アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

進撃の巨人第26巻のあらすじと感想 マーレ反攻作戦

投稿日:2018年8月10日 更新日:

進撃の巨人第26巻はマーレへの反攻作戦の結末。
なんとサシャが死んでしまった。
しかも子どもに撃たれて。

Kindle版を購入したけど、後日DVD付き限定版も届くので、DVDの感想も後日追加予定。

前半は獣の巨人や車力の巨人、顎の巨人らとの戦いの後半戦。

ライナーは咄嗟に巨人化してファルコを庇っていた。
ただし意識を失っていた。
それは生きる意欲を失っていたからとファルコは察していた。
ファルコはかなり人の心が読めるタイプですね。
何かファルコだけがライナーの心情を理解してる。

エレンは結晶化した戦槌の巨人のタイバー家ウィリーの妹を苦闘として顎を砕いてしまう。
アニ・レオンハートと同じ能力だった。
訓練次第で能力巨人は誰でも結晶化できるんでしょうね。
たぶんエレンはそのやり方を知らないだけ。

獣の巨人は潜んでいたリヴァイがあっさりうなじを切ってた。
そしてその切り口に爆薬を投げ込んでジークを殺した。
と思いきや、それは死んだと見せかける偽装だったと後半でわかる。
やったのがリヴァイだったので何も不自然にも感じなかった。

車力の巨人は背中にガトリングガン部隊を乗せて応戦。
顔が大人びて区別がつきにくいけど、たぶんミカサがライフルで射手をヘッドショット。
怒った本体のピークには雷槍を何発もぶち込んで倒していた。
最後にトドメを刺そうとしたジャンが雷槍を外してしまう。
それはファルコが身を挺して庇ったから。
またはピークが脱出の際にだした蒸気で狙いがそれた。
ジャン自身わかってないけど、読者側としてもどちらなのかわからない。
子どもの姿を見て躊躇してしまっているので、無意識の迷いだろうなって印象はする。

アルミンは巨人化して港湾設備やら港町を踏みつぶして破壊しまくった。
瓦礫に埋もれて虫の息の子どもすら踏んでた。
巨人だったので足下が見えずに踏んでしまったのではなく、たぶんわかってて殺した。
そして飛行船で本体が脱出。

飛行船はオニャンコポンというネタで作った名前としか思えない黒人が操縦してたw
そういや、飛行船を作ろうとした夫婦をサネス達が殺してたっけ。
そういう軛はなくなったので、一気に技術が上がってるんだろうなと思ったら、
実際には予想外の情報源で技術が進化していた。

エレンは顎の巨人の顎を利用して、何と結晶化した戦槌の本体を結晶ごと破壊。
その血を飲み干して戦槌の力を手に入れた。
この辺、何となくデビルマンっぽいなと。

顎もうなじを食おうとしたけど、ライナーが目覚めて中断。
でも食ってる余裕はあったような気はする。
まあエレンはライナーが気絶していたと知らないので、
何が起きているか気になったのだろうけど。
とは言え、目覚めたばかりのライナーは弱かった。
エレンの硬質化した拳1発でノックダウンw
エレンVSライナー3戦目かと思ったら肩透かしだったw

エレン達は飛空船に乗って無事に撤退かと思いきや、
ガビィがライフル銃を持って一矢報いようとしていた。
ガビィはどうもマーレ側の女エレンって感じですね。

飛空船に戻ったエレンをリヴァイがいきなり顔面蹴ってたので「ええ?」と吹いたw
この作戦は調査兵団の総意ではなく、エレンの独断だったらしい。
それでエレンを失う訳にはいかないので、やむなくエレンの作戦に乗ったと。
リヴァイはエレンの顔を見て「地下街で腐るほど見てきたクソ野郎の顔」と評していた。
「まさかお前が」とも言ってる。
つまり平気で人を利用する奴って事でしょうね。
飛空船に戻ったミカサを迎えたアルミンも、顔がレイプ目になってた。
それでミカサもアルミンを見て目を伏せてしまった。
たぶん何の罪もない住人を数百数千と踏みつぶすという一番嫌な役をやらせてる負い目。
ミカサはエレンの作戦に積極的に乗ったのだろうけど、アルミンはそうではないんだろうね。

勝利に沸く船内にガビィが立体機動を利用して乗り込み、いきなりサシャを撃った。
しかも心臓を的確に狙っていた。
初めは「鉄のスーツ」なので、実は助かっていたというパターンかと思った。
でもサシャはそのまま死んでしまった。
まさかこんな形で死ぬとは思わなかった。
第25巻を読み直すと、サシャがガビィを撃とうとして止めてるシーンがあった。
ここで殺していればサシャは死なずに済んだね。
中でもコニーは相当ショックを受けていた様子。
さすがにこの年齢だとコニーとサシャは肉体関係すらありそうな雰囲気なんだよね。
まあこのマンガはそういうのは描かないけど……。
コニーに「お前らは特別」と言われて、コニーの腕に手を沿わせるカットを見るとそんな気がする。
進撃の巨人第26巻コニーの腕に手を沿わせるサシャ
進撃は作劇に不要なキャラは容赦なく死ぬけど、
兵団の中で家族をちゃんと描いたキャラで死ぬのはサシャが初じゃないかな。

