AgentMagicaは2023年9月22日から10月6日までの限定イベ。
リコリスリコイルの千束&たきなが神浜に転移してしまうエピソード。
喫茶リコリコの割引券を集めて
限定ショップでアイテムと交換する
メモリア「タイトルは、ロックな千束」+15
メモリア「撮影記録:ロック」+15
メモリア「自分たちで選ぶ未来」+5
をセットすると喫茶リコリコの割引券のドロップが増える
綿木千束、井ノ上たきなが限定イベのパーティにいると限定強化がかかる
BATTLE1は、千束&たきなが神浜に転移した
保護対象の少女が消えた
楠木に報告していると、通信障害で通話が途切れた
茶店のみんなは買い出しでいなかった
ドローンでクルミに信号を送っても反応はなかった
茶店の外に出ると、知らない場所だった
とりま街を探索することにした
GPSだと神浜という地名が表示された
誰かの悲鳴が聞こえた
ビルの屋上から人が落ちそうだった
千束たちの横をフェリシアがすり抜けた
いつの間にかフェリシアは屋上にいた
千束:いくらなんでも早過ぎない?!
たきな:追いましょう
普通の人じゃありません
2人が屋上に着くと誰もいなかった
いきなり結界に取りこまれた
2人は銃で魔女に応戦した
ぜんぜん効いてなかった
フェリシアが魔女を攻撃して倒した
フェリシア:いま他に魔法少女がいたような……
まあ……そうか、先にあいつらだな
千束:さっきの何?!
銃も効かなかったのに
君、めっちゃスゴいね!!
ギリッギリで救出とかヒーローじゃん
フェリシア:まあな!でもヒーローじゃねーぞ
まほ……あーそうか、バレちゃまずいのか
オレはヒーローだぞ!
千束:それならヒーローさん
私たち、助けてほしいんです
BATTLE2は、みかづき荘がなくなった
フェリシア:異世界トリップ?ってなんだ?
あー他の世界から来ちまった……ってマンガじゃん!
千束:そーそー、かもしんないって感じなんだけど
たきな:というか、さっきから誰と話してるんです?
フェリシア:あ、そーか、オマエらには見えないのか
妖精……みてーなやつ
あー妖怪?どっちでもいいや
とりあえず、そのリコリコ?ってとこに行ってみようぜ!
フェリシア:ここ、みかづき荘の近くじゃん
たきな:みかづき荘?
フェリシア:オレたちが住んでる家のことだぞ
たきな:ここです……
フェリシア:なに言ってんだオマエ
これがみかづき荘だぞ
千束:でも中は喫茶リコリコなんだよ
フェリシア:はあ?んなことあるわけねーじゃん
フェリシアはみかづき荘に入った
内部は喫茶リコリコだった
フェリシア:みかづき荘がなくなっちまった!
千束:え、どうしよたきな……
ヒーロー泣かせちゃったんだけど
たきな:ギャン泣きですね
いろはたちが帰ってきた
やちよ:みかづき荘がない……
いろは:中身だけ別の部屋になってるなんて……
鶴乃:待って、宿題!
みかづき荘に置きっぱだ!
いろはたちはとりま調整屋で話すことにした
みたま:魔力の反応もないし
2人は魔法少女じゃないわよね
十七夜:テレパシーで声をかけても反応なし……間違いなさそうだな
フェリシア:さなのこと見えてねーみたいだし
さすがに魔法少女じゃないだろ
鶴乃:他になんか気になったことない?
フェリシア:そういえば、あのまま魔女と戦ってた
うい:生身で戦ってたの?!
フェリシア:銃も持ってたぞ
あんま効いてなかったけどな
やちよ:なっ……?!
