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進撃の巨人コミックス 第15巻 DVD付きの感想

進撃の巨人の第15巻が届いたので、その感想。
発売日は9日だけど、調べたらフライングゲットが多いみたい。
私のところもアマゾンだけど、珍しくフライングだった。

進撃の巨人第15巻DVD付き

第15巻の内容は大きく分けると、
調査兵団の冤罪を晴らすのと、
王政崩壊と、
エレンの記憶の3つのエピソード。


何か急展開だった。
中間の描写を端折ってる感じ。
ダイジェスト版と言われても信じてしまいそう。

前巻でとうとうジャンが死ぬのかなと思ったけど、
アルミンがとっさに襲撃者を射殺していた。
初めての殺人で、そのことを思い出して吐きつつ泣いてる。
襲撃者もジャンを撃つことに躊躇していて、
だからアルミンの反撃が間に合ったと。
襲撃者の方も人を撃つのは初めてだったのかもねえ。
アルミンはミカサに「ミカサもこうなったの?」と聞いてるけど、
ミカサが幼い頃に盗賊を殺したことを知ってるわけだね。
でもミカサの場合はれっきとした悪人相手で、
アルミンの場合は人を撃つのに躊躇した相手だから、
悪人とは言い切れなくて困惑してるんだろうね。
しかもアルミンに撃たれたのは女みたいだし。
他の憲兵団と同じで、中央憲兵団も
地位に奢ってただけの小者じゃないかなという気もした。

アルミンが自分の代わりに人を殺して吐いてるのを見て、
次は自分が撃つとジャンは決意するけど
リヴァイは「何が正しいかはわからない」
「お前は本当に間違っていたのか?」と謎かけのようなことを言ってる。
ジャンは「え?」と困惑してるけど、
これがあとのシーンでジャンがマルロ達を試すために
わざと追い詰めるのにつながっているように感じる。

14巻のDVDの感想としてジャンとエレンが御者を殺さないのが意外だったけど、
原作本編でジャンは人殺しをしたことがないという設定なので、
訓練時代で殺人をするわけにはいかなかったわけだね。

リヴァイが殺人を引きずるアルミンを
殺人を仲間を助けたと言い換えて諭してるけど、
さすが長いこと兵団を率いて
部下からも信頼されていただけのことはあるって感じ。

捕まえたマルロとヒッチに、リヴァイがあっさりアニの正体を教えたのが意外だった。
マルロは調査兵団の必要性を感じていたようで調査兵団に協力的だけど、
そんなのリヴァイは知らないはずだし。
アニが巨人だったという情報はマルロには衝撃的だったようで、
だから調査兵団に協力を申し出たわけだよね。
調査兵団こそが巨人達の秘密に肉薄していると。
でもリヴァイがここまで見越していたようには見えないし。
マルロ達にアニのことを教えて、噂を広めたかったのかな。
ちょっとわからないシーンだった。
結果的に上手いこと話が運んだだけかもね。

マルロがジャンが落とした木の棒にすぐに気づいて、
自分らを試したと察するのは頭良すぎな気もしたw
入る兵団を間違えたってのは本音だろうね。

マルロたちの情報でエレン達がいそうな場所を襲撃していたけど、
その中間が飛んで襲撃後のシーンになっていた。
エレン達はいなかったけど、中央憲兵団のリーダー格を捕らえて「尋問」してる。
ここで「ケニー・アッカーマン」というフルネームが出てる。
リヴァイはケニーのフルネームを知らなかった様子で、
その名前を聞いたミカサも驚いていた。
ミカサの母は東洋人で父が白人だっけ?
アッカーマンという苗字は父の物だろうね。
つまりケニーとミカサ父は血のつながりがあったのかも。
リヴァイもアッカーマンなので、全員同じ一族かもしれないね。

憲兵団をうまこと誘いこんで嘘を暴いてトロスト区住人を味方につけてる。
憲兵団のやつがマヌケなタイプで
真実をペラペラしゃべるタイプ。
物語を急展開にするためにマヌケキャラを出したのだろうね。
マヌケさを印象づける為に、地面に伏せて大泣きするシーンをわざわざ描いてるし。
この大泣きシーンは、例の号泣議員みたいだったw
このシーンがいつ描かれたかは知らないけど、
号泣議員の件は7月のことなので、
取り入れたとしても時期的にはおかしくないはず。

憲兵団に殴りかかるハンジが、
顔に向けられた銃口を逸らしてカウンターで殴ってるけど、
主人公補正みたいですごすぎる。
でも考えてみると、動体視力も運動神経も並外れて高く無いと
立体機動なんてできないよねえ。

王政に巨人襲撃の虚報を伝えて、
王政がウォールローゼを見捨てるか試してる。
ここでエルヴィンがウォールローゼとウォールシーナとの争いの可能性を訴えたり、
ピクシスが人同士の殺し合いはあり得ないと言ったりしてたのは、
王政側がウォールローゼを見捨てると見越してわざと言ってたのだろうね。
王政側の不安を自然に煽ってる。
でも途中までは何か秘策がある顔のエルヴィンが
ライナーやベルトルトと連絡をとって街を襲撃させたのかと思ってたなw

