじゃうんですよ!
コルネリア様とマリウス様が婚約なさったら
参事会を動かして未来を変えられます
コルネリア様もユニア様と並ぶ婚約者候補の筆頭なわけですし
個人的にはむしろ断然お似合いだと思います
ミユリ:だいぶ強火のひいきっぷりですね……
アマリュリス:コルネリア様にはもっと、強気になっていただかないと
まだまだ洗脳が足りないようですので
コルネリア:それ、本人の前で言うの?
時雨:ユニアってどんな子なの?
コルネリア:すごくいい子よ
あの子を嫌いな人なんていないと思うわ
時雨:(何か……忘れているような
歴史Bを邪魔する存在……)
魔女が現われた。
BATTLE9は、魔女をサクッと倒して晩餐会に向かった。
象徴の魔女(光)
ひめなたちは控えの間で待機だった。
アマリュリスはユニアの侍女なので別室。
ミユリ:結菜さんや静香さんたちは他の時代に向かったわけですけど
幼なじみのイケメンを双子の姉妹で奪い合いとか
こんなラブコメ展開になってる組、他にあるんでしょうか?
時雨:ないと思う……
ミユリ:ただこの時代に来てよかったのは
長いトーガの裾からちらりと覗く足の良さを知ったことですぅ
ひめな:あ、ねむりんが呆れてる
ねむ:そうじゃない思案に暮れていたんだ
もしコルネリアをあの魔女から救出できなかったら?……と
ミユリ:歴史Bルートが消えるとこでした?
ねむ:コルネリアを救って、その危険は排除したけど
パラドクス解消には至ってないようだ
ひねま:ヒコ君の見解は他にも条件があるかも、だって
ユニアがひめなたちに会いに来た。
ごちそうのお裾分けだった。
ひめな:(めちゃくちゃいい子じゃん?!)
時雨:(よその侍女にまで気を使ってくれてるってこと?)
ミユリ:(前世でどんな徳を積めばこんな双子に愛されるんでしょう)
BATTLE10は、晩餐会計画が成功した。
ユニアはお姉様とマリウス様が楽しそうなので空気読んだらしい。
ユニア:最近は3人で会える機会がなかなかありませんし
お姉様にもあんまりハグできなかったので
ちょっと寂しいです……
時雨:(コルネリアとマリウス両方にかわいがられてるんだね)
ひめな:(この子もマリウスが好きなんだとしたら
ちょっと罪悪感あるかも……)
ユニアは戻った。
ミユリ:正直、やりにくくなりました……
ねむ:コルネリア陣営の僕たちとしては
会わない方がよかったかな?
ひめな:私チャンたちにも感情があるからね
時雨:キュウべえみたいに計算だけじゃ動けないし……
ひめな:そういえば、こっちに来てからキュウべえと会ってなくない?
ねむ:キュウべえにしてみれば
未来から来た僕たちは正体不明の魔法少女だ
今は静観してるのかもしれない
ひめな:契約してない子がいきなり現われたんだもんね
時雨:その点はアマリュリスも同じだよね?
アマリュリス:その通りです
過去に戻ってクビウス様と最初にお会いした時は
事情説明に苦労しましたね
ミユリ:いつからいたのですか?!
アマリュリス:ついさっきです
晩餐会も無事お開きになったので……
おかげさまで今日の計画は大成功です
ひめな:晩餐の間に入れたの?
アマリュリス:給仕係になりすましたりして
様子を窺ってました
さりげない差し入れで造営官候補の好感度を上げたりなど……
時雨:それって何?
ねむ:造営官は選挙で選ばれる町の要職だね
復興派よりも避難派を増やしたいということだね?
ミユリ:つまりつまりアマリュリスさんは
晩餐会で選挙のアシストをして
歴史Bのフラグを立ててきたということですか?
ひめな:みゆりんの言い方いちいちウケる~
ヒコ君に言ってたタイムパラドクスの解消条件も
そろそろ満たせたんじゃない?
ひめなたちは消えた。
アマリュリス:えっ……ひめな様?
みゆりん様……しぐりん様?
消えてしまいました……
BATTLE11は、西暦77年夏のコルネリア邸の中庭に着地した。
ひめなたちは時空間にいた。
お姉さんの記録も一部復活した。
アマリュリスに関する話が部分的に読めるようになった。
ひねま:他の組もこんな風にパラドクスに巻き込まれてるの?