BATTLE3は、千束たちがリコリスのことを教えてた。
千束たちは喫茶店の従業員と自己紹介した。
十七夜は千束の心を読んだ。
喫茶店で働いているのは本当。
でもリコリスとは何だ?と聞き返した。
たきなは反射的に十七夜を捕縛した。
いつの間にか、たきなの背後にやちよたちが回っていた。
……ので、千束は降参した。
そもそもリコリスは悪い組織じゃない。
でもリコリスを知るとあなたたちも危ないと忠告した。
それにあなたたちも隠しごとがあるでしょと千束は見抜いた。
やちよは魔法少女になって、魔女と戦っていることを話した。
魔女が事件や事故を起こしている。
魔女を倒して、それを防いでいる。
たきなはリコリスを説明した。
治安維持組織DA所属の公的機密組織のエージェント。
事件や事故が起きる前に犯罪者やテロリストを処分していますと。
うい:犯罪を防いでいる……ちょっと似てるかも
鶴乃:学生服で拳銃で戦うとか、なんかすごい!
たきな:この衣装が警戒されにくいんです
千束:都会の迷彩服ってわけ
フェリシア:映画みたいでかっけーじゃん
やちよ:それで、異世界から来たのだとして……
元の世界に帰りたいわよね
鶴乃:ここはお互いの居場所を取り戻す為に協力し合わない?
千束:いいよねたきな!
たきな:はい、よろしくお願いします
BATTLE4は、千束たちのドローンを異世界電話に改造してた。
千束&たきなは、異世界転移したときの状況を語った。
テロリストが監禁してた少女の保護に向かった。
現場に着くとテロリストは他のリコリスが処理済みだった。
保護対象が泣き叫ぶ声が聞こえた。
監禁が長く、犯人に好意的な感情を抱いていたのかもしれない。
保護対象の少女は急にいなくなった。
任務失敗と思い、喫茶店に戻ると、店から出たときに転移した。
千束:魔法で急に人が消えることって、
こっちの世界ではよくあるの?
十七夜:君たちがここに来たのも含めて
ありえないことではないな
みたま:こっちの世界で原因がないか、探った方がいいかも
鶴乃:いまでも電話とかは繋がらないんだよね?
たきな:何度か試してますが、ドローンから信号も送れません
みたま:通信周りの問題か
魔女やウワサの類が原因かしら
やちよ:ウワサ関連なら柊さんへ聞きに行くのが早いわ
やちよたちは電波望遠鏡へ向かった。
その途中、モブ子とすれ違った。
前に魔女から助けた子だった。
そのとき、一緒にいた魔法少女が目の前で魔女になった。
そこは神浜の外だったのでドッペルシステムは機能してなかった。
事情を聞いたねむ&灯花はみかづき荘を調査すると決めた。
みかづき荘内部が別の建物になっているのを灯花は面白がってた。
灯花はお蔵入りにした異世界電話のウワサとドローンを繋げるのを思いついた。
ドローンを起動すると、クルミの声が聞こえた。
喫茶リコリコが大変と、クルミは写真を送った。
みかづき荘の部屋の写真だった。
クルミ:このザマだ
やちよ:ザマとは失礼ね
それは私たちの家よ
クルミ:っていうか、お前ら誰だ?
千束:こっちに喫茶リコリコの中身があるんだよ
灯花:それじゃあ天才ハッカーさん
一緒に議論しよーよ
BATTLE5は、ウワサの調査に学校へ向かった。
クルミたちの討論で、半信半疑で異世界転移と結論づけてた。
クルミの世界には神浜は存在しないから。
千束:マジで異世界トリップ?!
たきな:ずっと言ってたじゃないですか
千束:だったら面白いと思ったけど
ガチって言われるとそれはそれで
ねむ:早速だけど、君達に調べてほしいことがある
千束たちは神浜市立大附属中学に向かった。
クルミのハッキングで数日限定で2名入学させた。
千束は中等部と聞いて残念がってた。
千束:華のJKになれないってこと?
クルミ:都合つくのが中等部しかなかったんだよ
精神年齢的には同じようなもんだから
いろはにお守りしてもらえ
ボクは基本的に灯花たちと他に帰る方法を探しておくつもりだ
千束:ありがと、クルミ!
てか先生たちは元気?
クルミ:DAには異世界なんてややこしいから
ミカがうまいことごまかしているみたいだが
さみしそうなアイツらのためにも早く帰る方法を見つけてやるんだな
いろは:ミカさんって?
千束:リコリコの店長で
んー、保護者みたいな感じ?
いろは:じゃあみかづき荘で言えば
やちよさんみたいな?