王がずっと頬杖をついたままでまったく動かないから、
てっきり人形かと思ってたら、ただのボケ老人みたいだった。
避難民を見捨てる命令を出してた男が、本当の権力者だったんだろうね。

王政側が「手段を手に入れた」「あの方がそれを手中にする」と言ってる。
手段とは巨人を操る力で、あの方とはレイスのこと?
意外にケニーのことかもねえ。
力はエレンを食うことで移るのだから、
レイスがエレンを食おうとしているのかもね。
(と思ってたら、あとでハンジがそう推測していた)

エルヴィンとの会話でザックレー総統が
長いこと王政に反逆することを秘めていた
と打ち明けているのは意外だった。
完全に王政側の雰囲気だったのに。

エレン達の居場所はレイス卿の領地と判明してるけど、
これはリヴァイ達が中央憲兵団の居城を襲う前から
潜入捜査をさせていてわかったことらしい。
この情報をリヴァイ達に伝えることは不可能だったのかな。
リヴァイ達は中央憲兵団の居城を襲って完全に無駄足を踏んでる。
でも中央憲兵団の一部を無力化できただけでも大きいのかな。
マルロとヒッチが連絡役なんだから、連絡をとっても追手にバレるリスクは低いはず。
リヴァイ側の描写は、物語的な必要性が薄いんだよね。
リヴァイの拷問シーンを描きたかったのかな……。

ラストでエレンが記憶を取り戻しているけど
レイス一家は教会の地下にいて、
巨人に襲撃されたことでレイス卿以外全滅したように見える。
エレンも、注射を打たれてから父を食ってしまったように見える。
エレン父は自分がエレンに食われるとわかってて注射したのだろうね。
だからエレンの記憶の中の父は、泣きながら注射を迫っていた。
レイス一家を襲ったのは巨人エレンだったように見える。
金髪か白髪の女巨人が誰かと戦っているカットもあった。
エレンが教会地下空洞に入り込んだので、
レイス一家の誰かが巨人になって迎え撃ったけど、
エレンの方が強くて死んでしまったのかな。

エレン父が言う地下室とはレイス一家の地下室のことだった?
またはトロスト区の自宅地下にも、同じ空洞がある?
レイス卿は地下だと、きっかけを与えると(記憶が戻る)と言ってる。
エレン父が地下室に行けと命じたのは、
エレンの巨人の力の使い方を思い出させる(または学習させる)為?
エレンはなんで記憶が失われていたんだろう?
レイス卿はここに来たことがあると言ってるし、
レイス一族は記憶操作能力があるようなので、
レイスがエレンの記憶を封印したのかな?

次巻でエレン救助とケニーとの戦い、巨人の秘密が判明、って感じだろうか。
この物語、どうやって終わらせるんだろう?
巨人を操って巨人を共食いさせ、全滅後に巨人の技術を破棄?


進撃の巨人第15巻DVD付き

特典DVDの「悔いなき選択」はマンガで内容知ってるから、
あとはどう映像化したかって関心しかないけど、
マンガにない追加エピソードやシーンがあった。

内容はリヴァイ達が謎の人物から依頼を受けるのと、
エルヴィンに捕まって調査兵団に入る「取引」を受け入れるところまで。

物語はマンガ原作の第1話相当しか進んでないけど、
リヴァイ達に接触した謎の人物がある依頼をするシーンが先に描かれている。(第2話の一部)
このシーンも当人が直々にリヴァイに会ったり、改変がある。

追加エピソードは、イザベルがリヴァイと知り合った経緯が改変されてる。
原作では餓死しそうなところをリヴァイに助けられてるけど、
DVDの方は小鳥か何かを盗んだイザベルがたまたまリヴァイの根城に逃げ込んでる。

あと地上への階段は全て「通行料」を取られるとか、
外に出ても居住権が無いと強制送還とか、
イザベルに立体機動の訓練をするダイジェストとか、
この訓練中に第6話でイザベルの回想で出た「地上から漏れる光を見上げる」カットがあったり。

それとリヴァイ達の知り合いのヤンという足の悪い男が、
謎の依頼人によって病院に入院し、
これが事実上の人質となってしまい、
リヴァイ達が仕事を引き受けてる。
原作では地上で暮らしたいという願望が動機だった。
DVDでも地上で暮らしたいという願望は語ってるけど。

リヴァイVSエルヴィンの格闘シーンも増量。
でも「どうやって私達を殺して逃げてやろうか、といった顔だな」ってセリフが無くなってる。
カッコイイセリフなのに残念。

第16巻のDVDは「後編」のはずで、
このペースで原作が収まるのかちょっと疑問。
リヴァイ達の初陣と、その戦果を褒めるハンジと、
長距離索敵陣形のテスト中に豪雨に遭い、
巨人の襲撃を受けて仲間を失うのと、
最後にエルヴィンを殺そうとして逆に説得されるところまで、
あと1話で入る気がしない。
カットがあるのかもねえ。
今回、さすがに初陣までは見れると思ってたのだけど。


DVD付き 進撃の巨人(15)限定版 (講談社キャラクターズA)

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