ねむ:君たちだけだと思う
この時代はアマリュリスの願いで時空が不安定になりやすい状況があったからね
ひめなたちはまたコルネリア邸の中庭に落ちた。
晩餐会から数ヶ月経ってた。
ねむ:晩餐会の夜にパラドクスをひとつ解消したことで
西暦79年に数ヶ月だけ近づけたんだよ
時雨:でもこの先の歴史は揺れ動いてる?
ねむ:パラドクスの原因はひとつじゃないんだろう
パラドクスの原因となる事件がもうすぐ起きるのかもしれない
ミユリ:歴史B成立フラグを片っ端から立てていけば
パラドクスも解消してミユたちの目的も達成!
ってことですか?
ねむ:そうだね
時雨:アマリュリスはユニアにこの話はしてないの?
アマリュリス:え、あ……はい
時雨:あの子だったら信じてくれそうだけど……
ひめな:だから言えないんじゃない?
自分の婚約でみんなが逃げ遅れると知ったら
婚約を辞退するとか言い出しちゃうかも
コルネリア:ユニアの気持ちはわからないけど
あの子には自分の心に嘘ついてほしくない、かな
ひめな:ユニアって、マリウスのことが好きなのかな?
アマリュリス:はい、もちろんです
でも違うんですよ、あの方の好きは……
前に侍女がユニア様に聞いたんです
侍女:ユニア様がいちばん大切に想っている方はどなたなんでしょう?
ユニア:コルネリアお姉様にマリウス様
お義父様、お義母様、実家のお父様、お母様
いつもよくしてくれるあなたたちや町のみんな
みんな大好きで、どうしよう選べない
アマリュリス:あの方の好きに特別はないんです
コルネリア:ユニアは誰と話すときもニコニコ笑ってて
怒った顔なんて見せたことがないの
それでもマリウス様は特別だと想ってたけど……
「どうしよう、選べない」か
BATTLE12は、マリウスとコルネリアが両想いとわかった。
アマリュリスはマリウスから預かったコルネリアへの贈り物を渡した。
ネアポリス=ナポリのお土産だった。
ユニアの家はマリウスの家の近く。
なのでアマリュリスが頼まれた。
それとアマリュリスはお父様方の立ち話を聞いてた。
マリウスは前からコルネリアが好きだったと。
ひめな:両想いじゃん、やったねコルネリア!
コルネリア:で、でも……
アマリュリス:ためらうなんて、コルネリア様らしくないです
コルネリア:私のイメージを勝手に作らないでくれる?
アマリュリス:私はコルネリア様のそういうはっきりしたところに憧れてるんです
なのに恋に関するところだけ、どうして臆病なんですか!?
ねむ:三家の思惑を考えても
ユニアが婚約の第1候補という話だったね
アマリュリス:私の知る未来ではそうなりましたし……
なので今回はコルネリア様にがんばっていただいて!
コルネリア:今回って言われても……
ねむ:2回目なのはアマリュリスだけだからね
ミユリ:こんなに想われるなんて
どんなイケメンなんでしょう
アマリュリス:わたしから見てもマリウス様は素敵な方ですよ
ひめな:キャハ☆
四角関係はじまっちゃう?
アマリュリス:ややややめてください!
いまの三角関係だけでもややこしいのに
コルネリア:ひめなの冗談でしょ?
アマリュリスって割と単純よね
ルドゥスでも次の手が読めちゃうし
アマリュリス:策士として致命的なことを言われた気が……
ひめな:アマリュリスには好きな人はいないの?
アマリュリス:私はこの平穏な世の中を守ることに生涯を捧げたいです
ねむ:この時代は2000年後まで
パクス・ロマーナ=ローマの平和と呼ばれる
輝かしい時代として伝わっているよ
アマリュリス:それじゃ私がなりたいものは
パクス・ロマーナの恋人です!
コルネリア:まるでウェスタの煌(ひかり)乙女みたいなことを言うのね
時雨:それって……?
ねむ:選ばれし巫女たちのことだ
幼い頃に神殿に入って生涯未婚を通し
聖なる炎を守る義務を負ったとか
アマリュリス:実はわたし、幼い頃に
クビウス様を連れた煌乙女と会って
神殿に来るつもりはないかって言われたんですよ
ひめな:(その煌乙女って魔法少女だったとか?)
ねむ:(長く続いたローマの平和の秘密がそこにあるかもしれないね)
アマリュリス:その話は断ったんですけどね
次にクビウス様と会ったのは、山が火を噴いたあの日でした
願いを告げたとき、私は煌乙女としてこの身を捧げる覚悟でしたけど
コルネリア:……なってなくない?
