アニメのあらすじや感想、考察日記がメインです。僻地住まいなのでアニメ視聴はたいていニコニコ動画とかのネット配信です。ラノベやマンガの感想も。あらすじや感想はネタバレへの配慮は無いので注意してください。人名や団体名などは敬称略です。いちいち複数のブログを管理するのが手間になってきたので、別の複数のブログで書いていた過去の記事を統合しました。折を見て元のブログは全て削除しました。

アニメ視聴記 あらすじと感想

FGOバレンタイン2024チョコレートリバーのその先に

投稿日:

FGO「バレンタイン2024チョコレートリバーのその先に」は
2024年2月14日から3月6日までの期限イベ。

FGOバレンタイン2024チョコレートリバーのその先に

ストーンチョコポイントの累積ポイントで報酬ゲット
ロックオンチョコ、サプライズチョコでバレンタインイベントを見れる

フォンデュイチゴ、フォンデュマシュマロ、フォンデュビスケットを限定アイテムと交換

以下の概念礼装でドロップ獲得量アップ

ミルキーウェイ→フォンデュイチゴ
チョコラフティング→フォンデュマシュマロ
スイートフラワー→フォンデュビスケット

プロローグ

誰かが呟いていた

???:会いたいな
キミに会いたいよ
……でもね

藤丸がレイシフトすると溶けたチョコレートの川が見えた。
セミラミス曰わく毒気は感じぬ。
有害なデータも検知されてなかった。
チョコの香りの影響で、マシュは藤丸に贈るチョコを思案してた。
近くにサーヴァントの反応があった。
川の中を何かに乗って動いてた。

FGOバレンタイン2024チョコレートリバーのその先に アンドロメダ

アンドロメダ:こんにちは、あたしはアンドロメダ
ここをなんとかしろって自動的に召喚されたサーヴァントです

概念礼装「スイートフラワー」

第1節 鎖に繋がれた乙女

ダヴィンチ:(ギリシア神話では)キミは英雄に助けられる側というか
あまり戦う力は持っている感じではなかったと思うけれど
アンドロメダ:生贄の乙女と言ったら、
もっとお淑やかな感じを想像するよね
でもま、いろいろあってさ
あたしのクラスはライダー
一応は戦えるから、そのへんは心配しないでも大丈夫です

藤丸たちは自己紹介した。

セミラミス:アッシリアの女帝、セミラミス
こやつらと行動を共にしてはいるが
身分と立場は違う
分は弁えるようにな、娘
アンドロメダ:いちおうあたしも
アイティオピアーの王女ではあるんですケド
チョコをサーフするから格好を宮廷外モードにしてたんだった

アンドロメダは本来の霊衣に戻った。

アンドロメダ:ちょっとは王女アンドロメダって感じになった?
セミラミス:我的にはあまり変わっておらん
アンドロメダ:まあいっか、王女らしくないとかは散々言われてたし!
藤丸:ところでさっきは何をしていたの?

アンドロメダはチョコの川を攪拌しようとしてたらしい。
乗ってたのは宝具ケトゥス。
ポセイドンが送り込んだ鯨とも竜とも言われている。
川をかき回しても変化はなかった。
藤丸たちは現地人の餓鬼の話を聞いた。
曰わく、この川は気づいたらあった。
会いたい奴に会える川らしい。
チョコの瘴気でおかしくなった奴もいる。
……敵性反応があった。


サポートはフレンドのモードレッドにした

チョコ蛇(槍)2体
チョコサーペント(槍)

チョコサーペント(槍)
チョコゴーレム(狂)2体

チョコ蛇(槍)
チョコサーペント(槍)
チョコゴーレム(狂)


バトル後、アンドロメダも戦ったことになってた。
鎖とつながった岩をぶん回す攻撃方法という設定らしい。
野卑なる攻撃方法とセミラミスは呆れてた。

ダヴィンチ:ひょっとしてケトゥスも一緒かい?
ペルセウスが持っていたメドゥーサの首で石化させられた……
つまり岩にさせられて沈んだって話だから
それもキミにまつわる岩扱いで鎖と繋がっている感じ?
アンドロメダ:たぶんそう、あんまり気にしてなかったけどねー
ダヴィンチ:(それほどまでに彼女と鎖、岩の結びつきは強いってことか
ポセイドンが関わっていることだから
神の呪いレベルの因果強度なのかな……)

餓鬼はサーヴァントのような雰囲気の奴がいるのを思い出した。
その場所はチョコの川の端。
チョコが存在していなかった。
人影が見えた。
コロンブスだった。

FGOバレンタイン2024チョコレートリバーのその先に コロンブス

気づいたらここにいて、霊衣は変わってたらしい。
曰わく瘴気は川が止まってるのが原因。
川に方向性を与える必要がある。

ダヴィンチ:なんでわかるの?
コロンブス:俺は船乗りだぜ?
水の流れや性質を読むのは得意なんだよ
藤丸:(ほんとかなあ)

他にチョコも必要。
干からびた川に追加する。
女神像のような羅針盤のような軸も必要。
チョコ川はチョコ川だけでは進む力が不足している。
川の代表が乗っている船じゃなきゃ川を進められない。
川に色を与えるには宝具の真名解放レベルの魔力を流す。

コロンブス:そいつはもう決まっちまってるみたいなんだ
誰かこの川に宝具をブチ込んだりしなかったか?
アンドロメダ:宝具のケトゥスに乗って、
さっきさんざんブイブイいわせてたんで……
コロンブス:川の性質を決められるやつには条件があってな……
誰かに会いたいと思っているかどうかだ
アンドロメダ:あたしは、いつも会いたいと思ってるよ
……ペルセウスに

川に岩が現われた。
アンドロメダの性質が川を変質させた。
船はコロンブスのサンタマリアを出す。
常時発動するから戦闘には参加できなくなる。

ダヴィンチ:(コロンブスが妙に事態に詳しすぎるというのがあるけど
アレだっていつも裏切ったりするわけじゃないだろう……たぶん、おそらく!)