千束:それ言ったら、やちよさんに叱られると思うよ
名前で勘違いされがちだけど、オッチャンだから
いろは:あ……てっきり女の人かと!
たきな:とりあえず行きましょうか千束
いろはさんもお願いします
いろは:あ、はい!
千束さん、たきなさん、ヨロシクお願いします
千束:敬語はいらないよ、ほら同級生なんだしさ!
いろは:はい……じゃなくて、うん!
BATTLE6は、学校内でウワサの聞き込みしてた。
レナにも連絡網で知らせてた。
レナ:元の世界へ帰るために、ウワサについて調べてるのよね?
いろは:高等部は鶴乃ちゃんたちにお願いしてるから
これから中等部を中心に回ろうかと思って
千束:じゃ、一緒に聞き込みに行こっか、レナちゃん!
レナ:は?いや、レナは……
千束はレナも強引に連れてった。
れん:神浜の外の話と梨花ちゃんが言ってたような……。
衣美里:ある手順を踏むと異世界に行けちゃうかもなんだって!
かこ:どこかの屋上の扉を開くと、別世界が広がっているらしいです
放課後に鶴乃たちと合流してた。
ももこ:あれ、かえでもいたんだ
かえで:途中でレナちゃんにつかまって
一緒に回ってたんだぁ
レナちゃん人見知りだから
レナ:うっさいわね!
ももこ:で、キミたちが例の?
たきな:ももこさん……ですよね
ご協力ありがとうございます
ももこ:いいのいいの!
それより、そっちはどうだった?
鶴乃:異世界に繋がる屋上のウワサ……こっちと同じだね
ももこ:肝心の屋上がある場所がわかんないんだよな
たきな:片っ端から屋上に行きます?
千束:そんなのやってらんないって!
だからさ、放課後も聞き込みしようよ
あ、いろはちゃんたちは悪いしつきあわなくていいよ
いろは:でも道とか大丈夫?
千束:クルミもいるし、なんとかなるなる!
いろは:でも、また魔女に襲われたりしたら大変だし
鶴乃:じゃあわたしがふたりについていくよ
いろはちゃんたちは、ねむにウワサのことを聞いといて
いろは:ちょっと待って
ウワサは神浜特有だから市外には出ないと思ってたんだけど
出ることになったら注意してほしいことがあるんだ
BATTLE7は、QBが現われた。
数日間ウワサの聞き込みをしつつ、
千束たちは神浜生活を満喫してた。
レナたちとゲーセン行ったり、
鶴乃の店で中華を食ったり、十七夜のメイド喫茶に行ったり。
衣美里の相談所も行ったらしい。
通りすがりの夏希から、変なとこに迷い込んだ話を聞いてた。
ユニオンの連絡網で聞いてなかったの?
夏希は非ユニオンだっけ?
そこには知らない魔法少女もいたらしい。
ショートヘアとロングヘアの2人組。
夏希が言ってた屋上へ行こうと待ち合わせしてた。
ちょうど魔女の気配があった。
鶴乃は1人で結界に入った。
やちよたちも向かってた。
待っている千束たちの前にQBが現われた。
ボクと契約して魔法少女になってよ!
やなこった!と2人は拒否った。
それはいろはたちから、白いたぬきみたいのが現われたら逃げるよう言われてたから。
QBはあっさり引き下がって消えた。
千束:どうして契約しちゃいけないんだろう
願いが叶って、かっこいい魔法少女にもなれるんでしょ?
たきな:うまい話には、大概裏があるもんでしょう
BATTLE8は、ウワサの屋上へ行った。
黄昏時にその廃墟へ行き
喋らずに屋上まで登り、
目を閉じて扉を開けると異世界へ行ける
……というウワサだった。
扉を開けると白い異空間だった。
クルミとの連絡も途切れた。
そこにはショートの女の子がいた。
鶴乃:魔女になったはずじゃ……!
たきな:保護対象の少女です!
この子は千束たちの保護対象の子だった。
千束たちの世界にも同じ顔の子がいると鶴乃は察した。
千束:待って、それより、さっきの……どういうこと?
たきな:はい、魔女になったはず、と
千束:魔法少女はヒーローで
魔女は敵……なんだよね?
