ヤングブラックジャック第9話「無残帳」その1の感想

今回は冒頭で手塚治虫の「どろろ」を引き合いに出していたけど、
いつもは当時の社会状況を語るのにどろろを出したのは、何かのクレーム対策なんですかね。
もちろん手塚つながりってことはあるだろうけど。

百鬼先生という身体障害者の元医師が電動車椅子で登場してたので
この時代(1960年代)に電動車椅子ってあったのかと調べたら、
既に1915年のサンフランシスコ万国博覧会で使われていたようで、
1956年には量産モデルが生産され、日本でも1968年には国産開始とのこと。

電動車椅子

なら、百鬼がアメリカから輸入していたと考えれば何もおかしくないですね。

百鬼がかつて本間先生が間黒男を手術したシーンを回想していたけど、
そこでメスを体内に忘れたとコメントで突っ込まれてたのは面白かったw
(原作で、本間先生が間黒男の体内にメスを忘れてしまい、
何年も経ってからブラックジャックに打ち明けて腹を開いてみたら、
そのメスは石灰質で包まれていて、内臓を傷つけないようになっていたというエピソードのこと)

百鬼は間黒男を無免許(医学生)と知りつつ手術を依頼し、
シミュレーション手術の内容を録音して意識の無い間の指示にしようとしてたけど、
手術本番ではその録音は違う物にすり替わっていた。
間黒男の手際を見て全面的に信頼する気になったのだろうけど、なかなか粋なことしますねえ。
ここで間黒男が手術道具を例の指揮者みたいな動きで操っていたのを、
「無駄の無い無駄な動き」とコメントしてたのは吹いたw
何でここでカッコつけるのか謎。

百鬼は義手に手術道具を取り付けて電動で手術していたけど、どうやって煮沸消毒とかするんだろう。
義手だから着脱可能だろうけど内部の機械はどうやって消毒するのかなと。

手術後の百鬼に帝都大から手術を執刀する依頼が来てたけど、これも含めて帝都大(銀髪男)の策略という印象。
百鬼に手術拒否を伝えた銀髪医師は何となく胡散臭い顔だし。

百鬼の司法解剖の手術現場の写真を撮ったのは、資料映像として正式に撮ったんですかね。
盗撮だと、この時代の技術では手術室で誰にも気づかれずに撮れるようなカメラは無いんじゃ無いかと。
なので、百鬼が言う医学界は閉鎖的とは、どこに帝都大のスパイがいるかわからないという含意かなと……。
でも自分が電動メスを着けた義手で手術されると考えたら、やっぱり嫌だよねえとしか思わないけど。

最後に百鬼が自分を侮辱していたらしき医師の会話を立ち聞きし、
百鬼が怒りの形相になってたのでコメントでは闇落ちとか言われていたけど、
その2は百鬼先生の復習譚になるんですかね。
電動義手を悪用して人殺しでもやるのかなと。
そうでないと冒頭でどろろを引き合いに出した意味が無いし。
でも、それだと間黒男の活躍の余地はなくなるので、
間黒男が生身の人間の手足を移植するとかかなと予想してますが。
実際、原作にもそういうエピソードはあるわけで。

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