アマリュリス:過去の世界に生まれ変わってしまいましたので
ねむ:そもそも煌乙女はローマ市民の娘に限られると読んだ気がするけど
アマリュリス:そういえばそうですね
なぜクビウス様はわたしに声を?
ミユリ:つまり今のアマリュリスさんは
煌乙女のようでそうじゃない何か?
アマリュリス:……いまわかりましたよ
私が名乗るべき二つ名が
パクス・ロマーナの恋人です
(さっきと一緒じゃんw)
BATTLE13は、山が火を噴くという予言を広めようとしてた。
女神イシス教団に接触済み。
イシス教団は選挙にも影響が強い。
他の町への議会工作も始めてた。
ねむ:ポンペイ以外のヘルクラネウムやスタビアエ
オプロンティスも壊滅的な被害を受けることになる
アマリュリス:やっぱり……
ではネアポリスは?
ねむ:風向きの関係で大きな破壊は免れたようだね
アマリュリス:ヌケリアはどうだったのでしょう?
対岸のミセヌムは?
ねむ:ぼくの知る限りだと……
ひめな:(……未来のこと、かなりくわしく教えちゃってたね)
ねむ:(ポンペイ以外の町では犠牲者は比較的少なかったから
アマリュリスが他の町を救っても僕たちの歴史と矛盾しない)
アマリュリス:ねむ様にいただいた新しい情報も踏まえて
計画を進めていく必要がありますね
ねむ:イシス教団にはすでに働きかけたと言ってたね?
アマリュリス:メタモルフォセスを使って
未来の災禍を告げに来た者だと
教団には証拠を見せるよう言われた。
明後日の戦車競走の結果を教えた。
左利きのヒラルス様が初勝利。
この日から破竹の連勝が始まる。
明後日はコルネリアの誕生日。
マリウスと一緒にレースを観戦する。
ミユリ:誕生日デート?!
フラグ追加のチャンスですぅ
ひめな:コルネリアの誕生日ってユニアと一緒じゃないの?
アマリュリス:ユニア様はその時間
お屋敷でお義父様とお祝いです
というわけで、そろそろおいとまします
他の町からお越しの客人に
偽造書簡を届けに向かいますので
ひめなたちも同行した。
この前みたいなこと=魔女があるかもと。
時雨:これから何をするつもりなの?
アマリュリス:ヘルクラネウムの有力者への買収工作的なやつですね
ミユリ:割とえげつないです!
ひめな:他にもやってるんだよね?
アマリュリス:ユニア様のお義父様に
地元ワイン醸造に拘ると未来がないという空気が伝わるよう工作したり
コルネリア様のお父様に別の港へ拠点を移すよう
商売仲間の方々から持ちかけていただいたりなど……
ねむ:本の状態が不安定なんだ
タイムパラドクスの原因が近くに……?
魔女が現われた。
BATTLE14は、コルネリアがヒラルスを買うことになった。
結界には使い魔しかいなかった。
アマリュリス:同じような怪物がだんだん増えている気が……
ねむ:僕たちがこの時代に来たせいで
強大な魔女が活性化した説が正しいのかもしれない
時雨:そいつから派生した魔女や使い魔が増殖してる?
ねむ:増殖した魔女や使い魔がパラドクスを起こした結果
時空が不安定になっているのかも
左利きのヒラルスが群集に囲まれてた。
ヒラルスが使い魔の結界に誘い込まれた町人を押しとどめた。
それが逆にヒラルスのせいだと誤解された。
コルネリア:この左利きのヒラルスは
私が買い取る予定の御者で
身元引き受けに来たところなのですが
群集はコルネリアを豪商の娘と気づいて去った。
ヒラルス:私を買い取るというのは?
時雨:(どういう意味?)
ねむ:(御者や剣闘士の多くは自由身分ではないんだ
富裕なローマ市民やその家族の所有物……つまり奴隷なんだよ)
コルネリア:あなたを買い取るという話だけど……
ごめん、でまかせ
ヒラルス様の所有者はニギディウス様よね
父がニギディウス様と懇意にしているので
私の誕生日祝いにあなたを買い取ってもらえるよう
おねだりしようと思うの
ヒラルス:私を……助けてくれたのですか
コルネリア:ニギディウス様との共同名義にしてもらえれば
住む場所や対偶もいままでと変わらないと思うし、どうかしら?
