無料キャンペーンをやってたので、賭ケグルイ第1巻を読んでみた。
やっぱ面白い。
そういや原作マンガも読もうとは思ってたんだよね、忘れてた。
第1巻はアニメの第1話~第3話相当。
絵柄はアニメよりは目が大きめ。
アニメは目の描き方がリアル系だった。
Contents
投票ジャンケンカード
冒頭は鈴井がポーカーで負けてポチになってた。
転校生蛇喰がたまたま鈴井に話しかけて親しくなってたけど、
本当は計算高い蛇喰の事だから、鈴井のような虐げられている立場の者と親しくしておくと、利用しやすいって考えだったのかもね……。
早乙女が蛇喰に絡んで投票ジャンケンというギャンブルを持ちかけて、蛇喰はあっさり応じた。
投票ジャンケンは、教室にいた生徒が1枚のジャンケンカードを投票する。
カードにはグーチョキパーのどれかが描かれている。
投票箱からランダムに3枚選んで持ち札とする。
そしてカードを出し合ってジャンケンで2勝したら勝ち。
蛇喰はたったの3戦でイカサマを見抜いた。
それは早乙女に借金をしている生徒が、早乙女に有利なカードを投票していたというもの。
蛇喰の背後の鈴井が蛇喰の手を教えて、その手に勝てるカードを書いていた。
蛇喰がグーなら、他の生徒はパーとグーを半々に投票。
するとパーを出しとけば負けはしない。
イカサマに気付いてない蛇喰がグーを出したら、必然的に早乙女が勝つ。
イカサマを見抜いた蛇喰は、何と1000万円を賭けると宣言。
カバンから1000万円分の札束を出してたw
こんなシーン、アニメにもあったかな……。
蛇喰に「怖じ気づいた」と挑発されて早乙女はその賭け金に応じてしまった。
それも1発勝負で。
即金じゃないとダメと言った手前、受けない訳にはいかなかったんだろうね。
結果は蛇喰のチョキに早乙女はパーで、早乙女の負け。
早乙女は差し引き880万円の借金を背負った。
蛇喰がイカサマを見抜いたのは、生徒の視線が背後の鈴井に集まっていると気付いていたからだった。
とは言え、チョキを引けたのはただの偶然だった。
強運の持ち主でもあるので、やっぱり蛇喰は無双系主人公と言える。
巻き上げた金は鈴井にあげて、鈴井は借金500万円は返済し、ポチから脱却。
蛇喰は「楽しいギャンブルができて心底嬉しい」という気前の良い態度だったw
ダブル神経衰弱
翌日。
鈴井から学園のギャンブルヒエラルキーを聞いて「転校してきて良かった」と股間を押さえるようなカットが描かれてたw
やっぱりアレはアニメでの誇張ではなく、原作通りだったんですね。
次の相手は皇伊月という玩具会社の娘。
上納金だけで生徒会入りしていた。
皇は蛇喰にギャンブルを持ちかけて、蛇喰はあっさり応じた。
ただし賭け金は2000万円だった。
蛇喰は(鈴井にあげたので)金が無いと、鈴井をじっと見てたw
このシーンはアニメでは無かったと思う。
この金が無いって返答も実は演技なんだろうなって印象。
皇を油断させてるんだよね。
ギャンブルの手段はダブル神経衰弱。
同じトランプを2組使って、同じ数字と同じマークだったらそのカードを取れるというルール。
皇はイカサマをやっていて、カードの裏に熱で浮かぶ模様が描かれていた。
蛇喰は初戦で負けたけど、実は模様のイカサマを見抜いていた。
しかし、何も気付いてないふりをして再戦を懇願した。
皇はそういう縋る目をする奴に優越感を持つタイプらしい。
勝って調子に乗ってた皇は、再戦を認めてしまった。
ただし、今度の賭け金は「生爪」だった。
皇は今までに何枚もの生爪を剥いでコレクションしてた。
ところが、蛇喰は一気に54枚のカードをめくって皇は何もできずに負けた。
恐らく、蛇喰が模様を記憶してたのは写真的視覚記憶力があるから。
皇も同じじゃないかな。
ただ、イカサマがバレてないと浮かれてたのが敗因。
次はお互いに生爪を賭けましょうとウッキウキで再戦を要求されて、皇は泣いて勝負から降りた。
この泣顔が顔芸で笑ってしまうw
(まあ、本気で泣いたらこういう顔になるけど)
その様子に蛇喰は急に冷淡な態度で「つまらない」と言い捨てた。
生か死か
最後のギャンブルは壺に入れたミニチュアの剣を盤面に伏せて、剣が刺さった番号を当てるルール。
冒頭は早乙女が借金返済の為に勝負して敗北。
相手の西桐院百合子は生徒会役員で、早乙女に「用済み」宣言して勝ち誇ってた。
この台詞は早乙女が生徒会に協力してたって事でしょうね。
負けた早乙女は4960万円の借金を負ったけど、
アニメだと4000万円というキリのいい数値。
数値の意味がパッとわからなかったけど、外れた分と死の分は相手に渡るというルールなので、以下のような計算になる。
最後の勝負で百合子は168枚、早乙女は32枚。
賭け金は早乙女が宣言した32枚なので、百合子は残り136枚、早乙女は0枚。
早乙女は残り32枚を全賭けし、内6枚が「死」となり、30倍の180枚のマイナス。
ただし、百合子は全外れなので百合子が賭けた32枚は早乙女へ渡り、差し引き148枚のマイナス。
早乙女が負けた180枚と外れた32枚の計212枚は百合子へ渡り、百合子は136+212=348枚。
精算は差額決済なので、両者の差は496枚=4960万円(1枚10万円)となった。
次の相手が蛇喰で、壺の形状が斜めの器なので中心付近の若い番号が入りやすいと指摘。
これは恐らく、相手の反応を伺う為に聞いたのかもね。
と言うのも、今回のイカサマは壺のディーラーの掌の磁石ピアスで壺の端の番号に剣を落とすというものだから。
初戦は引き分け。
ただし、確率的に低いはずの壺の外周部分に2本刺さるという不自然な結果。
ここでイカサマに気付いた蛇喰は唐突に、百合子を侮辱し始める。
そして挑発に乗った百合子はイカサマを暗に指示した。
たぶん、大金を賭けるのがイカサマをしろという合図。
2戦目が最後の賭けで、蛇喰は24に40枚賭けた。
なぜ24かは説明がないし描写もないけど、百合子も24に賭けてたのと、ディーラーの右手のピアスの位置が24だったからだと思う。
百合子も5枚8箇所に賭けた。
壺を開ける前は百合子が21億7000万円の借金となるはずだった。
ここに生徒会長が乱入して、示談しようとしていた百合子に勝負するよう命じた。
すると、実際には7に刺さっていた。
精算して蛇喰が3億1000万円の借金を背負った。
ここの計算もパッと理解しがたい。
生徒会長が「穴熊」というイカサマをやっていたらしいけど、証拠は無い。
床下から磁石を当てて剣を飛ばし、剣が偶然百合子が賭けてた7に刺さったと、蛇喰は推理した。
そんな仕掛けをわざわざ作る生徒会長に蛇喰は惚れ込んでしまった、というオチw
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