アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

シドニアの騎士 アニメとマンガ原作の違い

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久々にシドニアの騎士を全話見直したので、
アニメ第1期~第2期と原作マンガとの違いをメモしてみた。

谷風が岐神に殴られる経緯が、アニメだと病院から脱走して窓から飛び降りた際に殴られてる。
原作だと、米を運ぶトロッコに乗ってたら壁にぶつかり、勢いで窓から飛び出た先にいた岐神に殴られてる。

イザナと谷風が出会う経緯が、アニメだと岐神に殴られた谷風を助けてたらしく(描写無し)、訓練学校で再会してその事を覚えていると思って話しかけてる。
原作だと、訓練学校で谷風が落とした筆記具入れ的な物を拾ったのがきっかけ。

アニメだと初めの採掘任務で氷塊からガウナ出現するので唐突に見える。
原作ではその前に3光年先に大シュガフ船を発見してるので、小林艦長にはガウナとの遭遇は想定内だったとわかる。
アニメでは第2話でその描写があって、後からわかる。
ただし、第1話をよく見ると艦長のモニターにだけガウナの反応が出ている。
小林艦長のモニターにのみ映っているガウナの兆し
なので、艦長は知っててガウナの元へ訓練兵を送ってる。
原作では「訓練兵達は何を?」と艦長の指示外で砕氷任務に行ってるので、ガウナ出現を予期してない。
またガウナ出現後に訓練兵にカビザシを射出する事も指示しているけど、
訓練兵はまだその訓練をやってないと司令補に否定されてる。
出現を予期してたらカビザシを初めから装備させていたはず。

原作の谷風は初出撃時にお漏らししてる(排尿中という表示)。
アニメではこの描写はカット。

アニメでは小林艦長がガウナとの戦いの士気を鼓舞する演説をするのは、山野栄子の葬式。
原作だと氷塊採掘の前。

アニメではガウナと遭遇した状況を訓練兵に聞かれたイザナが、司令補の勢威から軍事機密と釘を刺された事を思い出すシーンがある。
原作ではそもそも訓練兵が質問するシーンがない。

アニメでは学校の授業として光合成できる肉体の話をしてる。
原作だと光合成の説明が出てくるのは、100年前の回想。

倒れて病院に運ばれた谷風を迎えに来るよう「訓練生代表」に連絡するシーンで、
アニメでは星白が来てるけど、原作だと先に岐神に連絡してる。
ただし岐神は「無理」と拒否し、代わりに星白が来てる。
アニメでも艦長が「岐神はどうした?」と聞いてる。
原作の岐神はこの時、何やら女の訓練兵と立ちバックしてるようなコマが描かれているw

アニメではイザナが谷風と歩く星白を思い出して嫉妬心をかき立てるシーンがある。
原作ではそこまでの描写は無い。

谷風が赤井と出会う経緯が、アニメだと訓練学校に赤井が尋ねてきてる。
原作だと岐神に腕を折られた谷風が病室にいると、赤井が尋ねてきてる。
この変更で、赤井達が岐神に会いに来たと勘違いして、スルーされた岐神がムッとするシーンが追加w

アニメでは谷風が赤井達と一緒に海中浮遊をやってる。
原作では海中層の別荘で休暇を過ごしてる。

谷風がユハタと出会う経緯が、アニメだと訓練学校にユハタが来て、そこで赤井と一緒にいた緑川とも会ってる。
原作だと緑川が戦死後に、その墓参りに向かうユハタと帰りの谷風がすれ違うのが最初の出会い。

アニメのユハタは初めからショートカット。
原作では初めはロングで、次に登場した時にショートカットになってる。
これはたぶん、兄の死後に自分も操縦士になると決意した表われ。

アニメでは墓参り帰りの谷風とすれ違うユハタが「ありがとうございます」とこっそり呟く。
原作では深々とおじぎしてすれ違う。

原作の赤井はガウナに顔面を破壊されてるけど、アニメの方もよく見ると顔面がなくなってる。

赤井班が全滅後の葬式会場で、アニメ版だと谷風とすれ違うユハタが「ありがとうございます」と呟いている。
原作だと頭を下げてすれ違う程度。

原作だと救出後の谷風はデータベースでシドニアの歴史を見てる。
アニメではこの下りはカット。

アニメ版はユハタが司令補に採用された連携戦術の図面が描かれてる。
原作ではユハタが採用された理由は勢威の台詞しかないので、アニメの補完要素。

アニメでは、星白死亡後に谷風が悪い男どもから「戦犯」呼ばわりで物を投げつけられている。
原作だと、谷風は殴られて鼻血を出しつつ雪だるまの中に埋められるという、アニメ版よりもヒドい暴行を受けてる。
この改変に伴って、アニメではこの時期に雪が降ってない。

アニメでは、ユハタが司令補として着任するのは対惑星誘導飛翔体を撃つ時点。
原作だと、エナ星白の回収後に小シュガフ船(オカリナ)と戦う時点。
そもそもアニメではオカリナとの戦いはカットされてる。

