メルト歌詞考察

超有名なメルトは、疾走感のある明るい曲想なのに、歌詞の内容が失恋というか片想いの恋という感じの歌ですね。

奥手な女の子が主人公という印象ですが、断片的なシチュエーションだけで、どういう状況なのかよくわからないので、歌詞の考察をしてみました。



初見での聞いた感想は、断片的なシチュエーションしかないので意味不明でしたが、
最近、ニコ生で「とらドラ」というアニメを見て、大河と実乃梨の関係を見ているとメルトの歌詞を連想しました。
元は友人関係だったのが、親友の為に身を引く三角関係のうちのひとりの視点に思えます。
メルトが好きな人はとても多いようですが、このような実体験があるか、10代の二人の女の子が一人の男を好きになるという三角関係を描いた物語を重ねてるのではないかと思います。

朝目が覚めて、真っ先に思い浮かぶ、君のこと

あとの歌詞で「出かける」「今日の私はかわいいのよ」などの言葉から、デートに行く日の朝のように見えます。
でも「好きだと言えない」という言葉もあるので、そこまでの関係ではないはずです。

思い切って前髪を切った、「どうしたの?」って聞かれたくて

前髪を切って変化に気づくことを期待するということは、毎日のように顔を合わせている関係のはずです。
この歌詞の主人公は、とらドラの櫛枝実乃梨に似ていると思います。

ピンクのスカート お花の髪飾り 差して出かけるの
今日の私は かわいいのよ!

ピンクのスカート、花の髪飾りを差して自分をかわいく見せたいと考えるのは、10代の発想だろうと思えます。
毎日顔を合わせてて10代ということは中高生でしょう。

メルト 溶けてしまいそう
好きだなんて 絶対にいえない……
だけど

「絶対に」ということは、相応の理由があるはず。
自分が告白すると友人との関係が壊れてしまうという意味に思えます。
告白しなければ今の人間関係を維持できて、好きな「君」のそばにいられる、という打算にも思えます。

メルト 目も合わせられない
恋に恋なんてしないわ わたし
だって君のことが
……好きなの

歌詞だけ見ると、恋に恋しているとしか思えないんですが、親友と同じ人を好きになってしまったと解釈すると、自分の本心を確信しているという意味でしょう。

天気予報が ウソをついた
土砂降りの雨が降る

雨が降ったことを「天気予報がウソをついた」と表現しているってことは、晴れて欲しかったのでしょう。
「君」と会える最後の日なので、晴れて欲しかったのかも。

カバンに入れたままの
オリタタミ傘 うれしくない
ためいきをついた
そんなとき

なので、傘を持ってきたのが嬉しくないんでしょうね。
10代の女の子が折り畳み傘が入るような大きさのカバンを持っていて、
しかも入れたままだったのは、中高生の登下校を思わせますが、
ピンクのスカートを履いてるので、私服通学できる学校でしょうか。

「しょうがないから入ってやる」なんて
隣にいる きみが笑う

本当は相合傘をしたいのにそれを素直に言えず、
「しょうがない」と言い訳をしたように見えます。
「君」も主人公のことが好きなのかも。

恋に落ちる音がした

「恋に落ちる」と先ほどの「しょうがない」というセリフを合わせて考えると、ここで両想いだと察したという意味でしょうか。

メルト 息がつまりそう
君に触れてる右手が 震える
高鳴る胸 はんぶんこの傘
手を伸ばせば届く距離 どうしよう……!

両想いだと気づいた喜びで「息がつまりそう」「右手が震える」のでしょう。
「どうしよう……!」とは、告白するか迷っているんだと思います。
「手を伸ばせば届く距離」は、
「手を伸ばせば」=告白すれば
「届く」=告白が成功する
という風に心情を投影しているように思えます。

想いよ届け君に

自分が告白せずとも、本当は好きだと気づいて欲しいのでしょう。
三角関係だとすると、男のほうに友人関係を壊さずに解決できるうまい対応を期待してるはずです。

お願い時間を止めて 泣きそうなの
でも嬉しくて 死んでしまうわ!
メルト 駅に着いてしまう……
もう会えない 近くて遠いよ だから

二人は駅で別れるようで、中高生の下校シーンを思わせます。
もう会えないのは、親友の為に身を引く決意をしたという意味でしょうか。

メルト 手をつないで歩きたい!
もうバイバイしなくちゃいけないの?
今すぐ わたしを抱きしめて!

このへんは主人公の明け透けな本音でしょうね。

……なんてね

一見、恋に恋する思春期の女の子の、一種の夢オチ妄想オチのように見えます。
親友との間の三角関係だとすると、親友の為に身を引いたことで傷心を軽く受け止めようとしているようにも見えます。

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