BATTLE15は、コルネリアがマリウスとの婚約をお願いすると決める。。
コルネリア父:誕生祝いにちょうどいいと思ったが
まだまだ無名の御者のようだな
おまけに今日は無敵にマクシムスが出走する
コルネリア:大丈夫です、お父様、彼は勝ちます
ヒラルスの圧勝だった。
ねむ:これでイシス教団の協力が得られる算段がついたかな?
アマリュリス:はい!
それにさきほどヒラルス様がコルネリア様に挨拶に来られて……
ヒラルス:この日の輝かしき勝利をコルネリア様に捧げます
コルネリア:ありがとう、素晴らしいレースだったわ
ヒラルス:あらぬ嫌疑をかけられ
一時は出走もままならぬかと覚悟した身
コルネリア様への恩に報いるため
今後も勝利を重ねて参ります
マリウス:何かあったのかな?
ヒラルス:はい、実は……
ミユリ:マリウスさんへの好感度も上昇と
アマリュリス:夕刻には、コルネリア様のお屋敷で晩餐会が行われます
今度はユニア様も一緒です
わたしも侍女の務めに戻らないと……
ひめなたちは控えの間にいた。
晩餐会の終わり頃、ユニア、コルネリア、マリウスが現われた。
ユニア:3人そろってのお食事
本当に楽しかったです
コルネリア:今日のユニアは一段とご機嫌ね
お姉様とマリウス様にたっぷり甘えられたので……
マリウス:ユニアは養子になる前から甘えん坊だったね
僕がこの家を訪ねると、わんこみたいに駆け寄ってきて……
コルネリア:ふたりのときは、私にずっと抱き付いてたんですよ
マリウス:はは、覚えているよ
……じゃあ、また今度
ユニア:お姉様、お元気で
ミユリ:誕生日イベントは大成功ですぅ
コルネリア:でもやっぱり戦車競走も
ユニアと一緒に見たかった
ひめな:抜け駆けみたいなのはイヤだった?
コルネリア:うん、私心に決めたの
後ろめたい気持ちでこの恋と……マリウス様と向き合いたくない
ユニアがいつの間にか戻って来た。
ユニア:お祝いの品をあちらの部屋に置き忘れてしまって……
ひめな:今の話、聞こえたよね
ユニア:聞こえちゃいました
コルネリア:ちょうどいいわ、ユニアに話そうと思ってたから
近々お父様にお願いしようと思ってるの
マリウス様と婚約できるよう取りはからっていただけないかって
ユニア:素敵ですぅ!
お姉様とマリウス様が結婚したら……
ここにくれば、いつでもふたりに甘えられるってことですよね?!
コルネリア:あ、あなたはマリウス様をどう思ってるの?
ユニア:もちろんどっちも大好きです
だからお姉様を応援します!
BATTLE16は、イシス神官が予言を信じた。
イシスの神官は詳しい予知を知りたがってた。
ぶどうや小麦の好不作、来年、再来年の天候
ニギディウスの興行の演目
山が火を噴くに至る予兆と経過の子細。
……神官は信じることにした。
神官:イシス教団はウェスウィウス火山の大過に備えるよう
信徒たちに説いてゆきましょう
モブ信徒:本当によいのですか?
神官:あの少女はアウグスタ水道が枯れる日すらあると言いました
水脈の異常は、古の災厄に同種の記録があります
彼女の言葉からも、実際に体験したとしか思えない真実味が感じられました
翌々年6月、やんごとなきお方が亡くなって大騒ぎになる
というお話がありましたね
ローマの最高権力者ウェスパシアヌス様はかなりのご高齢
内々に長男のティトゥス様への委譲の準備が進んでいます
彼女は未来を知ったのではなく見たと言いましたね?
まるで演技を忘れて口が滑ったかのようでした
コルネリア:次は女神ウェヌス様
それからアポロ様の神殿にも手を回さないとね
それと明日お父様と一緒にパリス様の後見会に出るの
アマリュリス:その人脈使えそうですね
ひめな:え、ヒコ君なに?
歴史Bルートへのフラグも立ったんじゃないか?
時雨:またこのパターン?
ミユリ:そうみたいですぅ……
ひめなたちは消えた。
コルネリア:また会うのは来年かな……?
BATTLE17は、西暦78年夏に飛んでた。
コルネリアたちはルドゥスで遊んでた。
中庭でドカドカと物音がした。
アマリュリス:やっぱりひめな様たちでしたね
ミユリ:最後に会ってからどのくらい経ってるんでしょう?
