極黒のブリュンヒルデ第4巻の感想と考察

極黒のブリュンヒルデ第4巻は、奈波という記憶操作能力を持つ刺客の話。
正確には刺客ではなくて、逃げた魔女を突き止める為の調査をするだけの魔女のエピソード。

極黒のブリュンヒルデ 4 (ヤングジャンプコミックス)


奈波は軽井沢で記憶をスキャンし、良太の顔などを覚えてる。
次に偶然出会った結花の記憶操作をして良太を奈波の元へ来させる。
そして良太の記憶もスキャンして、4人の魔女が学校の天文台にいると、あっさり突き止めてた。

ここで良太が「奈波の能力が記憶操作」だと瞬時に気づいているのがスゴすぎるw
結花に魔女の友達はいるはずが無いのに、結花は奈波を友達だと言っていたし、
結花は良太が他の女の子と話すと怒るのに、奈波には平気で会わせているとか、
良太の目を見るやすぐに魔女の居場所を特定したことが根拠。
また瞬時に奈波の目を見ないようにしたのも、
奈波が自分の目を見るや記憶を読み取ったと推測したから。

奈波は銃を持ってたのに良太を殺さなかったので、
良太は奈波となら友達になれそうと訴えていたけど、
奈波は良太の頭の良さを恐れて記憶を完全に抹消する。
良太はただの赤ちゃんになって泣き叫ぶけど、これは演技w
実は良太には記憶操作が効いてなかったのだけど、
この理由が「写真的記憶力があるから通じなかった」というのは根拠として弱いかと。
でもライトワンスという用語も登場しているので、これが記憶操作から記憶を守ったのかも。
Write onceという意味で、一度しか書き込めない記録媒体というコンピュータ用語。
奈波は良太を「長生きできない」とか「かわいそう」とか言ってたので、
ライトワンスだと寿命が短いらしい。
これは研究所側の用語だろうから、
研究所にはライトワンス能力を持っている魔女がいるのかもしれない。
でも良太は魔女では無いので、魔法ではないのかも。

奈波は記憶操作で自分の監視員すら記憶操作し、
1日だけの自由を手に入れて普通の女の子のように街を楽しんでいた。
そこに記憶が消えてなかった良太が現れて、
奈波をハングアップさせようとするけど、
今度は寧子が記憶操作されて、良太を幼馴染みの仇と思い込んで良太を襲う。

ここの奈波は寧子の最近の記憶を消して、
幼い頃の記憶の中から幼馴染みを選んでるので、
寧子の幼馴染みは良太で合っているのに、
記憶操作に瞬時に気づくほどに頭がいい良太の割には、寧子がクロネコだと気づいていない。
まあ公的にはクロネコは死んだ事になっているので、
クロネコが生きているとは信じがたいという気持ちが、良太の思考を歪めているのかも。

良太は一時撤退し、サングラスをかけて奈波と再会。
これは良太を襲ってきた通行人の中にサングラスをかけていた者だけは、
記憶操作が効かなかったと推測したから。
ここでも頭いいのに、なんでクロネコ絡みだとアホになるのかw
黒子の証拠は無かったと思い込んでいるから?

奈波の本音は友達が欲しいってことで、
記憶操作した寧子が奈波を親友のようにかばう事で、
それを本当の友達のように感じて良太達に敵対するのを止めてる。
描写は無いけど、良太達の記憶をスキャンして、
良太が本当に魔女達を助けていた事を知ったという理由もありそう。

良太が小五郎にビーコンを外す方法を調べるよう依頼するけど、
ちょうどその時に監視員が奈波のビーコンにイジェクト信号を送り、奈波は溶けて死ぬ。
ただし死ぬ前に奈波は、自分に関する記憶を魔女達から全て消去して死んでいた。
このシーンの直前で奈波は、自分が死んでも記憶が残れば死なないという理屈を言い出しているけど、
これは自分にイジェクト信号が届く事を予想していたのだと思う。
この場面で佳奈が急に「ダメ」と叫んでいるのは、
奈波のイジェクトの予知を見たんだと思う。
前に佳奈の予知は数秒前の事もあると言っていたし。

魔女達は奈波の溶けた体を見てゴミ扱いするけど、
さすがに魔女が死んだらどうなるか知ってるはずなので、
奈波の死体を見て魔女の死体とわからないのはおかしいかと。
奈波はその知識すら消去したのかもだけど。

ただし良太には記憶消去は効かないので、良太だけは奈波の事を覚えていた。
ここで奈波が寧子達が悲しまないように敢えて記憶を消したと察して号泣してるけど、
奈波は良太の記憶領域に奈波の人格を書き込んでいた。
この記憶の中の人格は「魔女の研究組織の名前」と他の断片的な知識を良太に教えてる。

最後は奈波の墓を良太一人で作って終り。
ここでも奈波の人格が良太の隣に立ってるし、
今後も現れて何かの助言をしそう。
ただ、なぜ一気に知ってる事を全て教えないのかが謎。
第1巻冒頭のシーンを踏まえると、
一気に教えると良太が魔女を殺す決断をするからかもしれない。
奈波としては友達になった魔女達に生きて欲しいわけだし。

現場にいた小五郎は奈波の死に無反応だったけど、
奈波は小五郎の記憶消去はしなかったという印象。
または小五郎も良太のように記憶消去できないのかも。
良太の親戚なんだし。

他、カズミが佳奈に「この間は久しぶりにあんたをぶっ殺そうと思った」とか
「おしゃべり関西人」呼ばわりされてるけど、
その後、佳奈が本当は動けるけど、代わりに寧子が死ぬらしい会話をしているので、
この間とは、佳奈が本当は動けることを指摘したこと?
佳奈はどうも予知の他にも能力があるっぽい。

クラスの男子に人気の寧子とカズミと親しく話してる良太が嫉妬されているけど、
この男子達が天文部を覗いて魔女の秘密を知って、
魔女達の立場が危うくなりそうなフラグに思える。

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