やちよ:魔女は、魔法少女のなれの果て
魔法少女になった私たちの命は、このソウルジェムになる
ソウルジェムが絶望で濁りきったとき
魔法少女は魔女になる
それが願いを叶える代償に私たちが背負う宿命よ
千束:じゃあ、魔女って、元々は……
たきな:そこら辺の話はまたあとで
私たちは彼女を保護しましょう
少女はいきなり千束を銃撃した。
千束はかわした。
フェリシア:アイツ目の前で撃たれて避けなかったか?!
鶴乃:それよりまずいよ、助けに行かなくちゃ
???:そうはさせません
いろはたちが消えた。
少女:助けなんか要らない
帰る場所なんてもうない
あんたたちが私から居場所を、あの人を奪った
だからあんたたちを居場所から引き剥がしてやったの
私の狙いはあんたたち
噂を流して正解だったわ
ここで死んでもらうわ、リコリス
BATTLE9は、千束が重傷を負った。
やちよたちは結界の外に出されてた。
うい:あの人、千束さんたちを怒ってるように見えたけど……
鶴乃:たきなが言ってたじゃん
「犯人に好意的な感情を抱いていたのかもしれません」
そのテロリストを殺したのが千束たちの仲間……リコリスとしたら
やちよ:同じリコリスに恨みを抱いてもおかしくないわ
いろは:それにあの子……魔法少女だったよね
うい:こっちに来て契約したってこと?
フェリシア:いま気づいたけど、さなどこ行った?
いろは:あ、そのことなら……
千束は隙を突いて少女に接近し、捕まえようとした。
もう1人の魔法少女が千束を攻撃した。
大丈夫ですか先輩?!と呼びかけてた。
千束:あの子が言ってた2人組の魔法少女?
???:私もあなた方を知ってます
フェリシアの声が千束の脳裏をよぎった。
「いま他に魔法少女がいたような……」
???:一緒にいた魔法少女にバレそうで肝が冷えましたけど
千束は目潰し攻撃を食らった。
その隙に致命傷を負った。
先輩はたきなを制して千束に近づけなかった。
???:あんたも思い知ればいい
奪われる苦しみを
2人の魔法少女は消えた。
たきな:千束、千束!
千束:はは……ありゃ……悪い……魔法少女だったかぁ……
千束は出血が激しかった。
たきな:誰かお願い……千束を助けて……
QB:ボクならその願いを叶えることができるよ
BATTLE10は、たきなが魔法少女になった。
たきな:ひとつの願いと引き替えに魔法少女となり
いつかは魔女になる宿命を背負えば、ですよね
わかりました……契約します
千束を救って
たきなは魔法少女の姿になった。
千束は致命傷が治り、すやすや寝てた。
さな:契約しちゃったんですね
たきな:誰?!
さな:あ、そっか……もう見えるんですよね
その、ごめんなさい、助けられなくて
私みかづき荘に住んでて
何かあったときのために、少し遠くにいたんです
いろはの回想で、さなに遠くで待機するよう頼んでた。
神浜市外だから誰も動けなくなるかもしれないから。
さな:私、透明人間っていうか
魔法少女からしか見えなくて
えっと……妖精、妖怪って言えば通じるでしょうか
フェリシアの声がたきなの脳裏をよぎった。
「妖精……みてーなやつ!あー妖怪?どっちでもいいや」
たきな:ああ……あのときの……魔法少女だったんですね
なら、頼みがあります
BATTLE11は、神浜との入れ替わりが多発してた。
たきなは自分が魔法少女になったのを千束に黙ってた。
いろはが魔法で千束を治したことになってた。
千束以外、クルミも含めてたきな=魔法少女と知ってる。
知らないのは千束だけ。
リコリス世界の保護対象少女Lが、
神浜の少女Mから先輩と呼ばれてる。
少女Lは魔女になった子とうり二つ。
でも魔女から魔法少女に戻ることはありえない。
少女Lは神浜に来て契約したらしい。
その2人が異世界トリップの元凶。
灯花とクルミから緊急連絡が入った。
神浜とリコリス世界が入れ替わりが他の場所でも起き始めた。
このままだと世界がパッチワークになる。
パラドクスが起きて宇宙が消滅する。
BATTLE12は、入れ替わった場所を調べることになった。
クルミは入れ替わりは2人を戻すチャンスだと考えてた。
他に戻す方法は見つかってなかった。
入れ替わりを解決すると、帰れなくなるかもと。
千束たちはそもそも宇宙が消滅するし
方法はなんとかなると入れ替わりの原因追及を優先した。
クルミ:いいよ、お前らの好きにしな
ミズキのお気に入りの酒がそっちだって
わめいていたから早く帰ってきてやれ
……あ、飲んでないよな?