岐神が「俺を糾弾しようと思うなよ」と圧力をかけるのは、アニメだと衛人に騎乗後の通信。
原作だと衛人に登場する前に口頭で直接。

アニメだと外生研のエナ標本回収依頼が先で、後からエナ標本が分離。
原作だと分離が先で、回収依頼が後。

アニメだと星白のガウナの声を聞いて岐神が怯えて戦意喪失し、その後ずっと衛人に載らなくなる。
原作だと普通に戦って、理由不明で衛人に乗らなくなる。

アニメだと紅スズメとの初戦で紅スズメが撤退し、衛人隊もヘイグス残量の低下から追撃せずに撤退。
原作だと小シュガフ船が割り込んで撤退。

原作では回収したエナ標本を勢威が見学してるけど、アニメではカット。

原作では紅スズメがシドニアを直接襲撃するエピソードがあるけど、アニメでは丸ごとカット。
原作のイザナはこの戦いで右腕と左腕を失ってる。

原作だと斉藤ヒロキの回想について、カビを発見するエピソードもある。
アニメだとカビ発見エピソードはカット。

谷風がエナ星白が浮遊するのを見て、アニメだと漂流中に光合成で浮遊してた星白を思い出すシーンがある。
原作にはないので補完要素。

イザナとユハタと一緒に重力館に泊まる際に、アニメだとイザナが普通に正座、ユハタは女の子座りしてるとはっきりわかる。
原作にはない補完要素。
つまり、この時点のイザナはまだ性変化は起きてない。

立入禁止区域から帰還後に、ユハタとイザナがいつの間に戻って来たのと谷風に聞くシーンで、
アニメの谷風はしどろもどろになってるけど、原作だと上手いこと誤魔化してる。

アニメでは佐々木がおやっさんに新型衛人開発の協力依頼をするシーンがカット。

谷風が超高速弾体加速装置を使える仮象装置について、原作だと6歳の頃にヒロキのスコアを抜いたと言ってる。
アニメだとこの台詞はカット。

小惑星戦の前に谷風がユハタとイザナと待ち合わせしていた料亭で、
他の操縦士がいるフロアと間違えて合流して盛り上がるエピソードがアニメではカット。

小惑星接近でアニメ版は斜め加速をしてその軌道から逃れようとしている。
原作では斜め加速はやらずに、初めから衛人隊が迎え撃ってる。

小惑星戦に出撃する衛人の数が、アニメだと48機で、原作だと96機。
半減の理由は不明。

小惑星の重力圏での戦いにかこつけて、サマリの胸に重力対策した方がいいと弦打がからかうシーンがアニメではカット。
原作だと例によってサマリに殴られてるw

小惑星に対惑星誘導飛翔体を発射するのは、アニメだと衛人隊の出撃と同時で、着弾まで2時間の距離。
原作だと衛人隊の出撃が先で、シドニアとの衝突まで残り30分の距離で発射してる。
この改変で、アニメでは48機掌位の衛人隊が対惑星誘導飛翔体を追い越すシーンが追加されてる。

小惑星の表面は、アニメでは触手でうねうねしてる。
原作ではただの岩。

小惑星から出現したガウナにライフルを撃つシーンで、アニメの谷風はリコイルを殺す為に背中の推進機関を噴射してる。
原作ではそういう描写も説明もないので、アニメの補完要素。
それで谷風の命中精度は高いらしい。

アニメのサマリは普通に指揮を執ってるけど、原作のサマリは第2小隊全滅で茫然自失となってる。
また、アニメのユハタは失禁している(ラジオ第14話で作者が話してたらしい)。

アニメでは小惑星に艦載ヘイグス粒子砲を撃ってエナに穴を開けてる。
そして小惑星の正面から内部に突入し、背後の本体を破壊してる。
原作では背面から内部に突入して本体を破壊。

気絶した谷風の機体をイザナが掴んで助けるシーンで、
アニメだとイザナが谷風の下になるようにかばって、墜落から免れて小惑星の重力圏から一時脱出してる。
原作だと谷風機を抱えて飛べず、小惑星表面に不時着。
原作のイザナは谷風を庇って地面をこすって機体が大破してる。

アニメでは、小惑星の中心に特攻するサマリ隊の弦打がヘイグス残量を気にするけど、
サマリが帰りの残量を気にする必要は無いと返答するシーンが追加。
これは原作にない。

小惑星戦の生き残りの内、アニメでは弦打のヘイグス残量はゼロなので背面推進機関の噴射がなくなってる。
原作だと全機の推進機関が噴射してる。

アニメでは、不死の船員会は小惑星戦の敗退に備えて脱出艇を用意してる。
原作ではそういうシーンはないので、アニメの補完要素。

アニメだと、エナ星白を案ずる谷風に岐神(落合)が「お前は星白閑に特別な思いがあったようだが」と返答。
原作だと「君は」と丁重な呼び方になってる。
「君は」の方が実は中身が落合になってる感があって個人的には好み。

