劇場版 まどか☆マギカ 叛逆の物語 コミックス 感想

劇場版BDを視聴したので、コミックス版も読んだ。
劇場版の内容が初見では意味不明だったので、理解の補助として読んだのだけど。

物語自体の感想と考察はBD版のほうに書いたので、コミックス版はBD版との相違について書く。


・仁美のナイトメア討伐後、みんなで夕日を見ているとほむらが何か変だと思い始めるシーンがない。
もちろん変だと思う描写はあるけど、夕日を見てたのがきっかけではない。

・ほむらがクラスメイトや街の人が人形のように見え始めるシーンで、コミックス版は描写が控えめでわかりづらい。BD版はあからさまに顔をオレンジに塗りたくったりしていた。コミックス版を先に読んでいたら、描写の意味に気づかなかったかも。

・杏子にほむらが「あなたが一番変」と言うシーンで、コミックス版の杏子はかなり焦っているように見える。BD版では軽口を叩く程度。最初にコミックス版を読んでいたら、このシーンを根拠に杏子が黒幕と錯覚したかもしれない。

・ほむらがマミのりボンを切断するために、上空のガラスのようなものを撃って破片を自分に浴びせている。そして瓦礫に埋もれつつ時間停止。BD版ではほむらが自分の頭を撃ちぬいて弾丸を貫通させてリボンを切断している。BD版のほうがインパクトあるね。

・ほむらを探していたまどかが、ほむらに抱きついてない。BD版ではほむらを見つけた時に抱きついて、ほむらが顔を赤くしているのでレズシーンっぽく見えるのと比べると控えめな描写。あとBD版ではほむらが返り血を焦って拭いているけど、コミックス版ではそういう行動はない。

・ほむらがQBの意図(まどか=円環の理を支配する)に気づいた時、冷静に指摘してる(冷静に怒ってる?)。BD版では怒って叫んでいる。印象に残るのはBD版だけど、コミックス版のほうがほむらっぽい気がする。

・転校生のまどかが髪を下ろして登場している。BD版だと髪をリボンで結ってる。コミックス版はそのあとでほむらがリボンを結んでいる。コミックス版のまどかのほうが印象的。

・まどかが円環の理の使命を思い出しかけた時の描写がただの心象風景っぽい。BD版は実際に周囲の空間が変化しているような描写だった。

・やつれたQBの描写がうずくまった背中と瞳のアップの2コマだけで、描き方もBD版ほどには薄汚れた感じじゃないからわかりづらい。これもコミックス版が先だったら意味がわからなかったかも。

・最後にBD版にあった「ほむらが崖から身投げするようなシーン」がない。ほむらが踊るシーンもない。ほむらがやつれているようには見えない。BD版はやつれていることと身投げのようなシーンから、ほむらの夢の世界も長くはない不吉な感じがする。コミックス版はほむらがこのままずっと世界を支配し続けるような印象を受ける。


劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 (1)
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