この川はアンドロメダの性質のものを追加しても先に進むようになってる。
つまりチョコじゃなくて岩でもいい。
岩がチョコとして扱われるようになった。
岩山を砕いて入れたりしてもいい。

ダヴィンチ:あ、同行サーヴァントの選定理由ってそういう……?
セミラミス:おい、なぜ口を開けて我を見る
まさかとは思うが貴様ら、もしや……
我は土木系サーヴァントではない!
藤丸:こちら一級空中庭園建築家のかたです
アンドロメダ:そうなんだ、すごいね!
セミラミス:説明するな納得するな!
まあいい、仕事なぞさっさと済ませて帰るに限る

次はストーンチョコポイント25000以上必須
フリクエ1回クリアも必須。

第2節 英雄/願望

アンドロメダのモノローグから。
自分について話そうとするとき
避けては通れない言葉がある
母たる王妃カシオペア
神の怒り、生贄の乙女
それと……英雄
海辺の岩に鎖で縛り付けられた自分の前
彼は空から降りてきた
当たり前のように助けてくれた
最初に自分が見た英雄でありながら
すでに英雄の極致だった
自分は英雄に恋をした。

チョコ川が流れるようになって瘴気は薄れ始めてた。

アンドロメダ:チョコなのか岩なのかわかんないのが
たまに勝手に浮かんできたりするのは危なくて面倒だねー
コロンブス:船は1つのミスが命取りになる
本当に目的地にたどり着けるかもわからねえ
命がかかった勝負の時だ
だから嘘とかはまあ、場合によっちゃあつくかもしれんが
それは行くべき場所に辿り着くために必要だから
仕方なくそうしているだけだ
マシュ:そういえば、この先に本当に陸地があるのか
不満を持った船員さん達の氾濫を防ぐために
あの手この手で嘘をついて誤魔化した
というエピソードを読んだことがありますね……

アンドロメダはセミラミスをじっと見てた。
曰わく、あたしのお母様に似てる。

セミラミス:ほう、どこがだ?
アンドロメダ:それはもちろん美人なところ!
セミラミス:くっ、赤子のように曇りなき目で……
この件はもういい
我は岩を探しに行かせた鳩どもの報告を聞くぞ
アンドロメダ:何か悪いこと言っちゃったかな
藤丸:ストレートな褒め言葉に慣れてないだけだよ
セミラミス:……川?川がどうした
別の川?
コロンブス:どこでもいい、掴まれ!衝撃が来るぞ

別の川と合流して流れが止まった。
あっちの川はバナナの木が混ざってた。
ラーマが船に乗ってた。
曰わく会わねばならぬ者がいる……シータ、我が最愛の妻だ。

アンドロメダ:あたしたちは世界の異変を解消するために
チョコ川を進めてるわけなんだけど
それって、あたしの川じゃなくてもなかったりする?
コロンブス:それは無理だ
あっちの川は辿り着かねえ
ダヴィンチ:アレはカルデアのラーマじゃない!
ラーマの反応はカルデアにある
あれはサーヴァントじゃない
特殊な指向性のある魔力か何かかが
チョコレートと結びついて
霊基を模してサーヴァントの形を作ったもの
チョコサーヴァント……みたいな感じなのかな
コロンブス:会いたいって想いだろうな
それが独立してチョコに結びついたって感じだろう
本物の想いを持つ者じゃなければダメだ
この川は行くべき場所に辿り着かねえ
あっちの川が主流になれば、川はどこにも辿り着かずに堂々巡りする
だからこっちが勝たなくちゃいけねえんだ
ダヴィンチ:(そういう細かい分析を、どうしてキミが言い切れるのかなー?)
コロンブス:やるべきことは今までと同じ
こっちの川の方がより強く流れるよう
物量、燃料をぶっ込むんだ
嬢ちゃんの魔力を流したあっちの性質のモノも
川のかさ増しに使えるだろう
セミラミス:逆に相手の方を完全排除してからという手もあるのではないか?
コロンブス:多分あいつの元になってるチョコは、あっちの川そのものだ
あっちの川をどうにかしない限り倒しても復活するだろう

ラーマはお猿を操りバナナを川に投げ入れさせた。

コロンブス:あのバナナを奪えれば
相手の勢いを削ぎつつ俺達の川の力にもできる
藤丸:何にしてもやるしかなさそう!


サポートはフレンドの為朝にした

オトモのお猿(狂)2体
ゴツゴツ岩石(狂)ゴーレム

こちらは毎ターンNP20%アップ

オトモのお猿(狂)
ゴツゴツ岩石(狂)ゴーレム2体

チョコラーマ(剣)


ラーマ撃退でチョコの川が流れ始めた。
ラーマは消え始めた。

ラーマ:余はシータに会いたいという想いそのもの
実態のない影絵、陽炎にすぎぬ
しかし今もなお
それでもいいとそれではダメだが余の中で争っている
弱さと甘さの欠片なのだ、余は
アンドロメダ:あたしは知っている
英雄と呼ばれる人の中にも、苦しさや辛さ
当たり前の人間らしさがあるってこと
そういう人と一緒に生きてきたから
ずっと近くで見てきたから
キミは胸を張って、その想いをまっすぐ行く先に向けて掲げていい
キミの想い自体は心から応援するよ
ラーマ:そういってくれると
何か救われた気がするな

ラーマは消えた。
チョコラーマの欠片が残った。
カルデアのラーマの通信が入った。

ラーマ:また同じ状況になったら同じことは起きる
許せとは言わんが、事前の策はない
すまんが受け入れてくれ
それはそれとして、最後に一つ聞いておこう
君は……英雄と共にある者か?
アンドロメダ:どうかな
それだけじゃ足りないかもって思ったあたしだったり?
だからあたしも、シータさん?に会えたら
そこんとこ話したいんだよね
ラーマ:もし会ったら、余がそこに行くまで
その鎖で捕まえておいてくれ
セミラミス:なんだ最後の意味深な会話は?
アンドロメダ:えへへ、そうだね……
あたしちょっと……英雄ってものになってみたくてさ?

次はストーンチョコポイント75000以上必須。
フリクエ1回クリアも必須。

第3節 愛のかたちのかたち

アンドロメダのモノローグから。
彼に救われて彼を愛することに人生を捧げた。
すぐ側で彼という英雄を見続けてきた。
だから、なんだ。
あたしは知っている。
英雄と呼ばれる人の中にも苦しさや辛さ
当たり前の人間らしさがあるんだってこと。
実を言えばそれが、今ここにいるあたしの理由のひとつなのです。

マシュ:英雄というものになってみたい……ですか?
アンドロメダ:ただの個人的な目標ってだけだから
みんなを助けたいっていう気持ちの裏に
そういう個人的な欲があるって感じで
何かあたしがおかしなことをいったりしたら
そのへんの事情があるんだなーとでも思っといて
藤丸:(どんな理由があるのかな……?)