ガビィとファルコは人質となった。
初めは飛行船から投げ捨てて殺すつもりだったけど、
「ジーク戦士長の意思は同胞が引き継ぐ」と喚いてたので、気が変わったらしい。

船内には何とジークがいた。
読み返してもどうやってジークを連行したのかわからなかった。
うなじに投げ入れた爆薬は煙だけの偽物だろうけど、
運び出せるような状況には見えなかった。
それとジークの信奉者「イェレナ」がいた。
こいつは戦いの最中は顎髭をつけてたのと髪が金色なので、パッと見はジャンかと思った。
全て初めからジークの作戦だったわけで、ガビィがサシャを殺したのは無駄死にですね……。

最後は回想。

マーレが船団をパラディ島に送った際に、その第1弾の船をエレンが沈めていた。
そしてイェレナがマーレを裏切って団長を射殺。
他にも反マーレ派が乗り込んでいた。
飛空船やライフルの技術はイェレナ達がパラディ島に持ち込んでいた。
まあそれが無くともパラディ島独自に進化してただろうけど。

イェレナはジークの密命を帯びていた。
それはジークとエレンを引き合わせる事。
エレンが王家の血を引く巨人に触れると記憶を取り戻せるのが理由。
そして始祖の巨人の力で「地鳴らし」を行うのが狙い。
地鳴らしとは数千万の巨人で世界を踏みつぶす作戦のこと。
すでにアルミンがマーレの港町で実証済みですね。
単騎で短時間に1つの街を壊滅できるんだから、
それが数千万となると世界を滅ぼすのも可能な強さ。
かつてベルトルトがトロスト区を襲った際は、壊滅させようと思えばできたはず。
そうしなかったのはあくまでも「潜入」が狙いだったからでしょうね。

アルミンは地下のアニの結晶に向かって「別の道があったのでは」と悩みを吐露してた。
久々の登場ですね。
ここまでアニをずっと残してたって事は何か情報を持ってるか隠された能力があるんでしょうね。
第25巻のタイバー家の戦槌の巨人の正体の人物は、結晶化してもちゃんと意識があってエレンに視線を向けたりしていた。
一方、アニはずっと意識不明という感じ。
それと、アルミンは前にリヴァイに言われた「新しい自分」を受け入れてないですね。
一方、エレンはリヴァイが言う「地下街のクソ野郎」と同じ顔になってた。

パラディ島ではマーレ侵攻を「戦勝」と報じた。
ジークは「何も知らないのは怖いね」と皮肉を言ってた。
つまり今回の作戦はジークの手引きがあって成功してるって事。
それをパラディ側の独力のように報じてた訳だ。

最後にジークはエレンに会わせろと言ってたけど、飛空船内で既に会ってたじゃん……。

進撃の巨人第26巻DVD「Lost in the cruel world」のあらすじと感想

DVD付きが届いたので視聴。
発売日には到着したのだけど、感想を書くのを忘れていた。

内容はifもので、ミカサの両親を殺すはずの誘拐犯が野犬に殺されてた話。

原作小説だとトロスト区襲撃でミカサが墜落した際の夢。
アニメだと巨人を槌で殺す機械を作った時期から始まり、
ミカサがエレンが死んだと聞いた時を思い起こすっていう導入だった。
そしてアルミンがエレンが死んだと告げるシーンからifが始まると改変されてた。

ミカサの演技は幼い感じだけど、エレンの演技は本編の年齢と変わらない感じ。

誘拐犯はミカサの家には来ず、イェーガーとエレンが問題なく訪問。
そして近隣の森をミカサと一緒に探索するのは同じ展開。
森で誘拐犯の死体を野犬が食ってるグロシーンも描かれていた。
野犬はエレン達を襲おうとしてたけど、なぜか立ち去った。

ミカサが子どもの作り方をエレンに尋ねるシーンが、2人きりで散歩している時に改変されていた。
原作やマンガ版だとミカサの自宅で両親もその話を聞いてクスクス笑ってるw

その後、母の検診の為にトロスト区に同行したミカサが遊びに来てた。
調査兵団の団長が右腕だけ持ち帰って母親に見せるシーンが描かれていた。
マンガ版だとカットされてたけど、グロいから?
掲載誌の都合かもしれないですね。
アニメは付属DVDなので放送コードは関係ないと言える。

ミカサの母が妊娠中毒症となってミカサが母に謝るけど、
自分がトロスト区に行きたいと願ったせいと思い込んでるんだよね。
アニメだとマンガ版と同様に内面描写はない。
とは言え、勘がいい人なら気付くだろうけど。

エレンがアルミンと一緒に気球に乗ると別れを告げるけど、
壁外の森に気球があると教えたり、鐘が3回鳴ったら出発するとミカサに教えてたのはオリ要素。
原作とマンガ版だと飛行機だけど、アニメだと気球。

催眠術師のキャラデザはマンガ版と同じで、のっぺら坊のような仮面を着けていた。

エレンは離陸に失敗して死ぬけど、飛行機で壁に激突してた原作の方がらしい気はする。
気球が離陸失敗で壁に激突して死ぬってのが想像つかないんだよね。

エレンの死の報告を聞いて現実に戻るのは同じ結末。
ただ、槌の機械の時期まで戻ってエレンの後ろ姿を見ていたというラストシーンはオリ要素。

あと今頃気付いたけど、Wall Sina Goodbyeの後編のアニメじゃないのかと思ったら、
それは第25巻の付属DVDの方だった。
過去記事を読み直すと、なぜか限定版特典をフィギュアだと勘違いしていた。
第24巻の記事を読み直すと、第25巻もDVDとちゃんと書いてあるのにw
なので慌てて第25巻限定版を注文。
Amazonだとプレミアムが付いていたので、
定価の在庫が残っていた楽天ブックスで買った。
到着したら第25巻の感想記事に書き足す予定。

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