ヤングブラックジャック第5話「ベトナムにて」その2の感想

今回は前半が拷問シーンで、後半が医療シーンという構成でした。
拷問シーンなんて別に見たくないので、わざわざ描写してたのはちょっと……。
まあさすがに顔は殴ってなかったけど、これはこれで不自然。
顔まで殴ると作画に手間がかかるだろうけど。

捕虜になっていた間の話として「不屈な患者の記録」という本間教授のルポの話が出てたけど、
これは原作(手塚治虫の方の原作)では「ある身障者の記録」なのを差別語に配慮して変更したんでしょうね。

その後は、通訳の子が手錠の鍵を密かに渡され、
また出撃命令もあって見張りが誰もいなくなり、
その隙に脱出したものの、途中で力尽きて気絶って展開。

この鍵を渡したのは、ヤブさんに恩義を感じていたベトコン。
このベトコンを登場させる為に、一行が敵に捕まる必要があったんだろうけど。

前話で手術した兵士は幹部が腐って危ない状態だったのだけど、
患者の患部の腐った組織がいつの間にか無くなっていた。
これを間黒男は、マゴットセラピー(蛆に腐った組織を食わせる治療法)だと察して
マゴットセラピーなんてこの時代にあったのかなと思って調べたら、実は数千年前から知られていたそうで。
近代の戦争でも傷口に蛆がわいたほうが治りが早いと経験的に知られていたと。
マゴットセラピー

この患者は応急処置のみで、本格的な縫合手術をしないと血行不良で脳障害の可能性もあるという理屈で、後半は手術シーンとなってた。
連続した話で毎回手術シーンを入れないといけないわけで、
今回は別の人が戦場で怪我するのかなと思ってたら、
前話の患者の正式な手術で完全に怪我を治すというネタにしてたのは上手いなと。
ただ、手術には大量の血液が必要って設定はどこに行ったのかと。
ペパリンという血液の凝固を防ぐ薬剤を大量投与してたけど、これが血液不足を補ったのですかね。

最後のシーンで、米軍医が間黒男の傷のことを聞こうとしてたけど、
傷跡から手術のデキを察して、誰が執刀したか知りたかったのかなという印象でした。
この軍医がOPで間黒男と対決しようとしている相手なんだろうけど、これがドクターキリコみたいですね。

ベトナムエピソードは更に「その3」に続いてるし、
ドクターキリコはOPにわざわざ登場するくらいなんだから、
ヤングブラックジャックは、ドクターキリコとの出会いと決裂を描く物語になりそうですね。
単に毎話、若い間黒男の活躍を1話完結で描くだけかと思ってました。

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