ダヴィンチ:ところでキミのその鎖、
神託鎖ネレイデスと言ってた?
どうしてその名前なのかな?
マシュ:アンドロメダさんが生贄に捧げられる原因となった
海の女神たちの名前では?
アンドロメダ:彼女たちの怒りがあって
アンドロメダを生贄に捧げなさいって神託があって
あたしは鎖で岩に縛りつけられた……
そういうことになってるね
マシュ:(なってる……?)
アンドロメダ:ネレイデスの怒りの結果、
巻かれることになった神託の鎖っていう意味だけど
長いからまとめてこう呼ぶようになったって感じかな
ダヴィンチ:文献ではネレイデスが激怒した理由は
カシオペアがネレイデスにも負けないと自分の美しさを誇ったパターンと
娘の美しさを誇ったパターンがあるようだけど、
実際にはどっちだったんだろう?
アンドロメダ:諸事情により、ヒミツ!でお願いします!
マシュ:それではペルセウスさんの話をお聞きしてもよろしいでしょうか?
カルデアではその……メドゥーサさんたちがいたりして
大っぴらに話せる空気ではありませんので
アンドロメダ:メドゥーサいるんだ
それは気を使いそうだね
っていうかゴメン、ペルセウスの話もちょっと、ね?
セミラミス:裏切るつもりであれば言っておくと良いぞ
最適な毒を調合しておいてやろう
アンドロメダ:いや、そういうんじゃなくて……
ほら、コイバナってあんまり初対面の人たちとはしないものじゃない?
マシュ:では、もう少しお互いに慣れてからということで

また新たな川が合流した。
ガラテアが船に乗ってた。

ガラテア:我が夫、我が王、ピグマリオン
私はあの方と再会しなくてはなりません
愛に……報いねばなりません
私もあの方を愛していますから
アンドロメダ:うん、同じようにわかるよ
あの人のも本気の想いだね
それ以外にない、理性なんてなくしても
それさえあれば生きていけるってくらいの
ガラテア:私の愛が本気なのは当然ですが
まるでそのために理性を捨てた狂戦士のように思われるのは心外です
ダヴィンチ:(実際にバーサーカーなのでは?)
ガラテア:では理性的に
お互いの愛、会いたい気持ちをアピールし
どちらがその気持ちが強いか勝負を行い
勝利した者が先に進むという
文明的で平和的な解決をしてもかまいません
まずは何からいきましょうか
彼の体の好きな部位からなど、どうでしょう
私のターン……肩甲骨のライン!
アンドロメダ:真顔でなんていう剛速球を!
あたしにはちょっと難しい勝負かも……
ガラテア:では私の不戦勝ということでよろしいですね

ガラテアは彫像を川に流した。
アンドロメダは岩を補給した。
とりま拮抗状態に戻せた。

コロンブス:相手の川の属性も利用しねえと難しそうだぜ
ダヴィンチ:あっちが川に入れた彫像は
材質的に岩扱いにもなってる
我々の川の効果も使えるこの戦場においては
2倍の効果が出てるってわけだ
アンドロメダ:バナナのときみたいに
こっちも彫像でブーストできればいいんだろうけど
セミラミス:王族であれば、芸術の1つや2つ
教養として学んでいるものではないのか?
アンドロメダ:あたしはその……
授業を抜け出して海に泳ぎに行ったりしていたタイプでして……
藤丸:(そんな気はしてた)
マシュ:ダヴィンチちゃん、何か手はありませんか?
ダヴィンチ:なんとかリソースを管理して
助っ人一人くらいそちらにねじ込めるかもしれない
コロンブス:じゃあカルデアの本物を呼べばいいんじゃねえか?
ダヴィンチ:要請を出してたんだけど断られたよ
自分自身と王への愛について競うのは不毛です、だってさ
セミラミス:我は岩のストックを放出しておこう
藤丸:待って!思いついた!

質より量→エジソンを召喚
彫像に動いてもらう→アヴィケブロンを召喚

エジソン→直流全自動岩人形変換マシーンでヘルタースケルターを量産する
アヴィケブロン→術式でゴーレムを量産する

元となる岩はセミラミスと藤丸が集めることになった。

セミラミス:案内はしてやる、さっさと済ませるぞ
アヴィケブロン:似合うね君、それ
セミラミス:やかましい、マンチニールぶつけるぞ
※マンチニール=猛毒の果実

エジソンだと、案内はしてやるで終わり。


コバルトの石材(術)4体
エメラルドの石材(術)2体

コバルトの石材(術)2体
エメラルドの石材(術)4体

チョコガラテア(狂)

自身に防御アップ3ターンを使う

エジソン→宝具威力アップ3ターンがかかる
アヴィケブロン→全員NP30%アップ


ガラテア:また会えないのですか
私は……私の愛は……
アンドロメダ:あなたの愛が負けたわけじゃないよ
それは絶対にそう、あたしが保証します
ガラテア:ならば……届かなかった理由は
納期が遅れたからでしょうか……
アンドロメダ:今回はちょっとかみ合わせが悪かっただけだよ、たぶん
あなたとここの
ガラテア:そう、ですか、残念です
たまたま今回はあなたが先行する
そういうことでしょうね
アンドロメダ:そういえばアタシのターンはスルーしちゃったままだっけ
あなたが少し教えてくれたから、あたしも言うね
あたしの会いたい彼はペルセウス
好きなところはたくさんあるよ
とても強くてとても優しくて
真っ直ぐで少し涙もろくて……
挫折なんかしない、失敗なんかしない、大英雄
ガラテア:なるほどピグマリオン王に匹敵するかわかりませんが
そちらの想い人も素晴らしい方のようです
アンドロメダ:それもあるけど、それだけじゃないかな
多分、あたしだけが知ってる顔があって
それを思い出すたび、会いたくなるの
だからあたしは今、ここにいるんだ
ガラテア:それは紛れもなく、恋する乙女の顔です
次の作品の確固たるテーマ、モチーフが決まったようです

ガラテアは消えた。
ガラテアチョコが落ちていた。

マシュ:(今年先輩に贈るのは先輩自身の姿を模したチョコ……?!
実際にどれだけのクオリティで作れるのかという
私自身の造形センス的問題があります
一応アイデアとしては覚えておくことにして
結論はまだ保留ということで……)
セミラミス:まったく、愛だの何だのむず痒くなる話だ……
アンドロメダ:女帝さまは愛の話とかしないの?
セミラミス:いない
一同:……
アンドロメダ:みんな顔を見合わせているのはなんでなのかな?
ホントはいるんでしょ?
セミラミス:よし、それ以上は戦争だぞ?
アンドロメダ:あたしとガラテアさんは話したのに
女帝さまだけ話してないってずるくない?
セミラミス:空中庭園起動!
藤丸:落ち着いて女帝さま!