コルネリア:もう1年になるかも
イシス教団をはじめ様々な集団の協力を得て
ウェスウィウス山が火を噴くという予言が広まり
大きな地震が増加した結果
コルネリアの父を始め、他の町へ移住を考える有力者が現われた。
参事会でも復興よりも避難や移住を検討する空気が生まれてた。
しかしポンペイは復興派が多数で、
ポンペイより他の町の方がすぐに避難という機運が強かった。
マリウス&コルネリアの婚約は時間の問題。
婚約のゆくえが参事会を左右する最大の鍵となる。
アマリュリス:みなさんの命を救うには
もっと大きく世論を動かさないと
そのためにお力を借りたい方がいます
博物誌を上梓なさった海軍提督プリニウス様です
プリニウス様はウェスパシアヌス様をはじめ
ローマ中枢との関係が深く
ローマ随一の大艦隊の長でもあります
あの方に町ぐるみの避難を呼びかけていただけたら……
コルネリア:大地の揺れは未来でも災禍の予兆とされているの?
ねむ:噴火前の地震増加や水脈の異変は
地殻変動と連動したひとつながりの事象と考えられているよ
コルネリア:聡明なプリニウス様なら
正しい洞察を導けるかも……
ひめな:でもその人にどう伝えるの?
すごく偉い人なんでしょ?
アマリュリス:プリニウス様はポンペイの対岸ミセヌムに駐留されていますので
コルネリア様のお父様の商船でミセヌムまで渡る予定です
そこでなんとか接触の機会を得られないかと……
ひめな:(どうしたの?ねむりん?)
ねむ:(プリニウスは火山噴火で命を落とす運命なんだ
彼は火山噴火中の調査および知人の救助のため
ポンペイ近くのスタビアエに上陸し亡くなった
彼を記した甥の書簡はウェスウィウス山噴火の貴重な記録として
僕たちの時代まで残されているんだ)
BATTLE18は、プリニウスと会ってた。
ミセヌム行きの船にひめなたちも乗ってた。
魔法で軍人になりすまし、プリニウスの予定を聞き出す。
一人きりのときコルネリアを連れ出す計画だった。
コルネリア:アマリュリスがもうひとり欲しいわね
ひめな:私チャンの合成魔法を使えば
メタモルフォセスが使えるかも?
ミユリ:姫様の合成で他人の魔法をコピーすれば
別の人でもその能力が使えるようになるんです
アマリュリス:わたしいなくてもいいのでは……
時雨:落ち込まないで……
ひめなたち、ミセヌム海岸にいた。
プリニウスは海の生き物に興味があった。
海岸に来るのが日課だった。
ひめなが変身でお供を引き離した。
アマリュリスたちはプリニウスに接近した。
プリニウス:16年前の大地震も
近頃増えている地震もすべて
ウェスウィウス山が起こす災いの前兆と言うのですね?
アマリュリス:(どういえばご納得いただけるのでしょう)
ねむ:(マントルやプレートの概念を
この時代の人にも説明するのは難しそうだし……)
アマリュリス:困りました……
プリニウス:誰かと話しているのかな?
む?そこに誰かいますね?
ひめなたちが見つかった。
プリニウス:保養中の貴族の侍女?
よくよく見れば奇妙な服装
ウェスウィウス山が火を噴くとの噂が飛び交っているようですが
もしや広めているのはお嬢さんたちなのでは?
コルネリア:その通りですプリニウス様
プリニウス:どうしてそんな真似を?
コルネリア:このアマリュリス、そしてひめなたちは
未来の世界から来て未来を知るものだからです
この者たちの忠告に従わないと、みな命を落とすことになります
アマリュリス、ひめな、この方の目は欺けません
隠さずお話ししてあげて
ミユリ:(さすがにプリニウスさんが噴火で亡くなることは
言わない方がいいですよね?)
時雨:(うん……)
BATTLE19は、ひめなたちが予言を語った。
アウグスタ水道の異変を合図とするように
ウェスウィウス山から黒雲が登る。
ポンペイやヘルクラネウムは一夜にして白い灰に埋もれ
2000年後まで語り継がれる死の町と化す。
プリニウス:しかし……お嬢さんたち
何か隠していますね?
ミユリ:なな、なぜそれを?!
アマリュリス:例のお話ってみゆりん様たちにいましたっけ?
プリニウス:やはり図星ですか
その感じだとそれぞれに隠しごとがある様子
アマリュリス:はわ?!墓穴を掘ってしまいました……
プリニウス:残念ながら全てを明かすまで
協力は約束できませんね
アマリュリス:来年の6月、新しいインペラトールが誕生します
ウェスパシアヌス様がご病気で倒れ
長男ティトゥス様が新たなインペラトールを名乗られます
プリニウス:ではそちらのお嬢さんたちの隠しごとは?
