幼女戦記第7話「フィヨルドの攻防」は、北方の協商連合に大勝するエピソード。
今回は笑えるシーンは極小でシリアス回だった。
コメントによると、今後は笑えるシーンは少なくなるらしい。
本放送では第6.5話という総集編があったらしいけど、
ニコニコ動画では第7話になってた。
まあさすがにただの総集編に金を払おうとは思わないよねえ。
冒頭は第6話Cパートでターニャが司令部に呼ばれてたシーンの続きだった。
北方の将官は短期決戦を主張。
ターニャは兵站の不足を理由に難色を示していたけど、
北方の将官はその上申を聞かずに、ターニャを批判していた。
それでターニャは怒ってコーヒーにミルクをぶち込んで飲み干してた。
ターニャが将官を煽ってたのは、もう帰りたかったので、
将官の口で出て行けと言わせたかったんでしょうね。
一方、レルゲン中佐とルーデンドルフ太佐はなぜか沈黙。
この北方の将官は明らかに無能に思えたけど、
結局は短期決戦を可能とするフィヨルド上陸に成功してるんで、
ターニャの言い分は間違ってた事になる。
この奇襲作戦は一部の将校しか知らないとルーデンドルフが言ってたけど、
北方の将校はたぶん奇襲を知ってのかなと。
そうじゃないと兵站のリスクを無視して短期決戦に拘るのは無能にも程があるので。
でも本気で怒ってるようにしか見えないんだよねえ……。
ターニャは別途、ルーデンドルフに呼ばれ、北方の戦況を聞かれてた。
ここでターニャは壁の地図に背伸びして説明してたので、
「かわいい」とか言われてたけど、中身おっさんなんだよねえw
そして協商連合への正面攻勢は後方からの上陸作戦の陽動と察してた。
それでターニャも短期決戦に納得した様子。
北方の将校の前ではルーデンドルフ達が無言だったのも含めると、
正面攻勢は陽動だとは教えてないような気もする。
ターニャをわざとけしかけたのかな。
ルーデンドルフがターニャに戦況をわざわざ聞いたのは、
「やはり貴様を使う」と言ってたので、
後方を奇襲する作戦を任せて良いか判断したかったんでしょうね。
アンソン・スー太佐は娘メアリーから新型機関銃を貰ってた。
これが後にターニャの手に渡る事になる。
スー大佐はメアリーを遠方の安全な地に送った。
この銃が却ってスー大佐を死地に送る事になってた。
スー大佐はフィヨルドの大砲群を「帝国でも破れない要塞」と死亡フラグを立ててたw
後半は副題の戦闘で、後方のフィヨルドに奇襲するエピソード。
魔導大隊は上陸作戦の為に固定砲台を始末するのが任務。
砲台なんぞに魔導兵が当たるわけもなく、
協商連合はほぼ何もできず蹂躙されてた。
魔導の力も協商連合側は弱かった。
これは第1話で協商連合の魔導兵がターニャの銃弾を防げなかったのと同じ。
ただスー大佐はちゃんとバリアを張って防いでいた。
スー大佐は第1話で死んだはずのターニャを見つけて驚いてた。
そして一騎打ちするかと思ったら、
そのタイミングで固定砲台を始末したと連絡が入り、
軍艦が安全にフィヨルドの湾内へ侵入し、
増援を運ぶ列車も砲撃して完封し、帝国の圧勝となった。
スー大佐は良くも悪くも命を拾ったと思いきや、
メアリーから贈られた銃を見つめてターニャに特攻。
しかしターニャの方が魔力が強くて、
スー大佐のバリアを貫いて銃剣で刺殺してた。
ターニャは「この速度なら相当な運動エネルギーだな」と言ってたので、
相手のスピードを利用してバリアを破ったんですかねえ。
この銃が無かったらスー大佐は敢えて特攻はしなかった気はする。
このシーンでスー太佐が神に祈ると眼が金色になってた。
ターニャも祈りで眼が金色になるけど、
これは存在Xの介入を意味しているはず。
つまりスー大佐も存在Xに干渉されてる。
だから同僚や部下はターニャ達にあっさりやられてたのに、
スー大佐はバリアで守られていたんでしょうね。
ターニャはスー大佐が持ってた銃を奪ってたけど、
これがメアリーへの遺恨を残す行動となったのかな。
最後「まだ敗北と確定したわけでは」と言ってたのが、
国民の支持を得る為にナショナリズムを煽った元凶の首相らしい。
Cパートはメアリーがラジオ放送で父の死を知ったというシーン。
しかもラジオ放送は昨年末の話として伝えていた。
実際の戦闘から1ヶ月くらいは経ってる。
今までCパートはくすぐり的なシーンだったのに、今回はシリアスだった。
正確には所属部隊が全滅と報じてただけで生死ははっきりしてない。
でも本編で銃剣で刺されて湾内へ落下してたので死んでるはず。
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