次はストーンチョコポイント15万
フリクエ1回クリアが必須。

第4節 戦う者に祝福あれ

アンドロメダの回想から。
アイティオピアーという国で王妃が美を自慢してしまった。
神を引き合いに出して。
嫉妬深いネレイデスたちは怒って
ポセイドンまで怒って、
海神が送り込んだのは、
人を喰らう大きな鯨竜
国全部を呑み込んでしまうような高潮
それがほんの些細な一言から生まれた
国の終わりの光景だった
だからあたしは……。

藤丸たちは強制休憩してた。
英雄の強さの話をしてた。

アンドロメダ:英雄の一番の条件って何なのかな
セミラミス:……強さだ
貴様の夫とてそうだったのだろう?
マシュ:敵を倒すや強さという言葉の定義にも関わってくる話かと
アンドロメダ:確かにペルセウスは強かったからね
最初見たときは目にも留まらぬ早さってのはこういうことかって感じで……
大丈夫かなコレ?
その、惚気……みたいになってない?
ダヴィンチ:……チッ……
アンドロメダ:通信から凄い舌打ち聞こえた、ごめんなさーい!
ダヴィンチ:いや待って違うよ!
今のは通りすがりのセイバーメドゥーサが
わざわざコンソールに顔を近づけてだね……!
こら!もう早足で逃げてる!
アンドロメダ:レベルマックスのお手本がずっと隣にいたみたいな感じだから
どのあたりが英雄の平均なのか
みたいなことはあんまりわかんなくて
神様の加護を受けられるのも強い人だけでしょ?
ダヴィンチ:(ギリシャの人にとって
神の支援を受けているのは確かにわかりやすい一線かもしれないな
今の彼女はポセイドン系列の匂いがしているとは思うけど
どちらかといえば呪いを逆利用してるって感じだろうし)
っと、ここで川激突警報発令だ!

カーリーが現われた。
大黒天の宝船に乗ってた。

大黒天:私どもは大旦那さまのサーヴァントではありますが
このお方にも命令されれば逆らえないというかなんというか
カーリー:われは無理強いなどしない
シヴァの匂いがして好きだから
頼んだ、だけだ、このように
ぎははは、汝たちは実に、可愛い
(スリスリ、ナデナデ)
われが会いたいのはシヴァだ
この川を下れば会えると聞いた
だが、どちらかの川しか行けぬのであれば
それは戦いだ、それは敵だ
セミラミス:あちらの川を流れているのは
あの神が殺してきた魔物の血や素材のようだな
ダヴィンチ:その川と混じり合っているこの決戦場で
こちらが利用すべきなのも、その敵の要素だってことになるね
カーリー:汝らは敵ではない
なので直接は、戦わぬ
これはどちらがより多く、殺戮できるかの勝負だ


サポートはフレンドの孔明にした

チョコタウロス(殺)3体
ゴブリン(殺)3体

ウェアウルフ(殺)3体
チョコタウロス(殺)3体

チョコタウロス(殺)2体
ゴブリン(殺)2体
ウェアウルフ(殺)2体


アンドロメダ:ひー、腕がいっぱいあるのはやっぱ強いのかな?!
ヘカトンケイルもヤバかったって聞くしね-!
セミラミス:ええい泣き言を言わずに手を動かせ、娘!
脆弱な我らがマスターですら集中して
戦い続けているのだぞ、少しは……
藤丸:素材……うま……うま……
セミラミス:いかんダメな集中の仕方だな、これは


サポートはフレンドのコヤンにした

チョコオオトカゲ(狂)3体
魔猪(狂)3体

こちらに攻撃ダウン5ターンがかかる
藤丸は疲労でスキル不可

チョコライガー(狂)3体
チョコオオトカゲ(狂)3体

チョコオオトカゲ(狂)2体
魔猪(狂)2体
チョコライガー(狂)2体


藤丸:みんな連戦の疲れが……
アンドロメダ:なんとか踏ん張るしかないよ!
藤丸:誰か助っ人を呼べればいいけど
って思った傍から誰かが?!
マシュ:あ、あなたは?!


サポートはフレンドのバーゲストにした
???=カーリーが固定出撃

スケルトン(狂)4体
海魔(狂)2体

こちらに攻撃ダウン5ターンがかかる
カーリーは毎ターンNP100%になる
毎ターン攻撃アップ3ターンもかかっている

海魔(狂)2体
チョコグール(狂)4体

スケルトン(狂)2体
チョコラミア(狂)4体

チョコ魔(狂)3体
スケルトン(狂)2体
ゴリゴリチョコゲイザー(狂)


カーリー:われは敵を殺し、血を啜った!
勝利、勝利だ!
踊りたくなる!
大黒天:敵を倒すことに夢中になりすぎて
川への投入をザボった結果がコレです
あれだけ宝具を連発したら魔力切れにもなりますよね~

アンドロメダ:気合いがすぽっと抜けちゃった感じで
釈然としないというか何というか
いやまあ勝負をクリアできたのは、全然嬉しいことなんだけどさ
カーリー:海の匂いがする娘よ
汝は間違っているぞ
我が川こそが、ふさわしいのだ
そういう臭いが、している
しかし、それにしては甘いか、そうだな甘すぎる……
われを倒したならば、汝は勇者で戦士である、胸を張れ!
アンドロメダ:でもあたしは、戦士ってガラじゃ……
カーリー:否、今ではない、魂の色の話をしている
汝は戦う者、だろう
……戦ってきた、のだろう?
アンドロメダ:うん、あたしは弱くても戦ったよ
戦おうとはしたよ
でも……
カーリー:ならば、それを思いだし、胸を張れ
この殺戮の女神が戦士の勝利を讃え
祝福と加護を与えてやろう