ミユリ:プリニウスさんは噴火で亡くなる運命……らしいです
コルネリア&アマリュリス:ええ?!
プリニウス:私は噴火の直後、スタビアエに向かい
そこで死ぬというのですね
その経緯を記した甥っ子で養子のガイウスが
私の後釜になり、小プリニウスと呼ばれると……
博物誌が後世に残る仕事になるであろうことは
執筆中から確信していましたが
若き日に記した戦術書まで未来の人が知っているとは
愉快な話ですね!
しかしこれらの話が真実としても
私はお嬢さんたちには協力できません
私がそれを支持しても多くの学者に反駁されるでしょう
今の私に与えられてるのは、艦隊に命令する権限にすぎません
ひめな:(どうしたの、ねむりん?)
ねむ:(いや……少しひっかかって)
プリニウスは去った。
プリニウス:ウェスパシアヌス様も私も来年には世を去ると?
それが持つ意味に気づいたとき
人はどうふるまうべきか……
BATTLE20は、次の計画を話してた。
あさってユニアとマリウス、お供とピクニックに行く。
ねむは後悔してた。
プリニウスに自分の死を教えたのはまずかったかもと。
兵士が現われた。
宮尾は魔法少女になって敵じゃないと確認した。
コルネリア:そんなことわかるの?
ミユリ:これが宮尾の魔法です
相手が害のある存在か見極めることができるんです
兵士は伝言を語った。
あさってコルネリアと内密に会いたいと。
それはローマ執政官ティトゥスだった。
BATTLE21は、アマリュリスとコルネリアがティトゥスと会談してた。
ティトゥスはプリニウスから2人のことを聞いて呼んだ。
不吉な予言を流布する者がいると。
ただしプリニウスは2人を信用に足ると感じた。
だからティトゥスに教えたらしい。
ティトゥス:来年6月23日にインペラトールに即位する
その時点で予言の真偽がはっきりする
その予言が的中したとして話を聞くとしよう
アマリュリス:今すぐにでも町の皆さんに移住していただきたいくらいで……
ティトゥス:噴火は10月24日と言ったか?
私がインペラートルを称してわずか4ヶ月か……
アマリュリス:せめて迅速な避難ができれば、みなさんの命を救えます
あるいは数日前に軍を動かすなり考えられるが……
BATTLE22は、ティトゥスが事前に手を打つと約束した。
ティトゥス:そなたが期待を抱く前に言わねばならぬ
すべての命を救うのは諦めてくれと
予言が真実であると証明できないのだ
おそらくプリニウスも同じことを言ったのではないか?
確たる根拠も示さずにインペラートルの権限で
万を超す民に父祖の土地から移住を強いたり
大軍を動かしたりすれば
市民は私を流言に惑わされた暴君と非難するだろう
異邦の女王クレオパトラにローマが振り回されたことは
人々の記憶に新しい……
私がインペラトールになれば
愛するベレニケを妻にすることはできないだろう
ただ……私はそなたらの行動を止めようとは思わないし
多くの者が避難できるよう事前に打てる手は打っておこう
ネアポリスは被害が小さいと言ってたな?
ネアポリスを中心に避難民を受け入れが進むよう尽力しよう
ひめなたちはピクニックの丘を先回りしてた。
魔女の結界に取り込まれた。
BATTLE23は、デートイベントが終わった。
象徴の魔女(光)
今回はすごく強い魔女だったらしい。
ねむ:いままで戦ったのと同じ魔女から派生した敵だろうね
大元はおそらく最初に戦った魔女だ
コルネリアたちが現われた。
ひめなたちは隠れた。
マリウスは父が婚約を認めたと息を切らせて駆けつけた。
ユニアもお義父様から聞いて知ってた。
ピクニックが終わるとユニアはぼうっとしてた。
曰わく3人で過ごせたのが楽しくてと。
ひめなたちはいなくなってた。
デートイベント完了で時空の狭間に飛ばされた。
ねむ:西暦78年の記録が復活した
ひめな:次は79年?