千束:なーに言ってんの、ここにいるのはみんな十代……?
やちよ:……失礼ね、まだ19歳よ
少女LとMがいた結界はもうなくなってた。
とりま神浜の魔法少女に協力してもらう。
鶴乃:神浜を満喫してた理由が明らかに……!
たきな:そこまで考えてないですよ、千束は
少女Mがこの会話を聞いてた。
少女M:仕方ないことなのです
すべての悪をなくすには……
BATTLE13は、入れ替わった公園を調べてた。
みふゆも合流した。
公園は一見、変化はなかった。
フェリシアが遊具が1つだけ違うと気づいた。
少しだけ入れ替えて、何かを試してるらしい。
いろは&たきなは魔力を感知した。
でも微弱だった。
千束:え、たきな、なんかわかるの?
たきな:あ……その、匂いです!
あのとき接触したので、微かに覚えていて
千束:イッヌかよ!
でもそんなに鼻よかったっけ……
レナからスマホに連絡があった。
ゲーセンの椅子が1個だけ入れ替わってた。
かりんはアリナの絵の具が1つだけ入れ替わってると気づいた。
観鳥は学校近くのベンチの入れ替わりに気づいた。
ひみかは近所の野草が入れ替わってると気づいた。
鶴乃は地図アプリに入れ替わり地点をプロットした。
円形に入れ替わってた。
次は北養区と推測した。
BATTLE14は、北養区で少女LとMを見つけた。
たきなは魔力感知で居場所を突き止めた。
千束は驚いてた。
2人はまた結界に取りこまれた。
少女LとMは千束だけが狙いじゃなかった。
曰わく、世界から悪をなくす。
少女Mがリコリス世界から少女Lを呼び出した。
少女Lはこの世界を使って、あの人の理想を実現すると決めた。
2人は消えた。
少女Mの対象を移動させる魔法
少女Lの拠点を繋げる魔法
2つの魔法で瞬間移動してた。
少女Mにとって先輩は姉のような存在だった。
でも魔女になった。
QBが少女Mの前に現われた。
先輩の生き返りは、彼女が望まないとわかってた。
別の世界の先輩を連れて来て
その先輩と一緒に悪のない世界を作る。
少女Lは先輩ではない。
でも同じ志があった。
少女M:先輩の為、あなたの為に
私は世界から悪をなくしたいのです
少女L:そう……やっぱり
思考までそっくりなのね……ふふ
さあ、作戦を続けましょう
悪のない……世界の為に
BATTLE15は、いろはたちと合流した。
千束たちは元の場所に戻ってた。
やちよは少女MとLの空間魔法と察してた。
千束たちは少女MとLの目的を教えた。
やちよはマギウスを連想した。
千束:マギウスって?
鶴乃:灯花たちがやんちゃしてた頃の話、かな?
やちよ:その話は長くなるから今はいいわ
たきなは2人を捕まえる案があった。
千束のスマホに通知があった。
また入れ替わりが起きた。
千束はちゃんと話が聞きたいと思ってた。
たきな:そうやって情けを与えて
また死にかけるつもりですか
千束:わかりあえるかもしれないじゃない?
