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アニメ視聴記 あらすじと感想

幼女戦記コミックス第15巻 ライン撤退戦

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幼女戦記コミックス第15巻の内容は、ライン戦線からの撤退戦。
アニメでやってた回転ドア作戦の布石エピソードだけど
アニメとは違ってかなりの激戦になってた。
原作通りなのかはわからない。

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帝国の撤退を隠す陽動

帝国の撤退戦の殿をやるハメになって、ターニャがヤケクソで士気高揚の演説していた。
ところが、兵士達はターニャの気迫と勘違いして、意図通りに士気が上がっていたw
これも「白銀」って先入観があるので、こうなるんだろうね。

フランソワ側はターニャの魔導大隊の特攻を、別働隊で攻める陽動と勘違い。
陽動って解釈自体は合ってるけど、撤退までは予測していなかった。
そのせいで、主力部隊をあらぬ空域へ派兵し、初動に遅れた
ここからはフランソワが大敗北。
とは言え、ターニャ側も死亡者こそ出なかったものの、負傷者多数だった。
なので、初動で主力をぶつけていたら、どうなったかはわからない。

グランツは地上に落ちた新任組を救助すべく離脱。
ヴァイスは咄嗟にグランツを自分の中隊のB分隊隊長に任命した。
そして地上兵の掃討を命じた。
でも、これは大義名分であって、やっぱり前線からの離脱が真意だよね。

地上に落ちた方はビビってた。
それをグランツは蹴っ飛ばした。
とは言え、魔導大隊の所属名を名乗らせるだけで士気は回復した。
ターニャの真似なのか「銃を取りたまえ、仕事の時間だ」と戦闘を促した。
これであっさり士気を取り戻せたのは、元から魔導大隊に憧れてはいたからだろうね。
ターニャの真似も、それを思い出させる意図があるんでしょうね。
何しろ、第12巻の撤退戦で囮になったターニャについていって、
巻き添え死した兵士がいたくらいだし。

撤退拒否

戦闘が6時間経っても撤退は完了してなかった。
その時点で完了まで、残り4時間もあった。
フランソワはターニャの部隊を包囲していたらしい。
なので、デブのノイマンやケーニッヒが死んだ……ように見えた。

ターニャ自身も上空から戦闘機の空襲を受けて顔面に被弾。
防殻で負傷は防いだものの、脳震盪くらいはありそうだった。
ヴィーシャが咄嗟に庇って戦闘機を迎撃。
……と思いきや、ヴィーシャの宝珠が焼き切れてしまい、墜落。

基本は敗北戦記で、いつかは誰かが死ぬんだろうと思ってたので、
「ここで脱落キャラが出るのか」と思って読んでた。
しかもヴィーシャという準主役が。

でもヴィーシャは墜落前にターニャが助けた。
表向きは「地上掃討に向かう」とヴァイスに言ってた。
堕ちたのは、97式のキャパよりヴィーシャの魔力が大きいのが原因だったらしい。
なので、ターニャは自分の97式をヴィーシャに与え、95式に変えた。

ここで折良く「強行偵察」中止許可が出た。
しかしターニャは任務続行に拘った
ここで時間稼ぎに失敗すると、更に戦争が長引いて酷使される恐れがあるから。
とは言え、作戦本部側は裏の意図などわからず、「本当の英雄」だと泣いていたw
ここまで来ると、帝国への献身の為の言い訳を作ってるようにも見える。

奇跡の力

95式の魔力を開放すると、負傷したノイマンやヴァイスの古傷までもが癒えた
魔力を体が吸収して自然治癒力が活性化したんですかね。
ノイマンとケーニッヒは死んだと思ってたら生きていた。
銃剣で刺された後、登場してなかったんだよね。

魔力の中心部では、まるで核兵器のような魔力爆発が起きていた。
同じ事ができるのは帝国内でも指折りの魔導師だけらしい。
ターニャ以外にもいるってのが意外。

ターニャ曰く、このような事が可能なのは、95式の宝珠に魔力を溜めておけるかららしい。
それには4核同調が必要ってのが魔力爆発のカラクリだった。

この魔力爆発で一気に形勢逆転。
この時点で51個目の集積所を破壊していた。
大隊を集めて突進し、飽和攻撃から抜け出すと、既に日が昇っていた。
黒煙で空が覆われ、日の出に気付かなかったらしい。
撤退作戦は夜明けまでの予定で、ちょうどCPから任務終了の命令が出た。
そして、フランソワも次の準備の為に戦闘を控えていた。
夜明けに帝国軍の本格的な侵攻があると勘違いしていたらしい。
ターニャ達はグランツが突破口を開いて、全員が無事に帰還した。
これも本当は殿の方が大変らしいけど、新兵のグランツの為に譲った。

衝撃と畏怖作戦

長射砲の弾丸に魔導兵を詰めて敵陣地に撃ち込み、
司令部をピンポイントで破壊する命令が出るエピソード。

それはシューゲルが閃いた作戦だった。
この閃いたカットが2ページ見開きで力強い表情なもんで、思わずゲラゲラ笑ってしまったw
いかにもマッドサイエンティストらしい。

弾丸に入るには、肉体強化、耐衝撃耐圧力、酸素生成を同時に行う必要がある。
それには95式を使えるターニャしかできない。

一方、ライン戦線は蛻の殻となり、
フランソワは帝国に致命的な兵站の欠陥が発生したとみなした。

急な休暇となった魔導大隊側では、ヴァイスがグランツに昔話をしていた。

ヴァイスは魔導大隊の選抜で「生まれ変わった」らしい。
実弾入り爆撃訓練、非魔道依存行軍、尋問訓練、サバイバル訓練は全て事実。
グランツも噂としては聞いていた。
ゆえにグランツは「最精鋭の仲間入り」となったので、ヴァイスは賞賛した。
グランツはその意味がわかってなかった。

グランツは既に実弾耐爆撃、非魔道依存行軍、尋問、サバイバル、全てを経験済みだった。
選抜訓練時、莫大な予算が投じられていたらしい。
それと同じ事をターニャはフランソワの予算で行った事になる。

その後、出撃命令を受けるシーンで引きとなった。

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