ねむ:そうだね、ウェスウィウス山が噴火する年だ
ミユリ:最初に戦ったボスみたいのが待ち構えてそうです……
ねむ:僕たちの接近を感知して
3年前の76年から活動を活発化させていたんだろう
歴史Bを取り戻すには例の魔女との対決を覚悟しておいたほうがいいだろうね
BATTLE24は、火山噴火2日前に転移した。
ひめなはクビウス様に願いを叶える夢を見てた。
それはアマリュリスの夢だった。
神々の罰でしょうかと自責してた。
ウェスタの煌乙女を拒んだからと。
西暦79年10月にひめなたちは現われた。
コルネリア:6月にティトゥス様がインペラトールに即位された
都市参事会の空気も変わった……
大きな地震も増えてきたし
何かあったらすぐ避難しようって雰囲気になってきてる
アマリュリス:ユニア様は無事に避難していただけました
あれ?ひめな様たち?
ひめな:ユニアの家族はもう避難したんだね
アマリュリス:地元と強い結びつきを持つユニア様のお義父様は
早期にご家族を避難させました
コルネリア様とマリウス様のお父様
そしてマリウス様とともに、避難を円滑に進める準備を進めています
女神イシス教団には船主が多くいた。
住民の避難に協力するよう声をかけると神官は約束した。
BATTLE25は、火山の噴火が始まった。
アマリュリスたちは避難誘導してた。
昼なのに夜のように暗かった。
残っている人は少なかった。
マリウスたちの説得で、早期避難を実現させていた。
御者たちは営舎に取り残されてた。
コルネリアの父たちが救出に向かった。
曰わく住人を避難させたら船に乗ると。
コルネリアはマリウスと一緒に残った。
早めに避難した住人が戻ってた。
目つきがおかしかった。
魔女の口づけがあった。
アマリュリス:神話の怪物のしわざですね
ここは、わたしが……
ひめな:待って!
時雨:この魔力、間違いない
あいつはぼくたちが……!
ミユリ:あのボス魔女には借りがありますので!
ひめな:町の人たちはまかせたから
こいつは私チャンたちにまかせて
コルネリア:あなたたちが戻るまで船を待たせたいけど……
ねむ:その必要はない
最後のパラドクスを解消すれば
僕たちは元の時代に戻れる
ひめな:ここでお別れかもね!
コルネリア:そうなの?
ひめな、しぐりん、みゆりん、ねむ
いままでありがとう
ミユリ:ど、どういたしまして!
アマリュリス:最後までみなさんに助けられてばかりでしたけど
本当に本当にありがとうございました!
ひめな:あざまる☆りゅりりん
ねりりんは好きピ同士でお幸せにね!
あと、ゆにりんにもよろしくね
時雨:行こう、おたがいまだやることが終わってない
ミユリ:あの魔女にリベンジです
BATTLE26は、プリニウスが軍団を連れて来た。
象徴の魔女(光)
ひめなたちは苦戦してた。
早く倒さないと避難できないと焦ってた。
アマリュリス:救えないの?今回も……
コルネリア:諦めないで、未来は変えられる
ひめなたちはあなたが変えた未来から来たんだから!
マリウスが援軍=営舎から救った御者たちを連れて来た。
御者たちが憑かれた住人を押しとどめた。
住人は殴って気絶させてでも船に乗せた。
これ以上海が荒れては船を出せなくなる。
ユニアの義父は潮時と判断した。
アマリュリス&コルネリア:……
コルネリア父:お前たちのせいではない
手を尽くしても救えぬ命もある
これだけの人を救えたのだ
誇りに思え
アマリュリス:わかっています、これ以上待てばここも危ない
でもみなさんを救えないのは悔しいです
別の門で立ち往生してた一団が集まってた。
船が足りなかった。
沖に船団が見えた。
プリニウスの大艦隊だった。
BATTLE27は、プリニウスがスタビアエにいた。
私はここで死ぬ定め。
甥っ子のガイウスへ私の死に様を伝えるよう書記に命じた。
プリニウスは災害を予期できず
学者としての好奇心と知人の救助として
少数の艦船で調査に向かったが
噴煙に阻まれてやむなく帰港したスタビアエで
黒煙に巻かれて死んだ……と。
書記はなぜなのかとプリニウスに抗議した。
プリニウス:未来から来た少女に自分の運命を聞きました
ガイウスに伝える死に様は
2000年先の未来まで語り継がれるそうです
それとは異なる記録を残せば
時が逆説に蝕まれ、世界を壊してしまう
だから私は明日死ぬ
それでいいのです
ゴホッゴホッ……
喉の疾患持ちにこの空気は応えますね……
BATTLE28は、時空の狭間で燦たちと合流した。
時雨とひめなで魔女を引きつけて、ミユリが暴走した。
まともに攻撃が通ってるのはミユリしかいなかった。
ミユリが気付くと時空の狭間だった。
魔女はミユリが倒した。
暴走はひめなが止めた。
燦、はぐむ、みつねがいた。
みつね:私今回ずっと迷子なんだけど……
ミユリ:燦様、お会いしたかったです~
時雨:よかった、はぐむん……
魔女を倒したからパラドクスが解消されたってこと?