たきな:でもあなた、殺されかけましたよね
その相手にも、ですか
千束:そうだよ、言ったでしょ
誰かの時間を奪うのは気分が良くない
でも私、みんなの大事なものを奪った2人も許せない
だから、なおさら、ちゃんと理由が知りたいんだよ
BATTLE16は、少女MとLを拘束した。
2人は人数不利でも、千束を攻撃した。
攻撃の直前、空間転移するから、目で追えなかった。
たきなが魔法少女になって千束を庇った。
千束:な、たきな……その格好
たきな:説明は後です
少女MとLは逃げようとした。
みふゆが幻惑魔法をかけた。
その隙に2人は拘束された。
少女Lは孤児だったと自分語りを始めた。。
あの人から人並みの愛をもらったと訴えた。
でもリコリスのせいで死んだ。
少女Mの願いでこの世界へきた。
アイツらを、この世界へ呼んで復讐したいとQBに願った。
千束:そっか、話してくれてありがと
少女L:なに、同情なんていらないから
千束:違う違う、少し似てるって思っただけ
私たちリコリスも孤児でDAに拾われて
リコリスやってるから、何かが違ったら……とかね
たきな:私も大事にしてた居場所を失って日が浅い
だからその気持ちが少しだけ……想像できます
けど、あなたのやり方は間違っている
千束:だからさ、一緒に行こ
世界を変えるのはちょっとわかんないけど
あなたに見える世界を変えることはできるよ!
少女L:騙されないで
少女MとLは拘束を解いた。
クルミ:そいつらを絶対、市外に出すな!
灯花:あの人たちを市外に出したら
神浜市まるごと異世界にいっちゃうってこと
そんなことが起きれば宇宙の消滅だって待ったなしだよ
ねむ:神浜市はパッチワーク状に入れ替わる準備がされていて
彼女たちが市外に出た瞬間に、
その仕組みが発動されるのでは……ということだ
少女L:変だと思わなかったの?
いまさら全部はなすなんて
もう魔法は発動済み
あとは市外へ出て時間が来れば
この世界はひっくり返って終わり
2人は消えた。
BATTLE17は、千束が願いを叶えた。
市外で2人を見つけた。
魔法少女を倒しても、魔法が止まるかはわからない。
千束は命大事にと訴えた。
たきなは喫茶リコリコと天秤にかけるのか問い詰めた。
千束は誰も天秤にかけないと答えた。
たきなには意味がわからなかった。
もう魔法は発動済みで、残り3分で世界は終わり。
少女M:あなたならわかりますよね、失う苦しみが
だって魔法少女になる為に願いを捧げたんですもん
大事な仲間を失わないために、でしょ?
千束:え?どういうこと?
少女M:やっぱり言ってなかったんですね
この人はあなたのためにキュウべえに祈りを捧げたんです
千束はQBを呼び出した。
たきな:千束、止めてください!
千束:たきなも魔法少女になったんだから、いいでしょー
たきな:だって魔法少女は魔女に……
千束:絶望しなきゃならない
そうでしょ、いろはちゃん
いろは:は、はい……でも……
千束:私は絶望なんてしない
鶴乃:魔法少女になったら長生きできないよ
千束:危険だらけのリコリスだって一緒だよ
たきなに助けられっぱなしも、なーんか性に合わないし
何より、たきなだけ魔法少女なんてずるい!
たきな:はあ?!何を言って……
千束:魔法少女かっこいいし!
みんなの大事な場所も、私たちがいた場所も
どっちも守れるなら一石二鳥!
千束は願いを決めた。
「私たちの日常を守らせて」
BATTLE18は、神浜とリコリス世界の狭間に引き込まれた。
さな:魔法が完成しちゃった?
千束:うぉわ、びっくりした、誰?!
さな:あ、あの……妖精……です?
千束の願いは少女Lの魔法を打ち消したらしい。
いまは魔法が対立してる。
神浜の空にゲートが現われた。
千束たちはゲートに引き込まれた。
入れ替えた場所が全部戻ってた。
下に神浜市、上にリコリス世界が見えた。
少女M:計画は失敗です、先輩……
少女L:いいえ、まだチャンスはある
コイツらを倒しさえすればね
千束:わかった、じゃあやりあおう
その代わり、私が勝ったら一緒に帰るのはどう?
帰り方、わかんないけど
少女L:ええいいわよ、勝てるなら
千束:あ、でもこっちはこんだけいるし、人数敵に汚い?
少女L:舐めないで、私の能力は異空間を繋ぐこと
見つけた魔女結界は切札にしてとってあるのよ
少女M:そんなことしたら先輩の魔力が……
少女L:いいからやって!
