FateZeroマンガ版第1巻を読んでみたので感想。
楽天koboやKindleで無料配信してたので。
感想は原作やアニメ版との違いを重視。
基本的には原作をかなり忠実にマンガ化してる。
第1巻は原作ACT3の中程まで。
シーンの登場順は入れ替えてるので、
第1巻では龍之介とキャスターの下りは描かれていない。
絵柄は所々で首が妙に太いのが気になるかな……。
ライダーみたいな偉丈夫ならともかく、
時臣までもがプロレスラーみたいな猪首なのはちょっと笑ってしまう。
セイバーが原作ともアニメ版とも比べて、感情表現が豊か。
あとウェイバーが原作やアニメよりも顔芸が多彩だったw
変態顔というか。
ウェイバーのパートは崩し絵が多くてギャグマンガに近い。
アニメ版は綺礼が時臣と共謀する計画を話すシーンから始まっていたけど、
マンガ版だとセイバーが聖杯を破壊させられるシーンから。
次に切嗣がアインツベルンで聖剣の鞘を受け取るシーンになっていた。
綺礼と時臣の謀議はその後。
なので切嗣が明確に主役という印象。
原作やアニメ版だと群像劇という印象。
更に切嗣がセイバーが現れて、急に怒って立ち去ったシーンも追加されていた。
これはアイリとセイバーの回想として描かれていた。
原作やアニメだと描写は無く、台詞のみ。
この回想の前に、積もった雪を相手に剣の稽古をするセイバーが、
不用意に近づいたアイリに雪をぶっかけてしまうというオリ要素もあったw
アサシンをアーチャーが殺すシーンは、あっさりだった。
アニメ版の「結界をくぐり抜ける謎ダンス」は無かったw
結界の外の要石を取り除こうとしただけで、瞬殺されていた。
原作だと結界にある程度潜入した段階で殺されていた。
これはただのページ数の都合で、改変の意味は特に無い気がする。
アイリとセイバーが日本へ来た際に、
周囲の通行人からジロジロと見られていたw
2人とも美人だし、一方は男装の麗人なわけだし、目立ってしょうがない。
まあ原作だと男装の麗人とは異なる絶世の美少年と表現されていたけど。
これは「城から出た事の無い世間知らずのアイリ」が選んだ服装だからってのも大きいかと。
セイバーが霊体化できず生身のままなのは、
まだ英霊になってない、死の直前のアルトリアが召喚されたからだっけ。
第1巻はランサーが闘気を放って挑発して倉庫街で待ち伏せし、
セイバーが挑発に乗ってランサーと対峙するシーンで引き。
あの慎重派のケイネスがこの行動を許したのは、不思議なんだよね。
原作の該当部分を読み直したけど、特に説明は無いし。
マンガ版第2巻でその辺の説明がオリ要素として追加されてたらいいんだけど。
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