昭和元禄落語心中第4話は、小夏の子・信乃介が成長した数年後の話。
今回は成人した小夏の噺が見所だった。
与太郎(助六)は前話で「自分の落語」を掴んで以来「化けた」らしい。
昔を知る人が言うには、昔は愛嬌だけだったのが、
今ではテレビでも人気の落語家になったと。
それでも廃れかけている寄席にもちゃんと出て、毎回満員だった。
信乃介は「寿限無」を初めの部分だけやってた。
それを見て与太郎と小夏は「天才だ」と喜んでた。
しかしそこに八雲がやって来て、女子どもがうるさくするのを咎めていた。
まあ別に嫌ってるわけではない様子。
謝罪する信乃介に「そうやって礼儀を覚えていきなさい」と言ってたので。
八雲は寄席で「郭噺」を敢えてやってたらしいけど、これも初めの部分だけ。
小夏は子どもがいるのに郭噺なんてと怒ってた。
八雲は楽屋で「寿限無」をやってと信乃介に頼まれていた。
でも違うのをやったのは、しかも郭噺だったのは、
案外信乃介に落語を教えようと思っての事かもねえ。
例の作家・樋口は自分が書いた新作落語の意見を求めてたけど、
八雲はいきなり原稿用紙を破り捨ててたw
落語はもう滅びればいいという八雲の考えは変わってない。
後半は小夏が噺をやってた。
幼稚園の「らくごかい」のボランティアとして与太郎が出演するはずが、
与太郎は急に小夏を舞台に押し出して噺をやらせてた。
これが小夏には人生初の高座だったらしい。
久々に噺を出だしからオチまでほぼ全編聞けた。
小夏は舞台を捌けて泣いていた。
子どもの頃からの夢だったのだろうねえ。
最後は八雲が助六に扇子を眺めているのを、
後ろから何者かが座って待っていた、という引き。
八雲は樋口を嫌ってるようだし、誰なのかはわからない。
昭和元禄落語心中 助六再び篇 TBS(1/27)#04
第4話 幼稚園に通う信乃助は寄席、雨竹亭に通っていた。助六は大人気でTVでも引っ張りだこ。それでも寄席にも出演する。小夏は下座の仕事を始めて、出囃子を演奏する三味線担当。助…