カーリーは消えた。
カーリーチョコが落ちてた。
大黒天たちはおにぎりを渡して去った。
ドゥルガーが通信に出た。

ドゥルガー:伝達者よ、どうか誤解なさらぬように
普段の私はいつもいつも
シヴァに会いたいと思っているわけではありません
あなたが出会ったアレは
当女神の再臨の1つである特殊な形態
さらにその一面が甘味に宿って形を持ったものです
藤丸:大丈夫です、わかってます!
(……ホントでござるかあ?)
マシュ:ドゥルガーさんには、カーリーさんが言ってたことの意味がおわかりですか?
カーリーさんの川こそが
このチョコ川にはふさわしいというような……
ドゥルガー:……いいえ
ただ……カーリーがそう言ったのであれば
実際のところ、そうなのでしょう
あれは私の中より生まれる死と殺戮の女神
より本能的で衝動的な存在です
だからこそ感じ取れるものがあった
ということかもしれません
コロンブス:そんじゃまたチョコと岩を追加しつつ、川を下らせていこうぜ
(……やれやれ、そんなに臭うもんかね?)

次はストーンチョコポイント25万
フリクエ1回クリア必須。

第5節 隣にいるということ

アンドロメダの回想から。
自分は英雄になれるのだと
自分が英雄になるしかないと思っていた。
だから……嘆くだけの2人の前に進み出て、自分は言う。
神託があったことにしてさ
あたしをケトゥスの生贄に差し出してよ?
あたしは……自分から生贄になりにいったんだ。

藤丸たちは大黒天のおにぎり食ってた。
コロンブスもフツーに食ってた。

ダヴィンチ:キミさー!
なんか今回、普通すぎない?!
ゼッタイなんか企んでるでしょ!
藤丸:その気持ちはすごくよくわかる
アンドロメダ:あたしはずっと、真面目で寡黙なおじさんとばかり思ってたけど!
マシュ:過去に色々あったのです
いえ、ありすぎたというか……
藤丸:(そう、いろいろあった……)

藤丸はレジライの記憶がよぎった。
冷静に考えて、それほどやらかしてなかった。

コロンブス:だろう?やっぱマスターはわかってくれてるな
この川を消して特異点をどうにかしたいってのは本当さ
船の上じゃ嘘も本当も気にしすぎたってしょうがねえ
どうあれ辿り着くところは決まってるんだからな

次の川と合流した。
クリームヒルトが船に乗ってた。
背中にジークフリートののぼりを背負ってた。

アンドロメダ:チョコの川を下っている以上
やっぱり会いたい人がいるんでしょう?
クリームヒルト:それは……そう、憎き男、ハーゲン!
殺してやる、絶対に殺してやるわ
私が会いたいと言ったら、そいつ以外にはいないわね!
セミラミス:(女帝の情けとして見て見ぬふり)
藤丸:あの……背中のは……
クリームヒルト:背中が弱点の竜特攻の男とか
これっぽちも会いたいとか思っていないのだけど?!
ダヴィンチ:私が思うに……背中のは……
チョコサーヴァントの体の一部というか
本人は意識してないけど、にょっきり出てしまってる
みたいな感じじゃないかなあ?
アンドロメダ:混乱してきたんだけど、どーいうこと?
セミラミス:教えてやろう娘
肝要なのはあれがバーサーカーということでだな……
アンドロメダ:そ、そうなんだ
びっくりするほど素直じゃないってだけなんだね
クリームヒルト:あなたも……同じような臭いがするわね……?
これは英雄の男にさんざん苦労をかけられた女の臭いよ!
あなた!英雄が配偶者なのね!
アンドロメダ:その通りだけど……
く、苦労はかけられたりはしてないよ?
クリームヒルト:でも言ってやりたいことの1つや2つはあるでしょう?
アンドロメダ:そうれは……そう、かもだけど
でも、アタシは間違いなく、彼と一緒にいられて幸せだったよ
だからね、言いたいことっていうのは
遅れたプレゼントみたいなものかな
渡せなかったバレンタインチョコ、みたいな感じなのかな?
クリームヒルト:……ぴき
どうやら、あなたと私は違うタイプの嫁のようね……
決闘を申し込みます!
アンドロメダ:なんでえー?!
クリームヒルト:腹立ったから!
コロンブス:タイマンで決闘なんざしても意味はねえだろ
川の勢いで勝たない限り
いくらおまえっていう個人を倒しても復活する
クリームヒルト:私が負けたら竜の素材を全て持って行けばいいわ
私の川の属性は竜
その戦利品を川にぶち込めば
私に勝つことが川バトルの勝利と同じ意味になるはずよ
あなたがこの先にあるものを掴もうとしているのは、何のため?
幸せであったと心から言えるあなたが
何のためにそれ以上を望むの?
アンドロメダ:……彼のため
クリームヒルト:そう、やっぱりね
腹が立つほど頭が痛くなるほど吐き気がするほど眩しい
だから……正面から叩き潰してあげるわ
藤丸:どっちの夫婦愛が強いかのバトルだね……
アンドロメダ:そ、そういうんじゃないと思うな-!
クリームヒルト:全然違うわよ?!


アンドロメダのみ出撃

チョコクリームヒルト(狂)

アンドロメダは毎ターンスター獲得&毎ターンクリ威力アップ
ガッツ1回がかかる

クリームヒルトは毎ターンチャージプラス
毎ターン攻撃アップ
ガッツ1回がかかる


藤丸:激戦だ……
セミラミス:ある意味な……
クリームヒルト:基本的に口べたなのよ!
口数が少ないとは、別の意味で!
アンドロメダ:わかるー!
クリームヒルト:そのくせ、言葉にするところもしないところも
ずーっと朴念仁だし、何なのあれ?!
アンドロメダ:こっちが無駄に頭を巡らせて考えても
答えは全然シンプルだったりするよねー!
クリームヒルト:その通りよ!ああもう思い出すだけでムカつくわ!
アンドロメダ:でも会いたいね!
クリームヒルト:今会いたいのはハーゲンであって
全然夫なんかには会いたくもないわマジで!
マシュ:既にジークフリートさんとは
作戦行動などで一緒になった際に
普通に会ってらっしゃるのでは?
コロンブス:あれは会いたいって気持ちの権化なんだろうからな
むしろどれだけ会いたいって思ってた時間が長かったのかの証明ってつうか
クリームヒルト:ああら、バルムンクが滑りました!
コロンブス:おい、ヒゲを掠めたぞ、危ねえな!
クリームヒルト:気に障ることを喋ってると
そっちが気になってまた手が滑って殺すから覚悟しなさい
ダヴィンチ:つまり、いつも会っていてもいつでも会いたい
みたいな気持ちの権化だってことかな?
クリームヒルト:とにかく!
わかることもあるけど、あの男は!
わからない、わからないことだらけなのよ
そんなだから私、私は……!ずっとぉ……!
アンドロメダ:……だよね
わかんないよね、あたしも同じだったよ
でも……だからわかりたいって思うんだ
少しでもいいから!
マシュ:決着は……
セミラミス:ついたようだな
その決着でよいのかは知らんが

