幼女戦記第11話「抵抗者」は、スー太佐との戦いの顛末。
冒頭は第10話ラストと同じ、グランツが狙撃されるシーンから。
前半は魔導大隊VS共和国軍+スー大佐の空中戦で、魔導大隊は追われる側だった。
・スー大佐のグランツへの狙撃はバリアを貫通。
・ターニャにスー大佐の狙撃は効かなかった。
・魔導大隊への共和国軍の銃撃はバリアで無効化されていた。
・魔導大隊の共和国軍への銃撃は一部が貫通していた。
以上から、魔導の力は「ターニャ>スー大佐>魔導大隊>共和国軍」って感じですね。
スー大佐はショットガンを使ってた。
小回りが利くターニャを点で狙うのは無理なので、
面で狙えるショットガンでターニャは当たりまくってた。
ターニャはトレンチを使うのは条約違反だと言ってた。
これは似たような史実があるらしい。
第1次世界大戦でアメリカがショットガンを使ってたのを、
ドイツが「人道に反する」と抗議。
でもドイツ以外の国はドイツの主張を認めなかったと……。
ターニャVSスー大佐はショットガンのお陰で互角。
どちらも存在Xの加護があるわけで……掌の上で死闘させられてるだけ。
他の中隊長らは続々と撃墜されてた。
ヴァイスは怒ってスー大佐に突撃しようとし、
自分が集中砲火を食らいそうになってると気付いてなかった。
そこにターニャが割って入り、魔導バリアで砲火を無効化。
でも直後のシーンで煤けた顔だったので、際どかったのかも。
爆炎に紛れて接敵したスー大佐がターニャの目の前に現れ、
お互いに銃口を向けるものの、どちらも弾切れ。
そこでCQCをやってたけど、ターニャの方が早くてスー大佐をナイフで刺してた。
しかしスー大佐はターニャを掴んで不敵に笑い、自爆してターニャを殺そうとしてた。
幼女の筋力とおっさんの筋力では差がありすぎでターニャは脱出できなかった。
そこでヴィーシャはスー大佐の背後から貫通弾を撃って、
ターニャごとスー大佐を制してた。
ヴィーシャも思い切ったことしますねえ。
ターニャはスー大佐から離脱。
しかしある程度は自爆に巻き込まれ、額から血を流してた。
ここで増援が到着し、共和国軍は撤退。
これでターニャVSスー大佐はおしまい。
あとは掃討戦を司令部が告げたことで事実上の勝利となり、帝国兵は喜んでたけど、
その内の1人の兵士が描かれてたのは、
第1話で追い詰められてた兵士らしい。
さすがに顔は覚えてなかったけど、
確か1人生き残って敵兵に囲まれてってシーンで、
ターニャがその敵兵達を狙撃して助かったと記憶してる。
後半は戦後処理のエピソード。
ゼートゥーアやルーデルドルフを含めて共和国の扱いを検討してた。
共和国は抵抗せず降伏してたけど、実は罠。
帝国の上層部は「停戦」を主張していたけど、
これは共和国側の打診だったらしい。
帝国側はその裏の意図に気付いてなかった。
帝都のシーンで少年が虐められていたのをターニャが目撃してた。
少年は引かずに反撃しようとしていたけど、その後どうなったかは不明。
これは追い詰められた共和国が諦めずに反撃することを示唆してる?
これを目撃してたから、ターニャは共和国の裏の意図に気付いた?
魔導大隊の男達はビーチで遊んでた。
ターニャとヴィーシャは作戦本部詰め。
特に任務ではないけど、する事もないという理由。
ヴィーシャは男達が浮かれて遊んでるのを怒ってた。
ヴィーシャは安易に特攻したヴァイスをターニャが助けたのを目撃してたはずで、
そんなヴァイスが遊ぶのは納得いかないんでしょうね。
ターニャがいなかったら全滅してたかもしれないのに、
まるで自分らの手柄のようにはしゃいでいたわけで。
共和国海軍は陸軍を乗せて撤退していた。
これを聞いたターニャは主力を温存して反撃するつもりだと察してた。
上官はただの敗残兵と侮ってターニャの出撃要請を拒否。
共和国との戦いが終わっただけで、
周辺諸国との事実上の多正面戦争状態は変わってない。
上官はこの世界としては未曾有の世界大戦勃発リスクに気付いてない。
ターニャは参謀本部直属って事で独断で出撃しようとしていた。
そこに参謀本部からの停戦命令が通達された。
出撃は不可能となった。
ゼートゥーアは世界大戦のリスクを認識してるのに、爪が甘すぎ……。
といっても、酷似した歴史を知ってるターニャですら気付くのが遅れたわけだけどね。
これで世界大戦に移行し、帝国は負けるんでしょうね。
最終話は悲愴感が漂う結末になりそう。
ターニャは帝国から遠国に亡命でもするのかな。
例えばアメリカあたりに。
今までの原作を知ってる人のコメントの傾向から言って、
スー大佐の娘メアリーとターニャとの間に曰くありげなんだよね。
メアリーはアメリカ(をモデルにした遠国)に疎開してるわけで、
ターニャとメアリーの絡みがあるなら、
ターニャのアメリカへの亡命はありそう。
Cパートは無かった。
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