ねむ:そうだろうけど……
みつね:この景色、どう見ても解消されてないよね?
燦:部分的に解消……という感じかしら
ねむ:うん、一時的なもののような気がする
また魔女結界に取り込まれた。
明らかに存在が不安定だった。
みつね:3人が勝って上書きしたはずだよね?
ねむ:魔女に勝つ可能性がある限り、復活してくる……ということかな
燦:それなら可能性がなくなるまで、たたき伏せるだけよ
いままで何も出来なかった分、派手にやらせてもらうわ
安積、三輪!あなたたちもね
みつね:最初に言ったよね?
ヒーローは最後に来るってw
ミユリ:大遅刻ですぅ
象徴の魔女(光)
BATTLE29は、ひめなが何かに気づいた。
コルネリアは船上からポンペイを見てた。
もう戻れない。
ネアポリスで再出発とマリウス父たちは決意した。
燦、ひめな、時雨、ミユリで陽動。
はぐむとみつねで魔女を攻撃。
魔女の攻撃はみつねの認識阻害でそらせた。
はぐむがその隙に魔女を倒した。
ひめなたちは炎上するポンペイに出た。
いろはの本は元どおりになった。
いろはの概念は回収できた。
ひめなは夢を見た。
だれかがウェスタの煌乙女に誘われてたけど、断った。
そしてマリウスから腕輪を貰ってた。
ひめな:私チャン、ポンペイに戻らなきゃ!
だって、アマリュリスは……!
コルネリア:アマリュリスはどこ?
メモリア「幸運は勇者に味方する」
BATTLE30は、アマリュリス=ユニアだったと判明。
ユニアが船上からポンペイを見てた。
ユニアが煌乙女を断ったのは、
マリウスが好きだったからだった。
ユニア:腕輪をもらった喜びだけでも、
私の一生は幸せだったと言える
でも空から火が降ったあの日……
恋する乙女ユニアは死にました
すべては灰の下に埋もれました
あなたも、大好きなお姉様も、私の恋心も……
神々は最後の機会をくださいました……3年の猶予を
QBが現われた。
ユニア:どうしてお姉様と一緒の船に乗らなかったのか、ですって?
こちらの船の方が、ユニアがいるはずの場所に早く着くからです
この世にアマリュリスなんて少女は存在しないのに
会う人のだれもが疑問に思わないなんて
ユニアの侍女を名乗りながら、ユニアと一緒にいたことは一度もないのに
真実は秘めたままだれにも言いませんでした
マリウス様の気持ちをお姉様に向ける為
お姉様の気持ちをマリウス様に向ける為
ひとつ嘘をつくたび、心が悲鳴を上げました
それでもみんなを守りたかったんです
女神様に一生を捧げる覚悟を決めて
ウェスタの煌乙女になったつもりだったのに
私は過去の私に生まれ変わっていました
私が一度目の生を受けた証はこの腕輪だけ
災禍のことを口にしてもだれも信じてもらえなかった
あのままユニアでいれば誰ひとり動かせず
マリウス様への想いもお姉様に気づかれていたでしょう
だから私はアマリュリスになりました
本当はみんな助けたかった
それが神意を拒んだ私の罪なら
その罪を購いながら生きていきます
この腕輪をきらめく思い出のよすがとして
ローマの安寧に身を捧げ
平和と添い遂げる者として
パクス・ロマーナの恋人として
アマリュリスの衣装「ユニアのトーガ」
アマリュリス=ユニアは全く気づかなかった。
BATTLE29の腕輪を見てもわからなかったw
史実の背後に魔法少女がいたネタの中で、一番面白い。
邪馬台国もよかったけど、
ポンペイは大災害から住民を救う大義名分がデカいので。
それにタイムトラベラーだと承知で会話が進むのも面白かった。
プリニウスがタイムパラドクスを察して
史実どおりに死ぬのも驚いた。
まあ御都合主義とも言えるけど、
喉?肺?の病で余命を察してたんでしょうね。
悲劇的な死だから後世に名が残ったと思ったのかも。
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