タイムトラベル少女マリ・ワカと8人の科学者たち第2話「悲しみのギルバート」
も視聴したので感想。
第2話はギルバートがマリに方位磁針が常に北を向く理由について、
諸説を否定する論証を行うエピソードと、
マリが偶々作った球体ケーキをヒントに、
地球の内部に磁石があるという仮説を論証するという話も。
ギルバートは伏角計で方位磁針が70度も地面を向く事から、
地球内部に磁石があると推定していた。
このシーンが小中学生向けの科学アニメみたいな感じだった。
現代側ではワカと旬が研究所を調べても何の手がかりも得られないまま。
警官に咎められて内部を案内していたけど、この警官は偽者だった。
第1話ラストで出た怪しい男の部下で、
研究所内にある何かをそれとなく探していた様子。
マリは現代のケーキを作ってメイドに教えていた。
ここで球体ケーキを作ったことがギルバートのアイディアとなるけど、
この為に第1話でワカと一緒にケーキを作ろうと話していたわけだ。
でもここでマリのペンダントが光ってマリは突然現代に戻っていた。
マリが戻った際の衝撃波でケーキは粉々w
でも作り方はメイドが記憶しているはずなので、
イギリスのお菓子の歴史は改変されてるだろうけど、
それを作中では描かないみたい。
マリが現代に戻っても、行方不明となって3時間しか経過してなかった。
現代のPCでギルバートのWikipediaを調べると、
マリの言うとおりの実験をギルバートが行っていたというシーンも。
でもこれは元からそういう歴史だったようで、過去改変にはならないみたい。
ジョルダーノ・ブルーノが処刑されたという手紙が来るシーンもあった。
ブルーノも実在の科学者だった。
これをギルバートが怒るのが副題。
同時代の人だけど実際にギルバートとブルーノに親交があったかは不明。
全体的にはギルバートの地磁気の論証(仮説)の話だったので、
ブルーノ処刑の件はとってつけたような印象。
最後は実写の実験映像を交えて磁石が熱せられると磁力を失う解説をしてた。
こういう映像を交えるのもNHK教育テイスト。
タイトルから言ってワカもタイムトラベルするはずだけど、それは次回かな。
あとコメントで「丁寧」との指摘だけど、横顔でしゃべるシーンではちゃんと口の輪郭の動きを描いていた。
普通のアニメだと手抜きして、輪郭は変えずに円で描いた口を変形させるだけ。
流して見てたので意識してなかったけど、言われてみればその通り。