進撃の巨人Before the fall第9巻は、
工場都市襲撃が憲兵団に鎮圧される結末と、
その最中にシャビィとキュクロが戦ってキュクロが負け、
シャルルはシャビィに連れ去られ、キュクロは生死不明で川へ転落。
進撃の巨人Before the fall第9巻
襲撃した反体制派は単に食い詰めた僻地の村人が蜂起しただけだった。
リーダーのアウグストスは自分の汚職で失脚し、王政に一矢報いようとしてただけ。
実体は何の理念も理想もなかった。
村人が蜂起した程度なので、簡単に憲兵団に情報を掴まれていたのでしょうね。
リーダーは私の計算がなぜ……とか困惑していたけど、
ド素人の群れを統制して革命なんか成就するわけないじゃんとしか……。
リーダーは罠にはめられて失脚したと主張していたけど、
無能っぷりを見るに、当人の実力不足で切られただけかと。
工場長と共に人質となったシャルル救出にキュクロが戦ってたけど、
なぜかキュクロは反体制派を殺さずに殴ったり蹴ったりして倒すだけだった。
そこに憲兵団が現れ、村人を次々に射殺。
キュクロはシャルル奪還を諦めて立体機動装置で逃げていた。
憲兵団はシャルルの身元を知らないわけで、
ほっといたらシャルルも憲兵団に殺されそうだったのになぜ逃げるのか……。
アウグストスは工場長とシャルルを引き連れたままグロリアに追い詰められ、
自分の馬鹿にしたという程度の理由で激高し、
工場長を高台から蹴り落としてたけど、
シャルルが身を挺して工場長を助け、自分が代わりに転落。
っていうタイミングでキュクロが立体機動でシャルルを救出。
これより前に憲兵団から逃げる際に、
シャルルを立体機動で奪還できそうだったけど……。
工場都市の人気の無い場所を逃げるキュクロとシャルルをシャビィが発見。
偶然キュクロが飛ぶのを見て、その後フックスが着地点を推定し、追跡していたらしい。
シャビィは巨人の子を倒せないとイノセンシオ家の当主の視覚はないと主張。
でもこの時点のキュクロは利き腕が骨折してギプスをしていたし、
左足には矢傷があって十全の体勢ではなかったのはシャビィも承知していたのに、
そんな手負いの人外を倒しても当主の資格にはならないはず。
シャビィが口先だけではない実力者ってのは前のエピソードでわかってるけど、
自分の貴族としてのプライドを賭けるなら、
キュクロの怪我が全快した状態で倒さないと意味が無いはず。
2人の戦いはシャビィの勝ちで、キュクロは川へ転落し、シャルルはシャビィと共に自宅へ。
実質的には軟禁状態となっていた。
この時点のシャルルはキュクロが死んだと思っていた様子。
シャビィはイノセンシオ家の為にシャルルを利用するつもりにしか見えない。
シャルルは王都の舞踏会へ連れ出され、
そこでグロリアと再会してしまう。
シャビィはシャルルが工場都市にいたと知られると立場が危うくなるので、
シャルルをグロリアに気づかせないように立ち回っていた。
グロリア達は舞踏会の会場で工場都市という機密情報をべらべらとしゃべってたw
機密だと言いつつ、なぜ衆人環境でしゃべるのか理解不能……。
誰にも聞かれないよう小声で話していたのですかね……。
それにしても、危ういなと。
グロリアは別れ際にシャルルが工場都市にいたと察していた。
ここで次巻へ。
巻末のおまけマンガは、シャビィがまだ若い頃に、
知り合いの貴族に馬鹿にされたので剣の練習という体で決闘を行い、
実力で勝ったという内容だった。
今までのおまけマンガは、閑話休題的な軽いノリだったのに、今回はシリアス。
知人を実力で倒したのが何かの伏線?
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