つむぎの初陣の時の突進攻撃について、アニメでは岐神(落合)が「ちょうど良い機会」と言ってる。
原作だと「まだ見せたくなかった」と逆の事を言ってる。

つむぎがシドニア内で自己紹介する際に、アニメだと「ガウナを同族とは思ってない」と返答。
原作だと「同族を狩る事に抵抗はない」と返答してるので、同族意識はある。
ただ「人間としてガウナに激しい憤りを抱いている」とも言ってる。
とは言え、つむぎの台詞は事前に練習したものなので、本心はわからない。

ガウナの罠にハマってフルボッコされ、ぶち切れた満身創痍のつむぎが、アニメだとガウナの群に特攻して戦い続ける。
そしてアニメではイザナをシドニアに返す為に、つむぎがイザナを抱えてシドニアに戻る。
原作だと特攻前にイザナの説得で折れて、一緒にシドニアに帰還。
原作のイザナの機体はどこも破損してない状態で、イザナがつむぎを抱えてシドニアに戻る。
その途上でガウナのヘイグス粒子砲をつむぎが翼で屈折させるのだけど、
アニメではイザナも被弾して右腕と左足を失ってる。
原作だとイザナはほぼ無傷で、岐神(落合)も片足を負傷してるけど、アニメの岐神は無傷。

大怪我から回復したつむぎの為に猫を見せると、アニメでは猫がつむぎを威嚇してしまう。
原作だとつむぎの臭いを嗅ごうとするだけ。

つむぎの為の外周の物件を探す不動産の子が梯子に登るシーンで、アニメだとガーターを着けてる。
原作だと単にパンツが見えるだけ。

衛人用自律支援機を見て「特攻用の棺桶」と腐す女操縦士の顔が、アニメでは美形になってる。
原作だと明らかにブサい。
シドニアの騎士 谷風に嫌みを言う女モブ操縦士

谷風が落ち込んでクワガタを持って居住区を眺めているシーンは、アニメだとなぜ落ち込んでいるのかわからない。
原作だと下級操縦士から「特攻用の棺桶」とか「英雄様」とか嫌みを言われた直後のシーンなので、それで落ち込んでいるとわかる。

落ち込んでいる谷風を心配するつむぎがやって来るシーンで、アニメだと階段を登ってくる。
原作だと住居の2階の窓から飛び出してる。

アニメだとエナを利用して重力子放射線射出装置を作った試作機が暴走。
原作だと「かなた」という第2融合個体に同化した重力子放射線射出装置が暴走。
どちらも衛人隊が出撃するけど、原作だとかなたの意識を落合が乗っ取ってしまう。
アニメではただの兵器なので、落合の乗っ取りはない。
そもそも「かなた」が登場しない。
原作ではユハタは情報開示を受けて「かなた」の正体を知ってる。
アニメでは重力子放射線射出装置をガウナと勘違いしたまま当惑してる。
アニメの方は重力子放射線射出装置がヘイグス粒子を吸収しすぎて自爆。
原作ではかなたを乗っ取った落合が逃走。
ここでユハタが第2重力子放射線射出装置を船体越しに撃つのがカッコイイ。
さすが13歳で司令補に抜擢されただけの事はある。

原作だと「かなた」暴走時に用済みとなった田寛を拳銃自殺させてる。
アニメだとシドニア血線虫が寄生した状態で生存。

アニメでは岐神は落合に乗っ取られたまま。
原作では落合がかなたを乗っ取って逃走し、岐神は用済みになってる。
とは言え、岐神はかなた暴走の巻き添えで重体となって、しばらく意識不明。

イザナの部屋にコタツを持ち込んだ時、アニメは谷風もコタツに入って寝てる。
原作だと、谷風だけはコタツに入らず重力麺を食ってる。

原作だと、つむぎが配管を這いずるのを「触手お化け」と噂されてる。
アニメでは触手お化けのエピソードはカットされてる。

イザナがユレの昔の衣装を着て谷風と歩いているシーンで、
アニメだとユハタがプラモデル屋の窓ガラスに頭を押しつけてる。
原作だと頬を押しつけて、谷風の隣の女の子をよく見ようとしている。

イザナと「秘密任務」に景勝地に行った時、温泉で痴話喧嘩するけど、
アニメだとイザナに谷風が投げられるシーンが追加。

アニメでは惑星セブンの人工生命体テルルのエピソードがバッサリカット。

イザナが偵察任務でガウナに襲われ、艦長が「討伐隊を出撃」と命じたシーンで、
アニメではユハタが「救出に向かわなければ」と上申。
原作だと「18式では救出に間に合いません」と返答。
艦長の返答「私が指示したのはガウナの討伐だ」は同じ。
原作の方がユハタの焦りを感じるので好き。
普段のユハタなら艦長の命令意図を取り違えないはずなんだよね。

惑星ナインで遭難したイザナ救出で、アニメ版は衛人隊が集結してガウナ殲滅作戦に移行。
これは第2期最終話にする為の改変っぽい。
原作ではそこまでの殲滅作戦にはなってない。
殲滅作戦後、アニメ版では谷風が勲章を授与されてるけど、原作にはない。
また、谷風が地下の住居に「里帰り」するのも原作にはない。

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