2人はがっちりと握手した。

クリームヒルト:タイプは違えど
ある程度は戦友のようなものとわかったから
次こそは赤裸々なそちらの愚痴を聞かせてもらいましょう
アンドロメダ:愚痴みたいなのは……
まあ探せばなくはない……かな?
クリームヒルト:ほら当然でしょう
英雄の嫁というのは、絶対に絶対に苦労するものだもの
だから……続きの話は、またいつか
1つだけ忠告はしてあげる
自己犠牲はおやめなさい
アンドロメダ:……だよね、
あなたが言ってるのとは違う意味かもだけど、知ってる
クリームヒルト:そういうわけだから、今回は譲りましょう
言ってやりたかったことを、バチーンとぶつけてくるのよ!
アンドロメダ:とりあえず、あなたのぶんも頑張ってくる!
大好きな人に会えたら、あなたのぶんまで喜んでくるね!
クリームヒルト:私が会いたいのは別にあの人なんかじゃないんでーすーけーどー
ダヴィンチ:最後までわかりやすいツン……だった

次はストーンチョコポイント37万以上
フリクエ1回クリア必須

第6節 理想のあなたに会う日まで

アンドロメダの回想から。
心の底から彼に会いたい。
でも少し、怖くはある
だから思い出して自分の時間を信じる事にした。
自分でもまだ彼を助けてあげられることがるんだと信じる事にした。

船上のアンドロメダは緊張し始めてた。

アンドロメダ:彼に本当に会えるのかなって
どんな顔して会えばいいのかな
服とかこれでいいのかな?
???:わかる……わかりすぎるサ、その気持ち!

また川が合流した。
その船にバーソロと黒髭が乗ってた。
1つのチョコが2人に分かれてた。
お互いの会いたい想いが一致してた。
それは、まだ見ぬ理想のあの子。

黒髭:きっと制服でオタクに優しくて
ときには眼鏡もよく似合って……
バーソロ:見たことない神秘を、その下に隠したパーフェクトなメカクレで……
アンドロメダ:自分の好きをそれだけまっすぐに語れるって
すごいね、いい意味でさ!
黒髭:何この子、オタクくんにやさしいギャル概念の申し子かしら?
バーソロ:この川の先に入る理想存在は
その要素すら持っているはずだ!
黒髭:その通りだ!
ショートケーキのイチゴだけ食べさせられて満足するところだったぜ!

2人の川の属性は萌え。
フィギュア、ウィッグ、本に写真が浮かんでた。

バーソロ:断腸の思いでマイコレクションを放出しているんだよ
黒髭:ここに来るときにそっと本体から拝借した
自分のものだから泥棒ではないでござる
ダヴィンチ:あれがないこれがないって
こっちの黒髭たちが大騒ぎしてたのはそのせいだったか……
アンドロメダ:どうしよう、あたしの好きが伝わるアイテムって何?!
藤丸:とりあえず耐えて……
勝機を窺いながら考えるしか……


サポートはNPCセミラミスにした

チョコ黒髭(馬)
チョコバーソロミュー(馬)

どちらもガッツ(永続)がかかってる

3ターンで終わり

1ターンで黒髭がチャージMAX
2ターンでバーソロがチャージMAXになる


藤丸:こうなれば好きに溢れた助っ人を呼ぶしか……

虞美人か徐福を選ぶ
両方確認したかったけど、クリア状態になっちゃった……
徐福→ムダに消費されるなら燃やしてやると怒るのを想像

ダヴィンチ:今からそっちに助っ人を送り込めるリソースはないんだ
コロンブス:(あと少しのはずだ
この目で確かめるために自分はこの船に乗っているのだから)
仕方ねえな、正直に言えば惜しいし川に流したくなんざねえが……

コロンブスは銀貨を大量に出した。

コロンブス:こいつは紛れもなく俺の好きが詰まったものだ
ここで船が止まっちまったら何にもならねえからな
ダヴィンチ:それだけのコインをどこに持ってた?とか、
どうやって出してる?とか
いろいろ言いたいことはあるけど
確かにそれは有効なアイテムだったみたい


サポートはNPCセミラミスにした

チョコ黒髭(馬)
チョコバーソロミュー(馬)

1ターンで黒髭がスタンする

2ターンでバーソロがスタンする
黒髭に防御ダウンがかかる
バーソロに攻撃ダウンがかかる


黒髭:ああ……人の夢と書いて儚い夢だったな……
バーソロ:まだ見ぬ最高のメカクレに会えるチャンスが……
黒髭:だが認めざるをえないところもあるな……
バーソロ:そう、もし我らの願いが叶ってしまっていたら
2人:それは最高の美少女を探すという人生の楽しみがなくなってしまうってことだ
黒髭:クリスマスとバレンタインのカップルは呪いあれ
というのが基本スタンスの拙者ですが
たまにはそういうのも!たまにはね!
バーソロ:もし涙を流すような結末になってしまっても
心配することはないさ
悲しい涙を隠すことのできる唯一の髪型を
君はもう知ってるはずだ(PR)

2人は消えた。

ダヴィンチ:(どうしても川を進めたい理由があったのかもだけど
さすがにやりすぎたね
キミは……いったい誰なんだ?)

