ゴブリンスレイヤー第9巻の電子書籍版を買ったのはだいぶ前で、
読了後にすぐ感想を書いたのだけど、
記事投稿を放置していた……。
下書きを読み返して少し追加&修正した。
第41話 消えた令嬢
とある令嬢パーティが雪山のゴブリンを狩ってた。
一瞬、外伝?って思ったw
この令嬢パーティが行方不明になってた。
剣の乙女から救助の依頼の手紙が来てた。
女神官曰く、その手紙の文面は恋文のよう……らしい。
令嬢の親は上位冒険者を探していた。
ゴブリン退治に向かう上位冒険者はゴブスレ以外にいない。
ゴブリンが冬に村を襲うのは、貯蔵庫が目的らしい。
収穫後に襲撃すれば簡単に食料が手に入る。
しかしその寝倉は不明だった。
なので、ゴブスレはやじりを緩くした矢を用意してた。
鏃が刺さって外れ、体内に残ると腐敗し、巣穴に疾病が蔓延する。
例によって、この話にエルフと女神官は引いてたw
ゴブスレは令嬢がまだ生きていると思ってた。
それは「冬は娯楽が乏しいから」だった。
ということは、剣の乙女も冬に拉致られたのかな。
失明させたのは娯楽の為でしょ。
村は既に襲撃されて煙が上がってた。
エルフ曰く、剣戟の音は聞こえず、悲鳴は聞こえてた。
村ではゴブリンが女の子を犯そうとしてた。
そこにゴブスレが間に合って、矢でヘッドショットしてた。
女の子曰く、他の村人は広場に集められていた。
夜ではなく昼の襲撃といい、統率が取れているのは明らか。
ゴブリンは夜行性なので、昼に活動したがらないらしい。
てことは、それを命令できるリーダー格がいる。
第42話 病毒を持ち帰らせる
ゴブスレは女神官に背中を預けてゴブリンを十字路に誘ってた。
重傷のゴブリンを攻撃して悲鳴を上げさせ、ゴブリンを集めてた。
ゴブスレは難なく倒してた。
女神官は威力のないメイスの打撃に怯まないゴブリンを、光魔法で目潰ししてた。
この機転を褒められて、女神官は照れていた。
いうても、アニメ第1話でゴブスレが命じた手法だよね。
自分が教えたの忘れたの?w
まあ仲間を褒めるようにしてるのかな。
一方、ドワーフは人質ごとゴブリンを寝かせ、6体始末してた。
村の治療師は親を受け継いだ娘しかいなかった。
……ので、ゴブスレ達は応急手当のみ与えた。
第41話でゴブリンから助けた女の子の姉が、治療師の娘だった。
そのとき、生き残ったゴブリンが1体逃げた。
ゴブスレは折れやすい矢をエルフに射させて、病毒を持ち帰らせた。
後半はエルフと女神官が温泉入ってた。
エルフは温泉を水と土と火の精霊が混ざって気持ち悪いと腰が引けてた。
……のに、思い切って飛び込んでた。
こういう人間と同じ経験がしたくて森から出たんでしょうね。
エルフは川を流れる落ち葉を追って、堤に行き着き、人間の生活に興味を持ったらしい。
ゴブスレはこのままだと一生あのままと案じてた。
とは言え、一緒にいれば冬山みたいな場所に来れるのでいいけどって、
ツンデレみたいなことを言ってた。
まあ、それはたまたまツンデレに似た言動になっただけで、恋愛感情はなさそう。
第43話 学習しただと……
宿で飯食ってたけどイモばっか。
令嬢冒険者パーティが食い物を買い集めたらしい。
更に木材も集めてたらしい。
つまり令嬢パーティは兵糧攻めを仕掛けた。
ゴブスレ曰く、それは敵地に少数で乗り込んで使う手ではない。
結果、何週間も帰還せず……。
兵糧攻めは手持ちの糧食がなくなれば、攻める側が不利になる。
要はゴブリン側との根比べに負けたんですね。
ゴブスレはいつもの速攻戦を命じてた。
エルフは雪山で震えてた。
想像以上に寒かったらしい。
そのせいか、岩陰で休んでた。
リザードが竜になったら遊びに行くと、エルフが話してた。
猟師に聞いた巣穴候補の洞窟に、エルフ耳の死体があった。
それも下半身断裂っていう斬殺死体。
エルフが死体を見ても反応がないのはエルフじゃないから?
ただ、困り顔のような表情でチラ見してるようなコマはある。
洞窟の入口には雨避けの穴が掘ってあった。
これだけでも知能ゴブリンがいる痕跡と言える。
しかしトーテムはなかった。
今回、エルフと女神官は臭い消しを用意してた。
なので、臭い消しにゴブリンの内臓を被る必要はなかったw
そして分岐右の足跡が多い寝床を先に襲ってた。
左の武器庫、または倉庫らしき方向は後回し。
襲撃はいつものホーリースマイトによる目潰しからの、反撃のチャンスを与えない殲滅。
しかし流れ矢でエルフが足を負傷してた。
それを射たゴブリンは「やじりが体内に刺さったまま逃げたゴブリン」だった。
……のに、その傷口は治療されてた。
エルフに刺さった矢は、やじりがすぐに取れる細工がしてあった。
つまり、ゴブスレの戦術を学習してた。
これも知者がいる証拠。
第44話 ゴブリンパラディン
エルフの足の中のやじりは、ナイフで傷口を広げて取り出してた。
口に布を噛ませて悲鳴を抑えてた。
エルフは「帰ってからでいい」と動揺してたw
すぐに取らないと足が腐る。
……と言われて「治療」を受け入れた。
もちろん、取り出してすぐに女神官が治療の奇跡をかけてた。
寝床の奥には祭壇があった。
そこに行方不明の令嬢が寝かされてた。
息はまだあった。
首に焼き印が押されてた。
それは覚知神のマークらしい。
覚知神とは無差別に閃きを与える神。
……というか邪神?
ゴブリンの治療跡から言って、奇跡が使えるゴブリンパラディンがいる。
最後は時間が数週間前に戻って、令嬢パーティの全滅までの成り行きの前半部。
兵糧攻めは令嬢発案だったらしい。
村を襲うのは蓄えが少ないからと推測してた。
しかしゴブリンの対応が普通と違うとは気付いてなかった。
恐らく、ゴブリンパラディンが蓄えは十分にあるのに襲わせた。
数日経っても兵糧攻めは終わらなかったらしい。
暖を取る燃料も尽きかけてた。
令嬢はレーアの斥候に責任を問われてた。
令嬢が村に降りて物資を持ってくることになった……という引き。
仲間の女エルフの戦士?に「巣穴に入るのが嫌だったんだろ」と貶されてた。
この女エルフの戦士も、一応は兵糧攻めに賛成してたのにw
この戦士が洞窟入口の斬殺死体っぽい。
しかし巣穴の出口が1つしかないと確認してない様子だった。
裏口があれば、そこから抜け出して冒険者が弱ったとこを夜襲すれば勝てるでしょ。
令嬢が1人で村に戻ったという証言はない。
つまり下山途中でゴブリンに捕まったってこと。
てことは、やはり裏口はあって、ゴブリンは令嬢パーティを監視してたんでしょうね。
令嬢を人質に取られて、まともに抵抗できずに全滅?
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