ガンダムUCは、SEEDのような路線とは違い、従来の硬派なガンダム。
初代ガンダムファン世代に好評ですね。
原作が富野由悠季ではないので、興味ないという人もいますが。
第1話は、原作の1巻と2巻を合体させた内容で、約1時間。
ロンド・ベル/エコーズ側描写はバッサリカットらしい。
原作未読なのでよくわからんけどね。
以下ネタバレあらすじと感想。
↓
宇宙世紀0096年。初代ガンダムより前の話。
「シャアの反乱」から3年後。
まず、宇宙世紀0001年にラプラスコロニー爆破テロが起きる。実行犯逃走用の宇宙船も爆発する。そのとき実行犯のひとりは、「ラプラスの箱」らしき物体を目撃して死ぬ。
工業コロニー・インダストリアル7に住む少年バナージは、アナハイム工専の授業で実習施設を見学。その帰りに、極秘に行われていたユニコーンガンダムの試験飛行を目撃する。
一方、謎の少女はネオジオン残党袖付きの偽装貨物船に密航し、コロニーへ潜入していた。
バナージは、その少女がコロニーシャフトから飛び出てしまい、夜明けの人工太陽の日光直射で命を落としかけていたのを察知し、作業用のプチ・モビに乗り込んで救う。
オードリーは、戦争を止める為にコロニービルへ行かなくてはならないという。コロニービルにはヴィスト財団の理事長の邸宅があるとの噂を思い出すバナージ。
その途中で初めてホットドッグを食べるオードリー。

財団理事長の邸宅へ向かった2人は、カーディアス理事長と出会う。理事長はバナージに「君は帰れ」と命じるが、オードリーを助けたいバナードは「俺のこと、必要だって言ってくれ」とオードリーに懇願する。しかしオードリーは「必要ない。あなたはもう、私に関わらない方がいい」と冷たく言い放ち、バナージは立ち去る。
オードリーは、ビスト財団とネオジオン残党「袖付き」とによる「ラプラスの箱」と呼ばれる取引を止める為に、貨物船で密航してインダストリアル7へ潜入したという。しかし理事長は、ラプラスの箱には鍵があり、簡単には開けられないように細工がしてあると語る。
理事長は邸宅へ袖付きを招き、交渉するが、交渉を阻止したい地球連邦軍のリゼル隊と「袖付き」との戦闘が始まり、コロニーは戦場となる。
失意のバナージは、コロニービルに見学に来ていた旧友らと一緒に避難する。学校では、生徒を逃がしてシェルターの扉を閉めた先生がコロニーの爆発で蒸発死。旧友らはコロニービルで立ち往生している間に、ビームの直撃で蒸発死する。
オードリーを助けたいバナージは理事長の邸宅をさまよい、偶然に「ラプラスの箱の鍵」らしき純白のモビルスーツ、ユニコーンガンダム見つける。コクピットにいた手負いの理事長は、バナージにユニコーンを託して死ぬ。そのときバナージは無意識に「父さん」と叫んでしまう。
バナージはユニコーンを操り、袖付きのクシャトリヤをコロニー外へ追い出すが、ファンネルの斉射を受ける。しかしそのときデストロイモードが発動し、ファンネルのレーザーをすべて弾く。
‥ここでお終い。
正直、説明をはしょりすぎ。何度か再視聴しないとわからない。原作読了前提なのかも。
モビルスーツバトルが細かい。クシャトリヤのレーザーが当たると、ジェガンのカメラカバーが砕け、直撃部の外装が溶けて赤く焼け、爆発する、など。
重力の表現も細かい。クシャトリヤが急ブレーキをかけると、パイロットが前へ傾き、操縦桿を握りしめてGに耐える、など。
バナージがユニコーンガンダムの試験飛行中にかすかに光った軌跡に気づいたり、オードリーが危機に陥っていることを察知したり、ご都合主義かと思ったけど、そうではなくでニュータイプということらしい。
オードリーがコロニーシャフトから飛び出た空域に滞空していたのは、そのあたりがゼロGだかららしい。
オードリーとその追っ手との会話から、オードリーは偽名で高貴な身分らしい。繁華街でローマの休日の看板がちらっと見えたのは、オードリーの身分を示唆する為なんだろうと、2回目の視聴で気づいた。
バナージが「父さん」と叫んだのは、記憶喪失っぽいけど、断片的に思い出したということみたい。
最後は、ユニコーンがデストロイモードになったところでお終い。なんか煮え切らない終わり方だけど、原作もここで切れてるのかな。

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