次はストーンチョコポイント50万と
フリクエ1回クリア必須。

第7節 チョコレートリバーのその先に

ダヴィンチはコロンブスを問い詰めてた。
大量の銀貨を生むのはコロンブスのスキルじゃない。
カルデアの霊基パターンではコロンブスであるのは確か。
他の何かが混じっている。
船が急に揺れだした。
川が大穴に向けて落ちてた。
コロンブスは碇を降ろした。
曰わく、あれは冥界に繋がる穴。
正確には冥界になろうとしている穴。
渡されることなく意味を失った……死んだチョコの行き着く先。
ここは冥界に流れ込む川という概念がまぜこぜになっていた。
藤丸は三途の川や賽の河原の石積みを連想した。
コロンブスの正体はカロン。
冥河で船を漕ぐ者。

カロン:あんまり驚いてねえやつもいるな
藤丸:だって……今回は1回もハッハァって言ってない
それにコロンブスはきっと行くべき場所じゃなくて、
行きたい場所みたいに言うよ
カロン:家主のコロンブスもその通りだって笑ってんよ
ダヴィンチ:ギリシア神話にて語られる冥河ステュクス
あるはアケローンにいるという冥界の渡し守
それがカロンだ
闇の神エレボスと夜の神ニュクスの子というから、まあ神だろう
マシュ:銀貨を渡し賃として死者を冥界に送り届ける役目を持った存在でしたね
ダヴィンチ:赤い目に長い髭の老人……みたいな伝承もある
ボロを着ているみたいな話もあった気がするけど
逆にいい服着てるじゃん
カロン:ンなボロで俺の船に乗るつもりかってコロンブスに言われてな
ちょっと用立ててもらった感じさ
セミラミス:それで?
汝が名を騙り、我々をここに導いたのは……何のためだ?
カロン:この冥界もどきの穴を……おまえらに潰してもらいてぇんだよ
アンドロメダ:冥界の渡し守さんなら、
冥界は潰したらマズいんじゃないの?
カロン:さすがに死んだチョコの概念を軸にした冥界なんざ、正しいとは言えねえ
渡し守の矜持として、間違った冥界に死者を案内するわけにゃいかねえのさ
おまえさんたちは死者じゃねえからノーカンだ
だが船で運んできた代金はキチンといただくぜ
1オボロス銀貨とは言わん
その代金が冥界の穴潰しだ、頼む

ダヴィンチは取引に応じた。
穴の中に聖杯の反応があったから。

マシュ:カロンさんと目的は一致していると言っていいかと思いますが……
なぜ最初から言ってくれなかったのですか?
カロン:最初からなんでか疑われてたからな
下手な言動で疑いの目を向けられるのは時間の無駄だろ?
停滞した川のせいで満ちたチョコ臭と混ざった死の臭いで
ほっとけば世界がもっとおかしなことになるのもわかったしよ
とりあえず急いで川を進めなきゃならんのだけは確かだったのさ
アンドロメダ:この川が会いたい誰かに会える川ってなったのは……どうして?
カロン:川を進めるのに必要なのは、導く人の想いの方だ
そのせいで結果的に川に属性が移っちまうってだけでな
聖杯は死んだチョコの概念と結びついて冥界を作ろうとしたが
それだけじゃ進みは悪かった
だからより強く人の抱く想いって推進力をチョコに与える必要があった
渡されなかったチョコに相性がいいのは誰かに会いたいって想いだ
……ってことになったんだろうな
セミラミス:それで……結局、どうするのだ?
アンドロメダ:そりゃあさ、閉じないとダメでしょ
カロン:お前さんは恋人に会いたいんじゃなかったのか?
アンドロメダ:それは確かだけど……ここでためらうのはさすがに違うってわかるよ
あたしは……誰かを助けるためにそういう英雄になるために、ここにいるんだから

作戦としてはアンドロメダが穴に降りる。
聖杯を回収するかアンカーを撃てば次の作戦が立てられる。

藤丸の脳裏にアンドロメダの記憶がよぎった。

藤丸:自己犠牲はやめてね
アンドロメダ:……何かを見たのかな
あのときだって死ぬつもりはなかったんだ
それは本当
あたしは戦おうとしたんだ
戦い、たかったんだ
セミラミス:何があろうと死ぬのは我ではない
我にできるのは、いざというとき
せめて貴様が苦しまぬよう毒を投げ入れることくらいだ

穴に降りたアンドロメダは何かに襲われた。
通信が途切れた。
大穴のチョコが動き出した。


サポートはフレンドのBBにした

冥府に至る大穴(讐)

5ターンで終わる

全耐性が5つかかる

こちらは攻撃ダウン3ターン&確率でスキル封印1ターンがつく


アンドロメダはチョコに呑まれて眠くなってた。
このまま眠れば彼に会えるかも。
生贄になった記憶がよぎった。
アンドロメダは英雄になりたかった。
神託があったことにして生贄にするよう訴えた。
隠し持ってた短剣か毒針か、石か何かで戦おうと思ってた。
怪物に食べれたら両親がこう言えばいい。
償いに娘を捧げたと。
震えながら怪物を待ってると英雄が空から降りてきた。
そのとき……英雄になりたかったあたしは死んだ。
あたしは結局、ただの生贄の乙女。
諦めたって、誰も文句なんて言わないだろう。
でも、頭の片隅に何かが引っかかってる。

藤丸たちはアンドロメダを呼んでた。
通信に反応がなかった。
セミラミスは良案を思いついた。

セミラミス:救出を諦めるというのはどうだ?

アンドロメダは苦みを感じてた。
ペルセウスの横顔を思い出した。
それが苦みだった。
彼とともに人生を歩む者でなければ気づかないもの。
倦んでいるような哀しんでいるような
虚ろなような、冷めているような。
あの表情は何だったんだろうと考えるたびに疼く……かつての死んだ自分が。
理解できない自分が哀しかった。
英雄ではない自分として彼の隣に居場所を作ってしまったからこそ
それを理解する資格がないということが。
あたしが英雄になって、その姿をキミに見せられたら。
キミはきっと笑ってくれるよね。
それで英雄としての肩の重みが少しでも軽くなるといいな。
だからここで眠れば会えるのかなと思うのは止めにする。
あたしは新しいあたしで、英雄になったあたしでキミに会いたいんだ。

アンドロメダ:って、ホントに苦ぁっっ?!何これ?!

セミラミスの毒だった。
魔力を帯びたものが苦しむ毒を川に流した。
毒のおかげで穴の抵抗は弱化した。

セミラミス:貴様はまだ死地にいる
何か手はあるのか?
アンドロメダ:さっき見えた光……なんだったんだろ
えっあれ?!
あたしの服の中から?なんで?
これ……これって?!

