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アニメ視聴記 あらすじと感想

幼女戦記コミックス版第6巻あらすじと感想

投稿日:2017年6月9日 更新日:

幼女戦記コミックス版第6巻を読了。
今回もKindle版。


幼女戦記(6) (角川コミックス・エース) Kindle版

内容は、前半がノルデンに派遣され敵魔導大隊と戦闘機を撃墜。
後半がターニャが冬期攻勢は不可能と訴えるけど聞き入られず、
怒って退出するあたりまで。
中間には第3巻にもあった、大戦から40年経った世界で、
謎のコードネームを探るという未来人のエピソードも。

感想は今回もアニメとの違いで。

冒頭はターニャとヴァイスの訓示シーンで、
意外に1話の相当量を割いていた。
アニメだと1~2分だっけ。

ターニャは周辺の列強が注視しているので、
慎重に行動してくれとの含意を込めたつもりが、
列強相手に退かないで戦えと鼓舞していると勘違いされていたw

ノルデンには共和国や連合王国の支援があり、
前線のヴァイパー隊では持たず、
代わりにピクシー隊(ターニャ)がって展開だった。
1話のラストは輸送航空機からターニャの部隊が登場ってところで引き。
これは前線にすばやく魔導部隊を送る為に考案されたらしい。
というか、今までやってなかったのかと。
アニメだとこの描写は無かったはず……。
後方のフィヨルドを叩く時は輸送機だっけ。

ターニャ達が前線に向かわされたのは、
1つは練度に不安が残る(ターニャの主張)部隊に経験を積ませる為。
もう1つは本格的な浸透戦術の前に敵前線をある程度排除する為。
そして本来、北方支援用部隊を西方支援に回してしまった尻ぬぐい。

練度不足ってのは時間稼ぎの体の良い言い訳だったけど、
レルゲンから聞いたルーデンドルフは本気にしたらしい。

北方の部隊はターニャ隊の高度や速度に驚いてた。
第5巻でも上層部の前で実演を見せて驚かれるのが描かれていた。
これで北方はターニャ隊が単独で前線に向かうのを納得してた。

ターニャ隊は敵にデコイを被せて同士撃ちを誘発してた。
これはアニメではなかったはず。

それと、遠距離から敵の司令部を狙撃して壊滅させていた。
アニメでは生き残りがいたけど、マンガだと生存者は不明。
それとアニメだと敵の司令部って程ではなかったはず。
司令部壊滅で敵軍は指揮系統が乱れてしまい、
その隙にターニャ隊が残敵を掃討してた。
敵が混乱したのは共和国と連合王国との「義勇兵」の寄せ集めだったから。

ターニャが部下に敵魔導兵に任せて自分は後方の爆撃機迎撃に向かったのは、
部下の様子から敵兵の技量を図る為だった。
なかなかずる賢いw
表向きは後方に回って挟撃するという作戦で、
敵を1人も逃さないのかと部下に感心されてるw

ターニャは作戦後に合法的にワインが飲める事を想像して泣いていたw
部下はそれを愛国心故の涙と勘違いw
アニメでも高級ワインを発注したと言ってたけど、
単に部下の士気を煽るのが狙いかと……。
これは未成年の自分がワインを飲みたかったから。
戦勝祝いの場で部下からワインを勧められ、
やむを得ず飲んだという体裁で飲もうとしてた。

爆撃機の撃墜は、ターニャが単身で特攻するのはアニメと同じ。
ただし銃剣で次々に機体を切り裂いて墜としてた。
アニメでは敗走する爆撃機を背後からホーミングレーザーで更に追撃していた。
マンガ版にそういう描写はない。
それとアニメでは隊長クラスの機体が墜ちた場所に向かい、
隊長を捕虜にしようとしていたけど、これはオリ要素だったらしい。

中間の未来人エピソードは、ターニャの事をUnlogisticsの事と勘違いしていた。
ターニャのコードネームはX字11文字で伏せられていた。
これをUnlogisticsと解釈すれば同じ11文字で辻褄が合うと。
でも帝国はドイツ語ベースの言語なので、
英単語は違うと思わんのかね……。
これは連合王国の北方関係の資料からわかった事で、
ターニャが司令部を完璧に爆破したように描かれていたけど、
実は生き残りがいたわけ。
生存者がいたことはアニメでは描かれてたけどね。

最後のエピソードは北方の司令部とターニャが口論するだけ。
これはターニャがルーデンドルフの意図を勘違いしてたのが遠因だった。
ルーデンドルフは訓練せよと命じていたけど、
これはターニャが練度不足を訴えてたのを聞いてたから。
ターニャは訓練を春期攻勢を計画していると勘違い。

ここでターニャがルーデンドルフの飼い犬と遊んでるシーンが微笑ましいw
中身がおっさんだと思うと特にw
前世でも犬を飼ってたんですかね。

口論シーンはアニメよりも長く、ほぼ1話丸ごとだった。
ターニャは春期攻勢を想定し、兵站不足なので撤退するよう進言していた。
ただしルーデンドルフは兵站不足なので、
ターニャ隊を使って浸透戦術で敵後方を一気に叩くつもりだった。
その為には兵站不足をアピールし、
他に打つ手は無いという空気作りが必要で、
その意味ではターニャの思惑とルーデンドルフの思惑は一致していたw

ターニャは冬季攻勢は無理と見ていたけど、
事前に前線の魔導部隊と爆撃機を片付けたのと、
ターニャ隊の高高度と高速度があれば、
冬季攻勢は可能とのルーデンドルフの読みが正しかった。

ターニャ(の中のおっさん)は未来の知識があるので、
類似世界の行く末を予想して天才扱いされてるけど、
所々で他人の思惑を読み違えて「どうしてこうなった」と焦る辺り、
これがおっさんの地頭なんだろうなと思うw

ターニャに煽られてた将校達は、内心で怒鳴りたかったけど、
ターニャが12歳の少女なので怒鳴れなかったらしい。
アニメで「ぐぬぬ」となってたのは、そういう事。
そして内心では、ターニャを利用してるルーデンドルフにこそ怒っていた。

最後に技術大佐からエレニウム95式を使わない理由を聞かれ、
精神汚染のことがバレたと勘違いしてたw
大佐としては95式をなるべく秘匿したいという言い訳を信じてただけ。

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