魔女が現われた。
たきなが千束を庇った。
千束:やるじゃん、たきな
たきな:私の方が魔法少女として先輩なので
千束:ありがとね、助けてくれて
それと、ごめんね契約しちゃって
たきな:本当ですよ、2人して魔法少女です
千束:でもリコリスとあんまり変わんなくない?
たきな:この衣装は隠密行動に向いていません
あとちょっと派手で、私向きではありません
それもあったので、千束には隠しておきました……
千束:だーいじょうぶだって!
たきな、めっちゃ似合ってる
これさ、変身の決め台詞とか必殺技とか考えて~
たきな:言ってる場合ですか
早く魔女を倒してあの人たちを確保
そしてうちに帰りましょう
千束:そんじゃここは魔法少女らしく合わせ技いくぞ!
たきな:は?なんですかそれ!
知りませんよ!
千束:魔法少女といえばこれなんよ
帰ったら見せちゃるわ!
たきな:もうどうなっても知りませんからね
BATTLE19は、全てがなかったことになった。
千束たちは魔女を倒した。
少女MとLはソウルジェムが濁った。
このまま魔女になれば世界を壊せる。
……と思いきや魔女にならなかった。
2人にとって世界を壊すのは希望。
絶望してないので魔女化しなかったらしい。
たきな:あなたの先輩が求めたのは、本当にこれですか?
先輩の言葉が少女Mの脳裏をよぎった。
「みんなに笑顔でいてほしい
もちろんあなたにもね」
少女Mは間違ってたと認めた。
少女Lに謝った。
少女M:あなたに理想を押しつけて先輩の代わりにしました……。
少女L:私はこんな世界壊して!それで……それで……!
千束:ごめんね、それ以上のことを私は言えないし何もできない
でもこれだけは言える
あなたの居場所は他にもきっとあるよ
あの人の言葉が少女Lの脳裏をよぎった。
「お前の居場所はもっと他にあんじゃねーの」
少女L:なんであんたが、あの人と同じこと言うのよ……
千束:これうちのカフェのチラシね
先生が淹れたコーヒー、とっても美味しいんだから!
少女L:はあ……わかった根負けよ、あんたらしつこいし
神浜の至るところから千束たちがいた痕跡が消え始めた。
クルミのPCからも神浜の情報が消えた。
クルミ:そろそろお別れみたいだ
いろは、灯花とねむと、みんなによろしく
いろは:はい、クルミちゃん、お元気で
少女L:ねえあなたたち
よろしくね、私の後輩……
少女Lも消えた。
やちよ:日常を守るには全てなかったことにするしかないのね
フェリシア:じゃあ千束とたきなは
オレたちのこと忘れちまうのかよ
うい:わたしたちも千束さんたちのこと
きっと忘れちゃうんだよね
鶴乃:それは寂しいな……
千束:いろはちゃん、ありがとね、いろいろ
やちよさん、鶴乃さん、ういちゃんも、フェリシアも……
さな:あ、さな……二葉さなです
千束:さなちゃんも!
神浜市、めっちゃ楽しかったぜ!
たきな:私も楽しかったです
これからもお互い頑張りましょう
いろは:うん、魔法少女と
千束:リコリスとして!
BATTLE20は、喫茶リコリコが元どおりになってた。
千束&たきなは長い夢を見てた気がした。
派手な服を着た女の子がたくさんいて、世界を救う。
映画を見ながら寝てたせいと納得してた。
リコリコのスタッフが店に現われた。
これから開店準備が始まる。
ちょうど新しい客も来た。
チラシを見て来たらしい。
少女Lでしょうね。
千束&たきな:ようこそ、喫茶リコリコへ!
メモリア「喫茶リコリコにおまかせ」
リコリス本編と辻褄合わなくなるから、
全てがなかったことになるENDは当然でしょうね。
2人が魔法少女になるのは予想してなかった。
元どおりのはずなのに、ガチャで千束&たきなを引けるのはなんで?w
とツッコまずにはいられない。
このエピソードは別に、2人が魔法少女になる平行世界がある?
にほんブログ村
Tweet
ショートリンク