今まで戦った5人のチョコだった。
みんな諦めてない。
だから光っていた。
死んでないものは冥界に行く必要はない。
……アンドロメダはやるべきことがわかった。

アンドロメダ:今からここのチョコを全部、外にですから!
ひっついている聖杯も出てくると思う
……って、何この格好?!あたしですかー?!

FGOバレンタイン2024チョコレートリバーのその先に アンドロメダ霊基再臨

コロンブス:ここまで来たのは、あの嬢ちゃんの川だ
この川では岩がチョコと同じ扱いになってた
藤丸:この穴の中のチョコも岩戸同じになって
岩なら彼女の鎖で引っ張り出せる!
アンドロメダ:船の碇もこっちの鎖に絡みついて……
一緒に引っ張り上げてくれるの?!
カロン:投錨と抜錨の費用は銀貨で払うぜ、コロンブス
全力でぶっこ抜け!


サポートはフレンドのアルクェイドにした

冥府に至る大穴(讐)

全耐性が5つついてるが2ターン目で消える
毒&攻撃ダウンがかかる
クリ率ダウン2ターンがかかる
攻撃を受けると攻撃ダウン1ターン2回がかかる
攻撃ダウン2ターン&毎ターン確率でスキル封印1ターンを使う
青ゲージブレイクで攻撃アップ4ターンがかかる
紫ゲージブレイクで呪い3ターン&防御ダウン2ターンを使う

こちらは毎ターンNPプラス5ターンがかかる
防御アップ5ターン&攻撃アップ5ターンがかかる
状態異常無効5ターン&毎ターンHP2000回復5ターンがかかる


アンドロメダは聖杯を引っこ抜いた。
聖杯はマシュの盾の保管した。
大穴から冥界の気配は消えた。

セミラミス:この溢れたチョコ
さらにどこかに飛んで行くベクトルを持ってるが、なぜだ?
アンドロメダ:そりゃあ、行くべき場所があるんでしょ
おもいがこもったちょこだもんんね
ダヴィンチ:(無限の願いを叶える願望機
それにアンドロメダが接続して、そうあるべき、そうあってほしいと願ったのなら
周囲のチョコにそういう方向性が与えられることだってあるだろう
この推測が正しかったとしても
彼女自身もビックリな霊基再臨と一緒で
全部が無意識のことだったんだと思うけど)

エピローグ

アンドロメダのモノローグから。
もしあたしが英雄だったら
キミの英雄としての悲しみも分かち合えていたのかな?
これがそうなのかな
英雄になったあたしなのかな
わかんないや。
でも……近づいたのだけは確かだと思うから
今はそれでよしってことにしとこう。

アンドロメダは霊衣が戻った。

アンドロメダ:お仕事完了したから
今回はここでお別れみたいだけど
なんだかまた会えそうな気もするし
ダヴィンチ:今回のことで十分に縁は結ばれただろう
マシュ:次はぜひ、わたしたちのカルデアにいらしてください
シミュレータを利用すれば色んな海が泳ぎ放題ですので
アンドロメダ:マジで?!楽しみ-!
マシュ:私も個人的な収穫をゲットさせていただきました
今年のバレンタインチョコに対するヒントです
アンドロメダ:マシュちゃんもアレだね
コイバナとか意外とイケる口なのかな?
マシュ:それはそのぅ、まだまだ勉強中といいますか……
アンドロメダ:次に会ったら、そういう話もしようね
カロン:俺もここまでのようだな
渡し守としちゃあ、最低限の役目は果たせたって感じか
これならハデスに小言を言われることもねえだろう
だから、そうだな……代金の釣りでも払っておくか
別の川がぶつかったときはあったが
それ以外の船旅はわりと順調だったろ?
それはなパトロンの嬢ちゃん以外にも
誰かに会いたいって強い想いを持った奴が
属性の合う岩を投げ入れていたからさ
で、嬢ちゃんの次に岩を入れる機械が多かったのは誰かな?
セミラミス:な、何が言いたいのだ、わからんぞ
カロン:この機会に素直になったらどうだ?
っていうアドバイスが代金の釣りだぜ
セミラミス:……そんな者に心当たりはないな、よしこの話は終わり
アンドロメダ:もうちょっと素直になってもいいと思うよ
せっかく綺麗なんだしさ
セミラミス:毒のおかわりが必要か?
カロン:その意味でいやあ、コロンブスもそうだったのかもしれん
そういう性質を持ってたからこそ
俺っていう中途半端な存在が取り憑く余地があった、みてぇな
おっと、俺はどうやら時間のようだ
冥界の渡し船、またの利用はいつでも歓迎だ
ただし銀貨の用意を忘れんなよ
持ってねえ奴は100年の後回しだからな
アンドロメダ:あたしもそろそろ、それじゃね
セミラミス:カルデアに来る気なら覚悟するのだな
次は全力で女帝に対する態度の教育をしてやる
わかったな?王女アンドロメダ
アンドロメダ:お手柔らかに!

2人は消えた。
カロンはコロンブスに戻った。

藤丸:出たな黒幕
コロンブス:オイオイ違うだろ?今回はよ?
いつも違うけどよ?
ま、今回は上手く行ったみてえで何よりだ
ダヴィンチ:カロンからたんまり銀貨でもせしめたのかい?
コロンブス:金だけじゃねえぜ?
俺は……そう、責任があると思って
あいつに協力した部分もあるんだ
俺はかつてカカオを無駄にした苦い歴史があるからな
向こうじゃすげー高価な扱いされてたんでワクワクで持ち帰ったんだが
ヨーロッパ人の口に合う加工ができなくてさぁ……
それも死んだって意味ではあるだろ
川の一部を作った責任があるかもと思ったのさ
だが、ハッハァ!
見ろよ、死んだと思ったチョコでも死んでねえ
諦めなきゃ夢は叶う
今からでもチョコで大儲けすれば
あのときのカカオたちも浮かばれるってもんよ
藤丸:コロンブスが会いたい相手は誰だったの?
コロンブス:言われてみると、そうだな、はっきりしてるぜ
それはもちろん……俺にでっけえ夢を叶えさせてくれた神さまさ
ダヴィンチ:くそー!最後に好感度上げてく感じ、釈然としないな!

概念礼装「プリエ・ギャラクシー」
これがマシュの贈り物らしい

聖杯

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